宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

余計なお節介ですが2

2012年01月26日 14時10分04秒 | うんちく・小ネタ

 前回は、那覇地検が中国人船長(日本海域の尖閣諸島で海上保安庁の船に体当たりし公務執行妨害)を釈放したことで、国(那覇地検)を裁判で訴えたことなどを紹介した。今後も、こんなことが起こるなら日本人をやめる。

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 朝ズバでみのもんたが、一時、いがらっぽいのか、風邪をひきかけたのか、やたら咳払いし、喉をならしていた。聞きずらいし、ベテランとしてはみっともない。そこで、CMの時間に喉をクリーンにしたらどうかとアドバイスした。

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 確か、番組ホームページのメールで送った。これは、翌日ぐらいには直ったね。早かった。流石みのもんた。ちょっと前のことになる。

 また、朝ズバは厳しく政府を批判するが、批判だけでは無責任なので、日本をどうしたいのか、良い方向へ導くよう戦略性を持って、番組を構成すべきと提言した。美味しいところだけを食い散らかし、政府にダメージを与えるのは許されない。

 これまでどれだけ、マスコミが叩いては首相を取り換えてきたことか。首相は首相であって、日本のトップなのだから、頭ごなしに叩いて良いと言うものではない。その職にある間は敬意を払い、従わなければならない。

 長谷川健太のサッカー解説(NHK BS)では、盛り上がるところや決定的場面などで「んーーん!!」とか「んん!」と大きな音で鼻を鳴らす。(仕事しながら、BS放送をバックグラウンドテレビで流している)

 驚いて画面を見ることになる。彼は喋り方もぶっきらぼうで、雑で手を抜いているとしか思えない。NHKにはこれまで3回は注意したが一向に改善されない。長谷川が誰だか知らないが、何しろNHKの番組だから、もっと品よくやって欲しい。


長友の活躍でインテル7連勝

2012年01月25日 12時11分36秒 | スポーツ

 1月22日ライバルのラツィオ戦、長友はフル出場で、得点にも貢献。インテルは4、5位の直接対決を2-1の逆転で制して7連勝を飾り、ラツィオと入れ替わり4位に浮上した。

 なお、長友は前半に右アキレスけんを蹴られ、ダメージを受けながら最後まで出場したが、次の25日の試合は欠場となった。

 長友は当初右MFで出場し、球に触る場面が少なかった。チームも精彩を欠き、ラツィオ側の見事なシュートで先制を許した。その後監督は長友をいつもの左のポジションにまわし、これでリズムを取り戻してチームも攻撃態勢が整った。

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 前半44分、長友は敵陣奥まで攻め上がり、アルバレスとのワンツーで、FWミリトの同点シュートに貢献した。長友のキープ力がものをいう。後半、自らもドリブルで敵陣ゴールに迫ったが、間一髪相手キーパーが捨て身で球に突進したため惜しくもゴールにならなかった。

 自陣のゴール前で体を張って相手シュートを阻止すると、次の瞬間にはドリブルで駆け上がり相手ゴールにシュートする。後方にいても、チャンスと見ると毎回全速でゴール近くまで駆け上がりパスを待つ。これが長友だ。

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 長友のドリブルやヘディングによる得点も華々しいが、見どころは多い。一番楽しいのはドリブルで駆け上がるところ。左コーナー付近から、ゴール前の味方にパスする。ここで見事ボレーシュートが生まれたり、自らも走りこんでこぼれ球を打つ。

 長友の自陣での守りは執拗で硬い。相手にいつまでもへばりつき、自由な動きを許さない。だから、相手側も長友が来るだけでぎこちなくなる。この守りが有る上に、シュートアシスト、自らの果敢な攻撃が加わる。

 得点しようがしまいが、存在価値は高く、この7連勝の大きな要因に間違いなく長友があげられる。得難し選手であり、多分、監督は長友を外したくない。

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トヨタの傲慢さと凋落

2012年01月22日 17時42分34秒 | 社会・経済

 2011年の販売台数で、トヨタはGM(903万台)、VW(816万台)に届かず3位に転落。東日本大震災やタイ洪水の影響が出たとはいえ、アメリカでのバッシングなどその予兆はあった。私は25年以上トヨタを乗り継いだがもうトヨタは買わない。トヨタは怖い。

