宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

東京電力が犯した大罪と電力会社の懲りない体質

2013年07月31日 12時17分02秒 | 深刻な問題

◆◆東電福島原発の放射能汚染水漏えいの発表が遅れた件(3日前の金曜日には分かっていたが、選挙後の月曜日に発表)について記者が選挙のためかと聞き、広瀬社長が間髪を入れず「違います」と答えた。これを信用する人は少ないだろう。

 東京電力には社外取締役を半分以上を送り込んだのに何ということか。すっかり虜まれたのか。東京電力がこれまで犯した大罪は①津波の設定が甘すぎた上に見直しの機会を見送った、②全電源喪失をさせてしまった、③原子炉をメルトダウンさせ、④放射能拡散等で多くの人を被爆させてしまい・・・安全神話(自らが作成し、国民を信用させた)を壊し日本の信用を著しく失墜させた事である。

 今回の発表遅れは過去の体質をそのまま引きずっている。あれだけの事故を起こして改革がなされていない。私は、安全性が確認されれば原子力の再起動に賛成だが、とてもとても安全性が確認されるには程遠い。福島原発が収束しないで再起動は無い。

 東京電力は明言しないが地震の想定も甘かった可能性は高い。2007年7月16日の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力は恐らく想定値を超えている。あの時は、データ喪失(電力の設備ではあり得ない)でうやむやになった。

 津波の設定は相当お粗末であるが、電力社内で有力者が設定した条件を変更するのが大変な事は分かる。しかし、事、安全に関わる事なので妥協の余地はない。全電源喪失は技術者としての恥である。原子力発電所であることを考えると、どのような状況になっても絶対に電源を確保する5重6重の安全措置が必要だった。

 特に発電所の課長以上は日頃から相当の時間の余裕が有る。様々な状況を想定して、チェックやシミュレーションするのは当然の事であり、これらの基本的な業務を怠っていたと言わざるを得ない。安全対策はルーチン業務ではないし安全に絶対は無い。安全に対する意識があまりにも低すぎる。

 法律は無いものの、メルトダウンに関わる設備や技術の責任者は、終身刑に相当するような罪を犯している。事実関係や責任を明確にしておかない限り、同じような事故は必ず起こる。

◆◆何度も書くが、電力会社の発電所、営業所、研究所は総じてまじめで、規律が守られている。問題は本店という城に住む一部のインテリやくざと言うか化け物だ。

 電力会社の中枢で全部がデタラメとは言わない。しかし、自民党国会議員が人事に最も大きな影響力を及ぼす組織で、特別管理職になったら仕事しない。自浄機能を持たず、事実の究明がなされず、嘘がまかり通るので、何が有ってもおかしくはない。

 肩で風切る事務屋は巧妙な嘘つき。一般社会の事は知らないし、能力の高い人間は電力会社には来ない。出来るのはメーカーや業者を呼びつけて威張ることぐらいかな。巨額な資金が有るからね。私が電力会社を早期退職したのは「こんないかさま会社には1秒もいたくない」と思ったからだ。

 私事だが、最後の職となった大学出向時、電力会社でも成果評価制度を導入し、やっと自分の出番と思い頑張って実績を上げたが、上司の支店長から「君は電力に貢献していないからB(平均)」と言われた。理屈に合わない話。対立していたバックだけ大物(父親が元官房長官の後藤田正春の後援会長)から指令が来ていたことは明らかだった。

 そもそも電力会社は成果評価で昇進する組織ではない。自ら経験の無い事を評価できないから、政治力学(頼まれたり)とか好き嫌いとかで決めて、鉛筆をなめなめ成果評価点をつける。特に実績のない人物が社長になり、石橋を叩いて叩いて壊してしまったような人物が副社長になったり。

 子会社で機械製造の新規事業を立ち上げて本店に戻ると、出向時は毎週のように社長への説明に伺ったが、本店営業部(課長職)では部長(バックだけ大物)に会うのに次長の許可が必要と言われる。

 権限なし(何をするにも次長の許可を要す)、予算無し、部下無しの状況に置かれた。監獄のような状況から、エコライト(深夜電力を蓄電し昼間の照明に使う)を発想し、殆どの電力の協力を得て、開発を推進した。

 本来電力会社本店の課長はメーカーの部長以上の権限が有る。ある日、常務だったかな、呼ばれて監獄状況を説明したら「そんな馬鹿な話があるわけない」で一蹴され、聞いてももらえなかった。私の苦しみはどうしてくれるの。

 電池に想定していたリチウムイオン2次電池はコストや安全性の課題が有った。それをバックだけ大物に報告すると「そうじゃろう、そうじゃろう」と喜んでいた。解決のため、日本電池(当時)が開発中だった顆粒クラッド鉛電池に切り替え、経済性などで見通しが出てくると担当部長が報告書を受け取らない。

