宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ドジョウには泣かされました

2011年08月30日 09時04分14秒 | 思考空間

 これまでの野田財務大臣の印象は悪かった。風采は上がらないし、それ以上に親官僚の代表として、日本のがんである官僚組織を守る姿勢はとても支持する気にはならなかった。消費税の増税なんて、官僚の描いたシナリオ通りじゃないか、と思っていた。

 しかし、あの、ドジョウ演説には泣かされたね。何度画像が出てきても泣かされる。ほろっと来た議員も多かったに違いない。日本人は苦労人には弱い。官僚には騙されず、公務員制度改革には力を入れて欲しい。

 早稲田出身の首相は世の中の印象が良くないので、ここはひとつ、地道に頑張って、名誉挽回してほしい。彼のことは全く知らなかったが、案外実績を上げるのかなと思ったりしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野田氏が民主党代表で、株価が急落

2011年08月29日 14時53分04秒 | 思考空間

 トレーダーや経済界は明らかに、前原氏を期待していたのだ。彼は、トップセールスで、アメリカやベトナムに飛んでいた。実績を積んだし、若さと行動力、論理的な判断とキレのある決断で経済を浮揚させる可能性が最も高いリーダーと見られていた。数少ない期待の材料だった。

 民主党の代表選挙で、1回目の開票が有り、野田氏が102票を取り第2位となったことで、代表に選ばれることが分かった途端、株価はどんどん下がり始めた。野田、前原の票を合わせると、海江田氏の143票を上回っていた。海江田氏は1回目で200票を上回る必要が有った。

 8920円あたりに合った日経平均の株価は8850円を割った。決選投票で野田氏が215票を獲得し正式に代表に選ばれ、野田新代表のあいさつが始まった途端、また株価が下がり始めた。(一旦下がって、やや自律反発)

 野田代表が首相になった場合、官僚組織を擁護し、官僚の言いなりになることは明らかだ。またもや日本の発展は遅れることになった。日本は救われない。前原氏は大臣に選ばれるだろうから、そこで、どれだけ頑張れるか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、世界を買いまくらなければ日本の明日は無い

2011年08月26日 12時18分05秒 | 思考空間

 為替は1ドル76円付近で推移している。史上最高の円高水準である。現在の日本の財政状況では200円ぐらいが妥当だが、逆に振れるのは、アメリカの都合だからで、最終目標の50円も見えてきた。円高で、アメリカの借金は棒引きできる、競争力は増す、中国、韓国の協力関係は強化されるで、アメリカにとって良いことだらけ。おまけに、日本が為替介入してドルを支えてくれる。

 アメリカはドルの発行残高を発表しなくなった。特にFRBの議長がバーナンキになって、ドルを無限大に印刷し始めたという。日銀はインフレを恐れて、発行を渋っているという。そうではない、日銀はアメリカにコントロールされ、ただの犬だ。もし日銀が円を大発行させたら、アメリカの国益に反する。アメリカにどっぷりの日銀幹部としては、自分の欲と受ける恫喝のため、アメリカの利益を実現する。

 日本がここでやるべきは日銀の独立を解消させ、円の大増刷と、企業などへの低金利貸付で、世界の資源や優良企業を買いまくることだ。買って、買って、買いまくるしか明日の日本は無い。これにより確実に円は下がる。しかし、間違ってもアメリカの魂となる資産は買わないことだ。三菱地所がロックフェラーセンタービルを購入したため、どれだけ煮え湯を飲まされたかは忘れてはならない。

 2050年には中国がGDPで日本の7倍になるとも予想されているが、現在時点で購入できた世界の資源や企業が貯金として役に立つであろう。

追記:ムーディーズが日本の国債の格付けを下げたことは現状では良かったと思っている。この緊急事態では、円の価値を下げる評価は何でも歓迎したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の財政は滅茶苦茶

2011年08月25日 07時11分07秒 | 思考空間

 来年度の税収の62%は国債(借金)で、支出の20%が国債の利払いなど。これどういうこと?あなたの年収が500万円の場合、310万円が借金で、しかも支出のうち100万円が利払いだったらどうします?こんな家計がいつまでも成り立つわけがない。かてて、加えて、日本の債務残高はGDP比率2倍以上で先進国ダントツ。ものすごい右肩上がり。ギリシャやイタリアよりはるかに悪い。http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm

 何故、国債を大量に発行してまで税収を確保しなければならないか?それは全税収の49%が公務員の人件費に使われるからです。あなたの収める税金の約半分は公務員の人件費です。その上で、国債や地方債の利払いなど(国債では20%)があり、税金は殆ど、本来の目的に使われていないのです。何故暴動が起こらないのか?

