宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

 日本はこれからどうなるのか

2012年07月25日 12時16分07秒 | 社会・経済

 マクロ的に見れば、日本は今後も整然と確実に沈下し、国際的な地位を下げて行きます。日本経済の力を削ぎ、規模を縮小させることは1990年代初頭のアメリカの計画でした。普通の国にするのが目標、その具体的イメージはフランスあたりでした。現在のところ、その計画は予想以上に進んでいます。

 その理由は日本を形成する権力構造にあります。戦後、自民党一党支配が長く続き、民主党に換ったものの、実質的な権力は官僚が握り続けた。それは、軍事力に加え強力な諜報機関を擁するアメリカに屈服した官僚がアメリカ政府に従属し、代わりに既得権を維持することで妥協したからです。実はスパイ防止法が無い中では、国内最強の官僚と言えども諜報機関(戦争を仕掛けたり、必要に応じて殺人もやる)を持つアメリカには全く対抗できない。

 アメリカの大統領は、日本の首相に会うことに大きな価値を認めません。そんなことをするより、官僚に直接電話し要望を伝え動かした方が早い。官僚は首相を動かせる。与党は官僚の人事に手を突っ込まないことで、官僚の支援を受けている。官僚はアンタッチャブルな国内最強権力者なのです。

 問題は官僚に、新しい課題、困難な問題を解決するだけの能力と勇気が無いことです。この閉塞状況を変える手は、与党が官僚のトップ人事を積極的に動かし、官僚を手足で動かすことですが、民主党もすっかり骨抜きになり、逆に操りロボットに成り下がった。

 一方で、経済が弱体化している日本の円が何故高いのか。それは、アメリカ経済を立て直すための受け皿として、デフレ・円高にする必要があり、財務省と日銀が全面協力している。この円高は、日本の製造業が壊滅するまで続く。既に相当疲弊している国内製造業ながら、1ドルが120円以上の円安に振れると、日本経済が大復活してしまう。

 国内製造業が実質的に壊滅状態になった時、今度は超円安に振れる。それが私の言う、ビッグクランチである。この事態では日本は破綻し、助けようもない。為替は必ずしも、市場のニーズやバランスで動いている訳ではない。かねてより私が主張しているように、為替は最大の国家的な経済戦略なのである。経済力あるアメリカが為替を動かす。

 何も有効な対策が打てない官僚、頑張る国内製造業。日本が何とか持ちこたえているのは中小企業をはじめとする製造業が耐えて耐えているから。その閉塞感の中で、じりじり国内製造業は寄り切られます。他方、アメリカによる日本搾取状態は未来永劫に継続されます。

 余談ですが、アメリカは真珠湾攻撃を知っていたか?当たり前のこんこんちき。暗号は解読できたし、日本に潜入した大勢のスパイから情報は入っていた。何しろ、日本軍は鹿児島湾で真珠湾を想定して大々的に飛行訓練していたのだから、スパイに分からないはずがない。

 遅れて暗号を解読したチャーチルがアメリカに警告したが大統領は知らん顔していた。日本は、アメリカにとって好都合すぎる罠にハマったのですよ。山本五十六はアメリカの軍事力を良く分かっていたので宣戦布告して真珠湾攻撃したら大成功しないと考えただろうね。

 アメリカの最大の過ちは、日本を信用せず日本が憎いあまり(冷戦で対峙していたソビエトより怖かった)、共産党一党支配の中国を世界の工場にしたことです。また、自らの血を流して世界の警官になることにもこだわりすぎた。やがて、中国は経済力でも軍事力でもアメリカを上回る。そのことは20世紀の終盤で素人でも予想できた。

 一方で中国の世界支配の限界も見えてきた。一つはイギリスだけでなくヨーロッパがアメリカとの協力体制を明確にしていること。日本はますます、力を弱めながらアメリカ、中国、ヨーロッパの戦略の谷間で木の葉のように揺られ続けることになる。

  日本には国家戦略と言えるものが、第二次世界大戦開始時にもなかった。敗戦への転換点となったミッドウエイ海戦でも失敗することは全く想定外だった。だから、ミッドウエイへの上陸大部隊を世間の目に触れないようガダルカナルに送り込み、武器不足・訓練不足の兵士たちは殆ど何もできず全滅してしまう。

