宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

風邪の菌にやられたのでホームラン数が伸びた トップに立つのが早過ぎる

2016年03月30日 21時44分17秒 | スポーツ
 昨年の47本は多すぎた。悔いが残るのは簡単に超えると思った50本手前で失速した事。秋からよれよれで、何しろ最後の12月は1本だもんね。ま、以前のチャンピオンが36本?くらいだったから責任は何とか果たせた。

 トロフィーは4年連続で獲得乍ら自信喪失。12月はやる気で狙ってこの有様。以前に比べファンファーレが簡単には鳴らなったのも事実。今や月3本は大変な数字。店のスタッフに、「来年は月2本がいいところ。年間30本が目標だけど無理かな」・・などと言っていた。

 正月から全く休暇無く仕事し過ぎ、12月のひどすぎた繋がり有り、飲み会有りで、打劇王に行く回数が減た。行っても当らなかった。1月の終わりぐらいに右手人差し指の下部左が割れ傷で、2月は更に散々。バットコントロールが出来ず1本で終わった。

 トップ争いにも入れて貰えない。しかし、今年は冷静過ぎるもう一人の自分がいて、評論家のように、「今のトップは月間4、5本、この本数では僕が調子を上げて来ると逃げきれないのじゃないかな」と言う。しかし、自分は絶不調。

 傷を治すため手袋してもダメ、ふとテーピングを思いついた。スポーツ選手はテーピングしているじゃないか。使い方も分からず右手人差し指付け根の辺に巻いて打った。多少右手が滑るが、手袋より格段に良くなった。

 3月に入りテーピングを外せるようになり、2週間で2本、悪くは無かった。これまでほとんど考えずに打撃王に来て、あれ、打ち方を忘れているなと思ったりしていたが、強く打って、方向を合わせるようにし始めた。

 最速球の上に2番から6番の的を狙うので(角度がきつい)、強く振り回し、強引に左側に引っ張る必要が有る。最近気が付いたのだが、軟式はボールが柔らかいので芯を捉え、バットに乗せたまま潰し、へばりつかせて強引に持って行くのが良いみたい。

 振りが弱いとこれが出来ない。しかし、力を入れるとブレ易すく、打ち損じも増える。女性が見ていたりすると(実際には有り得ないが)格好悪いけど、その方針で続けた。調子が出たのは風邪を引きかかかったせい。女性と言えば、本当にバッティングを楽しんでいる人が増えた。

 バッティングは精神的な影響が強く、仕事に集中し神経を使った日はまず当たらない。睡眠不足は最悪。ここのところ家内や社員が風邪で倒れ、菌の侵入を許し、やられかかったので仕事をセーブ。頭が解放され これがバッティングには良くて、ぽんぽんと2本出た。

 その後は調子良く、今日も当ったので明日を残して3月は6本。2月には考えられない まさかと言う数字だ。月間と年トータルでトップに立った。例年8月に追い付くのが早過ぎ。

 6本打っていても抜かれる時は簡単に抜かれる。ま、しかし僕が調子を上げると追いつくのは大変だろうね。

 連続チャンピオンだと厳しい面も有る。名前が大きく掲載されているから、1月なんか大勢の挑戦を受けた感じがする。隣のボックスでバンバンやられると煽られて力が入りバッティングにならない。おまけに傷が痛んでコントロールが甘い。

 ただし、軽いおもちゃバットを振って、調子が良いと喜んでいるようでは向上しないね。打つための筋肉やスタミナが必要だ。1か月良くても次の月は調子を落とす場合が多い。好調継続は大変。僕は運動とストレス解消がベースだから数が出なくても打つことが楽しみ。

 少年野球や将来のカープ選手など若い人は頑張って抜いて欲しい。そりゃー上手な子は大勢いるよ。元野球選手もレベルが高い。良い意味での競争は励みになる。今年は無いと思ったのが何故か、春風が吹いてきた。

