宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

あれでは長友がかわいそう!マツダCM

2011年06月26日 21時35分35秒 | スポーツ

 新しいマツダのCMが放映されている。サッカー、セリエA・インテルナツィオナーレ・ミラノ所属の長友が、暗いシャワールームで上半身裸、ピストンのように激しく足を上げ下げするところから始まる。エンジンの効率をさらに上げる試みを連想させるシーンだ。その後、研究者やエンジンなどのシーンに移り、最後に長友が何故か上を見る。ため息をついている感じだが、流れとしては違うようだ。

 マツダの主張したいこと(ハイブリッドではなく、従来のエンジンの効率を高めた)は分かるが、全体として暗いし、ストーリーが難しい。長友とエンジンとの繋がり?視聴者がマツダの意図を感じるだろうか?仮に理解しても、新開発の車のイメージを持つだろうか?良い印象を持つだろうか?

 確かにマツダの姿勢は素晴らしいが、CMではまず印象に残ることが目的であり、短いCMで難しいテーマを扱うことではない。印象に残れば、次のCMで興味深く見ようかとなる。

 私なら、長友のもっとかっこよいシーン、例えばドリブルで素早くゴール近くまで駆け上がりシュートするシーンとマツダの新型デミオが高速で疾走するシーンを繋ぐ。あるいは、ユーモアたっぷりに、長友が古い機械を励まし高性能に変化させ、機械が私にはこんな能力が有ったのだと感謝するとか。話題になれば、それだけで成功。

 私としては折角のCMなので、まだ見たことのないような長友のカッコよさでも見たかった。


ドイツは史上空前の大好況

2011年06月26日 14時44分36秒 | 思考空間

 いつもBS放送をバックグラウンド放送として、つけっぱなしで仕事しているのだが、何とドイツでは技術者やら医者やら数百万人規模で不足するという。最初は、へーと言う感じで、聞き流していた。数日して、今度は「ドイツが歴史始まって以来の、経済活況」であるという。今時すごい話である。経済成長が著しい中では、技術者や事務方や、弁護士や医者はいくらいても足りない。

 ドイツは、今、いかにして外国からの優秀な人材を呼び寄せるかで頭を悩ましている。国をあげての大人材獲得作戦が始まっている。日本が就職難で悩んでいるのと、正反対である。

 何でよ、と考えたのだが、やはり頭に浮かぶのはユーロ安である。高い時は1ユーロが140円ぐらいまで上がった。それが本日の1ユーロが114円である。実に20%ダウン。これは大きい。そして、ヨーロッパ全体はギリシャ問題などで青息吐息であるが、ドイツは大きなヨーロッパの領域で経済だけでなく、軍事や政治で安定した環境を得てきた。ヨーロッパ全体は厳しいが、ドイツはその中でずば抜けて強みを発揮してきた。

 戦後、日本とドイツはともに敗戦国で、共に奇跡の成長を遂げていた、同じような立場だったが、ドイツはいち早くアメリカの意図を察知して、ドルからの離脱を図った。日本はもろに、アメリカが利益を得るための植民地的存在として利用されてきた。竹下首相が出席したプラザ合意以降、円は変動制を受け入れたのだが、はっきり言って、アメリカの都合の良いように振り回された。

 為替のレートはその時の経済状態だけで自然に決まるわけではない。最も経済力のある国が動かし得るのである。日本は為替変動に対する、対応方法を知らないうちに、時には1ドルが80円割れ、時には140円以上と、その時々のアメリカの都合で変動させられ、常に損害を被ってきた。アメリカに言わせると、多分、適切に対応できないのが悪いのである。

 話がそれたが、ドイツが中心になって進めてきた、ヨーロッパ統合という壮大な、息の長い戦略が実を結んできたのである。これに対して、日本には戦略と呼べる実体はまるで無い。(勿論、戦略と言う言葉は有るが、実態が無く、政府の言ってきた戦略とは単に、カッコよく見せるための形容詞替わりであり、実質は戦略とは言えない代物だった)


日本の不況は日銀不況

2011年06月19日 09時38分24秒 | 思考空間

 日本の主な政府機関にはあまねくCIAが浸透していることをCIA担当記者のティム・ワイナーが書いている。(CIA秘録、文芸春秋) 当然、CIAは日銀にも浸透している。そこに持ってきて、日銀の石頭が、アメリカに有利、日本に不利な経済状況を作り出している。

 アメリカは自国の経済性成長のためにドルを安くしたい。そこで好都合なのが、飼い犬になっている日本の円高シフト。日銀がインフレ嫌いなのは、アメリカのコントロールなのか、日銀エリートの頭がおかしいのかは分からないが、日銀がデフレを継続し続けるために超円高も維持される。

 日本は借金大国で、経済も良いとは言えない。何故、超円高なのか?経済学者も分からない。何度も指摘しているように、経済はレンジオーバーしているてめ経済学者の理解を超えている。経済学者にとって有りえないことが起こっている。まあ、超大国アメリカのパワーゲームと考えたほうが良い。為替は最も強い国が動かせる。

 そこで、アメリカだけでなく、ドルにフィックスさせている中国の元、韓国のウォンが安く、アメリカ、中国、韓国は潤っている。一人日本だけが蚊帳の外にいる。実は、円高はこの3国にとって非常に好都合で、戦略的でもある。何故なら、経済成長が促進されるだけでなく、強力な日本の製造業を潰すことができるからだ。

 円高は一方では大変なチャンスでもあるのだが、日本には戦略が無く、円高チャンスを生かしていない。例えば、円を大量印刷して海外のエネルギーや希少金属を大量に購入すればよいが、そのような動きは無い。多分、アメリカのコントロールが効いて、そのような動きを封じ込めているのだ。アメリカのコントロールのおかげで、日本は円高の不利益ばかり甘受することとなっている。

 今は、円安は有りえない。円安になれば、日本の製造業が復活する。かくして、超円高を継続し日本の製造業(とりわけ中小企業)を潰せば、最終的に待っているのは、超円安だ。円は紙くずとなり、日本は文字通り、沈没して、二度と立ち上がることができなくなる。私はビッグクランチと呼んでいる。

 アメリカは同盟国だが、いくつかの顔があり、経済的には日本を利用するだけ利用するという姿勢に変わりはない。ただ、オバマ大統領は前のクリントン大統領ほど、徹底的に日本を利用して自国の利益を得つつ日本を叩く戦略ではない。オバマは経済に、ちょっと疎いか。日本の経済を救うには、菅首相がオバマ大統領に電話して、「アメリカの戦略には全面的に協力するから、日本経済の立て直しに協力して欲しい」と言うしかない。菅首相はそのようなことは言わないから、日本は救われない。


大震災地での警察官の地道な努力は評価したい

2011年06月15日 17時13分13秒 | 思考空間

 朝ズバで京都府警動隊が泥沼に胸の部分までつかりながら、遺体の捜索を続けているのを知った。凄い匂いだし、汚い。1時間で1m程度しか進めないらしい。仕事とはいえ自分のためでなく、見ず知らずの行方不明者のために、手作業で丁寧に掘り返し、確かめているのだ。京都府警だけでなく、全国の警察が入れ替わり作業している。

 現役の時なら、指示が有ればやむを得ずやったかもしれないが(サラリーマンにはこんな仕事は無い)、それにしても苛酷だ。ぼろちょんに責めた私ではあるが、率直にご苦労様と言いたい。

 警察が、外部監査を導入したら、高く評価したい。その日を待っている。


トヨタは10年以内に現代自動車に追い抜かれる

2011年06月11日 09時57分53秒 | 思考空間

 トヨタは日産やマツダが技術を売り物にしていた時期に「満足」 を売るという、ポリシーでライバルに差をつけ、そして世界一の販売台数を達成した。しかし、アメリカで判明したトラブル隠しなどが問題になり、現時点では東日本大震災の影響で製造を抑制せざるを得ない状況に陥っている。そんな中、現代自動車は製造が追いつかないぐらい販売台数を伸ばしており、やがて世界一になるだろう。

 その原因は、トヨタの慢心、おごり・高ぶりにある。かつてのトヨタは、非常に優れた手法・経営哲学・ポリシーが有った。元々、中部地区の経営は大変手堅く、例えば尺取虫商法と言うのが有った。然しながら、奥田氏が経団連の会長になり、政府に協力した経済政策で経済格差が生じた問題で、記者から質問を受けると、「それは貧乏人のひがみでしょう」と語ったと言うが、お粗末としか言いようがない。加えて、後半に記述するがトヨタは仕事の基本がわかっていない。特に営業に問題がある。

