宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

賄賂・汚職は日本の立派な文化

2012年05月27日 17時51分11秒 | うんちく・小ネタ

 近くの高級回転寿司で突然店長が辞める事になったらしい。店長は某広島大学大学院出身、部下には厳しく、長身で客には人気があり、昇進が決まっていた。ところが経理に不正が有り会社の配慮で自己都合退職にした。

 私はちょっとした出来心で、厳しく叱った女性社員にチクられたのではと擁護しておいた。ところが、その後、店長は部下の給料を削り差額を懐に入れていたことがばれたらしい。こうなると、出来心とは言えない。正直、驚いた。

 

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賄賂・汚職をやった官僚・地方公務員を首にしていたら、官僚・地方公務員は全員いなくなってしまう。同僚の父親は土木業者で賄賂を渡さないと受注できないので、食っていけないと言っていた。

 地方公務員に就職する時、自民党議員(国会議員、地方議員)への献金や賄賂が大きな効果を生むこと知っていた?私は何人も実例を知っていますよ。議員秘書って、何のためにいると思います?

 東電や大手企業に出入りしていた業者は、賄賂は当たり前、至極当然で、賄賂なしで受注など有り得ないと言っていた。

 東大官僚の場合はアメリカに行くと、アメリカ政府周辺が取り込みを図り豪勢な歓迎をやるらしい。女性の世話までしてくれると超まじめな東大卒の教授が言った。まるで嘘ではないらしい。

 

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今だから言うが、電力会社にもごちそうさん体質が有った。発電所の毎年の花見には業者からの差し入れが有った。本店の課長以上が海外に出張すると商社が待ち構えていて、それは下にも置かないような接待が有ったらしい。私は出向中にトラブル解決で韓国に行ったとの理由で、欧米出張から外された。

 建設にかかわる設備見学に行くと、業者が同行し、旅費から飲食費まで全部負担してくれる。私は全額(書留で)戻した。家に山のような中元・お歳暮が届く。全部、郵送で返却した。。総務に返送料金をくれと言ったが、無視される。返却するような人間は電力会社にはいない。

 建築土木、発電所関連は接待が桁違い。メーカーや業者も受注費用の中に接待費を潜らせている。営業部門は独自の接待費、会議費(元は電気料金)を持っており、顧客向けでなく、自らがたらふく食い、夜遅くまでスナックをはしごする。

 部署が変わり、大きな購入が無くなってからは殆ど無くなり、面倒くさいので僅かなギフトは頂くこととした。購入に関係のないメーカーの接待も有り難く受けた。

 中国のビジネスで、共産党員・役人への賄賂なしでは前に進まないのは公然の秘密。そんなビジネスをなぜ日本政府は容認するのか分からない。中国人は、ほぼ全員が騙しの常習、嘘つき。日本はそれでも中国よりはましだが、賄賂汚職は至るとこにある日常的な出来事。

 博士号を持つ知人は、それが日本の文化だと言い放った。そう言われれば、口もあんぐりで何も言えない。


東京電力の料金値上げへの強力な対抗策

2012年05月27日 15時09分51秒 | 深刻な問題

 東電の販売電力量の38%が家庭でありながら、実に利益の91%が家庭であることが分かった。家庭は選択や契約の自由が無いので東電の思い通りに徴収される。一方で62%を占める産業の利益が9%とはあきれるしかない。

 対抗手段は1.選挙で維新の会、もしくはみんなの党に入れる。発電と送電を分離して、自由競争を持ち込まない限り、家庭用電力料金は下がらない。兎に角、官僚&電力の強力すぎる鉄の要塞を壊さなければ、日本はただ沈没するだけ。財務省の筋書き通り野田首相が消費税導入しても、税収増は12.5兆円。3%以上の経済成長で25兆円以上の税収増となる。

 2.エネルギーはガスとし、ガスコージェネ(燃料電池)に切り替えることです。ガスは火災や爆発のリスクが有り、老人子供のいる家庭にはお勧めできない。しかし、ガスコージェネなら、オール電化プラス、廃熱利用の暖房や給湯といった美味しいところ取りができる。ちょっと高いが元は取れる。

 3.個人が裁判で東電を訴え戦う手が有る。何故これが良いか?裁判は個人に有利にできており、例えば、福島の方が福島地方裁判所で戦える。安全神話をねつ造し住民を騙し続けたこと、安全を度外視し発電量を増やすため計算機のデータを書き換えたこと。

 東電の数々の犯罪的行為が原発事故を引き起こし、そのつけを家庭に回すため料金値上げを行うことを訴える。訴状はインターネットに書き方が掲載してあるし、弁護士を雇わなければ費用は安い。

 分からないことは法テラスなどで無料で相談が有り、裁判所の窓口担当者も多少は教えてくれる。裁判の中でも裁判長自信が被害者であり、素人には優しい。

 東京電力は一流の弁護士を雇い、福島までの往復から、1日分の人件費も払わなければならない。また、裁判の中で知りたいこと、マスコミなどで指摘されている問題点などの情報開示を求めることができる。

 勝てば、料金値上げができなくなり、損害賠償にも応じなければならなくなる。負けたところで、状況が悪化するわけではない。電力サービスは全国共通というルールが有る。

 然しながら、東電に勝つことは確かに難しい。裁判自体が偏っており、裁判長は弁護士に転向した時に東電から声がかかることを期待して、東電に恩を売る。それでも、あなたの明確な意思を伝え、世論を喚起し、ざっくりと東電に傷を負わせることができる。


東電福島原発の事故責任者は全員 刑務所に収監すべき

2012年05月15日 11時41分54秒 | 深刻な問題

 福島原発に勤めていた元東電社員(木村さん:高知県在住)の証言によれば、津波で非常電源が失われると上司に進言したにもかかわらず握りつぶされたらしい(TVタックル:朝日系列)。上司も分かっていた。北朝鮮ならともかく、日本でこんなことが起きていたとは。

 起こり得る事故の重大さを考えれば、犯罪に等しい。実際、メルトダウンや大量放射能漏れが起きている。日本の国際的信用力の失墜、企業損失、地元民の被害を考えれば、責任者は全員刑務所に収監すべきもの。一事が万事、東京電力の安全対策は抜け穴だらけだったことが想像される。恐れを知らない東電だから特にひどかった。

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 実は、その前の新潟地震での柏崎刈羽原発事故で、東電がデータ喪失と発表し追及をかわしたが、あれは作文(嘘)だと思ったね。こういう時は、嘘つき常習犯の事務屋が出てきて、上手に煙に巻く。マスコミはすっかり騙される(高額のCMが欲しいからそのふりをする)。

 津波の高さを5.8mと設定した責任者(太平洋では5.8mなんて普通の波だよ)も重罪だ。6月の東電株主総会以降の新体制では、ここらも徹底解明、責任追及し氏名も公表して欲しい。

 私は、民主党(官僚主導でどうしようもない)への支持は止めたものの、幹部に対して成果献金方式を採用している。東電に関しても情報提供し、トップ交代、常勤社外取締役制、取締役の半分以上交代は厳しく要求した。最低限の要求は実現しそうだ。

 電力会社内部では、犯罪的なことでもうやむやに済ませるし、トップの意向に反して正しい判断を下せる管理者が皆無。社外取締役が目を光らせる必要がある。また、課長以上は遊んでいる(仕事しているふりは一流)のだから、取締役全員を首にしても、会社が健全化するだけで、悪影響は出ない。

 私が電力会社で最も問題視するのが、何が正しいかジャッジする機能も取締役もいない厳然たる事実。好都合な嘘が採用され、不都合な事実は隠ぺいされる。悪い奴がのさばっている。

 取締役・部長以上と部長未満との関係は物凄く気持ち悪いよ。事務屋は副長とか課長になると、仕事は二の次、公私混同で上司にサービスする。オカマ女郎みたいなもの。声がかかるのを待っている。

 特に平日5時以降、休祭日が勝負。だから、ゴルフやマージャン、時には裸踊りが出世の道具として大切だし、上司からリクエストが有れば、恥も外聞も無く何でもやる。庭の掃除から家族の面倒まで見るというのだから凄い。夫婦で毎週、会長のテニスの相手をし取締役になったのもいたしね。社長の家は停電しないよう最優先設備にしたと営業所から聞いた。本末転倒。

 電力会社の本店は都市の中心部に位置し、周りを圧倒するような豪華絢爛さであり、高額の給料を貰う会長や社長は最上階付近の立派な部屋で下界を眺め、世の中を支配している気分になれると感想を漏らしている。取締役以上しか乗れないエレベーターが有ったりする。

 私はかねがね、本店は発電所の敷地内に簡素な建屋で、人数も3分の1程度で良いと思っていた。現役時代、人数削減を提案した。要は一般社会での実務能力が無いからそれを隠すため、ビルで圧倒したいわけで、無用な人員を抱え一種の仲良しクラブやハーレムになっている。

 

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 こいつら馬鹿だから、大きい部屋で大勢の部下を抱えているのが偉いと思っている。役所と同じ感覚。一般の企業では、部などが独立採算で予算(人件費や部屋・設備の償却費・光熱費など)に対する成果を求められる。部下を一人持つと、電力本店では(職級にもよるが)1,000万円から2,500万円ぐらいかかるだろう。然るに自分の給料さえ1円も賄えないような無能者ばかり。

 政治力で大きな部屋に優秀な部下をたくさん集め、ふんぞり返る。自分はトップなどのご機嫌をとり、手を変え品を変えてサービスに努め、部下が出した成果は自分のものとする。理想や理念は出世の邪魔。表紳士・中身やくざで、騙しのテクニックは欠かせない。

 東電などで一時、一般企業などから大量に中途採用した。入社した人は、特殊な状況にびっくりしていましたね。公正さとか効率化とは無縁の世界。内部にいると分からないが、まともじゃない。辞めた人も多い。

 一般の企業では少数精鋭が絶対条件、同居する部どうしが部屋代・光熱費の負担を減らすため、人数割りにするか面積割にするか予算割にするか、などで火花を散らしていることなど全く知らない。予算はどこからか湧いてくるらしい。

 某副社長は「私は石橋を叩いて叩いて渡らなかった」と豪語し(これが自慢)、某技術系社長は「私は技術的な成果が何もなかったのでこれから作りたい」と発言した。要は存在価値が無かったことと、実質的な仕事をしなかったから昇進したことを証明している。(余談:某技術者は若いころから上司が望むデータをねつ造して報告することで知られていたが取締役まで上り詰めた)

 一方では、数十億円とか某東京電力でも数百億円かかった大プロジェクトが失敗しても責任が追及されないばかりか、某電力では失敗責任者が副社長や常務になったし、自民党議員をバックにした「バックだけ大物」の反感を買うとプロジェクトが成功しても評価はマイナスで左遷されてしまう。

 あまり中身をばらすのも何だが、関電などで供給力が15%不足すると発表しながら、次には揚水発電所を入れ、その次は他社融通を入れるなど、発表の度に不足量が減るなんて、とんでもない話。企画部門と中央給電指令部門では専門担当者がいて、様々な供給バランスを計算している。計算機だから一瞬で答えが出る。

 

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 昔は電卓をたたいた。間違いなく想定されるあらゆるケースを分析し、持っている。そうでないと、今日・明日の安定供給もできませんよ。事故だって、いつ起きるか分からない。24時間何が起きても良いよう監視し、備えている。

 彼ら(最優秀と言われる技術者集団)は数字や情報やグラフが頭の中に入っているから、経済性も含めて何でも即座に答えられる。電力にとって都合が悪いのは、彼らがまじめだから、嘘がつけない、駆け引きできない。そこで、嘘つき事務屋が出てきて、質問者の力量や顔色をみながら適当なことを言う。騙せるか試している。

 バラシついでに、電力株を持っている人やお客様には誠に申し訳ないが、株主総会は一般株主をシャットアウトしていました。(以前も書いたが)株主総会前に本店の特別管理職が呼び出されて、全席を埋め、「異議なし」などの練習をする。

 黒っぽい無言の背広集団が席を埋めているのは異様です。罪悪感を感じていましたね。後ろを見ると一般株主は、壁際の立ち席しかない。声も届きにくく質問も難しい。こういう過激なことを平気で演出するやつが出世するのです。

 電力のトップともなると収入も半端じゃないが、その上で、商社やメーカーから賄賂をがっちり受け取っている。中部電力だったかで逮捕が報じられた。全電力会社のトップに対し巧妙に現金受け渡しが行われてきた。渡した本人が私に言ったのだからこれ以上確かなことは無い。

 ご存じのように、取締役になる前に社員としての退職金を受け取り、その上で、取締役に就任、取締役を辞める時に数億とも言われる退職金、更に副社長以下は子会社の社長や常務などにに就任し、また退職金を受け取る。子会社は競って、取締役以上を非常勤取締役に就任させ現金でごまをする。

 社長、会長経験者は相談役として本店に残り、高給、送り迎えの高級車、美女、御殿のような部屋付きで、社葬までトップ人事などの最高権限を維持し続ける。イカサマ、権力、金まみれの構造。

 

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 社長・取締役候補は30歳代で決まっている感じだが、刑事罰逮捕でもない限りこの闇決定は不動のようだ。若いころから肩をいからせ品悪く、過保護は当然のこととして特別なエスカレーターで昇進してゆく。某社長などスケベで下品そのもの。

 人事の影響力は、自民党国会議員(特に大物)が最も強く、続いて現役・OB実力者のねじ込み、元部長以上の父親による裏工作、東大・京大の学閥が続く感じ。町会議員でも、動けばそれなりの影響力は有りそう。

 自民党議員にとって、推薦者を送り込むのはメリットが大きい。推薦者は常務にはなるから、内部情報はばっちり取得できる。電力の予算は巨額だし、立地や設備計画の入手、選挙協力などよだれの出る話ばかり。自民党議員3人が組んで、某電力から大金を引き出したとの情報も流れた。

 仕事をこなす実力者(滅多にいない)は目障りだが潰すのは簡単。仕事すれば小さなミスも出る。(電力会社はミスを極端に嫌う減点主義)悪情報を集めるだけではない。とんでもない情報をねつ造し、自分の子飼いネットワークや部下を通じて流す。何しろ、電力会社では噂が流れるのは自分の責任(火が有るから煙が出る)という世界だからターゲットになると大変。

 多くの先輩後輩が亡くなり、ストレスで回帰不能なダメージを受けた同僚が複数いる。東大・京大卒業でストレスにより自殺したり、ダメージを受けた話など全く聞いたことも無い。ネットワークが弱いと狙い撃ちされる。

 潰せ!の指令を受けた部下は自分の昇進がかかっているから必死で動く。断りなく、パソコンや手紙も勝手に開けて読む。あの執拗さ熱心さが仕事に反映されればと、ふと思ってしまう。常務ぐらいになると下の人事はかなり自由に動かせる。

 電力会社で仕事するのは、職級で言うと係長以下の社員(多くは出世できない)、事業所で言うと発電所、営業所の現場、メーカ、関連会社、下請け。特別管理職の課長以上で、まともに仕事していたら完全にコースから外れるし、まともなことを発言していたら左遷間違いなし。

 電力本店では、多分今でも、原子力の安全性なんて、口にも出せない、議論なんてできる雰囲気ではない。直ぐ、チクられてしまう。事務屋の若手馬鹿(取締役などと気持ち悪い関係)が偉そうに注意に来たりする。「テレビや新聞で原子力問題を騒いでいるが困ったものですね」なんて会話が精いっぱいか。

 現役官僚から電力社員は全社ともロボットでどうしようもないと言われた有様だから、まそんなもんなんでしょう。許可されていない範囲で自分で判断すること、自由に発言することを許されていない。

 

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 原子力発電プラントの場合、電力の担当とメーカーの担当がペアになっており、電力担当が昇進するとメーカー担当も昇進する。これ常識。電力の研究所で有効な開発は少ない。研究所は2000万円などの研究費をメーカーに渡し、メーカーが開発し、特許をとる。これも常識。

 人事評価では仕事の実績や能力などを採点することになっているが、管理職以上ではポスト昇進によって、評価に関係なく、このポストに適するとの理由で昇進してしまう。評価はまじめにやる人とそうでない者がいて、当然惡貨が良貨を駆逐する。人事部が弱すぎるし、政治力学の強者に無理筋やバラマキを許容することで、自らの昇進も保証される。

 事務屋は人数あたりのポストが技術屋の2倍あるから、自然の成り行きとして事務屋はアホバカでもエリート。

 東電から経団連の会長を出していたが、経営のイロハも知らない素人が偉そうに経済界の会長職を勤めるのは大変失礼な話。何しろ、総括原価方式で利益が保証された「ままごと」をやってきたので、ビジネスは経験も無く知る由もない。

 無駄を多く作るほど、報酬が増えるというイカサマで倒錯した(法律で決まっている)世界。報酬率は3%でも、無駄を増やすほど報酬が増える。原子力プラントは巨額だから、当然報酬も巨額。電力需要は家庭を中心に自然増の右肩上がり、経営でも何でもない。

 そういういかさま体質が福島原発事故を招いた。その上で、料金値上は権利などとのたまわるのである。課長以上全員がイエスマンで固められたピラミッドの頂点に立ち、世間知らずの殿様は、何故それが非難されるかも合点がいかない。

 福島原発は全ての原因を徹底解明し、トップ以下事故責任者は全員刑務所に送り込み、頭を覚ましていただく方が良い。そういう機会を作るべきではないか。

 


文芸春秋は橋本首相実現を何としてもぶち壊したいのだ

2012年05月10日 13時10分20秒 | 橋下改革

 週刊文春はこれまで何度も、橋下徹を批判する記事を掲載してきた。親の文芸春秋は格調の高い中立的な月刊誌と、私は位置づけてきたが、どうもそうではないらしい。写真は文芸春秋のPR(本日日経紙)。官僚のご用達雑誌か、既得権に配慮する同じ穴のムジナかと思える編集方針だ。

 まだ橋下の口から政権狙いとか総理とかの単語は出ていないこの時期に明確に「橋本徹が総理になる日」と明確に打ち出してきたのは、明らかに先手を打った、橋下潰しであろう。橋下徹、総理と全国に発表し印象付ければ、確実に反発を生じる。多くの場合は芽を摘んでしまう。もし、橋本首相の実現を期待する場合は、可能性が有っても伏せるのが常識。

 

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 文芸春秋を動かすほどの精力が橋下を怖がっている証拠。それはどう考えても、官僚を中心とした真っ黒黒の官僚を中心とした既得権勢力である。東大官僚は、バラマキしか能が無く、1000兆円にも達する借金を作ってきた。

 東大官僚はどうしようもないいかさま人種。例えば、平成23年度の予算をネットで見ると、マクロベースで税収は48兆円、公債(借金)は44兆円、公債費(借金支払は22兆円。28兆円の収入から22兆円の借金返済を差し引くと、使える予算は24兆円しか残らない。これが実情。

 借金がGDP比率で2倍と世界ダントツの借金大国でありながら、収入の1.4倍の借金予算(借金と借金返済の合計が66兆円)を組むなんて、東大官僚は四則演算もできない決定的な頭の悪さ、異常さ。消費税を10%にしても、うまくいって税収は60.5兆円。単年度でも破たん状態。

 文芸春秋、土曜日に買って読みましたよ。全体としてはつまらない特集でしたね。何を訴えようとしているか、分かりにくい。表面的・抽象的で、引き込まれるものが無い。何とか飛ばし読みした。

 予想に反して、週刊文春のように過激ではないし、橋下支持者も書いている。ふと頭を休めて考えると、穏やかに、かなり作為的に偏った内容であることがわかる。橋下が府知事として、市長として進めてきた改革には触れていない。その上で、橋下に批判的な意見を集めている。

 大阪の人々が熱狂したのは、おちゃらけ芸能人と思っていたのが、本格的な改革実行、そのスピード、徹底ぶりに従来の政治家に無い本物の推進力を感じたからであり、橋下の改革実績、従来の政治家との比較なしに、魅力の一端さえも語ることはできない。

 文芸春秋もお粗末な月刊誌になったものだ。