 私は新しい進化論(ESCL)を提唱する中で、生命が戦略的に進化してきたことを仮定している。つまり、戦略の根源は生命の進化に有った。この仮説に従えば、戦略の基本は、事実を正確に把握すること(コアに優れた評価システムを持つ)、関連情報を可能な限り集めその正確な分析により解決すべき論理構成を作ること、そして正しく速やかに実行することだ。

 これに照らしてみると、官僚には戦略が全くない。官僚の頭では戦略を理解できない。官僚はしばしば戦略という言葉を使うが、カッコよく見せるための付け足しで実質的な意味は何もない。現状では日本は未来永劫に救いようのない国なのである。

 官僚は過ちを犯さない、従って責任を負わないということを大前提に置こうとし、そのために大嘘を重ね続け中ればならなくなっている。実績のないこと、難しいこと、都合の悪いことは棚上げ、先送り、封印する。官僚のスキルは戦略とは真逆なのである。戦略と真逆だから沈没する。

 世界の激動する環境や情勢の変化の中で対策も解決も無く、日本は取り残されている。官僚は都合の悪い嘘を採用し、不都合な事実を排除することで、権益を守り続ける。官僚は常に安泰で、日本は沈み続ける。

 


ベンツ M、BMW X-5、エルグランデ、ランクル100のディーゼル比較

2012年07月24日 22時01分16秒 | 

 今春、ベンツのMクラスが更新されると聞き、ベンツに直接電話し、絶対に右ハンドルにするよう何度も念押しした。従来、Mシリーズは左ハンドルで、まず選択の対象にならなかった。果たして?希望どうり、右ハンドルになった。しかし、ホイホイ買える車ではない。

 残念ながら、新しいMは試乗できない。Eシリーズの印象では、大人しい走りかな。サイズはBMW X-5よりやや大きい。トップが180cm。デザインは良いとは言い辛い。BMW営業がマークだけのベンツと評する理由だ。確かにベンツマークが無かったら、デザインはトヨタ並み。

 安全性はベンツが最高なんだろうね。電子式のミッションもベンツはハンドル付近で操作でき、ノブ操作のBMWより新しい感覚。兎に角、ベンツは総じてハンドルが良く切れる。BMWは意外に回転半径が大きい。

 楽しさ、遊び心はX-5に軍配が上がる。Mはフロントガラスにスピードなどが表示されないし、上から見たような平面画像が出ず、フロント部 近接のレベル表示(余裕度が分かる)もない。Mが7速、X-5が8速だがこの差は多分感じられない。

 ベンツMとBMW X-5は兄弟のような類似ディーゼルエンジン。トルクがガソリン車よりはるかに大きいから、高速ではガソリン車より速いだろう。坂道ではガソリン車を置いて行く。ディーゼルが63.2、ガソリンが37.7(kg・m)と2倍近い。 車重が2トンでこのトルク、モンスターだ。

 この度、代車で初めてエルグランデデーゼルに乗った。あ、日産もこんな車が作れるんだと思った。ただし、いかにもディーゼルという感じ。音も振動も大きい。坂では非力さを感じた。ある程度踏み込まないと前に進まない。ディーゼルエンジン以外は悪くない。3日間乗り回して、ランクルとは違う感覚を楽しんだ。

 エルグランデは大家族向けで、ランクルより小さいのに、人間の収納スペースは圧倒的に大きい。カーブはランクルより楽。多分迫力のあるフロントマスクが人気なのだ。前の車が道を譲るケースがある。直線的デザインもトヨタ牡丹餅に飽きたファン向き。

 改めて、ランクル100ディーゼルに乗ると、パワーを感じる。飛び出しは無いが、結構な加速。ターボ以外のガソリン車には勝てる。フィーリングはややガソリン車に近い。走行中のエンジン音はなめらか。*1坂上りの衰えは全く無い。いつも書くように高速での滑るような安定感。既に、22万キロを超えている車ですよ。*1 無理して高いナビを入れたところ、最高級の音質を得てガガなどの曲をボリュームを上げてかけているのと、燃費が安いので循環ファンを遠慮なく回しており、余計なノイズが聞こえない点も大きいか。