戦略的進化論を東北大学で発表し、物質から人間までのプロセスを形成したマクロフレームを明らかにした

2016年03月27日 19時07分55秒 | 生命
 このたびの電気学会での発表は、今までがそうであったように、座長以外は全く質問が無く、暖簾に腕押し、またまた質問無し発表の記録が更新された。ハトに豆鉄砲か?ただ、発表の方法はちょっと工夫した。

 発表する自分向けには0.01秒単位で進行を管理できるよう動画的にスライドを作成、同時に見る人を飽きさせないようにした。パワーポイントで動くスライドを作るちょっとした技を考えた。然し大変な手間で作業だけで3日以上かかった。

 何故進化論?宇宙論もそうだが、最初からピンとこない、おかしいという印象が有って、ある日、独自のインスピレーションが湧く。循環する論理は学生運動の時代に弁証法のイメージから発展させた究極の評価ロジック、哲学でもあり科学でもある。それが生物のサイクル(循環)と結びついた。

 生物はどの部分、断面をとっても循環(サイクル、1方向のループ)を形成している。進化とはこの循環を増強、もしくは環境に合わせて適応してゆくことだ。従って、循環を評価するシステムが生物には存在するとの仮定が成り立つ。

 宇宙物理学者の一部は材料を集めてガラガラポンとやれば偶然に偶然が重なって突然生命が誕生し、自動的に進化する確率の問題と考えている。実は生命誕生と進化には環境条件に加えてプロセスがきわめて重要なのだ。

 今から思うと、最初に評価システムに着目したことが、筋としては非常に良かった。新たな科学情報が次々発表される中で、大きな方向転換も無く、枝葉を伸ばすように仮説が育ち充実してきた。

 当初、生物は新たな発展を図るため、計算機のように仮想空間でシミュレーションしているのかとも考えた。その点では、今回、生物自体が実空間であらゆる可能性を試み、情報を蓄積し、評価したと、仕組を明確にし決着させた。

 人はなかなか、新たな考えを受け入れがたい。物質から人間まで同じメカニズムで進化というロジックからして、世界で僕しか発表していないし(多分)、昨年から強調している生化学的ソフトウェアによる進化駆動力もフレッシュではあるね。

 ただ、奇をてらっているわけではなくて、何度も反芻しながら検証し組み立てた。進化には評価システム(あるいは優れた評価方法)が必要で重要な役割を果たすことが理解される。

 自然界では海から川、山に海水が逆流する現象は有りえない。優れた評価とその的確な実行は進化の一方向性(ポテンシャルの高い方向への移動)を保証するものだ。進化のコアは優れた評価である。

 「しかし、何者がどのように評価するのか?」と質問を受けると答えられなかった。長い間の宿題だったね。今回最も重要だったのは、この評価システム形成とそのメカニズムを具体的に明確に示したことだ。

 また、電気学会で発表することに、僕自身も多少の抵抗が有った。今回、記憶素子(遺伝子)、上書き、ソフトウェアという電気ではお馴染みの材料やテーマが登場し、違和感は減少した。今後、電気系の学生らが関心を持ってほしい。

 ≪電気系学生には、例えば「HSPと分子シャペロン、水島徹著、1,015円」をざっと最後まで読んで欲しい。タンパク質がただの物質ではないことを理解できる。電気電子とは全く異なる驚異の世界だ。若い君が読んだら大げさでなく人生が変わるかもしれない≫

 思い付きの集大成であることを否定しないが、僕は見かけによらず自分には厳しいから、理解できないような論理組み立てや構想は自分自身が受け入れない。自分が相手だから、妥協する必要が無い。

 ダーウィン説は全面否定はできないにしても、自然選択の一言では具体的進化事象を説明できない。個々の特異な進化について説明できなくてもそれを実現するメカニズ、選択の条件や方法は説明できなくてはならない。

 MY進化論は物質から人間までの進化を達成した仕組みを説明するマクロフレームを建設したのだ。部分的にはまだまだ大きな穴もあり、今後、大きく修正するところも出てくるかもしれない。仮説の具体化はリスキーではある。しかし、基本的なフレーム構造は変わらないだろう。