 片や韓国陣営は、技術的には日本をキャッチアップし、それを上回る開発を進め、次々と斬新な戦略を打ち出している。特筆すべきは、韓国勢がユーザーニーズを徹底的に吸い上げる姿勢、トヨタは作りたいものを作る(プロダクトアウト)と言うところに際立った差がある。日本人は伝統的に作りたいものを作る姿勢(例えば職人気質)が有るが、私の経験ではユーザーニーズを的確かつ迅速に吸い上げるほうが勝ち。

 かつては、トヨタに様々な優れた手法や経営哲学が有った。例えば、ジャストインタイムは世界中で採用された。私が感心したのは技術的な課題を生じた場合は、何故を5段階で掘り下げる方法。エンジンが止まった。①何故?ガソリンが供給されなかった。②何故?燃料が止まった。③何故?バルブが閉じた。④何故?制御機が誤動作した。⑤何故?プログラムに過ちが見つかった。・・・通常はもっと、ミクロなトラブルなのでここまでは追及しない。しかし、これにより、本当の原因が分かるとトヨタの子会社の部長が言っていた。

 中古車市場のトヨタ車を買い支えて、トヨタ車の価値を高めたというのも驚くべきビジネス手法だ。新車を購入する時、新車の価格もさることながら、いくらで売れるかは重要。特に企業は、リースを組むから、もろにリース料金として跳ね返ってくる。実は、私がトヨタ車を購入するようになったのは、この買い支えのポリシーを知ってからだ。

 このたび、トヨタに関してちょっとしたトラブルが有った。元は、社員の車の傷をめぐる話。彼女の駐車場所は私の隣だったが、私がドアを開ける際に傷をつけたのではないかと言う。私は、振り返ってそれは無いと自信が有ったので、トヨタに鑑定してもらうことになった。もし、私が犯人なら修理してもらう手もある。トヨタが来たので、一緒に傷を見て、私は違うなと思った。ところがトヨタの発言は異なった。

 まず、私のランクルのドアの当たる位置に傷がついているという。傷は前後、1.2m幅、高さ30cm程度に分散しているので、驚いて、高さの違う傷がたくさんあるじゃないかと言うと、車の前後関係が変われば、当たる位置の高さが変わると発言。(駐車場は同じ面だからそれは有りえない) 最後に、これらの傷はドアでついたものだと言った。何れも、計測したものでも何でもない。当の社員はトヨタがこう発言したといきり立つ。その後、社員との信頼関係は完全に崩れた。

 その後、ランクルとカローラで実験したところ、社員の言うようにドアを当てたまま、乗り降りしても全く傷もつかかないことがはっきりした。実験の様子も撮影した。この写真は営業の担当者に渡した。

 その後、電話すると責任者のM氏が出、Sは正確ではないがと断っている、トヨタとしては何もできないと窓を閉めてきた。泣き寝入りしなさいと言うことだ。そこで、弱いユーザーとしてはこちらから社長に直接アポを取ると言わざるを得なかった。電話を切った直後、M氏から電話があり、会って話しても良いとなった。責任者も含めて2回あったが、謝罪があるわけではない。Sの言い分を伝えるだけ。トヨタとしては責任が無く、これ以上何もできませんとまたしても切ってきた。そうなると、もう、裁判しかない。

 トヨタは製造技術に関しては、現在においても最も優れたノウハウを持っていることだろう。タクシー会社の社長はトヨタ車の耐久性について太鼓判を押す。ところが、トヨタの弱点は1に営業、2に経営であろう。トヨタはかつて営業の神様と呼ばれた、神谷氏がいた。しかし、今やトヨタの営業は2流だ。営業が何たるかもわかっていない。顧客の要望も企画部門に上がっていない。経営も、新しい経営哲学や革新的なビジネスモデルを創出できずにいる。

 プリウスの発売で先見性をアッピールしたのは随分昔の話。私はすごい戦略と感心した。行き詰って、分からん時は、学べばよい。例えば、現代自動車、中国の自動車メーカー。プライドを捨て、恥も外聞もなく、キャッチアップしたらよい。