 流石に、パワステのポンプがへたってきた。駐車入れで大きくハンドルを切るとモーターのような音がする。交換が9万円なのでしばらく様子見。ハンドルの革が数か所はがれた。これも交換が7万円なので、ソフトカバーを付けた。現在のところ、世界中でこの高さ・サイズの四駆ディーゼル車が無いので、しばらく乗り続けたい。


WBCどころじゃないアメリカの日本搾取

2012年07月23日 12時08分25秒 | 深刻な問題

 日本プロ野球選手会が2013年のWBCへ不参加を決めたことは、まことにあっぱれだった。政治家や官僚では腰が抜けて出来ない。加藤コミッショナーは懐へ金が入らなくなり不満らしいが。スポンサーの拠出金は日本企業が70%なのに、受け取りは日本が13%、アメリカが66%らしい。

 WBCからすれば、日本が世界一になる舞台を提供してやったのだから、安いものじゃないか。アメリカからもそこそこの選手は出して、日本人が喜ぶ演出はしている。メジャーリーグの年金が高いので(10年以上在籍で年間約2000万円)協力しろよ・・・との本音か。

 オスプレーの岩国基地運搬と日本配備も、完全に日本をなめきっているというか、何でもイエスの官僚に指示し(事前協議の対象外でもあるが)、計画を飲ませた上での行為だ。官僚(国内では最強)が決めたことに国民は逆らえない。票が欲しい野田首相が、どこまで官僚をなだめるかが勝負。

 実は、アメリカの日本搾取はそんな生易しいものではない。その武器は米軍三沢基地にある盗聴システムのエシュロンであり、官僚組織に隈なく張り巡らされた諜報ネットワークだ。日本国民の電話、メール、FAXは全て盗聴され読まれている。確かに全部の情報に対応できないが、重要な組織・人物にはスポットを当て重点的な盗聴が行われ、日本全体に対しては高性能コンピューターで網がかかっている。

 外務省には盗聴出来ない電話があるというがどうだか。そうだとしても、政府を含め日本中の99.99%以上の電話は盗聴され、FAXやメールは読まれているのだ。ヨーロッパの専門家は、電話で喋ることは、「どうか私の話を自由に盗聴し利用してください」と公言するに等しいと言い切っている。

 美味しいのは日経株の空売り。盗聴機関と、格付け機関と、ヘッジファンドが手を組めば、日経平均が上がりきったところで、大量空売りし、日本企業などの悪情報などを流し、格付け機関が金融などの格付けを落とす。従って、日経平均のピーク値は下がり続ける。今後、14000円を超えるのはかなり難しい。

 日本政府が日本のために働いていると考えるのはひどい認識不足、勘違い。官僚は自らの既得権を維持する代わりに、アメリカの利益のために働く。東京市場のプレイヤーは70%が外人、とりわけアメリカ国籍。為替は、ドルを助けるための円高レート。日本がこけても、アメリカが助かるデフレ政策。

 商社などの国際ビジネス情報はジャジャ漏れ、常に先手を打たれ、チャンスを逸する。その顕著な例は1990年代後半。日本がバブルで稼いだ金は殆どアメリカなど*1に持って行かれ、更に搾り取られようとしている。何しろ日本国民は大人しいもんね。もっと、もっと、絞り上げてと懇願しているように見える。*1アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド:エシュロンの共同運営国

 アメリカに罪悪感なんて無いですよ。騙され、利用され方が悪いのであって、何で抗議せず、対策を打たないのかと思っている。アメリカの日本搾取、これは少なくとも21世紀終わりまで確実な利益獲得法として計画に盛り込まれている。


ヒッグス粒子はビッグバンの矛盾を更に拡大させた

2012年07月21日 10時57分39秒 | 宇宙

 ヒッグス粒子はこの宇宙に隙間なく埋め尽くされ、この構成を壊すのは容易ではないので、陽子を光速度に高めて正面衝突させ、確認できたという。もしこれが事実なら、ビッグバン以来、宇宙の膨張と共に、ヒッグス粒子は宇宙に供給され続けた。しかも、質量的にはヒッグス粒子が作るダークマターは全宇宙の96%にもなる。