 僕の仮説はしばらく、あるいは長年、誰も受け入れないだろう。ただ、何度も書いたことだが、非常に高度な遺伝子の存在が明確になっており、この遺伝子に書き込み、読み取るソフトウエアが存在しないわけがない。それが循環論理の評価システム(ESCL)を含む生化学的ソフトウェアだ。

追記:戦略的進化論の名称について
 生物の個々の進化には戦略性が見て取れる。昆虫と花の関係、擬態、遺伝子再構築の免疫システム、種競争原理設定など我々の感覚だけでも戦略性の感じられるものが多いが、実は進化そのものが戦略的である。自己保存という目標を満たすため、合理的な手段が大胆に的確に採用されている。最高レベルの戦略が進化にはみられる。

 然るに、国内では戦略という言葉が理解されていないのではないか。適正な目標が掲げられているか?目標を満たす最適な手段か?まずは優れた評価方法で正しく評価され、正しく実施されるのか?というところからスタートしなければならない。

行きは山陽高速事故でやられ、帰りは全日空の美人フロント奮闘に大感謝 嵐後晴れの電気学会の巻

2016年03月19日 17時59分33秒 | 旅行
 3月17日8時40分、仙台行きの飛行機(10時20分発)に乗るべく愛車を駆り西風ICから高速に乗った。渋滞の掲示が有り、少し遅れるという印象。ところが広島中央ICを過ぎ、太田川上流を跨ぎ、坂を上り始めたところで大駐車場状態。

 テレビでは八本松トンネルで5台が炎上する大事故が有ったらしい。次の広島東IC(1区間)まで1時間かかった。そこで、強制的におろされ、何をどうして良いか分からない。ナビに逆らい三次に向け走るがヤナセに電話すると1号線(反対方向)で一旦広島に戻り、東雲で降り、2号線を東に向かえという。

 2号線がまた動かない。ANAの電話をスマホで調べ、何度か交渉、夜の仙台行きは満杯、仙台行きを羽田に切り替え、羽田から仙台までは当方負担で新幹線で行くことに。広島空港到着、13時40分には間に合ったが15時40分しか取れない。

 バスで客はすぐ手を打てただろうが、こちらは運転しているから思うに任せない。羽田から、モノレール、山手線と乗り継ぎ、東京から新幹線で仙台に向かい、ホテル到着が22時。東北大学の会場下見も、発表練習もできず。

 事故は7時50分の早朝。NEXCO西日本は通行止めをしておいて何で走れない道路に車を入れるのか?高速ラジオは何も喋らず、NHKテレビを見るまで何が何だかわからなかった。掲示では渋滞、実際には通行止め。時間は莫大に食うし、予算もかなりオーバー。ICで引き返せば、被害は少なかった。

 翌朝、国際ホテルからタクシーで東北大学に向かう。若い新米の運転手で、東北大学工学部と伝えると息がハーハーと聞こえ始めた。緊張らしい。後でわかったのは、工学部を法学部と聞き間違えたようだ。最後までハーハー。東北大学に電話すると電気学会は防災センターの1回で開催していると言う。

 新米は防災センターを3回ぐらい間違え、やっと到着、受付で登録しようと思ったら防災の発表。偉い人がタクシーを呼んで頂き、電気科事務所に行き、地下鉄駅で一つ向こうと告げられる。何とかたどり着き会場に入ると僕が発表する直前の時間。

 帰りは東京で打ち合わせ、羽田に向かったが、ネットで調べてもらった時刻表より大幅に時間がかかり、19時30分の広島行きに3分遅れてしまった。ANAのカウンターで「もう締め切りました」と言われる。ホテルで宿泊も大変だから、「何とかお願いします」と伝えると若い美人が交渉してくれ、取れそうになった。

 昔、新規事業立ち上げで日本中に飛んでいた時は、多い月で4回ぐらい飛行機出張していたから、空港到着がぎりぎりの場合も多かった。列の最後尾につくと遅れた。文句言うと「そんな時はそこら辺の職員を捕まえて伝えて欲しい」と言われていた。