 韓国の李大統領とオバマ大統領はお互いにシンパシーを持ち、そのおかげで、現代自動車はアメリカ市場において、快進撃を続けている。片や、菅首相とオバマ大統領が理解しあっているとはとても思えない。トヨタの戦略も理解しがたい。例えば、グローバル10を掲げたが、何のために世界で10%の占有率を目指すのが、世界の人々に理解できるだろうか?このままでいけば、早晩、トヨタは現代自動車に追い抜かれる。


ベンツディーゼル試乗記(Eクラス)

2011年06月09日 19時41分13秒 | 

 ベンツは従来の丸型から、直線型にデザインを変えたらしい。今後は直線デザインで世界をリードするという。試乗したEクラスディーゼルのデザインの良さと言ったらなかった。フロントはおなじみの顔を精悍にしている。特に、横から後ろにかけて、カーブと直線のコンビネーションが実によい。これだけ、唸らせるようなデザインには最近お目にかかっていない。

 デザインもさることながら、性能には驚いた。ディーゼルンの印象は無く、恐らくアウトバーンを疾走するのは、ガソリンモデルではなく、ディーゼルモデルだ。強力なトルク(ガソリン車に比べて最大トルクが1.54倍*)が高速での圧倒手的なパワーを発揮し、同じモデルのガソリン車を簡単にパスできる。おそらく、ベンツディーゼルEクラスは、ベンツにとって、市場制覇の戦略車、トップモデルに違いない。だから、ベンツは日本で売れないことに、驚いているのではないか。

*ディーゼル車のトルクが最大55.1kg・mこれに対してガソリン車が35.7kg・mとなっており、しかもディーゼルは1600回転あたりから発生する。例えば、ランクル100の場合は僅かにディーゼルのトルクが強い程度ながら、坂道や高速のトップスピードあたりではガソリン車を上回る加速を見せる。これがベンツのように、トルクが1.54倍にもなってくると、スタート以外の大半の加速でガソリンを上回るようになる。軽い車体ながらこのトルク。ガソリン車から乗り換えると、多分飛んでゆくように感じるだろう。

 兎に角、パワフルで、速く、静かで(ブルーテックと称する、新型コモンレール)、安定している。同じベンツで、ほかのモデルを選択する人の気が知れない。

 ハンドルのところにある、ワンタッチのミッションは慣れると実に使いやすい。日本車のウインカーの位置にあり最初は間違えるが、コンピューターの判断で、間違いは受け付けない。音や振動は殆ど無くガソリン車と変わらない。強いて言えば、30km/h以下でゆっくり走った時に注意して聞けばそれらしさを感じる程度。同乗した人は黙っていると、ガソリン車と思うだろう。

 7速のギアチェンジは全く何のショックもなく、CVTのよう。ちょっと違うなと思ったのは、低速では踏み込んでもギアダウンしないので、急加速は期待できない。しかし、殆どのゾーンでものすごい加速を味わえる。スタート時のハンドルはよく切れるので、慣れる必要あり。困るのはメーターが小さいこと。時計などたくさんレイアウトさせているので、速度計(260km/hぐらいまであり)やタコメーターが小さい。

 ハンドルは高級感のある革が装着され、手になじむ。サイドミラー大きくなったとは言うが、慣れたランクルのと比較すると小さいので、見づらい。外車の場合、オートクルージングに速度制限のないのも快適。ただし、高速走行では設定を慎重に。

 私の場合は、ランクルのような大型四駆を中心に考えているので、価格も考えると、何としても欲しいモデルではないが、セダンを対象としている人には、これ以上ない車であろう。ディーゼルは遅い、煙が出る、振動と音が有るという概念を捨てたほうが良い。


悪質な警察は警視庁、高知県警の順

2011年06月04日 15時10分31秒 | 思考空間

 ここのところ刑事事件の終身刑が無罪になるなど重要な事件がひっくり返り、検察庁が問題になっているが、実は、現場を扱う警察にそもそも問題が有る。優しい親切な警察官がいることも事実であるが、全体として警察は中立ではなく、市民の安全を守れているかについては疑問符が付き、腐敗組織の一つであろう。

 各都道府県の警察はどういう訳か、個性や凹凸がある。警察は、客観的に見て、悪質で印象が悪い。その中でもとりわけ、悪質と言えるのが警視庁、これは断トツ、次に高知県警。交通取り締まりでしつこいのは山口県警。