 実はこの宇宙は、光に近い速度で膨張している。であれば、新たな宇宙を埋め尽くす莫大な量のヒッグス粒子が供給されなくてはならない。どれほどのヒッグス粒子が必要なのか。クオークと同じサイズとしても直径は10のマイナス16乗cm。NHK(クローズアップ現代)で紹介されたようなびっしり状態だと、1立方cmに10の48乗個。NHkの図が現実的ではない(実際は隙間だらけ)としても、10の20乗個~10の30乗個にはなるだろう。

 例えば、宇宙拡大速度が光速の90%でも1秒で27万㎞だ。しかも、新しい宇宙空間の容積は速度の3乗で増加する。数字が大きすぎて、計算する意味を感じない。全宇宙の端がこの速度で膨張するので、それはそれはすさまじい数字のヒッグス粒子がどこからか、現れて新たな空間を埋め尽くすのだ。

 ビッグバンが正しいとすると、時々刻々ととてつもない目もくらむような質量とエネルギーの創出が拡大するのだ。どこから、どのようにしてヒッグス粒子は創出されるのか?物凄いおとぎ話を科学者たちは考えたのだ。

 かくして、加速度的にこの宇宙の質量やエネルギーは増加しているのだが、何故か、宇宙の拡散速度の加速度は増しているという。宇宙の内側に引っ張る力が大きいほど、外側への拡散速度は増すというこの矛盾。科学者たちはいかに説明するのか。

 元々、宇宙には真空などなく、光や重力を伝搬させる粒子が充満されているとする、エーテル粒子説(エーテル説は昔からあった。私はエーテルが粒子で構成されていると考える)の方が遥かに説得力を持つのではないか。


ヒッグス粒子って、私が言っていたエーテル粒子と一緒じゃないか

2012年07月20日 11時06分12秒 | 宇宙

 昭和43年ごろ、大学の物理の教科書ではあらゆる物質の中で、電子が最も小さいと書かれていた。しかし、同時期、リーダーズダイジェストでブラックホールが紹介された時、未発見の電子より小さい物質が宇宙を満たし光を伝達しているのではないかと考えた。重力が光伝搬物質を拘束すれば、ブラックホール現象が説明できる。

 果たして、その後のリーダーズダイジェストで、各種の素粒子の発見が記載された。私にとって、教科書は情報の一種で、絶対不滅の真理ではない。一貫してビッグバンには反対意見を書いており、その中で、未発見の粒子で満たされるエーテルのような存在を仮定している。アインシュタインが粉砕したとする、エーテル説を支持してきた。

 実は従来唱えられてきたエーテルが何なのかを知る情報が無かった。もし、エーテルが連続体や場であるとするなら概念が異なるが、私は充満する無数の粒子であろうと考えた。今回のヒッグス粒子の概念は、私の言うエーテル粒子と何ら変わるところが無い。

 ヒッグスという名前を勝手につけているが、新しい粒子を発見したというに過ぎない。新しい粒子の特性は今後の分析が待たれる。

 MHKなどが完全に目くらましに遭っているのか騙されているのか、アインシュタインが完全否定したとするエーテル説とヒッグス粒子との比較がなされていない。少なくとも、私の言う、粒子状で充満されるエーテルとは全く同一の物である。

 重力についても私は物質の属性として、何かが宇宙空間に存在するとしてきた。こちらについては粒子と決めつけたわけではないが、少なくとも波動とは考えていない。報道されているヒッグス粒子が重力の原因物質と考えるには根拠が薄い。思い付きのレベルを超えていない。

 確実に言えることは、ビッグバン説はまた否定要素を増やした。何故なら、現在宇宙は光速に近い速度で大膨張しているが、それを満たすべきヒッグス粒子(全宇宙重力の96%?)がどこから連続的に供給されるのか説明がつかない。

 また、小学生でもわかることだが、もし、ヒッグス粒子が重力を司るなら、この宇宙は光速に近い速度でしかも加速度が増す中での拡大を続けており、重力は速度の3乗で増加する訳だから、何故、この宇宙全体の急拡大する重力に逆らって宇宙膨張速度が加速されるのか全く説明出来ない。