 乗り遅れた時のとっておきの手は、ビジネスクラスなどに切り替えることだ(空いていれば)。札幌ではこの手で助かった(当時は+6000円だった)。

 ANAのフロント美人は「私についてきてください」と言うと、何と楽に20kgはある僕のバッグをその細腕で持ち上げ走り始めた。僕はびっくりして後ろについて走った。200mぐらい走ったのかな。彼女は一度持ち替えたが、もろともせずバス乗り場まで走った。

 今から思うと、無理やりでも僕がバッグを受け取り負担をかけなければ良かったのだが、余りにも立派だったので甘えてしまった。頭を下げてお礼申し上げたが、もちろんそんなもので足りるわけがない。改めて、全日空さんにお礼申し上げます。

 日頃、若い世代にはかなりの不安を感じていたが、凄い人もいるんだなと感心した。多分彼女は良い母親になられる。男性はああいう人を見つけて結婚して欲しい。まず母として、奥様として間違いない。全日空の教育や職場環境が素晴らしいのだろうなとつくづく思った。

 17日の羽田行きではANAさんから放送で呼び出され、若い母親に席を譲ってくれと頼まれた時は、快く協力していた。そんな事は羽田の美人も知らなかったと思うが、十分過ぎる心温まる奮闘でした。

 広島空港からの帰りは大雨だったが順調に走れた。どれかが八本松トンネルだったはずで、屋根から横まで全面的に黒のトンネルもあった、遅くなっていたので気にせず通り抜けた。山陽高速の事故ではひどいめに遭った。

ケント・ギルバートが100人住める日本にしたい ライジングサンよ再び

2016年03月11日 17時14分14秒 | 社会・経済
 関東では放映していない「そこまで言って委員会」に、長くお目にかかっていなかった「ケント・ギルバート」が出演していたのが昨年の事。日本の現代史に関して興味深い情報を豊富に紹介していた。すぐさま、本屋に走った。

 「まだGHQの洗脳に縛られている日本人」は目が覚めるような内容。僕は10歳の頃から日本の発展には特別な興味を持ち、日本に関する書籍は手あたり次第読んできた。思い出深いのはハーマン・カーンの「21世紀は日本の世紀」だった。購入した時の感激は忘れられない。

 ケント・ギルバートの集めた情報は凄い。これほど、日本に関して、未知の、豊富な事実を盛り込んだ書籍は無いだろう。ケントギ・ルバートがアメリカで育った知識人であることを感じた。例えば、アメリカの大学に務める日本人教授が知り得る情報は、日本ではとても考えられないような幅の広さ、レベルの高さである。

 ケント・ギルバートは日本人に随分気を遣ってくれている。本を売りたいという思いも有るだろうが、長年日本に住んで、アメリカにやられっぱなしの日本人に歯がゆい、じれったさを感じているのかもしれない。彼の本は日本を知る上でバイブルになる。

 橋本首相の日米自動車交渉でアメリカ政府が日本側の電話を盗聴した事をニューヨークタイムスだったか、すっぱ抜いて以来、僕はCIAの情報を書籍を探していた。CIAに関する書籍は無くは無かったが、知りたい情報は無かった。

 やっと2008年発刊の「CIA秘録」に行き当たった。驚くべき情報が掲載されていた。日本政府内にはCIAのネットワークが張り巡らされていたのだ。「日本の裏金」では歴代首相がCIAから金を得ていた事を暴露していた。

 その後、池上彰氏がテレビで、NSAの実態などを紹介した。NHK番組は戦争の実体や裏側の情報などに関して結構放映してくれ有り難い。ケント・ギルバートの本はこれら全部を上回るような内容だ。特に僕が知りたかった情報がそこには有った。

 日本の人口は昨年あたりから減り始めた。これが日本経済にとっての大きなリスクになっている。一方で、海外から日本を目指す人達にとってハードルはかなり高い。日本と馴染みの深い日系ブラジル人たちにとっても日本は優しくない。住み良い社会ではない。