 既にバックだけ大物は取締役、部も事務方と技術方の二つになり技術の部長が就任していた。突然、「この2階の窓から飛び降りろとまでは言わないが」などと言う。関係者に相談したがバックだけ大物は余程恐ろしかったらしく当たらず触らずだった。そこでプロジェクトは解散(全電力会社、電力中央研究所、パナソニック、三菱電機には大変ご迷惑をおかけした)

 開き直る手は有ったが、修羅場になるし、昇進したかったのでおとなしくしていた。今から思うと暴れても良かった。返す返すも残念だった。

 もし、エコライトが実用化されていたら、福島原発事故の省エネ時に多少でもお役に立てていた。実証試験は2件成功していた。昼間ピーク時の照明負荷は12%ぐらいあるから、僅かなピークシフトでも役に立つ。

《参考電力設備は1年間の最大電力のために準備しており、最大電力は7月とか8月の14時ごろに出る。エコライトで1%ピークシフトできると、東京電力の最大電力を5600万kWとすると56万kW分が助かり、これは火力発電所1基分に相当する。一般家庭が3kWとすると大雑把な考えで19万世帯が節電しなくて済む計算》

 一方で、バックだけ大物は多額の予算(数十億円)を使ってインターネットシステムを開発していたが、東電が採用しなかったので大失敗したもののうやむやになった。しかし、バックだけ大物を含めて責任者二人が常務まで昇進した。(エコライトで使った予算は数十億に比べれば誤差範)

《想い出したが、バックだけ大物は営業部課長時代に全営業所に産業需要の数字を水増し粉飾するよう指示し、取締役会などに粉飾データを提出した人物。つまり、自然増の産業需要を、さも自分達の実績のように水増しさせていた。全社員に配布された対話マニュアルには粉飾データが記載されていた。能力は疑問だったがそういう才能は有ったね。

 粉飾データの事は後に上へ報告したがおとがめなしだった。やはり元官房長官後藤田正春をバックにしていた威力か?夜は会議費や交際費(電気代)で飲みまくった。体格が良かったし、底なしに飲んだんじゃないか。何しろ、課の全員を引き連れて毎晩毎晩飲み屋でどんちゃん騒ぎ。私はそういうのが嫌いなの一人残って残業していた。

 営業部は会議費や交際費を特別に持っていたから、営業した名目で、出来るだけ税金のかからない会議費にする。これも粉飾で利用》

 官僚の世界同様、トップを騙して予算取りすれば結果に関係なく昇進する典型的な例。大失敗組は大昇進、成功組はプロジェクト解散で評価ゼロになった。因みにバックだけ大物の指示で私のたたき役に回った連中は全員異例の昇進となったね。

 何故、バックだけ大物と対立するようになったか。電力会社に協力していた企業の倒産を防いだから。ある日、関係会社の社長が営業部に協力企業への支援を止めたいと報告に来た。5000万円までの欠損は関係会社社長の判断で決済できるから、支援を切りたいとの趣旨だった。支援を切れば100%倒産だった。

 私は呼ばれていなかったが「待ってください」と言ったら何を待てと言うんかと怒鳴られた。協力企業は農産物を中心に除湿で乾燥する装置を開発しており、その普及で電力需要も伸びていた。協力を得て二人の社員が社長表彰を受けていた。私は研究費を確保し、共同研究契約を結び積極的な展開をスタートさせた矢先だった。

 夜、懇親会の席で、バックだけ大物がくると「お前は手を引け」と大声で怒鳴ったが「手を引きません」と返答した。それからが大変で可能性のあるところへは全て頼みに行くなど走り回った。結局、共同研究していたカツオのカビ付けが成功し、ヒットしたので業績が急回復し助かった(簡単に書いたが倒産しかかった企業を復活させるのは不可能に近い).

 本来は喜ぶべきところだが、成功が逆にバックだけ大物には気に入らなかった。その後、営業部では四面楚歌、針の筵となった。既に書いているので具体的には触れないが、私が普通の人間なら3回倒れて、1回死んでいただろう。同窓が3人亡くなり(先輩が2人、後輩が1人)、2人が深刻なダメージを受けたのを見てきた。やくざ集団の中では優秀で真面目な人間は弱い。

 私もチャンスは何度も有った。例えば二人の副社長から良い申し出が有った。後に副社長となった先輩は仲が良かったので、多少の事は実現してくれただろう。しかし、私は実力を評価して欲しかった。人間関係で評価されるのは嫌だったので良い話も断ってしまった。何が良いかはわからない。

 トータルで7500kWぐらいの需要を作ったか。開発実績は数えきれない(現在も大手企業で採用されている設備も多数有れば、地域の産業起こしになった装置も有る)。電力の協力会社倒産を救い、関連会社の新規事業を手掛けた。大学では共同研究(企業から研究費を貰う)の記録を作った。ただし、常に過大なストレスを抱え、精神状態が悪かったので、家族、とりわけ子供には大変申し訳なかったと思う。

 

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サザンオールスターズの桑田佳祐が現代史を習わなかったのを嘆いている

