バクテリアの一部は苦境に陥るとか、チャンスをものにしたい時に、自分のゲノムを変更する事例がある。ウイルスの場合は特にその傾向が著しい。変身速度も速い。生物学者は遺伝子のコピーミスと言うが、僕の進化仮説では目的に合うようゲノムを積極的に変更して試すんだ。
新型コロナが中国の開発かとの疑いは当初から脳の片隅に有った。何故なら、SARS も中国発だったし、中国のゲノム改変開発は世界のトップクラスである。開発者はその威力を知りたがる。上手にコロナ菌を放出したかもしれない。
原子爆弾を開発したアメリカが、その投下により子供の死亡率曲線(爆心地からの距離と子供の死亡率)を得て、核戦略展開を始めたのは歴史の事実である。アメリカは広島に医薬品を持ってこず、救助もしなかった。データ収集に徹した。
今回のコロナは、陽性から陰性に改善した後も陽性化した事例が報告されている。中国によるとその比率は14%らしい。これは厄介な菌だ。ワクチンの大きな障害になる。
ワクチンは接種後、免疫記憶で次の侵入を受けた場合、瞬時に防御態勢を立ち上げる。B細胞が抗体を莫大なミサイルの様に発射させ、確実に敵を無力化させやっつける。戦いの始まりは樹状細胞が食して抗原の特徴組織を細胞外に提示し、対抗できるヘルパーT細胞を選択するところから始まる。
免疫の仕組みは大変複雑だが、兎に角、以前、来襲した菌であることが認識できないと、B細胞の大量ミサイルも発射できない。コロナはまるでステルス戦闘機の様に、樹状細胞などに検知されないよう特徴を変えてしまう。