 僕は優良外国人を優先的に日本に移住させるべきだと思う。中国人が留学や研修を名目に大量に流入しているが、質が良いとは言えず、何より怖いのが彼らが中国政府の手先として動く事だ。中国からの指令一つで武力蜂起し、政府機関、警察、テレビ局などを占拠されかねない。

 最も日本にとって優良・有益な外国人はアメリカの知識人だろうね。ギルバートのように。彼らが住みやすい環境を整備し、バックアップする。そこから、外国人の積極的な受け入れを始めたら良い。気が付かなかった視点や情報を提供してくれ、日本を援護してくれる。

 話は飛ぶが、僕は大臣の半分がアメリカ人、イギリス人、ドイツ人であっても良いと思う。適材適所で、日本を発展させる大臣に誰が最も適するかで決めれば良い。明治政府が成功した原因にクラーク博士をはじめ世界の逸材が果たした功績は大きい。

 日本人の引き継がれたDNA、意識構造からして、グローバル社会の急速な変化の中で発展の道を切り開いてゆくことは簡単ではない。適正な目標を掲げ、それを実現する方法、道筋、ルールを分かり易く教えて指導するリーダーが求められるのである。日本人の優秀さはそのような条件下で遺憾なく発揮される。

 年収5千万円で受け入れ、成果主義で日本の発展に貢献した大臣には10億円払っても一向に差し支えない。元は取れる。それはそうと、かつて、菅首相に孫正義氏を経済産業大臣にと推薦メールを送ったのだけど、あれはどうなったかな。無視された?あ、そうかな。

アメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓で日本だけがアマチュア

2016年03月06日 11時43分30秒 | 国際・政治
 大学院時代の同じ研究室に麻雀とスキーが上手なK氏がいた。K氏が言うにはプロ同士の麻雀では必ずいかさまが有るので、そのいかさまを見抜かなければ負けてしまうという話。当然K氏はプロ級という事だろう(僕は麻雀はやらなかった)。

 これをアメリカ、中国、ヨーロッパ、日本の雀卓に当てはめてみると、アメリカ、中国はプロ中のプロ、ヨーロッパは平均レベル、日本だけがアマチュアという図式。勝敗でみると、アメリカと中国が大勝し、一人 日本だけがカモられている。

 アメリカと中国はあの手この手で、裏表併せて日本から莫大にカモってきたのだが日本は気付かず、気付いた事も言わず、言えず、カモの役割を続ける。アメリカと日本は軍事同盟という強い絆で結ばれているはずだが、実際にはアメリカが中国大好き(日本嫌いの裏返し)、片思いの蜜月が先頃まで続いた。

 しかし、中国は実力が付くにつけて潜在させていた気持ちが抑えられなくなり、衣の下から刃が覘きはじめてアメリカも慌て始めた。安倍政権になり日本がアメリカに接近し始めた事もあり、日本との関係は少しづつ改善しつつある。

 ヨーロッパ連合は、早くからアメリカの意図を知っていたドイツが自らをガードする仲間づくりとして構築してきたもの。盟主でもあるが、絶対にヨーロッパ連合は崩せず、その維持のためには耐えて耐えて、譲歩し、出来る事は何でもやる。

 勿論、ドイツがやりたかったのはヨーロッパの通貨統合で、これによりアメリカの為替操作などから逃れ、独立できる(植民地化も防ぎたかった)。この体制維持のための国家統合も実現しなくてはならない。歴史的にかつてなかった大スケール実験をおっぱじめ、今のところそのベクトルは失っていない。

 ドイツと日本の違いは、ドイツがアメリカ同様にアングロサクソンの建設した国家であり、アメリカ社会中枢にもドイツ系が多い。ドイツ人とアメリカ白人とは見分けがつかない。アメリカに移住した日本人は先の大戦で排斥され隔離された。

 中国の3000年の歴史は被支配下の歴史でもあった。長年支配され、その中で権力者の懐柔策や倒し方を身に覚え、蓄積してきた。楽観的でお人好しのアメリカを騙す事は簡単だった。オバマ大統領のような紳士が歴史的に重要な時期にトップを担っていた事はアメリカの不幸を増大させた。