2013年07月30日 15時27分45秒 | 音楽

 サザンオールスターズが今年8月7日にリリースする「ピースとハイライト」で桑田佳祐が「教科書は現代史をやる前に時間切れ」と歌っている。桑田佳祐が私のブログを読んだかどうかは分からないが、彼なりに、現在に繋がる最もつながりの深い最新の歴史を習わなかったことを嘆いているのであろう。

 そもそも、歴史は現代史から学習しなさいと言いたい。最も重要な歴史だ。卑弥呼や聖徳太子を学ぶのも大切だが、、事実関係の確認は難しい上に、卑弥呼が何をしようと、聖徳太子が何を決めようが現在との繋がりは薄い。

 昨日の事が十分理解できていなと今日の事が分からない。確かに、教師としては現代史を教えることは難しい。様々な正確な専門知識と理解度が要求される。奇跡の経済成長、バブル崩壊の教え方は難しい。戦争の生々し極限状態、侵略の定義づけなどが問われる。避けて通りたいは山々。しかし、それではリアリティーのある本当の教育にならない。

 例えば、第二次世界大戦は極限状態であったから、本当の日本や日本人が分かる。実は自分そのものを映し出し、その時自分が何をすべきであったか、なすべきでなかったかを考えることになる。

 現代史を学習しない方針はGHQが出したとのことだが、そんな事にはお構いなく、現代史を早急に学習テーマとして取り上げる必要がある。日本とは何なのか?日本人とは何なのか?それを知らずして、グローバル社会で我々は現代を生きてはいけない。今や未来を考える論理的根拠に乏しく、戦略性が乏しくなっている。

 主体性を持ちづらく、思考がブレやすい。自国や自分が十分分からないでは、海外の諸国に対して明確に、自信をもって主張しづらい。実は中国は日本が歴史に学ばないと、言い続けているのであるが、日本人はぴんと来ない。悪い事だけじゃない。優れた日本民族の源泉を知り、なお、前進させることが出来るのだ。

 桑田佳祐の歌からの話にしてはちょっと難しい展開になっているが、多分、桑田佳祐もこのようなことを語りたかったのであろう。 

 話は飛ぶが、韓国の慰安婦問題などに関して、実は、日本の対応があまりにもそっけなく、形式的過ぎたので現状に至った面はあると思う。ドイツとの際立った違いが有る。前にも述べたが、韓国は最も重要な隣国だ。戦略的にもそれは言える。しかし、右翼傾向のリーダーたちはその認識が無かったのではないか。

 安倍首相が「侵略の定義は明確では無い」と発言した。このバックグラウンドを考えると、危機感を覚える。つまり、また日本は軍国化して侵略するとの意志が潜んでいるのではないかと連想される可能性は有る。だから、韓国だけでなくアメリカを含む世界も安倍首相の言葉には驚いたに違いない。

 日本はお金とか物質で解決するのではなく、迷惑をかけた人々に誠意を尽くしてケアすべきだった。右翼系とみられる政治家やリーダーが勇ましく喋って煽ってしまった状況を収めてゆくには莫大な労力と時間がかかると見る。勇ましく語る前に、いったい何を目指しているのか自分で問い直してもらいたい。

 話を元に戻して、現代史に関しNHKのBSでは次々歴史的な事実を放映している。知らなかったことが白日の下に開示されてくる。我々は歴史をきれいごとで終わらせるのではなく、良くも悪くも現実を受け止めるべきだ。徹底的に事実を究明し知らなければならない。私の戦略理論では事実を究明することが必ず発展に繋がる。

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医者や薬に頼らないのが健康の秘訣

2013年07月30日 12時40分20秒 | 健康・病気

 私は医者を信用していなかったし、医者の問題点を指摘したかった。そこで、医者から敵視され、診療してもらえなくなる可能性もあると考え、自分自身で健康対策するようになった。医者や薬に依存していたら現在の健康は保たれていない。

 ノバルティスファーマ社の高血圧薬ディオバンの論文書き換えが問題になっている。実は以前から、保険会社が高血圧よりも、高血圧でありかつ高血圧治療薬を服用していることのリスクを高くしていたのでそれが気になっていた。普通は薬を飲んでいればリスクは少ないはず。多分統計的な結果が出ていたのであろう。この際、全ての薬を疑ったほうが良い。

 薬ではないが、カネボウの美白化粧品も似たような話だ。問題は2年前から出ていたのに放置し被害を拡大している。化学製品や人工的な薬品を使用するのは恐ろしい。企業は被害を出しても利益を優先する。

 弟は、幼い頃、肋間神経痛が有ったため医者から運動を控えるよう指示されたが無視し、学生時代はスポーツで活躍した。父は内蔵が痛くなり、医者は胃痙攣と診断していたが治らなかった。東京出張中に激痛となり、東京医科歯科大学で腹膜炎であることが分かった。普通の人なら手遅れで助からなかった。以後、数十年も手術のため入退院を繰り返した。

 父は最後、医療ミスで亡くなった。点滴で入れる薬の種類か濃度を看護士が間違えた。昏睡尾状態になったことを指摘すると医者が動き、母を抑えにかかった。裁判を恐れたのだ。弟の嫁がかつて、その病院の看護士であった事も有り裁判になる状況ではなかった。残念でならない。好きだった木工のおもちゃ作りの趣味を続けて欲しかった。

 私は皮膚がおかしくなり複数の大学病院で診てもらった。診断結果はそれぞれ異なり、長い間通ったが治らなかった。ある日から熱いシャワーを浴び始め、症状がかなり軽減した。日赤病院の皮膚科には「熱いシャワーは浴びないよう」張り紙が有った。

 親しいI工学博士は歯医者の勧めるままに、歯を抜いてゆき、最後には自分の歯が無くなってしまった。今は入れ歯をしている。笑い話のようだが実際の話。「あなたは北朝鮮に行っても順応できるね」と申し上げている。

 誤診率がどの程度か?以前、文芸春秋で50%と書かれていた。医学がその後進歩したとしても100%には程遠いのではないか。第一、日本の医者は免許制ではないので勉強していない。アメリカの医者は定期的な免許試験を受けるため必死で勉強するらしい。だからアメリカの田舎でも技術レベルは高い。

 治療などの点数制度も問題だ。重病者を治療し、しかも死亡したほうが点数が高いなどとんでもない話。要望医学には目がいかない。安倍首相自ら歩け歩け運動を推進すべきだ。

 多くの人が医者や薬に頼っている。風邪の症状で医者に行くだけで山のような薬をくれる。熱さましや咳止めや抗生物質や栄養剤や副作用を抑える薬や薬で胃が荒れるのを防ぐ薬や。持病がある場合は大変だ。食事に劣らず薬を飲み続けることになる。薬は安心感も与えるようで薬依存が進む。麻薬のようなものだ。

 私は密かに、医者や薬に頼るようになったらおしまいだなと思っている。自分の事は自分が一番よく分かっている。自分専用の最高の医者だ。医者が何と言おうと納得できなかったら従いません。何度も医者と喧嘩している。薬もほとんど飲んだことが無い。

 勿論、医学情報は尊重している。同じような考えは欧米でも多いのではないか。私は毎日の適切な運動に勝る健康法は無いと思うが、アメリカの一流ビジネスマンは毎日スポーツで汗を流している(医療費が高い事も有ると思う)。

 1にも2にも3にも適切な毎日の運動。運動以外でお勧めは一言で言えば、味噌汁ですかね。私は自然界で育った天然児なので味噌汁が良いのは分かる。味噌という発酵食品、および大豆で作った豆腐のパワー。恐らく、味噌汁を中心とした古典的日本料理はガンに対する強力な免疫力を生み出せる。

 血圧を下げるには減塩醤油がお勧め。最初は物足りないが1週間もすれば慣れる。醤油が減塩になると、すべての食事が減塩でないと食べられなくなる。大抵の人が顕著に血圧が下がる。

 運悪くガンになった人はセカンドオピニオンを活用すべきだし、是非、重粒子線治療を調べてください。ガンほど医者によって差が出る病気は無いので、自分の命を考えたらベストの医者を選ぶべきだ。アドバイスしても、かかりつけの医師に頼ることになるようだ。残念。

 最近の情報では乳癌にも重粒子線が適用されようとしているらしい。重粒子線はガンだけをアタックできるので理想的。並行してガンだけをアタックする薬も開発中なので、適用が待たれる。

 ブドウ、スイカ、牛乳は睡眠を誘発しますね。騙されたと思って試してください。花粉症は潔癖症の清潔すぎる環境がもたらすようで、清潔もほどほどということですか。

 100歳以上の人は大抵自宅で家族に囲まれていますね。100歳過ぎても社長という人もいる。病院で薬漬けで、なんて人は見たことない。人生設計大切ですな。

 

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経済で中国を抜き返す方法

2013年07月29日 17時11分04秒 | 社会・経済

 1990年3月大蔵省銀行局が独断で、何の戦略も無く自らの首を絞める総量規制を通達し、バブルを崩壊させて以降、政府は有効な政策を打てずに来た。その間、経済政策と称してバラマキ続け、いたずらに借金を重ねるだけで停滞してきた。中国がGDPで日本を追い抜くことは予想されていたが、時期は前倒しとなった。

 バブル崩壊した直後、私は出向し、機械製造業を新たに立ち上げるべく必死の努力を続けていた。日本政府が更に借金を増やして埋没することは十分すぎるほど分かっていた。しかし、一サラリーマンとしてはなす術が無かった。そして予想どうり借金をさらに増やし埋没したのである。

 今後、急成長を続ける中国と日本の格差はさらに拡大し、2050年には中国は経済で日本の10倍以上(軍事的には単純計算で20倍以上)になると予想されている。現状でも、中国の尖閣諸島などに対する威嚇行動は手にあまる。