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*写真の「トヨタの闇」はビジネス社出版、「トヨタの正体」は金曜社出版

 トヨタ看板方式の本を購入していた。知人がトヨタ取締役を訪ね、同取締役が「トヨタはお客様に満足を売るのです」と語ったと聞き更に興味を深めた。当時、日産とマツダは技術が売り物でトヨタは笑っていた。中古車市場を買い支える戦略も気に入った。

 最初、中古カムリを購入、その後はマークⅡスーパーチャージャー、マークⅡ3リットル、ランクル80、ランクル100と新車を購入してきた。トヨタに疑問を感じ始めたのは、奥田元会長の「格差が生じてきたと感じるのは貧乏人の僻み」発言から。作りたい車を作るプロダクトアウトの姿勢も支持できない。

 そして、広島トヨタ西風新都店長のやくざ対応が決定的だった。広島トヨタは迷惑をかけておいて謝罪もない。それどころか、自社の不都合を葬るために、一方的に取引停止してきた。

 発端は従業員の車の傷判定。私がドアで傷つけたと言うので、トヨタに専門的な判断を依頼した。傷つけた記憶は無いし自信が有った。私が原因なら、そのまま修理する腹。ところが、トヨタのサービス担当(TS)は美人従業員の発言を全面支持し、私の言い分を全面否定した。

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 傷は横幅約1.2m、高さ幅約0.5mの間に30~40箇所入っていた。(位置、形、方向が不規則)TSは分布の広さについて、前ドアだけでなく後ろドアの可能性を指摘、高さのブレは車の前後関係で生じると主張。

 私の駐車位置は植木の枝に合わるので正確だし、前後ドアの当たるべき傷の、位置・形状・方向が一致しない。車の前後関係でドアの当たる高さが変わるなんて、小学生でもこんな無茶は言わないよ。しかし、みなさんトヨタの言うことを信用する。

 絶体にランクルのドアが当たらない部分(高さと面の角度)にもざっくり凹み傷が有る。(写真:グレーの車体の上部傷)これにはTSも何も言えなかった。(浅い傷を直した後の写真)

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 数十か所も傷を入れ、平然としているなんて私は余程のワル。大きな音に気付くはずと言うと、トヨタサービス(TS)は騒音で聞こえない場合もあると主張。静かな町の裏路地ですよ。

 納得できず、実験した。自社のカローラにランクルのドアを強く当てた(凄い音がする)が傷は入らなかった。(従業員に好意的な取締役が、より強くと要望し合計3回当てた。傷が無い事はトヨタ営業が確認、写真も提供)

 実験で、ランクルの前ドアで膨らみが大きく当たる部分は樹脂なので、相手に傷が入らない事が分かった。若いトヨタ営業は僅かな凹みが出来たと言ったが、私(老眼)は何度見ても分からなかった。

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 電話でトヨタに検証会議を求めたが拒否される。トヨタは終始高飛車。「トヨタは何も迷惑をかけていないし、何もしない。何もできない」と言う。しかし、みんなの前で犯人にされた私の立場はどうなるの。社長に会うと言い、やっと店での打ち合わせに応じた。

 私も現役時代に山ほど技術検討会などやったが、このケースはお粗末すぎてトヨタは反論できず惨敗する。(反論すれば墓穴を掘る) 責任者としてはみじめな立場に追い込まれる。気持ちは分かるがそれが仕事でしょう。

 店長(技術出身)は「トヨタは正しい、何故なら、私は従業員を信用しているから」と言う。これがトヨタ?訳が分からん。トヨタ店長と技術責任者はニコリともせず、壁のような拒否姿勢。「まるでトヨタはお役所ですね」と私は二度言った。