警視庁の悪質さ1.オートバイで細い路地を左折し、通り抜けたところで警視庁に止められた。一方通行だという。納得できないので、標識を見に行くと、植木の葉に半分ぐらい隠れている。それを指摘すると、それは関係ないと言う。そこで裁判しましょうと伝えた。その後、何でもいいから切符に押印せよと押し問答になった。帰してくれないのでやむを得ず、親指で押した。その後、何と母から連絡がきた。請求が来たので支払ったという。私は既に就職が決まっており、入社直前で法的な手続きをする余裕が無かった。裁判所に文句を言っただけで終わった。

警視庁の悪質さ2.西日暮里で部屋を借りていたが、電気代の2重徴収が有る。そこで、抗議すると、不良グループのような息子(慶応大学)が出てきて、仲間と大勢で脅す。その上、大家に書類で2回ほどぱんぱんと叩かれた。このことを交番に伝えたが、全く取り合ってくれなかった。その大家は表彰されたことが有り、無理だという。民事不介入も何度か言った。今から考えると叩いたのは刑事事件である。

警視庁運の悪質さ3.部下が歌舞伎町で、怪しげな見世物をどうしても見たいと言うので、やむを得ず見に行った。うたい文句通りではなく、何もないのに金だけ払う結果になってしまった。どうせやくざがいるのだろうと思い、直接関わりあわず警視庁に通報したが、理由だけ並べ立てて全く動かなかった。

高知県警の悪質さ1.高知駅から車で線路に沿った道路を移動し、左折したかったのでタクシーの後に続いて左折したところ、違反で切符を切られた。タクシーは通ってよいが、一般車はだめだという。そんなルールが有るのかと聞くと、標識を見せてくれた。高知人ならともかく、よそ者に分かるはずがない。だいぶ文句を言ったが取り合わない。その後、このルールは改正された。

高知県警の悪質さ2.高知の高速道路で、ゆっくり走るパトカーがいる。そこで、制限速度+10km/hで追い越しをかけたところ、速度計測を始めた。そこで、スピードを緩めると、スピーカーで「追い越ししない車は追い越し車線を走れない」と伝えてくる。一体どうしろと言うのか。結局、のろのろ走るパトカーの後ろについていくしかなかった。

高知県警の悪質さ3.高知県内の国道で、短距離で時速50km/h、時速40km/h、時速30km/hと標識が変わる。それだけではなく、高知県警が隠れて構えている。初めて通る人は大抵捕まる。私は母から聞いていたので、十分注意した。今は高速道路が有るので通る必要が無くなった。

 広島が生まれ故郷で、仕事の関係で香川県が長かった。広島県警も印象は良くないが、ベスト3に入るほどではない。香川県警は逆に、大人しく、恐らく全国でも最も印象の良いグループに入るだろう。交通取り締まりも少ないので、逆に県民はもっと取り締まってほしいと願っている。愛媛県警、福岡県警も印象が良いとは言えない。

 山口県警は県民性を反映して、交通取り締まりもネバイと言うか、しつこいというか、細かい。学生時代、オートバイで山口県を通過する時、県境の端から端まで、1台の白バイに狙われた。ある時には、畑にパトカーを倒して、通り過ぎるとがばっと起き上がって追いかける。あらゆる手を尽くして、捕まえようとしたが、失敗したので、停止させられ、さんざん説教された。「スピード違反はわしの目の前でやれ」 スピードを守っていても捕まるのだから協力はできなかった。

 愛媛県警の会計の腐敗を告発した、仙波敏郎さんを支える会に入会し、会合には出れなかったが、2万円を超える会費を払ってきた。ご本人から電話もあり、いろいろ話をさせてもらった。全国の警察組織が腐敗していることは容易に想像できる。腐敗やいかさまは警察に限った事ではない。しかし、警察はその性格からして、見本となるような清潔さが要求される。誰もが認めるほど、フェアーでなくてはならないだろう。現実はその逆だ。

 私は警察が正しい方向へ向かうというのなら、できる範囲の協力をしたい。しかし、そんな気にはならない。

 財布がなくなった調査に来た警察官に協力してあげたのに、逆に何の根拠もなく子供だった私に犯人である可能性を告げたり、学生時代、大雨でずぶ濡れになりながら故障したオートバイを何キロmも押して歩いているのに、パトカーは全く声もかけず通り過ぎる。日頃は親の仇みたいに狙ってくる警察が困っても助けてもくれない。

 広島市の安佐南警察署は困って助けを求め、最初は動く気配もあったが結局断られた。調査もしてくれない。入口で大声でやりあった。ストーカー事件などでは何度も相談しながら殺された事件も起きている。あまりにも不誠実な警察のあり方は、国民の不安全さを増幅させている。動かない警察なら無い方が良い。

 話は異なるが、石原都知事が中国人をどんどん刑務所に放り込んだのは良かった。一時期、中国人マフィアは歌舞伎町を支配していた。今でも、官僚組織に入り込み、重要な機密を大量に盗んでいるだろう。日本ほど、スパイしやすいというか、重要機密を盗みやすい国は無い。

 警察が扱う刑事事件は全体からみると少なく、実はグレーゾーンの犯罪が大半を占める。極端に言えば、重傷を負うか殺されなくては警察が動かない。これでは市民は安心できない。私は調査だけでも実施できる調査官制度創設を提案してきた。日本や国民の不安を解消できない日本の警察組織を何とかしたい。


ランクル100ディーゼルは語りつくせない

2011年06月04日 09時36分38秒 | 

 既に、愛車は20万kmを超えて、更にメーター数字を増やしつつある。これまでの車(ランクル80、マークⅡ3リットルなど)では、せいぜい5万kmぐらいのものだったのに。タイミングベルトの表示が光っている。7月の車検で交換しよう。

 知人から、「ディーゼルだからガタがきているでしょう」と言われた。信号でドライブに入れたまま、音楽を消すと、確かに新車の時より音も振動も大きくなっている。否定しようがない。しかし、ガタがきているというレベルでは全くない。多分パワーに余裕があるせいだと思う。新車の時の快適さは95%以上全く変化が無い。

 カロッツェリアのナビの音質が良いので、常に音楽を流しており、快適さを増している。しばらくは買い換え長いと考え、2010年の春、DVDナビから最も高いのに買い換えた。表示が遅くて曲がり遅れることもなくなった。

 ランクル100ディーゼルの良さは一言で言えば、抜群の燃費の良さと、特に高速に於ける信じ難いような安定感とスムーズさだ。車高の高さが影響していることは間違いない。しかし、車高だけなら最近増えている箱車では更に10cmぐらい高いのもある。やはりサスペンションの差は大きい。それに加えて、四つのタイヤ間の距離の大きさ、車重。

 高速道路でのドライブは快適そのもの。まず速度を感じない。滑るように移動する快適空間を独占できる。普通のセダン車で走るとスピード感があり怖い。カローラクラスで200km走ると腰が痛くなる。総合的な走行の質の良さが、運転を楽にし、気持ちよさを提供してくれる。

 燃費の良さは重要だ。東京で時計を降ろしている中国人社長がランクル100のガソリンを購入したがずっと駐車場に入れっぱなし。何故かと聞いたら、燃費が高すぎるという。高速で、時々、ランクルに遭遇するとみなさんゆっくり走っている。急がない人々なのかもしれない。しかし、ゆっくり走るだけがランクルの良さではない。ランクルは100から高速走行の性能が飛躍的に上がっている。燃費を気にしたら気分良くドライブできない。

 ランクル100ディーゼルは申し分ないのだが、大きな弱点がある。それは、細かいS字カーブだ。舗装のない道を探して、四国の石鎚山近くへ行った時のこと。カローラバンが飛ばしているので、追いかけようとしたが、どうしようもない。追いつくどころか置いて行かれる。カーブの安定性は80より向上している。80では、大きなカーブで何となくずるずると外に持って行かれるような気がした。

 低速で加速しかけ、急にアクセルを戻すとガクッとシフトが変わるのも新車の時からの癖で治らない。通常走行からゆっくりゆっくり、ブレーキをかけて停止する時も、信号の手前でシフトが、がくがくとなる場合がある。アクセルを思い切り踏み込むと黒い煙が出る。デザインはもう、トヨタ設計者のこだわりで、永久に牡丹餅から決別ができない。

 車外で聞くディーゼルの音の大きさは長所だと思っている。住宅街を走行する時、誰もがこちらの存在に気が付く。何より安全が大切。遮音効果が高く運転している本人には聞こえていない。それでも以前の80よりはかなり改善されている。

 スタート時の飛び出しは、多少もたつくが、シフトが高い位置での加速はなかなかのもので迫力がある。トルクがめっぽう強いせいだ。アクセルは低い位置でコントロールしていても、いつの間にか80km/hぐらいになってしまう。快適さは時に80km/hあたりからが特筆。最高どれぐらい出るか?200km/hはいくんじゃないですか。以前の80では166km/hぐらいかな?

 今の100ディーゼルでも、例えば、4速シフト(愛車はガソリンと共通)を6速ぐらいにしてくれたら申し分ない。勿論、エンジンを8気筒コモンレールにしてくれるなら、今この瞬間に、注文を出せる。無理な願いか。


男のジェラシーは壮絶で気持ち悪い

2011年06月03日 18時44分39秒 | 思考空間

 ジェラシーとは女性特有のものかと思っていた。ところが、さに非ず。男のジェラシーは女性以上に重い。もっと、ドロドロして、しつこいし、大がかりになったり、組織的な動きにもなりかねない。汚いし、まともじゃない。女性のジェラシーは夫婦間、愛人間が多いと思う。確かに、殺人事件にも発展するがどちらかと言うと単純だ。

 男の場合は、出世や昇進に関係してくる。あいつが先に昇進するのは耐えられない、あいつは何としてもつぶしたい、活躍させないようにしたい。そういう思いで、徒党を組んだり、組織ぐるみになったりする。

 正直、ライバルが活躍するのは心穏やかではないが、実力や努力の差があるのなら諦める。ところが世の中、逆の場合が多い。

 私はしばしばジェラシーのターゲットになってきた。お前は男のジェラシーを受けやすいし、男のジェラシーはきついぞと言われた。勘弁してよと思うが、もうそれこそ、仕事以上に真剣に妨害を入れ、潰しにかかってくる。しかも、表から堂々と言うケースはまず皆無、誰かの力を借りたり、裏から陰湿にやってくる。人間の醜さを嫌と言うほど出してくる。本人は姿を見せず、しかし、誰がやっているかははっきりしている。

 原因は日本と言う社会構造や、習慣や、諸々が絡んでいる。まず日本の社会では、自信家ではいけない。目立ってはいけない。実力を見せてはいけない。権力者の許可なく活躍してはいけない。権力者と対等に議論してはいけない、という暗黙のルールがある。そうして耐え忍んで、一つ一つ権力や既得権の階段を上がっている。

 自薦は評価されず、他薦でなくてはならない。新しいことは評価されない。実績をあげても、権力者が認める可能性は未定で、逆に実績が無くても、作文で実績が作られる。

 私は確かに、自信家で、常識は疑い、権力者であれ遠慮せず、何でもとにかく、一々誰かの了解を得ることなくやってみる。たくさん失敗もするが、誰もできなかったことを解決する場合がある。この年になってわかるが、兎に角、何としてもぶっ潰したいターゲットなのであろう。

 防衛策として、安全弁を設定している。忍耐力が有るのでかなり我慢するが、これ以上我慢すると自分が壊れると感じた瞬間、安全弁をふかして、開き直る。元々、喧嘩も弱いとは思っていないし、突破力もあるので、安全弁をふかすかなと思ッただけでも精神的には救われる。

 それにしても、やられることは単なるいじめではない。本人たちは殺そうとまでは思っていなくても、結果的に、重病になり人生を棒に振ったり、死に至るケースも見てきた。将来有望ながら若くして亡くなった同窓は4人、重大な病気が2人、特徴として優秀でまじめな人が危ない。やる方は罪の意識もない。

 実は、日本では組織の中で努力して、課題・難題を解決し、成果を上げて自らを高めるという習慣が薄い。そこで、どちらかと言うと、ライバルになりそうな人間をつぶして、自分が上に立とうとする。何となく、宦官やお釜のような感じがするのだが、これが現状だ。優秀でまじめな人は逃げ場が無くて、時には命を落とすところまで行ってしまう。