 中国の戦略は、強い軍事力をバックに経済力を成長させ、成長した経済力で更に軍事力を拡大する掛け算・雪だるま式で、最終的には軍事力でアメリカを上回りアメリカを力でねじ伏せることだ。中国は屈辱の歴史を絶対忘れない。やられたらやり返せという目標が設定される。

 1996年中国が台湾やアメリカを威嚇し恫喝した際、アメリカは空母インデペンデンスほかを台湾海峡に急行させ沈黙させたが、中国はやり返したいと空母建設など準備を進めている。その前に、中国を侵略した日本に対しては、軍事的な支配を本気で狙っている。

 中国に対抗する有効な手段は、少なくとも経済でそん色ないレベルを保つこと。出来れば、抜き返したい。

 手が無いわけではない。簡単に言えば、アジアの成長力を日本に持ち込むことだ。

 私がフリーハンドを持つなら、北海道と沖縄に異次元の経済特区を作る。ベストは独立した自治経済区とし、日本人もパスポートで出入り、税率を下げ、競争力を持たせるよう人件費の最低単価を設定する。

 このまま放置しても、日本以外のアジアは大きく成長する。そうであれば、その成長センターおよび、そのエキスを隣接する形の自治経済特区に持ち込み、日本にとって好都合な条件で拡大させる方が良いに決まっている。

 日本の先端技術をふんだんに持ち込み、仏教徒(宗教対立が少ない)を中心にアジアの優秀で真面目な人材を大量に集める。異次元経済特区は世界と輸出入するが、当然、日本本国との間でよりダイレクトに近い輸出入を拡大させる。

 輸送コストは大幅に軽減されるし、同じ陸地内で共同生産、共同ビジネスも可能だからスケールメリットも期待できるのではないかな。

 起業が容易な直接投資、プロ会計士付ファンドの創設、営業請負体制充実、ネットなど充実したインフラ整備。経営者は世界中からヘッドハンティングできるような専門企業誘致。国内の既得権やしがらみを排除。劣化した企業は退場させる。

 中国に進出してノウハウや資金や工場をとられるよりは、異次元経済特区内(中国・インド・韓国・ベトナムの良いところ取り)で工場を建設し、政情の不安定さは無いし、安心して生産できる。

 経済特区に来た外国人のうち信頼できる人物(例えば5年以上努力し、優秀性・信頼性が認められた場合)は日本の永住権を与える。人口減少に多少の歯止めをかけられる。

 中国も一人っ子政策で急速に老年齢化が進むと予想され、労働単価も上がり、成長が鈍る。日本で活力のある異次元の経済特区を作っておけば、いつか抜き返すチャンスが訪れるかもしれない。少なくともvはレンジする価値は有る。

 

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火星までかっ飛ばせ 打劇王で最速球・フルスイング

2013年07月28日 15時33分26秒 | スポーツ

 昨年はどういう訳か間違ってホームランキング(24本)になった。抜きつ抜かれつ大変だったね。ライバルは経験者を含めた野球選手やプロなどを目指す子供たちだ。今年は完全に出遅れた上に、大勢が記録を伸ばし、出番がなくなった。昨年以上に盛り上がっている。ちょっと寂しかったがストレス解消で通っていた。

 最近は女性が増え、ホームランも打っているようだ。見ている余裕はないが、明るく華やかで良い事だね。打劇王(広島市西区草津)ではバッティングだけでなく、様々なスポーツやゲームが楽しめる。

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 驚いた事に7月に入り、スルスルとトップに並び、遂に、抜いて単独首位(11本)になった。春の時点では全く考えられなかった。トップグループのペースダウンが分からんよね。まだ先は長い、今年は強力なライバルが多く、レベルも高いので天下は瞬間だろう。

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 4月の誕生日で高齢者に仲間入りした(らしい)が、野蛮な打ち方は変えていない。最も長く最も重いバット(メーカーから取り寄せた)で最速球(140km/h)をフルスイングする。素人で下手だが、好きなだけ。足を上げるとタイミングが合わない、ぶれる。夏は冷房でも100球越えたあたりから凄い汗。

 隣に来た学生が初球から3球連続でライナーやホームラン性の打球を飛ばす。スイングも美しい。「これがバッティングや、おっさんよう見とけっ」てなもんだ。すごいなと感じるが、何とここまで。当たらなくなる。

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 多分、私が目いっぱい振るので力が入り、リズムが崩れる。それに、素人が振り切っても、まぐれで芯を食い、球が壁を揺らす事が出来る。挑戦者は大体25球でいなくなる。頑張って50球かな。しかも、両隣は最速で130km/h。私は連続200球打った時点でも、2割以上、真っ芯を捉えている。

 しかし、確かにうまいやつはいるよ。殆どの打球を的の周りに射込める。何故当たらんのかが不思議なぐらい。本気で来たらとても敵わないなと思うのだが、続かないのかな。

 店長に150km/hを要望しているが、マシンが痛み易いので無理かな。以前は152km/hぐらいを打っていた(スピードガン表示)。150km/hを打つのは本当に大変。球が見えた途端、もう来ている。しかし、このハードさが楽しい。140km/hはかなり遅いが、それでも100分の1秒単位の遅れで食いこまれる。130km/hは遅すぎて待ってられない。

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 ハンディーは他にもある。実は以前、某屋内バッティングセンターで、1球さえかすりもしなかった。恥をかいた。老眼では暗さが致命的。その点、打劇王では水銀灯照射しているので辛うじて高速球をとらえることが出来る。

 ホームラン暫定首位!降って湧いたチャンスだから多少努力はしますよ。と言っても、角度を少し上げるだけ。打劇王草津はかなりの荒れ球で同じ球は来ないから(魔球も有る)、140km/hでフルスイングだと、私のレベルでは狙っても無理。昨年、数週間狙ってみたが、その間は全くホームラン無し。ストレス解消に行ってストレスを溜めることになる。

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 壁に穴をあける約束は守れていない。店がネットを張ったのが障害になっている。せめて火星に届くほどの弾丸を打ち続けたい。以前はバットのグリップがすぐダメになったが左手袋するようになって取り換えが減った。

 ホームランは全部弾丸性かって?そんなわけないでしょう。私の場合、60%は打ち損ないがたまたま当たっただけ。当たり具合によってはファンファーレが鳴らない(右的は反応が遅いので気が付かない場合も有る)のでファンファーレが有れば申告する。

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 今年、数が減ったのは、僅かに上手になり、まともな打球が増えたため。つまり、引っ張り気味なので正常ならまともに外れる。おかしな夢の無い話ではある。2番(右から)で打つことが多いので、実績では左右の的のうち8割が右。的をセンターに置いてくれるとホームランは倍増するか。

 バッティングはつくづく精神要素が大きいと感じる。仕事などで神経を遣った日は微妙にずれチップも出易い。言い訳かもしれないが。

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追記:今日も体格の良い挑戦者?が現れて、最初の2球は凄い打球音でライナーを飛ばした。ところが、3球目ぐらいから迫力が無くなった。多分、私に対抗してフルスイングし、軽いバットだから鋭く振り抜いたが、へばりが来たのだと思う。25球でお休みしていた。今日は175球フルパワーの心算だったが、一人待っていたので100球で譲った。汗も出ず、運動不足。

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TPPは日本の生き残りをかけた戦い 残り少ないチャンスを生かそう

2013年07月26日 12時23分36秒 | 社会・経済

 中国がTPP参加の希望をアメリカに伝えた。外交的な癖玉に見えるが実は本音。中国が経済でも猛烈にアメリカを追い上げているとはいえ、現状では超大国はアメリカのみであり、その力は圧倒的。日本人は分かっていないが、中国は十分理解している。人口が多いだけの貧乏共産主義国をここまで引き上げるスイッチを押したのは他ならぬアメリカである。

 安倍首相は精力的に各国をまわり中国包囲網を敷きつつあり、中国は苛立っている。そこで、韓国を抱き込むと共に、アメリカに接近して首脳会談などを演出した。日本のTPP参加は日本とアメリカの事務局レベルの接点が日常的に形成されることを意味する。中国は少なくとも同じ条件を得たいわけだ。

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 アメリカの顔は一つではない。オバマのように日本に対してクールな顔も有れば、そろそろ日本を信用し、叩き過ぎの補正を入れ経済成長させて、対中国の協力関係を築きたいというネオコンなど白人層の顔も有る。

 TPP参加の戦略的な意味は極めて大きい。TPPに参加しなかったら日本はどうなるか?日本は今以上に孤立し、助け舟も無く、明日は無いだろうね。確かにアメリカはひどいことをしてきたが、ここはアメリカの出してきた救済(壮大な、友達になろう作戦)の手を握るべきだ。

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 日本のTPP参加には農業団体や医師会など多くの反対が有る。彼らは鉢巻して税金を奪いとる亡者であり、気勢の大きさや鉢巻の数が懐具合に影響すると考えている。日本の農業は補助金漬けで弱体化し、これ以上税金をばら撒くと高齢者が既得権を手放さないので若者の意欲を完全にそぐことになる。医師会は予防医学を排除し、重病患者を増やしたい。

 TPPはこれら既得権にざっくりメスを入れ、農業企業化によるコスト削減と筋肉質化や輸出促進、予防医学の推進による厚生費の削減や医師の免許制による全国一律高度医療技術の保証などを実現する大きなチャンスになる。勿論、交渉事・戦いだから全て良しとはならないが、ウィンウィンの成果を増やす事が目標。

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 今だから明かすが、まだ民主党を支持していた時、菅首相にTPP解散を提案した。74回の提案の一つである。支持率は高かったし、絶好の人気挽回と党内の反対派一掃のチャンスだった。多分大成功しただろうね。民主党は黄金期を迎えられた。しかし、菅首相は実行しなかった。今菅さんは民主党を追われようとしている。歴史とはこんなもんだ。

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維新の会とみんなの党は鳴かず飛ばずの弱小政党に

2013年07月25日 13時01分55秒 | 橋下改革

 先の参院選で維新の会とみんなの党は共に8議席、微妙な数だが両党はどう見ても負け。特に維新の会は、殆ど橋下徹の個人的な人気でここまで来た政党だから、橋下が悪玉になっている状況からすれば人気が下がることは有っても、上がる要素は無いので非常に厳しい。

 片や、みんなの党も上昇に陰りが出てきた。渡辺の官僚改革を目指す姿勢は本物でブレないところも大きな魅力だ。ところがあまりにも硬すぎて、妥協の余地を示さず、自ら救済案も提示しない。まるで、100%の潔癖を求める完璧な女性のようで取り付く島もない。

 渡辺のように理想を目指すことは重要だが、政治は現実であり、結果を求められる。一方で、確かに橋下は過激でぶれすぎする。

 両党とも、有力な経済政策が無いのは痛い。1995年頃から、日本の最重要政策は経済になっており、アベノミクス(殆ど私が主張してきた内容)はかなり手遅れながら一途の望みをつなぐ。自民党がよほど大きな失策を犯さない限り、小政党のチャンスは無い。

 私は最初に維新とみんなが合併し、その後、立ち上がれなどと選挙協力すべきと考えていたが(実現していれば自民党に十分対抗できる野党グループが出来ていただろう)、今からも可能な協力は模索しなければならない。

 橋下は参院敗北を率直に認め、共同代表を降りて謹慎すべきだったね。天敵のようなマスコミでもグッとくるところは有るよ。頭を丸めればさらに良い。日本では散り際が大切だ。残念ながら、橋下は絶好のタイミングを逸した。昔のごり押し自民党議員と重なる。

 申し訳ないが今の橋本は政党代表として評価できない。間違いを認めない、反省しない点で、橋下が激しく攻撃する官僚と変わらない。今や官僚は日本発展の最大のガンだ。1か月でも謹慎すれば、復帰を望む声は大きくなる。

 挽回についてアドバイスするとしたら、既に書いてきたことだが、大阪改革に戻り、専念して大阪の着実な発展を実現することだ。大阪府や大阪市にはまだまだ山のような課題が有る(はず)。具体的な予算や業務の最小単位まで切り込んで検討すると問題点が浮かび上がる。提案や情報提供の制度を活用する手も有る。その改革の進捗状況などを全国に発信して欲しい。

 また、代表が思い付きで喋るのはリスクが高すぎる。止めたほうが良い。課題はまず身内のスタッフ(例えば異なる専門分野の3人)に検討させる。スタッフの議論が煮詰まった段階で輪に入り、結論を出す。発表は広報にやらせる。そうでなければ、発言が日本の未来を左右するような政党の代表にはなれない。オバマ大統領がツイッターを書きますか?

建設中!!

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英ウィリアム王子・キャサリン妃夫妻の男児出産おめでとう 写真

2013年07月24日 09時37分54秒 | 出産・育児

 世界中が待っていた瞬間。無事に生まれた良かった。驚いたのはウイリアム王子が将来のキングを乗せて自分で運転し、移動した事だ。また、男女に関係なく王位継承できる法律制定はイギリスらしく明快で率直。

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 新しい王子の表情。目をつむっているのか泣いているのか。

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 緊張する受け渡し。3800gで重いよ。

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 キャサリンはまるで女優のような美しさ。水色の水玉模様のワンピース。ダイアナ妃の水玉模様に合わせた。

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  かつてのダイアナ妃の出産時。同じ場所。このベイビーがウイリアム王子か。世は巡る。ダイアナ妃は緑の水玉模様。

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 誕生した直後は誰でもサルに似ている。やがて両親に似てハンサムになるだろう。

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 日本やアメリカや世界が祝福。

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 既に王冠をかぶっているのは、ジョークだね。

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 イギリスでは出産すると24時間以内に退院は常識らしい。キャサリン妃のおなかがポッコリ出ているが、後産などもあるのでこれが普通とのこと。男には分からない。

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  ウィリアム王子が後ろに生まれたばかりのベイビーを籠に入れ、車へ運んでいる。キャサリン妃のおなかが目立つ。

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 ウィリアム王子が自ら後部座席にベイビーを乗せたうえで、運転して移動しようとしている。王子は1週間の育児休暇を予定。その間の手当てが21000円。随分安いね。

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  ウイリアム王子がベイビーを抱いて最も笑顔が映えるショット。

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ブラックホールが宇宙の構造を決定する:新たな宇宙モデル

2013年07月18日 18時44分22秒 | 宇宙

 宇宙には無数の銀河がある。ハッブル望遠鏡で様々な形や色やユニークな銀河を知ることが出来た。その美しさなどに目を奪われる。我々の太陽系は銀河の中の小さな小さな集団に過ぎない。

 この銀河系だけで太陽のような恒星が1000億あると推定されている。更に銀河(恒星を含む集団)は1700億あるとされているから宇宙は広い。この宇宙全体の恒星数はアバウトで1000億掛け1700億、天体数となるとそれこそ、天文学的な数字。

 ところが、宇宙のモデルを考えてゆくと、最後はブラックホールに行き当たるのだ。何故なら、銀河はおびただしい数の天体を含みながら、その中心にはブラックホールが有り、その引力で全体を抱えている。

 

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 実際のブラックホールは観察できないので本当に穴なのか、見えないほど小さいのか、球体なのか、楕円球なのか分からない。しかし、質量は銀河の天体をすべて合わせたより遥かに大きいに違いない。想像を絶する。

 さて、①宇宙が加速しながら膨張している点、②銀河軌道を周回する天体の周速が予想より遅い点について、ビッグバン説は①ダークエネルギーや、②ダークマタを想定しているが、今回の私の仮説は両方について、この宇宙の外側にある大宇宙のブラックホールの引力が原因と考える。

 

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 例えば、我々の宇宙(小宇宙としよう)の外に多数の強力なブラックホールが有れば、小宇宙は外側に引っ張られて膨張する。このブラックホールは必ずしも銀河を形成していない(ブラックホール単独の場合は観察できない)。

 また、小宇宙に対して、あらゆる角度から大引力が働いているとしたら、銀河の軌道を周回する天体の運動は拘束され、周速が落ちる。

 私はダークマターについては否定しないが(1968年には未発見の微粒子が宇宙に充満しているとの考えを持っていた)、ダークエネルギーについてはちょっと無理があると思っている。ダークエネルギーが小宇宙の内側に有り、反発力(逆引力)により宇宙の端の天体が加速度的に遠ざかるとの説だが、そもそも、物質どうし(或いは物質と反物質)の反発力は発見されていない。

 

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 その点、小宇宙の外の多数のブラックホールからの強力な引力が小宇宙の加速度的膨張や銀河軌道を回る天体の周速を遅くする(ダークマターも影響しているかもしれない)との考えが、統一したモデル(大引力で全てを説明)で信頼性が高い。これに対して、ビッグバン説は新たな不都合が生じると、とってつけたように新たな理由を発表している。

(宇宙の単語には、ブラックホール、ダークマター、ダークエネルギーのように見えない対象が多い。取りあえず、見えないものを用意することで、厳密な議論や検証を避けているようにも思える)

 巨大ブラックホールどうしの衝突が大量の物質を放出し、新たな宇宙模様を形成するとの仮説(このブログで発表)と相まって、ブラックホールは実に宇宙の主役ではないだろうか。

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追記:ただ、肝心の引力について、自分なりの考えを書きながら、自身でも確信が持てているわけではない。波ではないと思う(重力波は存在しない)。実態は正直分からない。まだまだ、宇宙は分からないことだらけ。

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橋下徹は辛坊治郎を見習うべきだ

2013年07月14日 10時58分36秒 | 橋下改革

 辛坊治郎氏は太平洋横断中のヨットで浸水し、海上自衛隊の救難活動により救われ、涙を流して謝罪すると共に自ら謹慎することを伝えた。この土日も、日本で最も人気のあるキャスターの一人である辛坊治郎は画面に登場していない。

 確かに辛坊治郎は酷評されても甘受すべき状況かもしれないが、緊迫する中で即座にヨットを捨てる判断をしたことと加えて鮮やかである。

 同じ早稲田大学卒業であるが、橋下徹との違いは明確だ。慰安婦発言直後から、私はこのブログで「坊主になり謹慎して参院選に勝つか、負けて代表を辞めるか」など何度か書いた。然るに、ありうべきか、都議会選挙前に、確か彼は、都議会選挙で負けたら辞めると言っていたのに、敗退にも拘らずうやむやにして続投した。

 多くの関係者や日本の未来を背負うべき多くの候補者の運命や、若い世代のリーダーとして担うべきこの国の未来が彼の肩にかかっていたはずだ。その認識は有ったのか。何度も書くが、慰安婦問題は橋下が正しいか正しくないかではなく、政党の代表が扱うには筋が悪すぎる。

 テレビに出続け、自らの論理を喋り、また、各地をまわった。この広島にも来ることは事務所からの連絡で知ったがとても行く気にはならなかった。彼は既に悪玉になっている。テレビに彼の顔が映るとチャンネルを回すようにしている。ただの出たがり屋喋りたがり屋ではないか。

 将来、首相になる可能性の高かった人物だが、今やその芽は殆ど無いだろう。これだけ発言のブレがあり、自己都合の方針転換が有り、リスク管理ができていないと擁護できない。

 参院選では殆どの議員が落選し、次の衆院選では前回より議員数を減らすと予想するが、その時々でどう判断するのだろうか。

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