 昨日、日本の国債の格付けが引き下げられ、大手銀行も軒並み格付けが下げられた。それにもかかわらず、超々円高?これって有りうることか??アメリカのご都合で円高がしかけられていることは明々白々。私が思うに、適正な為替は1ドル200円前後。この適正水準だと、日本と中国の競争力は完全にひっくり返る。日本の製造はロケット波にジャンプする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BMW、ベンツ、フォルクスワーゲン、ポルシェのSUV

2011年08月24日 21時05分41秒 | 

 トヨタがランクル200の次期モデルとして、ディーゼルを出せばよいのだが、残念ながら、ガソリンがぶ飲みモデルに限定してしまったため、世界中のSUVを探すことになった。幸いなことに広島市は世界中のメーカーディーラーが有る。無いのはロールスロイス、フェラーリ。

  大型SUVではハマーがあまりにも有名。そこで、ディーラーに行ってみると、製造が中止されたらしい。復活の噂もありながら、未定。H1、H2はディーゼルモデルが有った。幅が2mを超え、滅茶苦茶大きい。H3は平成18年ごろ右ハンドルが発売されたが、一瞬で、いずれも殆どが左ハンドル。先日、広島の4番を打つ栗原が赤のハマーに乗って、ファミレスに来ていた。

 私の望む、ディーゼルSUVは丁度、ベンツMシリーズが該当した。当初、右ハンドルありと営業が言っていたのに、実際には左ハンドルのみ。ベンツは安全性重視が特徴的。自分の車だけでなく、相手の車の安全性も重視するという。最も歴史のあるカーメーカーであることを誇っている。ベンツで右ハンドルのディーゼルはEクラスのみ。以前紹介したが、トルクがガソリン車に比べて格段に強く。高速では飛んでゆくように走る。何故、日本で売れないかは大きな謎。

 右ハンドルが有る欧米系SUVはBMWのX1~X6、フォルクスワーゲンのトワレグ、クライスラーのチェロキー、ポルシェのカイエン、ランドローバーのレンジローバーなど。このうち走って楽しいとのうたい文句がBMW。私の評価が最も高いのが、BMWのX5。次いで、トワレグのハイブリッド。

 BMWはカタログだけでは分からない。ヤナセに言わせると、「飛び出しのBMW」らしいが、確かにパンチのある加速ができる。ベンツはアクセルを踏み込んでも、反応が遅い。BMWは踏み込むと飛び出す。BMWのウインカーは3回光って消えるモードあり、ワイパーもセンサーでオート、パーキングブレーキもオート。様々なオートが使っていると確かに楽しい。

 高さでは、ランクル、パジェロ、レンジローバーが190cm程度あり、視界が良い。レンジローバーはタタモーターの下に入り、技術などが安定していないのでやめたほうが良いと言われた。このほかのモデルでは、169~180cmあたりで低くなる。ポジションが高い運転席は気持ちの良いものである。ランクルとX5ではやはり性格が全く異なると考えたほうがよさそう。

 ミッションはベンツが7速、BMWが8足で、その差は検証不能だが、ベンツもBMWも電子式。特にベンツは右手の指で、切り替えが出来る。トヨタは最上級モデルでも電子式は無い。

 フォルクスワーゲンのトワレグ(ハイブリッド)もしっかり試乗した。フォルクスワーゲンの最も高いモデルだそうで、約900万円。静かだし、パワーもある。ちょっと、リセールバリューが低いので、リースを考える私の選択肢から漏れた。因みにトワレグとカイエンはほぼ同じモデル。フォルクスワーゲンは全モデル右ハンドル輸入だし、価格も抑えており、その姿勢は立派。

 レクサスでSUVに乗った後、LS600(ハイブリッド)にも試乗してみた。これも実は四駆。ハンドルを握り、アクセルを踏んだ途端、この車が全く異次元のものであることが分かった。静粛性と運転の容易さ、心地よさはおそらく、ロールスロイスに乗ったことは無いが、世界一だろう。ただし、高速走行時の滑るような気持ちよさは、ランクルディーゼルの方が良い。(サイズと重さが効いている)ハイブリッドで、停止時にはエンジンが止まっており、そうでなくとも、V型8気筒の静粛性は比類なきものだ。これで高さが有ったら無理して買う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来を支配する中国