 追記:上記の疑問はNHKを通じて質問している。以前、アメリカの発表に対するある疑問を問い合わせたら、国立天文台から「宇宙の膨張は空間自体の膨張であるため、光速を超えることも可能」と、とんでもない回答が来た。けだし、見ものだね。


大津市教育委員会への家宅捜索といじめ問題

2012年07月12日 12時48分43秒 | 深刻な問題

 大津の中学生飛び降り自殺の件では、昨日、滋賀県警が動き、教育委員会や中学への家宅捜査を行った。あの動きの悪い警察にしては珍しい。独立性が保証され、鉄の壁に守られていた教育委員会も慌てたとこだろう。

 ご存じのように警察には民事不介入という、決まり文句が有り、99%黒でも動かない。私は警察が動かないので何度か怒鳴り込み、受付でも派手にやりあったが駄目だった。真っ黒じゃないと動かないと言い放つ。不動の警察のため、多くの女性がストーカーに殺されている。

 今回、警察が動いた動機として、教育委員会への不信が有ったらしい。それ以上に、美しい女性市長(越 直美)が泣いて、いじめが自殺の原因であったとする前提で調査を進めると発言したことが大きいかな。

 テコでも動かない警察が、身内に頼まれると簡単に動くので、市長ぐらいになると当然、警察にも知り合いも仲間もいる。何よりトップの意向は警察(強い者には弱く弱い者には強く)も無視しづらい。

 片や教育委員会も警察には引けを取らない。高校生だった長男の事で、あまりにも学校が無責任なので改善を求めて乗り込んだが、まるで強固な岩盤だったね。何も言っても無駄。それだから、教育長になれる。受け付けないという点では、教育委員会の方がひどい。私が会ったのは教育長(岩盤組織の親玉)だったようだ。

 余談だが、意外と知られていないのが、校長の権限。校長には人事権が無く、教師が怒鳴りわめくのを、にこにこしながら調整するしかない。誰が人権を持っているのか?それは、泣く子も黙る、鬼の教育委員会。

 小学生だった娘が学校に行かないと言いだした。クラスの者からいじめられるだけでなく、女性教師が止めないので、いじめが継続したようだ。小学生レベルの子供は支配者(教師)の顔色や鼻息を伺っている。

 嫌がる娘を連れて、教室に乗り込み、まず教師を睨み付け、クラス全員をなめるように睨み付けた。もし家族が傷つけられたらブレーキが効かなくなる。間接的に教師がいじめていると見て、校長に改善を求めた。クラス替えし、二度とその教師の組み合わせにはならないようにしてくれた。校長でもこれぐらいはできる。

 子供のいじめに教師が気が付かないなんて、有り得ないし、そう言う教師は真っ赤な嘘つき。ただ、日本の文化として、気が付かないふりをする習慣はまかり通っている。私が想い出すのは、美智子妃(現在皇后陛下)へのいじめ。テレビで表情を見た瞬間、ものすごいストレスを受けているのが子供心に分かったが、日本人は全員、気が付かないふりをした。

 中学生ぐらいになると、確かに教師も凶暴な生徒には恐怖感を感じることだろう。その上、最近の大人世代は現状を無条件で受け入れる傾向が有り、流れには逆らわない。勇気を出して、注意するなり叱らないと黙認と受け取られる。実際には教師がいじめに加わっている例があり、その場合は継続し、加速し、悪質化する。

 幼い子供が自殺で亡くなるのは辛いことで、放置しているこの国も機能不全というかどうしようもないところが有る。区市単位でいじめ対策の専門チームを作り、情報により飛んでゆき、徹底的な調査、隔離やカウンセリング、同時に逮捕を含めた断固たる措置を取らないといじめは根絶できない。

 私は小学校1年の時、友人がいじめられたと言って来たので、相手は3年生ぐらいだったがやつけた。また、いじめられたというので出かけたが6年生ぐらいでとても歯が立たないと見て止めた。格好悪いことも有ったが、これまでどれだけ止めに入ったり、注意したことだろう。よく刺されずに来たと思う。しかし、日本では見て見ぬふりばかりで、誰も動かない。例外無く全員が分かっていて動かない。

 教育委員会のメンバーを選挙で選ぶ手もあるね。日銀、教育委員会。怖いものが無い無敵艦隊(惡の巣窟)を民主主義のテーブルに戻せ!!