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巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

よみがえるドラクエ(ドラゴンクエスト)の記憶

2011年11月19日 09時10分35秒 | アニメ・コミック・ゲーム

 NHKでバックにドラクエの音楽が流れ、あのドラクエの日々が瞬間的によみがえった。どちらかというと非常に長い旅や地下の世界などで色々苦労したなという感覚の方が強いが(しんどかった仕事とも重なる)、はまっていた。全く感覚が違う子供とも、ドラクエで共感できるものが有る。

 ドラクエに興味を持ったのは、朝日新聞だったか経営者がドラゴンクエストは奥が深いと印象を語っていたからだ。大流行で興味を惹かれたところに、年配者の奥の深さという言葉で後押しされた。

 早速、中古のドラクエ1、2を購入してプレイした。期待していたのに、ちょっと外へ出ると、怪獣が出てきて、倒される。何度も同じことの繰り返しで、嫌になって売ってしまった。

 本格的に、楽しめたのはドラクエ3から。ドラクエ1より易しくなった。敵を倒すとレベルが上がり、新たな世界が広がり、呪文・魔術や武器や仲間が増えるので引き込まれてゆく。仲間も一緒に攻撃してくれるので一人でプレイしながら孤独感を癒してくれる。

 夕食後や休暇に何時間も没頭していた。船に乗れるようになったり、やがて空を飛ぶ乗り物を利用できるようになった時はうれしかった。どのゲームでも空を飛ぶようになると後半に入っている。

 ドラクエは7ぐらいまでやった。一方で仕事も普通の人の数倍やっていたし、国家試験など資格も二ケタ以上獲得したが、そんな中で、ドラクエは熱中できるゲームだった。

 同じRPGでもファイナルファンタジーは良く似ていながら、フィニッシュがなかなか難しかった。最後まで行かずに止めたりして、不満が残った。

 動くRPGでは「聖剣伝説」もちょっと漫画的だが面白かった。剣を振り回して戦う、より能動的なゲームだ。刀の振り方に工夫がいる。

 攻略本・解説本は金を惜しまずいち早く買い、ヒント探しで読んだ。ドラクエ3の時は、攻略本のことを知らず、前に進めず悩んだ末に、同僚のお子さんに電話して聞いたことが有った。勘の良い人は攻略本なしに進めるのだろうが、ストレス解消程度の集中度なので攻略本は重要なお助け情報源だ。

 任天堂のプレイ機器を購入する時は、子供の教育のためになどと言い訳したのが、教育どころか、自分がのめりこみ、やがて子供にも伝染し(子供の集中度はすごい)、子供の向学心に障害になったのではないかと今でも反省している。

 いずれにしてもドラクエは私にとって一時期の生活の一部だったし、ある時代を形成したのだ。

 今だから言うが、徳島大学、関西電力、シャープと自動掃除機の共同開発をセットしたネタは、ドラクエで出てきた掃除ロボットだった。妙に印象に残って、掃除ロボットが有ったらいいなと思っていた。

 ただし、開発品はいまだに商品化されていない。日本のメーカーは掃除ロボットを過小評価していたことが最近分かった。

 ドラクエが奥深かったか?とんでもない。私は新規事業も立ち上げたし、会社も数社立ち上げたが、実ビジネスの方が1000倍以上奥深い。しかし、ドラクエは面白かった。最新の3次元タイプも試してみたいと思っている。