2011年08月17日 18時42分42秒 | 思考空間

 アジア開発銀行の予測では現状で推移した場合に、2050年にGDPに占める主要国の割合は中国が20%、インドが16%、アメリカが12%、日本は3%に後退するという。現在、日本の比率は9%だから、比率は3分の1となり、中国はアメリカをしのぐ。更に中国の経済規模は日本の約7倍になるのだ。

 予測などあたるはずがないと楽観視するむきもあると思うが、実は中国のGDPが日本を追い抜く予測は、年々早まり、ついに昨年度抜かれてしまったし、中国とインドが日本を追い抜く予測は1990年代に発表されていた。1995年ごろに私はその予測を目にした。

 このような結果になった場合に、確実に言えることは、中国の軍事力がアメリカを上回り、もはや中国を止める者がいなくなること、日本の企業は大半が中国に買収され、日本を中国が実質的に支配する可能性が高くなる。

 色々、手は有るのだが、1990年代に日本は実質的に有効な手段は何一つ打てていないことを考えると、望みは薄い。何が原因かというと、アメリカ大統領が8年間で交代する短期間の間の自国の利益を追求するあまり、遠い将来を無視して安直な方向に走ってきたことだ。何度も指摘したことだが、共産党が支配し選挙のない中国を世界の工場にしたことは、アメリカの未来さえ危うくくなったのだ。

 見方を変えれば、自由と民主主義の敗北が未来に具体化されるのだ。共産主義統制下では何でもできる、これに対して民主主義では国民の投票によるので、無理なことができない。これまでのアメリカ政府は国民を騙しては、戦争に駆り立て、諜報機関を通じて滅茶苦茶やいかさまも実行してきた。いかさまがアメリカを反映に結びつけた面は否定できない。

 オバマのようなまともな大統領が出現すると、たちまちアメリカは危うくなる。何故アメリカが中国と接近したか?ソビエトと対立していた中国は核戦争になりかねない状況の中でアメリカに助けを求めたのだ。中国はその歴史の中で常に侵略され支配されてきた経験があり、強いものを持ち上げ騙すのは得意である。

 日本はこの現実を十分分析した上で、アメリカに接近し、持ち上げ、お願いすることだ。例えば、中国で選挙を実現させれば、たちまち、中国はかつてのソビエト同様分裂することになり、国力は抑制される。もう残された時間はあまりない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失われた日本の未来

2011年08月12日 12時37分40秒 | 思考空間

 管首相が来年度予算について、総額を71兆円、国債の発行を44兆円に抑えると言っている。実に収入に占める借金の割合が62%ですよ。緊急事態とは言え、まともな数字ではない。例えば、給料が40万円のサラリーマンの収入で、25万円が借金で占められている計算だ。こんなやりくりが続くはずがない。

 今年度末の国債残高を財務省は668兆円としているものの、これを信用する専門家は少ない。地方と合わせて借金は1200兆円を超えるという指摘もある。44兆円の借金は今を耐えて支出すれば将来戻せるとの期待だが、ここのところの超円高で、企業は痛み、急速に海外に逃げている。将来返すあてなどない。

 確実に予想されることは、円高は止まらず1ドル50円をめざし、国内の企業は壊滅状態となり、国債の格付けは大幅にダウンする。そして、最終的に円は大幅に下がる。円は紙くずになるのだ。私はビッグクランチと呼んでいる。何故、今円が高いのか?それはアメリカ、中国、韓国にとって円高が都合が良いからだ。アメリカは日本よりは韓国、中国を信頼しており、裏で繋がっている。同時に日本企業を叩くことができる。

 日本の製造業が強い間はうかつに円安に出来ない。日本が大復活するからだ。日本の製造業が壊滅状態になった後で、超円安に振らせる。そこで、日本は最終局面を迎え、世界のひのき舞台から引きずり降ろされる。

 何をすべきか?既に述べているが、日銀が円を大発行し、政府に貸し付けて、世界の資源を買いまくることだ。有力企業をどんどん買収しても良い。有力な人材も確保しよう。これをやると世界は困ってしまう。たまりかねて円安に戻すと後は日本の独壇場だ。まだ、日本の製造業が健在な間に円安に戻すべきである。残された時間は少ない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする