宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

2050年には世界一の中華帝国が出現する

2009年09月22日 18時16分19秒 | 思考空間

 2010年は日本にとって、失望すべき年になるであろう。何故なら、中国のGDPが日本のそれを上回り、その後、日本は遥か彼方に遠ざかる中国の後ろ姿を拝み続けることになるからだ。中国の野望は経済発展ではない。2020年ごろにはGDPでアメリカをも上回り、経済発展以上のスピードで軍事力を増強し、軍事力でもアメリカを凌駕することになる。

 2050年には世界の海を中国の原子力空母が睨みを利かせながら巡航し、アメリカ軍も遠慮がちに眺めるしかなくなる。共産党が再び支配的となったロシアと合わせた中露の軍事力はアメリカとヨーロッパを合わせた軍事力をはるかに上回るのである。中国は2030年代に、台湾を統合し、北朝鮮を実質支配し、中国と日本の境界線は日本側に大きく食い込んでいることだろう。強大な軍事力をバックとする中国の圧力に日本はなす術もない。

 日本はODAで中国に巨額の資金提要した。同時に国内の製造業を悉く、中国に立地させ、工場を作ってプレゼントしただけでなく、惜しげもなくノウハウも提供してきた。このことが急速な中国の工業化を推進させ、世界の工場が日本から中国にシフトしてきた。日本のバカげた国家的行為には、中国マフィアや中国スパイが官僚を懐柔しあるいは脅かして取り込み、中国に有利に動かしてきた暗躍があったのではないかと疑われる。

 日本にはスパイ防止法が無く、戦後長きにわたってスパイ天国となっている。従って、世界中の機密情報が簡単に低コストで手に入る。岸元首相がCIAのエージェントであったことは多くの主席でも明らかになっているが、官僚組織には数多くのアメリカエージェントが配置され、中国エージェントも負けず劣らず配置されている。日本政府が果たして国民のために機能しているか、アメリカや中国のために機能しているか疑わしい。

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宇宙は母なる空間なのか

2009年09月13日 15時48分25秒 | 宇宙

 ビッグバンでいう宇宙とはある場所から、量子大の火の玉が出現し爆発し、四方八方に拡散してゆくという。単純な爆発と拡散の話であり、物質は宇宙の闇に消えてゆくから、ビッグバン理論では実は何も生じないし、起こらない。

 宇宙をよく見てほしい。銀河には無数の恒星が周回し、恒星の周りには惑星が周回し、ミクロの世界では電子が陽子の周りを周回している。(ビッグバンの矛盾は、時間が逆に進まない現象を一つ示すことで証明できる)周回=循環が見られる。

 宇宙には無数の銀河があり、その銀河の中の恒星が爆発、拡散、凝縮、成長、劣化、爆発、拡散・・・という循環を繰り返していることが報告されている。銀河自体も変化のプロセスの中で循環している。

 実は生物も、広い意味で様々な循環の重なりでできていることが分かるのだ。例えば、我々の体である。血液が循環している。血液だけでなく、リンパ球や白血球などが循環している。皮膚や筋肉や毛髪や骨はリフレッシュされ置き換わっている。我々の生活も実は、朝起きて、顔をお洗い、トイレに行き、朝飯を食べ、学校や会社に行き、帰宅し、夕食を食べ、風呂に入り、就寝するという循環を繰り返している。

 もし、ここにイメージを映し出す空間なり平面があれば、生命の営みは無数の循環で描かれる。無数の循環(多重ループ)で構成されていることが分かるのである。このように物質世界である宇宙と生命は循環(ループ)という共通点を持っている。私は存在の本質が循環であると考えている。それでは何故、物質が生命になったのか?これに関して、私は電気学会で2回発表を行ったが、たんぱく質などの物質に自己保存を評価できるシステムが形成され、物質が進化して原始細胞という生命になり、生命が進化して人間に至ったと考えている。

 分かりにくいが、複数の要素が循環系(ループ)を形成し、その循環系の保存を評価するシステム(評価システム)が形成されたことにより、自己保存が担保された。また、ループの変化は自己保存を担保するので、生命は進化という一方向の変化をなしたと考えられるのである。元々、物質には様々な秩序があり、生命体はこの秩序を巧みに取り入れている。我々が現在利用している機械やツールもすべて物質の秩序を利用しているのである。

 これらの秩序が宇宙の根源であって、大自然や人類を生んだ母なる空間と呼べなくもないのだ。

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民主党日本が進むべき道

2009年09月05日 17時25分04秒 | 学問

 オバマ大統領は世界一の諜報機関であるCIAを駆使して、日本の重要機密(政府、大企業)を容易に入手し、日本を丸裸にできるし、官僚を遠隔操作し、株価をコントロールしている。官僚は魂を売ってアメリカに利益誘導する代わりに既得権を手にしている。戦後のGHQの支配時とは形が異なるものの、日本がアメリカの支配下にあることに変わりない。プチ植民地だから、日本の将来、発展を考える時に、アメリカの協力は絶対条件になる。

 ただし、自民党のように忠犬ポチになることはない。アメリカは意味不明な忠犬が理解できず興味を示さない。むしろ、民主党は国民の支持をバックに、あるべき姿を模索し、アメリカにも遠慮なく主張すればよい。アメリカとの軍事同盟を維持し、国民の支持を得ていることを基本とし、特に国民の支持が重要で、これらの条件さえ満たせば、理想の実現のために多少のことは許される。日本が独自の道を進み始めることにより、アメリカの日本に対する関心が高まる。これまで、アメリカにとって日本は視界にありながら見えておらず、単に自国の利益のために利用する国だった。

 日本にとって重要な課題は近隣諸国だ。とりわけ韓国との関係は重要である。竹島の問題は棚上げし、積極的な協力関係を作らなければならない。北朝鮮の拉致問題の解決には、小泉元首相を拝み倒して3回ぐらい訪朝するのがベスト。ロシアとの北方領土に関しては焦らないほうが良い。前にも書いたように、ロシアとはお互いが尊敬しあう関係にならない限り、円満な解決はない。

 中国は、共産党が一党独裁し、ひたすら経済成長と経済力による軍事大国化を目指す国だ。日本は中国に虎の子の技術ノウハウを工場というおまけつきでプレゼントしてきた。日本の製造技術のほとんどは中国にシフトされた。そのことが、中国をして世界の工場となっていることに疑いの余地が無い。小沢幹事長が中国寄りとし、アメリカ疎遠策をとるのは誠にピント外れな外交センスであり、鳩山次期首相はアメリカとの関係をより強化しつつ、中国とは友好を保つべきだ。

 民主党は官僚組織改革を実現するだけで、政権をとる価値は十分ある。官僚支配から、政治主導へ!新しい日本の歴史を刻むのだ。その上で、経済発展を目指したい。 私の知る範囲では、民主党に経済戦略らしきものは見当たらない。今からでも遅くないから、現状を分析し、戦略を立て、3%程度の成長を目指すべきだ。

 何をすべきか?一つは本格的なベンチャー育成。巨大企業への補助金ばらまきをやめ、中小企業の育成のために、インフラ整備、情報提供、人的・資金的支援を進めるべきだ。沖縄をはじめとした超経済特区を作るのも良い。また、プライドを捨てて、中国や韓国の手法をキャッチアップすればよい。少子化対策としては、世界から広く優秀な人材を、集めるべきだ。本気で済成長を図らなければ、発展はないし、取り残されることになる。

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