 絶壁に何度話しても姿勢は変わらない。私は苦悩した末にこのままでは裁判になりますよと伝えた。

 その後、何故か私が落としどころを模索する。店長は忙しいと途中で勝手に出て行く。そして後日、トヨタ営業が車検の見積もりを提案した直後、店長から私個人の携帯(かけて欲しくない)に電話があり、強引な語りで、裁判を口にしたから取引停止と宣言してきた。

 彼より営業経験のある私から見て、このケースでの顧客に対する取引停止宣言は、完全な営業的敗北であり、自滅行為だ。これが通るのだからトヨタは凄い。鍵の取り換えも正式に受注しておいて勝手に拒否された。これは契約違反。

 トヨタ車の品質は良い方だ。営業も親切で個人的付き合いも有った。しかし、やくざのような店長が出てきて、ごく普通のトラブル対応を、都合が悪いと見るや取引中止するのは怖い。二度とトヨタは買わない。

 メーカー(親トヨタ)に事情を話したが、広島トヨタに伝えただけ。会社が異なるので指示できないとの説明。唯一の救いは、メーカーの担当が一言謝罪したこと。

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 広島トヨペット(隣接)によると店長は課長クラス。私は顧客であり、年も上で、ビジネスの経験も圧倒的に多い私に対して、敬意も払わず、失敬な対応で終始した事に、憤りが収まらない。裁判したいが今は忙しい。待ってて欲しい。

 例えば、トヨタ店長が最初の挨拶で「日頃はいろいろお世話になっています」ぐらいでも言えば、ちょと展開は変わっていたかもしれない。怒鳴りたいような気持を抑えて、事実の検証を申し入れているのだから、まずは頭を下げるのが筋ではないですか。

 私の現役時代(製造事業立上げ)は部下や業者のトラブルで飛んでゆき、米つきバッタのように頭を下げた。営業マンも育成し、こんな管理職がいたら叱り飛ばした。広島トヨタの社長が本当のビジネスを知らない世間知らずということでもある。

 広島トヨタはテレビでハートフルタッチを宣伝している。名刺にもHT(多分ハートフルタッチの頭文字)を名刺の頭に大きくつけている。何がハートフルタッチか。やくざショップだから、YSをつけるべきだ。

 広島の車業者の間でも広島トヨタの評判は悪かった。例えば、技術的なことを聞こうとすると、「どこを通して物を言っとるんや」、「車を持ってきたら直してやる」(それでは商売にならない)と言われ、広島トヨタだけは取引が無いと聞いた。

 私はこのブログでもトヨタを高く評価してきた。だから、敢えてトヨタに多額の税金が研究費として注ぎ込まれている事、政府などの優遇を受けている事などには目を瞑ってきた。

 トヨタディーラーの営業力が無い事も気にならなかった。(かつてはトヨタの営業は優れていた。しかし、いつしかトヨタは営業の原点を忘れたようだ)

  トヨタは、実は多くの闇が有った。(著書トヨタの闇など)さもありなんと思い今回ブログのきっかけとなった。

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 アメリカがトヨタをバッシングした一番の目的はGM,フォード、クライスラーの救済だが、自分さえ良ければよいとの姿勢に加えて、トヨタの問題点を指摘した多くの著書も有力な背景になっただろう。勿論、盗聴などで、トヨタの傲慢さは十分分析できている

 トヨタがアメリカやアメリカ国民への貢献を考え、フェアーなビジネスを追及していたなら、絶対にバッシングされることは無かった。グローバル10(世界中でトヨタ10%シェア)の目標は良いとして、それを満たして何を実現するの?手前勝手な目標は理解されない。

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 韓国の車メーカーが、「お客様の望むものを作る」姿勢を明確に打ち出し、日本勢(顧客ニーズに関心が薄い)を凌駕しようとしている。


イタリア製豪華客船コスタ・コンコルディア座礁で逃げ出した船長逮捕

2012年01月16日 13時22分59秒 | 国際・政治

 今月13日、巨大な豪華クルーズ船コスタ・コンコルディアが出航(19時)直後の21時30分頃(現地時間)、イタリア中部沖のジリオ(Giglio)島付近で座礁した。当時、4229人が乗船していたが、ちょうど100年前のタイタニック沈没を連想させ、船内は大パニックになった。(写真はロイター通信、AFPなど)

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 船は浅瀬に横倒しとなったが大半の乗客は無事で、日本人43人、韓国人34人はボートなどで全員脱出。現在潜水夫などの困難な救助作業が続いている。(地中海をめぐる7泊8日、20万円程度のクルーズ) 19日現在で死亡11人、行方不明24人。

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 コスタ・コンコルディアは2006年建造の最新設備を誇り、長さ290m、17階、1500室、総トン数11万4500トンの巨大な豪華船。(建造費:約440億円) 今回、船腹には48mの裂け目ができ、岩がめり込んでいた。(タイタニック号は全長268m、総トン数 46,328トン。当時の最大級の豪華船だった)

 

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 問題は、乗客を残して真っ先に逃げ出したフランチェスコ・スケッティーノ船長。事故当時は食事していたようだ。沿岸警備隊長が船長に連絡した時、既に救助ボートにいた。隊長が船に戻るよう命令したが拒否し、上陸した。

 23時40分頃にはテレビのインタビューを受けていたこと。この後、警察で拘束され、更に過失致死と船放棄の容疑で逮捕された。

 船長や一等航海士は、海底状況を熟知し、自動システムで航行するため座礁は有り得ない。しかし、6、7年前から島民や島出身の乗組員を喜ばすため島近くを航行し警笛を鳴らした(夜はライトアップ)と報じられている。島民から会社に感謝状も届いていた。

 今回は近々、給仕長が辞めるため特に、通常のコースより4kmも外れて島に接近した。実はこのコースは昨年8月会社が認めたコース(島民・乗客・乗組員へのサービス)とほぼ同一であることが分かった。

 自動操縦を外したか、外さず警報を無視したか。島民が船が岩礁と接触する様子を目撃していた。座礁後、船長は深みを避け、浅瀬の方へ舵を切り、乗り上げた末に横倒した。

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 座礁後、船長は1時間も具体的な状況を乗客に連絡せず(発電機故障などのアナウンスに留めた)、救済指示しなかった。法律で乗客の避難訓練が義務付けられ、アメリカでは出発時に実施するが、同船では翌日に計画されていた。

 私の経験では、船は物凄く強固に作られており、簡単には穴が開かない。(また1か所ぐらいの穴では沈まない)岩でも簡単に壊す。例えば映画「スピード2」で船が桟橋を含む町に突っ込み、建物を壊していった情景が想い出される。

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 これだけの巨大船で簡単に48mの穴が開いたのは、地中海クルーズ専用のため、喫水線から船底までの距離が小さく、傷が入り易い丸みをおびた船底構造だったのではと想像する。イタリア製で、船底付近の鉄板が薄かった可能性も疑われる。

 100~150人の乗船客は8℃の海へ飛び込み300mを泳いで上陸したが、冬の海は大変危険で、15分も泳ぐと体力を消耗し、決定的なダメージを受ける。現実に、元気な若者が冬の海を泳いで亡くなり、体力が無く漂流した人が助かった例を眼前で見たことが有る。くれぐれも冬の海にはご注意。

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 癒しなどサービス満点の人気の高いクルーズで、例えばフランスから今回も400人以上の観光客が乗船しており、同国では大問題となったよう。こんなことで残念ですね。

追記:この事件を受けて、①避難訓練はまじめに受ける事、②常に小型ライトを持ち歩くこと、③家族や仲間で非常時の集合場所を決めておくことが推奨されている。

 船体には240万リットルの重油が積まれ、既に海洋へ漏えいが始まり、更なる拡大が懸念されている。また、船を解体するか修復するかが検討されている。

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橋下・大阪維新の会を応援する

2012年01月11日 13時11分33秒 | 国際・政治

 ◆大阪維新の会に献金した。早速、バッチとパンフが送られてきた。今後も応援しますよ。橋下徹はテレビでおちゃらけを演じる、はずれ弁護士のように感じていたのだが、今は日本を改革しうる奇跡の政治家と認識している。くれぐれも暗殺されないようSPや周囲は配慮して欲しい。

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 ◆新刊・体制維新大阪都(橋本、堺屋)を購入しパラパラめくり読みした。知事時代に大阪府を黒字にした実績があるだけに説得力もあった。(この黒字化は大変な偉業である。一方で全国の自治体に経営能力のある有能なリーダーを送り込めば黒字化できる可能性を示唆し、同時に地方自治体、政府系法人、電力など官僚的組織は財政的余裕があることも示している)

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 興味を引いたのは126Pの三つの意思決定ルール(橋下知事時代に帰着した)。1.原則は行政的な論理に勝っている方を選択する。2.論理的に五分五分ということになれば、僕(橋下)が政治的に選択する。3.行政的論理に負けていても、これはというものは政治的に選択する。

 1~3の全てに論理という言葉が出てくる。実は、日本は論理が通る国ではないんですね。上位に来る者、優位な者は、自分の感情や気持ちを押し出す。それをまた、下の者が尊重する。論理もへったくれもないのが政治の世界でも常道。その論理を判断基準に据えているところが、当たり前の事なんだけど、彼以外には見当たらない、つまり橋本の優れたところだ。

 橋下徹が知事時代に誤りを認めてすぐ謝罪した、というのもいいね。そういう前例が日本では無かったらしい。また、知事室で決裁した記録(時には数十億円)が残っていなかったというのも、世の中の常識から、かけ離れている。

 大阪市の鉄のトライアングルも、さもありなんと思う。市長が取り巻き組織に金をばらまき、取り巻き組織が強力な選挙運動を展開する。市長は税金を使って政治活動(タウンミーティングなど)する。広島市も多分そうだろう。

 民主党は八ッ場ダムの工事中止をマニュフェストに掲げ、前原政調会長が予算を認めないと大見得を切りながら、官僚に負けて続行となったが、橋下徹は建設中の槇尾川ダムを中止させている。橋下は時間をかけて徹底的に議論し説得したらしい。ここらは両者の取り組み姿勢の違いが象徴的ですね。

 先の大阪府市同時選挙では若い世代の投票が橋下大阪維新の会を支持し、既成政党を打ち負かしたらしい。これまで若い世代は投票所に行かなかったのが、新しい傾向が生まれかかっている。全国的にも若い力で既成政党の既得権の壁を破って欲しい。

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 ◆橋下市長と組合幹部との話し合いをニュースで放映した。組合幹部は次からテレビカメラを外すよう申し入れたが、橋下市長は断った。幹部は苦笑していた。帰りに組合幹部が握手しようと手を差し出したが橋下市長は応じなかった。私は握手はしても良かったと思うが、そもそも中立であるべき市職員が、橋下の反対に回りしかも税金を使って政治活動をした事に怒っているのだ。

 橋下にしてみれば、数億円の収入を捨ててまで府知事になり、そして今度は府知事の職を投げ打って市長選に出た。一か八か、伸るか反るかの勝負だった。共産党までが既得権確保で敵に回る中、大阪の期待が彼を市長にさせた。

 圧倒的な支持を得、決死の覚悟だし、フェアーではないこと、論理に合わないことは受け入れられない。こういう病根は全国にある。是非大阪から根絶して欲しい。

 彼は私より若いのだけど、今時のクラゲのような主体性のない傾向に反して、異次元の決意の固さ、実行力を感じる。ま、トップだからやりやすいのは確かだが。


正月雑感

2012年01月10日 11時27分26秒 | 国際・政治

 ◆箱根駅伝では東洋大学が圧倒的というかあまりにも強すぎて、復路の後半からは興味が無くなり、ニュースで、往路、復路、および総合で新記録と知った。東洋大学は山登りの柏原だけではなかった。

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 昨年早稲田に箱根下りで抜かれ、僅かな距離を追いつけなかった悔しさを晴らそうと地道なトレーニングを重ねたことが大きかったようだが、加えて女性栄養士の食事に関する指導管理が功を奏したようだ。

 早稲田のマラソンは、瀬古利彦にはじまり、渡辺監督もちょっとスポーツ科学とは遠い。監督が車から檄を飛ばすのは昔からのスタイルながら、適切な指示とは言えなかった。例えば、発破をかけすぎ腹痛を起こしたり、後半失速するケースが目立った。

 選手自身が体調を含め最もよく分かるので、総合的に自主判断すべき。監督の勝ちたい気持ちと選手のリズムは必ずしも合わない。間違った走行をしない限り、指示は不要である。選手が知りたいのは判断に役立つ情報だから、それをこまめに伝えるほうが良い。

 ◆今年の正月大学ラグビーは早稲田、明治、慶応の出場が無く寂しかった。決勝は帝京と天理という珍しい組み合わせとなった。圧倒的に強い帝京のフォワードに対し、天理は状況に応じた巧みなプレーで帝京の力をかわし、間際で同点に追いついた。最後は帝京のトライで決したがレベルの高い決勝戦だった。

 やはりラグビーは帝京の二人の外人を含めて体格の良さ、体重がものをいう。運動能力や俊敏性だけではない。今回、出場できなかった早稲田、明治、慶応は圧倒的な体格を持つ選手を獲得しないと、淘汰される運命にある。(写真はJRFUホームページより)

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 ◆成人式の報道の中に、交際相手有無の調査が有り、2000年は有りが47.3%に対して、2012年では24.7%と半減している。おそらくこの減少傾向は今後も続くが、何とかしないと日本民族はいよいよ絶滅するな。

 私の印象として、若い女性は何かを待っている。しかし、若い男性は話しかけない。何が悪いかといっても始まらないので、男女を引き合わせるような余計なおせっかいがいるのではないか。

 話はちょっと飛ぶが、最近の若い男性の精子が少なすぎて、問題になったのは既に10年以上昔の話だが、多分何も解決していない。結婚しても子供が生まれないペアが増え、不妊症原因の半分以上が男性となっている。

 理由は分からないが、例えば、殺虫剤の使い過ぎ、子供向けのお菓子に含まれる添加物などが影響しているかもしれない。これらは女性ホルモンと同じ機能を持っている。

 ◆14年連続で自殺者が3万人を超えるなんて、政治の完全敗北だね。経済的理由が最も起きいのだから、是非、経済成長を阻止している日銀(金融緩和抑制で円高促進)や財務省(消費税導入のため経済成長妨害)の幹部を道連れにしてほしい。

 ◆全国の原子力発電所が停止に追い込まれ、電力不足が予想されている。菅首相の思い付きストレステストが深刻な影響をもたらしている。一度、停止させると地方自治体の長が再起動を許可しない。マスコミにも問題が有るが、ここは野田首相が関係者や地方自治体との協議を重ねた上で、テレビを使い国民の理解を求めるべき。

 ストレステストは十分やり、問題点は解消すべきだ。そこで合格したなら、即、起動する。それが論理というもの。自然エネルギーを利用した発電による代替は10年、20年スパンの話で間に合わない。リーダーたる首相が一世一代の大仕事をやるべき時です。

 ◆アメリカの戦略転換のきざしを昨年から書いていた。何と、正月早々、アメリカの軍事費縮小とアジア太平洋地域の軍事力維持強化が打ち出された。中国の軍拡脅威に対応したものだ。

 私は2000年ごろから特に中国の秘めた野望(世界支配:マシンだから動きは止まらない)には危惧し、ブログにも書き続けたのに、アメリカの動きは遅い。

 ◆昨年中に出るとされていたインテルのi9(8コア)は開発が遅れているようだ。現在、最も高機能なのは6コアのi7 3960(当初は8コア、仮想を入れて16コアと伝えられていた)。仮想も入れて12コア。8コア(仮想を入れて16コア)は現在のところ、AMD FXのみ。FXはまだバグありと言われている。