宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

ダーウィン進化論の論理的欠陥

2009年03月20日 19時27分27秒 | 生命

 ご存知のとおり、進化論は諸説あり、その中でもチャールズ・ダーウィンの自然淘汰説は初めて科学的に進化論を唱えた原点としてあまりにも有名である。その後も自然淘汰説を基本にして応用した説が多く出されている。そのほかに、リン・マーギュリスの共生説も説得力が有る。

 ただ、従来の進化論は表面的な現象を説明しているに過ぎない。例えは悪いかもしれないが、高専のロボット大会でパワーが有り機能の高いロボットが優勝するでしょうみたいな話である。そもそも、ロボットのメカニズムがどうなっているのかなどの本質的な議論が無い。

 ダーウィン他の進化論の欠陥は、生命体そのものの議論を無視している。私が指摘したいのは2点。一つは、進化することが自体が大前提になっていることである。生命は有機的なシステムとみなすこともできるが、通常、システムは劣化し破損することはあっても、自動的に進化することはありえない。何故、進化するメカニズムを持ち得たか、それ以前に何故、生命は現状を維持できるのかが説明されていない。

 次に、従来の進化論では何故、物質が生命体になったかが説明できていない。私は、生命体はある物質的なシステムが生命体に進化したとする説を電気学会に発表した。そのシステムとは自己保存を目的とする評価システムが有機システム(物質)に等価的に形成され、それが生命体に進化したと考えたのである。現在の科学では傷などの修復を説明できない。評価システムが有れば、破損を検知し修復できるのである。

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東京地検の暴挙で破壊された日本再生の道

2009年03月07日 09時38分57秒 | 思考空間

 東京地検特捜部による、小沢民主党代表の第一秘書逮捕劇は、政権交代が確実視され国民が期待していた民主党に大打撃を与え、自民党が政権を維持する可能性が高まった。これにより、税金を食いつくし日本沈没の根源とも言うべき官僚組織は温存されることになる。

 第一秘書が逮捕されようがどうしようがそれは大したことではない。そうではなくて首相候補の第一位に有る民主党党首の秘書が逮捕されたことにより、報道は繰り返しこの問題を取り上げ、掘り下げ、小沢代表だけでなく民主党の支持率は確実に下がる。日本国民にとっては希望の選択肢を失い、悲しい、失望すべき事件となった。

 小沢サイドがやってきたことは決して褒められるべきことではない。まだこんなことをやっているのか、小沢は何を目指しているのかとの疑問は強い。しかし、小沢の問題を言うならば、西松建設から金を受け取った数十人の自民党議員はどうか?今回の逮捕には、元東京地検のOB(桐蔭横浜大学、郷原教授)からも疑問が投げかけられている。最も、疑問視されるのはなぜ今か?ということだ。

 今回の逮捕劇により、政権交代が実現しなかったとしたら、東京地検の行為は明治以来の官僚支配体制を崩す機会を摘み取ったという、自民党主体の大腐食・汚職を維持させるという歴史的汚点を残すことになる。官僚はバブル以降はばら撒きのみで景気浮揚に失敗し、地方と合わせて千百兆円を超す大借金を残しただけであった。しかも、天下り先を増やし続け、税金をがっぽり懐に収め続けたのだ。日本に発展の芽が出始めた時の、なりふり構わぬ官僚体制維持のための暴挙というべきだろう。

 これは勘ぐりであるが、麻生は今回の件に何らかの形で係わっていたか、情報を知っていたから、支持率が下がろうが何を言われようが解散せずに、起死回生のチャンスと待ち続けていたのではないだろうか?

 最後に言いたい。小さな会社を経営していともめ事を避けられず、泣き寝入りしたくなかったら裁判は避けられない。その経験から言うと、裁判は中立ではなく政府筋に有利な判定を下し、警察は弱い者の味方にはならない。

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宇宙の根源は秩序

2009年03月01日 11時26分58秒 | 宇宙

 ルネ・デカルトの「Ich bin、 so bin ich 我思う、故に我あり」は永遠の哲学であり、また実は科学的真理でもある。我々を取り巻くものを順番に疑ってゆくと、何物も自分の感覚を通してしか確認できず、また全てが移ろう中で絶対的な存在を確信し得ない。しかし、どんなに疑っても疑っても、否定できないのは、その疑うという行為を含め、考えている自分の存在だというわけだ。

 これに比べると、宇宙物理学の天才達が唱えるビッグバン理論は幻想に幻想を重ねた、夢物語だ。まず、宇宙を語る前に、現在の宇宙そのものがほとんど確認すらできていない。次に、宇宙を生みだした物質と反物質が煮えたぎり、合体により打ち消しあうことにより生じる真空の場所がどのような状態(今でも存在している)でどこにあるのか?仮に物質と反物質との間にアンバランスが生じたとし、物質が移動した壁とはどんなものなのか?宇宙の卵たる素粒子大の物質が何故、無数に分解し、大膨張するのか?ビッグバン理論の殆どは証明されていない仮説であり、厳密に検証すると99.99%以上に疑問符がつくだろう。

 ビッグバンはアメリカの学会を中心とした仮説理論であるが、ヨーロッパをはじめとした国々では冷ややかな見方が主流となっている。ビッグバン理論は証明されていない仮説の一つにすぎない。ビッグバン理論が存在続ける理由の一つに実生活の関連の薄さが有る。片や、金融理論に基づくアメリカのいかさま経済はついに破綻した。このような疑わしいビッグバン理論を妄信し、まるで定説のように唱える東大をはじめとした宇宙物理学者、文部科学省、NHKとは何なのか?

 実は、ビッグバン理論で得られる予算と機関が巨大すぎ、あるいは生計を立てている人たちがあまりにも多すぎて、今さら、間違っていましたとは絶対に言えない。つぎはぎであれ、虚構であれ、何としても肯定し続ける。だから、ビッグバン理論が修正されるには恐らく数百年以上を要する。一方で、いかに人間が全てを納得しないか、説得力が有れば、いかようにも人間は騙されることを物語るものだろう。

 では、宇宙とは一体何なのか?ビッグバン理論も宇宙の始まりに何も無かったとはしていない。物質と反物質が存在して、これらが打ち消しあって真空(無)を形成したとしたいる。これは1-1=0じゃないかとする数学的トリックであり、物質が存在していたことを逆に認めている。全く何も無かったところからのスタートを主張できない。ビッグバン理論は、j巨大な実験機で確認し得た量子大の物質と反物質の現象を、しめたこの発見が使え得ると宇宙論にあてはめているに過ぎない。

 宇宙は無からスタートしたのではない。始まりも無く、終わりも無い、ただありとあらゆる物質の結合・反応・収縮や離散・爆発などが繰り返されている。生命はそのような永遠のプロセスの中で出現した、自己保存型の有機物質構成システムの一つなのだ。それもこれも、全て、宇宙に秩序が存在した所以である。人間社会も宇宙の秩序・ルールを発見し、エネルギーを駆使する発展社会を作り上げた。実は、存在そのものが秩序なのである。

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