宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

皆さんが学習した新ダーウィン説は遺伝子が唯一絶対の存在との間違った判断から生まれた 誰も書かなかった進化論の事実

2019年06月16日 13時09分05秒 | 生命

 20世紀終わりに遺伝子さえ解明できれば病気やら薬開発やら人間の特性や機能まで全部の問題が解決されるという考えが盛り上がった。そこで、ビル・クリントン大統領の強力な後押しもあり、21世紀初頭に日本、アメリカなど世界の研究者が参加してヒトゲノム解析計画がスタートしました。

 僕は同じころ、遺伝子絶対論には疑問が有り、「細胞内にはソフトウェアとハードウェアが存在し、循環論理の評価システムが等価的に形成され、進化の駆動力となっている」とする説を2003年の電気学会に発表した(稚拙な原稿ではあったが)。

 そして、2003年に世界中が見守る中で全塩基配列が決定。しかし期待に反し、次第に遺伝子だけでは説明できないとの結論に導かれます。現在の新ダーウィン説はこの遺伝子の「唯一絶対」説によって打ち立てられたものだった。遺伝子が突然変異で変化し、自然選択され、優れた遺伝子が残るとの説です。遺伝子以外の登場人物は不在です。

 遺伝子の唯一絶対説の破綻に伴い、本来は新ダーウィン説も変更が必要だったが、そこは学会の超保守性で、今でも絶対的な進化論として君臨しています。しかし、生物関連学会の腰は重い。学会の超保守性とは、これで権威と権限を保ち、給料を得ている人たちの既得権の問題なのです。

 その意味で、NHKのシリーズ人体Ⅱでips山中教授がエピジェネティクスを語った事は大きいのです。エピジェネティクスは前世紀から研究されていましたが、特に注目を浴び始めたのは山中教授のipsからです。

 自己宣伝ですが山中教授がマウスiPS細胞作製成功を発表したのは2006年で、僕の仮説発表は2003年です。発表原稿をさかのぼると、何と2014年の電気学会発表(愛媛大学)で僕の仮説を裏付けるデータとしてエピジェネティクスの文献(ネットで見つけた)を紹介していた。

 ところが、当時、エピジェネティクスが何なのか分かっていなかった。エピジェネティクスが僕の仮説の一部を証明できると理解したのは、ネッサー・キャリーのジャンクDNAを読んだ時(2018年正月)でした。

 学会の保守性は宇宙論でも言えます。宇宙論はひも理論など訳の分からない数学(そもそも現実への適用性が担保されていない)と絡めてあと20~50年ぐらいは世の中(特にマスコミ)を騙しながら継続できます(多分)。


世界の進化論が相当遅れているので僕の進化仮説は軒並み最先端だ

2019年06月14日 20時31分34秒 | 生命

 進化の世界では歴史的にラマルク説を否定することが、最も大きな流れで、しかも進化学者はこぞってラマルクを嘲笑してきた。だからラマルクほど不当な評価を受けてきた科学者はいない。

 ラマルク説は教科書で習ったと思うけど、生物が一生の中でに獲得した形質(形状や質)が遺伝するというものだ。何故、ダーウィン支持派が熱心に執拗にラマルク説を否定るのかと言うと、僕の考えだが、直感的な考えにラマルク説が近いからではないか。

 ただ、僕はラマルク説を支持してきた。全部ではないが、どう考えても否定できない現実があるからだ。あの「戦争と平和」の中にも、農民の手ががっしりして指が幅広いいのを指摘する場面が有った。

 むしろ、ダーウィン説の方が、外部的要因であり、説と言うより自然現象に思えた。淘汰と言う面では、全否定はできないが、突然変異だけでは進化の駆動力にはならない。突然変異と淘汰はいずれも破壊を起こす自然現象と考える方がより現実に近い。

 僕の考えは斬新だった。細胞の中に生化学的なコンピュータとソフトウェアが有り、そのソフトウェアの中に、等価的に評価システムが形成されているとするものだった。これを考えたのが21世紀初頭で、遺伝子解明が全ての謎を解くと最大に盛り上がっていた時だ。

 当時は、全くあほバカの部類に見られたことだろう。幸い、発表したのは電気学会だから、こちらも気楽だった。空想だけで進めていたのを文献も読みはじめ、現実的な仮説を付加するようになり、そして様々な獲得情報やノウハウがジャンクDNAに記録されているとするなどの仮説を立てるようになった。

 世界の学者ががちがちのダーウィン説の狭い世界にいたおかげで、僕は自由に新たな仮説を考え、今年は新たな8つの進化説を発表したが、実は、これまでの発表原稿の中に、仮説に相当する内容が山ほど含まれていることに気付いた。

 来年はこれらもどっさり仮説として発表する手もあるかと考えたり。ま、新たな世界を切り開くのは楽しい。

 

 


何故プリウスはプロドライバーが殺人車と呼び ベンツは安全なのか

2019年06月08日 21時40分47秒 | 

 東京などのプロドライバーの間で、プリウスが殺人車と呼ばれているらしい。実際に、最近の暴走車事故ではプリウスタイプ車の事故が多い。今月3日の大阪市此花区伝法の高齢ドライバー事故現場だったか、ニュースで車の後方を映し出した。車名がプリウスのようで、はっきり読めたのは最後のα。

 調べたらプリウスにはαのモデルが有った。ハイブリッドでよく売れているモデルらしい。知人によると金持ちの老人が好んで購入し、貧乏だと買えないらしい。僕の印象として、ぶっ飛ばしている車を見ると多くがプリウスだった。ハイブリッド車は強力なモーターを搭載し、加速が鋭い。

 プリウスが急発進するのは、この強力なモーターのせいだ。電池もリチウムイオン電池は内部抵抗が小さく、ハイパワーだ。ちょっとアクセルを踏めば、ロケットのようにしかも静かで違和感なく、強力なトルクを発生させるのだ。

 音がしないのも被害を大きくする。20歳代の耳の良い若者でも、ハイブリッド車の接近に気付かない。かすかにウィーンと音がするのはインバーターの発信音だ。これじゃ耳が良くても気付かないから子供も事故に巻き込まれ易い。

 プリウスに限らず、ここ数週間の急発進や暴走などの事故(ニュース番組)を注意してみると、実にトヨタ車が多い。これは一体何なのだ。

 トヨタ車に対して、ベンツの場合は明確な設計ポリシーの差が有る。ベンツドライバーなら知っているが、通常のベンツ車は、アクセルを強く踏んだ場合、逆に加速が落ちる。ブレーキと間違ってアクセルを強く踏んだ場合にフェイルセーフとなるのだ。

 ベンツを運転していてライラする場合もある。ベンツで加速するにはむしろゆっくりアクセルを踏んでいかなければならない。次に、ベンツの場合、社内は静かでも外ではノイジーだ。高級車がうるさいのはおかしいかもしれないが、ドイツでは車外である程度音がするのが当然と考えられている。

 3番目にベンツはオール電子ミッションとなっており、コンピューターが判断して、誤操作を出来るだけ防止する。しかも操作が単純で、指で操作できる。このほかにも、パンクを検知するセンサーが有ったり、仮に事故を起こしても運転者も被害者もダメージを抑える構造になっている。

 ベンツの技術情報はシュテルン観音(広島)の飯山さんに聞く事が多い。技術屋なのに優しく親切でほっとする。全国からでも電話してみてはどうか。

 

 


川崎の19人殺傷事件で引きこもりなどを取り上げる中 決定的に欠けている報道

2019年06月02日 10時56分44秒 | 深刻な問題

 僕が川崎の小学生など19人殺傷ニュースを知って最初に思ったことは、自分が現場にいたら何ができたかだった。僕は目の前で困った人がいたら可能な限り助けた。やくざやちんぴらがらみもあった。しかし、凶器は関わっていなかった。

 常識的には逃げるところだろうが、目の前で子供が刺されているのに逃げるのかという葛藤は起こる。助けに入れば自分も傷つくことは避けられない。難しい局面に立たされる。

 今回はバスの運転手が刃物を振り回す岩崎を見つけ「お前何しよるんや」と声をかけ棍棒を(ハンマーとの報道もある)もって追いかけたらしい。もしこれが事実なら岩崎は、ここまでよと思い自殺した可能性がある。被害拡大を抑制できたのだ。

 事件から5日後も引きこもりなどの問題が拡大する中で、自らの危険を顧みず阻止に走った行為が全く消滅して行くのは、何ともおかしい。今後も殺傷事件は減ることは無く、人物や背景や動機が変わるだけだ。

 傷害阻止であっても暴力行為は許さない、認めないというネガティブさが有るのか。勇気ある行動や普段からの対策と準備こそがこのような犯罪を減らす有効な手段であることに鑑み、重要な対策として取り上げるべきではないのか。

 例えば、スクールバスを含め、交通機関関係者はテロ対策訓練を奨励するとか。役に立つ器具を常に備えるとか、一般市民がテロ的行為を抑制に貢献したら表彰し、十分な金一封を渡すとか。

 凶器を持った犯人が襲い掛かった際、誤って被害者が犯人を傷つけたら、正当防衛が成立せず、被害者が罰せられるなんてのは(実際にあった例)日本ぐらいじゃないのかな。