 対抗策はいつか、合法的・合理的にお返しをすることだ。


携帯で脳腫瘍・ガンになるとの主張は無知な学者の暴論

2011年06月02日 13時06分43秒 | 思考空間

 WHOが、携帯の使用は脳腫瘍のリスクがあると発表したらしい。携帯の電波が脳に影響するかどうかは実は通信や電気の話。つまり、携帯が発信するマイクロ波が生体にどのような物理化学的な影響を及ぼし、それが脳に到達するのかと言うことである。マイクロ波や電気のことを知らないで、勝手にしゃべるのは的外れも甚だしい。

 まず、携帯の周波数は800M~2Ghzであり、このような高周波は体の表面を通り、体内までは侵入しにくいというのが電気技術者の常識。電圧が高い場合にも電流が表面しか通らない。これらはスキンエフェクトと言い電気の教科書に出てくる。

 次に、皮膚の下には細かい網の目のように血管が張り巡らされており、血管がマイクロ波のバリアになっている。あなたの家の電子レンジを見て欲しい。半透明なドアののぞき窓をよくよく見ると、規則的に無数の細かい丸い穴が見える。これが、電子レンジのマイクロ波の漏えいを防ぐバリア(ステンレス板などで作るパンチングメタル)なのだ。穴の半径は計算値以下に設定されている。

 血管の網の隙間はバリアのパンチングメタルの穴より小さい。一方、血管の中には塩分濃度3%という、海水と同じ塩分濃度の血液が流れており、電気的には導体(金属)に近い。携帯のマイクロ波が頭部に届くと、血液の水分に吸収され、熱エネルギーとなり、同時に細かい網上の血管によりマイクロ波の侵入がブロックされる。(勿論、血液は完全導体ではないので漏れは生じる)

 血管と血液の組み合わせは金属のパンチングメタルで作るバリアに比べて、血液が完全な導体ではない点など、十分な阻止機能を発揮できるかとの議論は有りえる。しかし、脳までの距離が大きく、頭がい骨で守られているこなどとを考えても、マイクロ波がストレートに脳にまで到達するはずがない。殆どのエネルギーは血液の昇温で消費されると考えられる。

 また、携帯電話のマイクロ波は1Wとかそのレベルで、仮にマイクロ波が皮膚に到達したとして、それはほんの一部に過ぎない。(電波の全量が皮膚に到達すると電波が相手に届かず携帯にならない) したがって、大量に流れる血液を温めるというには弱すぎる。血液を温めるには少なくとも数百W程度のエネルギーが必要だろう。電子レンジはマイクロ波が食物中の水分子に吸収され、振動させて加熱しするという原理を利用したものである。

 また、仮に電波が脳まで到達したとして、脳が極めて微小(例えば10g)で、全ての電波がその局所に集中しても、上昇する温度は小さい。仮に比熱を1《Cal/(g・K)》としても1W程度では、コンマ以下と殆ど温度上昇が無い。癌は温度上昇には弱いのであり、癌予防にもなる。これはあくまで、脳の極小部分に電波が集中して到達した時の話。

 正確な状況を把握するには頭と同じ材質や血液の流れを模擬した模型を作って電波到達の分布状況を計測すべきであろう。

 100歩も1000歩も譲って、強力なマイクロ波エネルギーが脳に十分到達した場合(例えば携帯の出力の100倍など)を想定するとこれは危険である。発癌に至る前に、細胞のゾルが加熱されゲル(固形物)になってしまう。茹で卵になり、細胞が死んでしまう。茹で卵の前段で、マイクロ波振動が脳腫瘍になるかどうかも、怪しい。もし、マイクロ波振動が遺伝子を傷つけ癌が発生するのであれば、脳腫瘍の前に皮膚がんが発生しなければならないが、そのような話は聞いていない。

 マイクロ波に関しては、色々迷信を生じやすい。例えば、殺菌に関して、マイクロ波のうちある周波数が菌の遺伝子などをさせ破壊などにより菌が死ぬのだという説も、もっともらしく専門家から出されていた。マイクロ波ぐらいで遺伝子が破壊するのだろうか、怪しげな説で、遺伝子は修復されるし、単純に水分子を振動させ昇温により殺菌するというのが事実であろう。

 医者や生態学者はちょっと得者な分野の人々で、優秀な人も多いのだが、電気とか通信の分野に疎い。そこで主観的な話がしばしば登場し、困ったことに、それなりの地位が災いして極端な話の好きなマスコミが飛びつく。今回の火付け役もマスコミのスポットを浴びたいために、怪しげな警戒論を主張していると考えることもできる。