 共和党のトランプ候補が出てきたのは、虐げられてきたアメリカの大多数を占める下位市民の気持ちなのかもしれない。1%が富の99%を持つのではなく、0.1%が99%を持つとも言われる。アメリカが中国に敗退するのではないかとの閉塞感も有る。

 オバマ大統領はまともで、真面目に国際情勢に取り組んできた。実績も上がっている。ところが、それまで有ったアメリカのいかさまの部分が消滅し、中国に相当押し込まれた。

 ドイツに比べると日本は?マクロ的にはアメリカのなすがままと言える。ソフトで確実な網をかけられ、独立国家のようにも見える植民地。僕は、アメリカが世界のポリスであって欲しい(アメリカへの支持表明)と前のアメリカ大使から手紙を送ったものの、植民地となった歴史環境を劇的には改善できるとは思えない。

 しかし、まずは事実を究明する事が第一歩。今後日本とアメリカは共に協力しながら、課題を解決して行き、中国などのごり押しや脅威に立ち向かっていかなければならない。言うべきは遠慮せず言う、そういう間柄が求められているのに、日本は遠慮しすぎて殆ど言っていない。

追記:僕は10歳の頃から日本の発展を願っており、そのために可能な事は全部やりたい。発展を阻害するものは全て悪だと考え(意図的にやる場合は犯罪行為)、一つづつ解決したい。これを書いておかないと単なる批判者、クレーマーになりかねない。

 中小企業の社長は社員の給料を稼ぐため、日本の水没を防ぐ資金獲得のため(トラブルも有って思うに任せない)、日曜日も働いているんだよ。今、PCが順調に処理しているのを見ながら、記載している。資金が無いと積極攻勢に出れない。

東電・元トップ3人の強制起訴は事実を公表する重要なプロセス 東電の闇を白日の下に晒せ

2016年03月01日 11時53分08秒 | 社会・経済
 僕は故郷でもない地方の電力会社に勤務し、実に醜い嫌なものを山のように経験し見てきた。その折々に、東電はきっと少しはましなんだろうなと想像したが、福島原発事故でその考えが反転した(関連記事◆1)。

 福島原発の近くに位置した東北電力の女川原発は福島より震源地に近かった。然るに女川は事故には至らなかった。これは一言で言えば企業体質の差そのものである。東京電力が10mを超える津波防波堤を建設しなかったのは安全よりコストを重視したからだ。東北電力の安全に対する考え、備え、努力は素晴らしかった。

 非常用発電機を地下に置いたまま放置したのは技術者の信じ難い判断と怠慢。昭和39年に起こった新潟地震では地下に設置されていた非常用発電設備のほとんどが浸水しており、この情報を元に発電機メーカーはパンフレットにも屋上設置を勧めているから当然電力会社も知っている(関連記事◆2)。

◆1.強制起訴について
http://www.asahi.com/articles/ASJ2V4TNLJ2VUTIL03N.html
◆2.非常用発電機の地下設置
http://iwamin12.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-7e5e.html

 兎に角、日本では重要なテーマについて、いつ?誰が?何を根拠?どのようなプロセスで?どのように決まったか?書類を残さないから同じような事件が永遠に繰り返され、加えて、反省や分析を基にした発展や対策がはかられない。

 裁判の勝ち負けや責任の明確化も大切だが、事実を徹底的に解明し未来のために分析とそれに基づく対策がなされることが重要。事実を知りたかったらアメリカに出向き情報開示を求めなければならないようではこの国の発展は無い。

 何のための発展だ?と疑問視される方も多い事だろう。実は発展のための対策が積極的に打たれたとしてもこの国の沈没は少々では止まらない。気分を害して悪いが、日本は隅々まで非発展系だ。

追記:記入後、吉田所長が暗殺されたのではないかと、当時、ふと頭をよぎった事が引っかかり調査していて、そう考えてもまるで的外れではない、可能性は有るな と判断するに至った。改めて、報告したい。

計算機が計算中の束の間の記載。