宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

広島カープのセリーグ3連覇おめでとうございます 丸 松山 菊池 鈴木 中崎 大瀬良 九里 バチスタ よくやった

2018年09月27日 10時11分15秒 | スポーツ
 昨日は九里 亜蓮の歯切れのよい投球で、広島本来の打撃力を呼び起こし、10-0という前日までの泥沼状態から起死回生の勝利をもたらした。3連覇は球団史上無かったことで、セリーグでも巨人以外は記憶が無い。緒方監督の采配が特に光る。さりとて、広島伝統の打撃重視&ピッチャー酷使の作戦だから昨年同様 終盤に向かってピッチャーがばてるという図式は変わらなかった。それが最後のもたつき。

 丸 松山 菊池 鈴木 中崎 大瀬良 九里 バチスタ はかなり主観に基づいた貢献度というか、印象度。丸はいつの間にかホームランバッターになった。ボールは打たないし、出塁率が高く信頼度が高い。松山はここぞという期待される場面でホームランや長打を放ち、勝利に貢献する。頼もしいバッター(侍)だ。菊池の存在は非常に大きい。世界一の守備かもしれない。

 鈴木は期待の割には爆発しないが今後球種を読むなど(山本浩二のように)成長して欲しい。中崎は気が弱い難点が有ったものの克服し酷使にも耐えて素晴らしいクローザーになった。大瀬良は柱として頑張り、バチスタは弱点が減りパンチあるパワーバッターに育った。

 クライマックスシリーズに横浜が残らなければ、日本シリーズに出れる確率が65%以上。問題はパリーグの覇者との戦いだな。パリーグのチームはデータを分析し、場面場面の状況を見ながら作戦を変えてくる。広島が、一昨年の日ハム戦と同様に、勝利方程式を信じてペナントレースと同じ戦いを展開した場合には苦戦が予想される。

 それにしても、ここ数年の広島カープの全国的な応援はすさまじい。後楽園でも、名古屋球場でも真っ赤なユニフォームを着たカープファンが地元チームに負けないぐらいの人数で、球場の左側半分を真っ赤に染め、応援も地元チームには負けない。あの強烈な応援をする阪神の甲子園でも、スタンドの左側だけ見ると広島球場と見紛うばかり。

 昭和48年(1973年:僕は学生だった)山手線の列車内で、広島が巨人に勝ったスポーツ紙を広げて読んでいたら、近くの中年男性が僕のほうを向き「今頃広島あたりでは大騒ぎだろうな」と聞こえるように大きな声で言った。世間慣れしていなかったから言われっぱなしだった。今は関東でもカープファンは大勢力だし、勝ち数で巨人を圧倒している。

ヘアーカットが500円、690円と激戦地の五日市に行ってみた

2018年09月25日 12時46分53秒 | 日記
 1000円カットはいつも素通りしていた。なんか雑なようで、好みに合わなかったが、いつも行っていたプランAシティ店(広島市安佐南区)
の担当が挨拶もせずにいなくなったので、格安カットの店を探し始めた。最初の店はおっかなびっくりだったが、様子がわかり5店舗を試し、際ぞりと耳毛をカットしてくれる店に決め毎月行っていた。

 《話は飛ぶが。そのころ、横浜に行くことがあり、地下鉄駅の地下に有った1000円カットは、若いやる気のあるスタッフのきびきびした動作で、10分ちょうどでカットしたのには感動した。「満足したよ」とスタッフに伝えた。こんな店は少なくともこの周辺にはない》

 ところがある日、突然、1500円にするという。安いのが売りの1000円カットが値上げするんじゃ付き合いきれない。以前その店のスタッフが話していた500円、690円の店を試そうと思った。この2店は何故か距離にして80m程度しか離れていない場所にある。500円の店は常時4人ぐらい待っており(男女)、690円のIWASAKIは平日13時から15時までの受付で(それ以外は1000円)女性向けだが男性もOK.

 500円の店は有名でテレビも何度か放映したらしい。








 僕は待つのが嫌いだし、IWASAKIのほうが小ぎれいなのでこちらを選んだ。車をゆめタウンにとめ、ゆめタウンの中にある美容院風の店に遠慮しながら入った。受付などわからんことだらけだが、女性スタッフが教えてくれた。ここだけが安いのではなく、チェーン店全部が同じ価格だった。






 聞くと13時過ぎぐらいは男性客も多く、スタッフも手慣れたもので安心した。中は狭いが二人同時にカットできる。隣に女性客がいる状況は初めてだったので、自分の緊張をほぐすために、スタッフと色々話した。特に上手なわけでも下手なわけでもなく、690円とリーズナブルなサービスだった。家から7kmぐらいあるが、近くの五日市生協にも行く機会が多く、バッティングセンターより近いので苦にならない。

 安いサービスはうれしい。満足のカット店だった。

 

ビッグバンによる宇宙誕生は無かったとする考えが世界の専門家の間に浸透しつつあるのでは

2018年09月19日 16時45分58秒 | 宇宙
 2016年7月の日経サイエンス(メインタイトルが暗黒エネルギー)の記事を再度読み返してみると、ダークエネルギーに関して書いていた二つの報告で一致していたのは、ダークエネルギーに関して理論的な積算と実測値の間に10の120乗(120桁)の違いがあるということだった。

 一つ目の報告はAdam Guy Riess(2011年、宇宙膨張速度の加速発見でノーベル賞を受賞)とMario Livio(天体物理学者)、残り一つはJoshua Frieman(天文学・天体物理学教授)が書いたものだった。日経サイエンスのオリジナルはアメリカのサイエンスのはずだから、重要な意味のある報告だと思う。

 二つの報告は決して、ビッグバンが無かったとは書いていない。しかし、事実として理論積算値と実測値との間に120桁の差があると堂々と指摘している。これは科学者としての良心であり、事実上ダークエネルギー仮説の見直しを迫るものであり、ダークエネルギーが無かったとしたら、ビッグバン理論に矛盾があることを指摘することになる。

 僕が電気学会においてビッグバンは無かったと発表したのが2014年の3月で、当の日経サイエンスの記事は2年後の2016年7月に出版されている。世界的天才が発表した理論であれ、論理的におかしいと思ったらためらわずに主張するのが僕のやり方だ。確実に、ビッグバンの見直しは始まっていると考える。

 例によって、見直しをしないのは日本の学界ぐらいじゃないのかな?

物理・数学で定義する時間が存在しないことを簡単な論理で説明する 

2018年09月11日 11時29分35秒 | 宇宙
 宇宙物理では天地創造の宗教観にあてはまる宇宙論を作るため、時間をいじくりまわし、あるいは時間にしわ寄せした数学理論を展開し、ビッグバンを発表してきた。時間が何故いじくりまわせるのか?それは存在しないからで、数式としては立派に表現できるうえに、否定することは難しい。

 それでいて、時間は特に宇宙物理学(宇宙の誕生)において極めて重要な役割を果たす。一般人に時間の存在を信じてもらうことは重要であり、死命線なのだ。だから、「時間とは」という類の書籍が数年のインターバルで出版される。難解であるほど効果は高い。

 積分や偏微分方程式など数学の計算能力の偉大さには驚きと称賛はあっても、ケチをつける要素は全くない。人間が発明し発展させてきた偉大なツールだ。ただし、数式に時間を使うに当たっては、よくよく時間が何なのか?実験なども試みて厳密に調べる必要があった。

 僕は松山で開催された電気学会でも物理数学で定義する時間は存在しないと発表してきた。時間が存在するとすれば、時間はマイナスにもあるいは、虚数(故ホーキング博士が発表したように)にもなり得る。しかし、時間がマイナスにならないのなら、その条件を入れない限り時間 t を数式には使えない。

 このブログでは、「覆水盆に返らず」や生物化学現象の不可逆性(同じプロセスで元に戻ることはない)などで説明してきた。今日は単純な論理で説明しよう。

 「3次元+時間=4次元」は子供でも知っているお馴染みのフレーズで、これで物理学者の地位も安泰であった。それでは動き」を除去した条件で、3次元に時間を加えたらどうなるか?あなたはどうこたえるか?ま、動きを除去して、3次元に時間を加えても、ただの3次元で何も変わらんだろうね。

 つまり、3次元+時間=4次元のフレーズの3次元とは静止した世界、そこに時間を加えると動きのある世界になるとしたかったのが真意であって、実は「時間とは動きの履歴」なのだ。あなたは時計の動きの履歴を見て時刻を知ることができる。動きがマイナスになる(逆転)のは、記録(DVDや映像テープ)を逆転させる場合だけだ。

 物理数学では、t = a × f+ b (tは時間 、fは例えば原子の振動数、 aとbは常数)という関係を巧みに利用してきただけだ。すなわち、時間は架空の変数で(すり替え)、動きという実態を対象にしなければ、結果も架空のものになる。 

 4次元世界が無いから、宇宙が生まれた空間も存在しない。宇宙物理学者は宇宙の誕生した場所を永久に発表しないし、できない。

ゲーリング博士は眼の進化がダーウィン説の「突然変異と自然選択」によるとするのは全くの間違いだと述べた

2018年09月10日 17時27分04秒 | 生命
 ドイツのウォルター・ゲーリング博士は眼の進化研究の第一人者である。実験ではPax-6という遺伝子を使い、プラナリア、線虫、ショウジョウバエ、マウスなどの任意の場所に眼を作ることができPax-6が種を超えて眼を形成する共通のマスター遺伝子であることを示した。

 また、「ダーウィン以後の進化学者たちは、さまざまな系統の動物に見られる目は、別々に生まれて進化してきたのだとずっと考えてきました。いわゆる収斂(しゅうれん)進化というものです。進化生物学の大御所マイヤーも、少なくとも40、もしかすると60くらいの系統で、別々に目という器官が登場したと言っています」

 「とにかく生物学の教科書にはみな同様のことが書かれています。じつは私自身も数年前に作った教科書の中でそう書きました。ところが私たちが今行っている研究から、それが完全な間違いだったということが明らかになってきているのです」と話した(博士が語った内容の紹介は生命誌の1996年春季号)。

 その上で「現存の動物がもつ完璧な構造の目を見ると、それが突然変異と自然淘汰の組み合わせでできたとは考えにくい」と断言している。ダーウィン説を否定したのだ。

 Pax-6は様々な書籍で紹介されており、僕も何度か有り得ない場所(ショウジョウバエの足だったか)に眼がついている写真も見てきた。しかしながら、「眼の進化が突然変異と自然選択によるものではない」とのゲーリング博士の指摘はカットされていた。 上記内容は、国内では生命誌以外では見つけることができなかった。

 生命誌の出版が1996年であることを考えると、もし、ゲーリング博士の書籍(海外では出版されている)が日本で発行され、広く読まれていたら、日本における進化の概念や研究の進め方は大きく変わり、様々な進化の議論が生まれることになったかもしれない。残念なことではあった。


高等動植物の進化に決定的な役割を果たしたトランスポゾンとエピジェネティクス

2018年09月09日 11時25分04秒 | 生命
 トランスポゾンは動くDNA(*)で、元はジャンク(ガラクタ、ごみ)とされていた。このトランスポゾンがあなたのゲノムの45%を占めていると聞いたら驚くだろうか。トウモロコシや麦に至ってはゲノム中の比率が80~90%になり、このおかげでトウモロコシと麦のゲノムは巨大化している。
*トランスポゾンを動く遺伝子、もしくは遺伝子単位とする学説もある

 トランスポゾンについてはエピジェネティクスの生態学(種生物学会)が詳しい。エピジェネティクスの研究は動物の分野で急速に進んだ。これは医学・薬学が人間(動物)を対象にしている事と関連深いだろう。一方で、植物研究でもエピジェネティクスは動物研究を追うように着実に進んできた。

 植物は動物のように自分に適した環境を探し移動することができない。このため、動物よりストレスを受けやすい。特に、人間が自分の勝手で植える野菜などはそうだろう。そういう時、植物ではトランスポゾンが動き始める。例えば、シロイヌナズナと呼ぶ植物では気温が37℃を超えると、レトロトランスポゾンが活性化する(伊藤秀臣)。

 トランスポゾンが遺伝子領域に移動すると、遺伝子の発現(タンパク質の製造)に影響を与えている。環境対応とみられている。この進化は次世代以降に継承さる。しかし、トランスポゾンがいつも勝手に移動されたのでは生体に悪影響を与えるので、通常、トランスポゾンはDNAのメチル化やヒストンの修飾というエピジェネティクスによって抑えられている。

 エピジェネティクスはトランスポゾンそのものの発現を抑制し、あるいはトランスポゾンを移動させる酵素の発現を抑制(DNAメチル化)している。ゲノムが普段は遺伝子に影響を与えない場所にトランスポゾンを格納しエピジェネティクスで動きを封じておき、緊急事態になるとトランスポゾンを遺伝子領域に送り込み、解決策を講じるという図式が見えてくる。

 バクテリアのプラスミド、高等動植物のトランスポゾンは共通点があり、母体となる宿主のシステム(高度さ、複雑さ)に応じた課題解決(=進化)メカニズムかもしれない。

北海道の全域停電は異常!この原因は何か?

2018年09月06日 13時27分48秒 | 社会・経済
 本日早朝、北海道南西部地方で震度6強の大地震により苫東厚真発電所の全機が緊急停止し、これが原因で北海道全域が停電に追い込まれた。同発電所は165万キロワットの道内最大の発電所(石炭火力)で、地震発生時は北海道の使用電力の半分を供給していた。

 苫東厚真発電所のような電力供給比率の高い発電所の停止で相応の計画停電ができない場合には、他の発電所では負荷を賄えなくなり、周波数が下がるので、他の全発電機が自動停止してしまう。これが今回、北海道全地域で停電した原因だ。例えば、4人こぎ自転車で急坂を上昇中に二人がダウンしたら、速度(発電機の周波数に相当)が落ち、残り二人もダウンするようなものだ。

 このニュースに僕は驚いた。いかに大発電所とはいえ、1か所が停止して、全域が停電なんてことは前代未聞。何故なら、発電所停止時に停電させる大口ユーザーや住宅地域(限定的)はあらかじめ決められており、そのためのシーケンスも組まれている。変電所などで供給系統を瞬時に切り分ける。これらの準備が不十分だったか、機能しなかった。

 すくさま北海道の友人にネットで連絡したが返事が来ない。いつも、活発に事件や事故を報告するフェイスブック仲間(北海道)もなんでか音なし。通信網も切れているのか。幸い泊原子力は1~3号機が停止中で影響はなかった。

 参考になるのが四国の坂出発電所で送電線鉄塔が倒れて、送電停止となった例。1998年坂出発電所からの送電鉄塔で何者かがほとんどのボルトを抜き取っていたために倒壊し、送電停止で周辺の住宅で停電、工場などが操業停止に追い込まれたが、電力供給系統の切り分けなどで四国全域の停電にはならなかった。

 北海道の震源地近くの山は広い範囲で崩落し土肌が現れている。ひどい地震だったんだ。震度6強なんていうのは聞くだけでも耐えられんね。それにしても、思い出すのは2013年の北海道JR・脱線事故。レール幅が基準を超えていたのに放置されていたことが原因。隠ぺいも有った。北海道はおおらかな地域と見えて、何か緩んでいるのでは?