宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

Wサッカー次のスペイン戦 是非綿密なシミュレーションで打ち破って欲しい 素人が提案する逆カウンター攻撃

2022年11月28日 18時15分25秒 | スポーツ
 ドイツ戦での浅野のシュートは最も輝いた瞬間だった。世界が驚いたと思う。DF板倉のロングボールから始まって、神業の連続だった。後からビデオを見ると、板倉のはなったパスは大きな円弧を描き、まさしく浅野が走ってゆく右の足元近くに飛んだ。勿論浅野は後ろを見ながら速度を制御したが、この精度は凄い。

 更に、浅野は右足のファーストタッチで、進行方向に落とすと相手をかわしながら左手で相手を制御しつつゴールの右前に移動。ドイツの鉄壁キーパーのノイヤーが背を低くして突っ込んでくるところ、頭の上に向けて足を振り抜いた。球は非常に狭い範囲を抜けてネットに突き刺さった。

 浅野のトラップと呼ぶのか、長距離を飛んできた球を右足で狙った位置にはずまないように落としたファーストタッチは歴史に残る神業だった。あまりにも見事過ぎた。見事過ぎたがゆえに何度もできるものではない。

 コスタリカは当然、浅野と堂安を徹底的に研究し、マークしただろう。この懸念は有ったが、まさか負けるとは思わなかった。何故なら、浅野と堂安をマークするため、他の選手へのマークが甘くなると思ったからだ。

 森保監督にとっても日本のサッカー界にとってもコスタリカ戦は良い反省材料となった。ど素人が思ったのは、コスタリカの守り中心によるカウンター攻撃に対して、逆カウンター攻撃を狙っていたら、少なくとも負ける事は無かった。チャンスも何度か生まれただろう。

 何故なら、コスタリカが日本ゴール前で攻撃していた時、一度は日本側が球を支配していたが、自陣ゴール前でパス(難しい)している球を狙われネットを揺らすシュートを打たれたからだ。逆カウンターを狙い、ロングパスを堂安や浅野に送れば一気に攻撃に転じる。。

 今から思うと、コスタリカ戦は泥臭くとも、絶対に勝つ作戦を要した。

 スペインは手強い。森保監督のあらゆる場面を想定したシミュレーションで、その場面に適した「待ってましたという作戦」を期待する。

サッカーW杯で日本がドイツに逆転で歴史に残る劇的勝利 元サンフレッチェの森保監督と浅野が頑張った

2022年11月24日 05時34分37秒 | スポーツ
 今回もヨーロッパ勢の実力はずば抜けており、中でもドイツは4回の世界制覇実績を持つから順当に戦って負ける相手だ。しかし、BBCクリス・サットン氏は日本が2-1で勝つと予想していた。日本に優れた攻撃選手がいるとしていた。僕はショックを受けたくないから過度な期待はしなかった。

 心配が当たったように前半は殆どドイツが球を制御していた。しかもキーパーがゴール前に来た相手に突進し、倒し、PKで痛恨の1点を先制させてしまった。日本の方針は被得点をゼロに抑える時間を長くする だったから早々と得点を与えたのは最悪だった。

 ところが、森保監督は後半、浅野、堂安など交代枠を全部使い、戦況がガラッと変わった。戦前3試合で、森保監督は選手構成を固定せず、全員を使っていたのでドイツは十分な対策を立てられないとこぼしていた。特に浅野の突破力は効果的だった。強力な攻撃陣を次々投入したのだ。

 堂安選手が見事なシュートで1点を挙げ、同点に追いつくと、浅野が走力を見せ右側から相手をかわしつつ、強烈なシュートで2点目をもぎ取り、逆転した。浅野の攻撃は凄かった。浅野はサンフレッチェで森保監督の指導を受け、急激に頭角を現した選手だった。

 堂安は、試合後のインタビューで「俺がやる。俺が決める」と考えたと語っており、このような自信と使命感が結果をもたらした。堂安が果たした役割は大きい。僕は堂安は期待できる選手として注目していた。

 また、サンフレッチェにいた森保監督と浅野の活躍で勝利できたことは広島の一ファンとして喜ばしい。更に家内は日頃からサンフレッチェを応援し、試合を見に行っていたからひとしおであろう。

 それにつけてもイギリスBBCのクリス・サットン氏が、 日本が2-1で勝利すると予想した分析力には驚かされる。

NHKの超進化論(2)愛しき昆虫たち~最強の適応力~≪今月13日21時≫は大変刺激的だった

2022年11月15日 21時00分17秒 | 生命
 番組は堺 雅人の表情アップからスタートした。進化という固い話題を興味深く見てもらうため、明るく和やかな堺を主人公にし童話的・物語的な工夫がなされていた。僕は子供的な演出にやや抵抗が有るのだが、最新技術による特殊画像や分析結果には大変興味を持った。

 小さな羽の蜂の飛行では、複雑で力強い羽根の動きが有り興味深かった。僕も電気学会ではトンボの飛行を取り上げた事が有る。トンボはヤゴからの変態で誕生すると、全く学習なしにいきなり高速で飛び始め、高速飛行中にピタッと空中で止まってホバリングするのだ。従来の進化仮説では到底説明できない。

 蜂の羽使いでは物凄い筋肉の存在が推定できた。驚いたね。蜂のさなぎのX線写真では、発達初期から大きな塊が見える。驚異的な筋肉で特殊で速い動きを実現し、アクロバティックな飛行を可能にした。

 生物の種類200万種のうち、昆虫の種類は100万種と半分を占めるんだね。知らなかった。昆虫は4億年前に出現し、3億5千万年前に飛行能力を身に着け、地球を飛び回り空中を支配した。鳥が出現し飛び始める2億年前の事だった。

 この番組をヒントに、僕の進化仮説に新たな有力説が加わった。僕の脳プリズムが刺激を受け、別の画像を映し出しそれを追いかけ始めたのだ。来年3月の発表に加えたい。

ノーベル賞受賞者をはじめ世界中の生物研究者が評価システムが進化を駆動している事を知らない 皆さん頭は良いがどこかボルトが抜けている

2022年11月12日 10時12分53秒 | 生命
 ダーウィンの進化説は大きな問題ではないが、新ダーウィン説となると論理的に欠陥がある。遺伝子に生物設計図は入っていないし、言い換えてDNAにしたところで、DNAが壊れ あるいはコピーミスして、それを自然が選択して進化にはならない。

 最近、変化が進化と言い換えがなされている。確かに、DNAが壊れたら変化が起きるが、それは破壊であって、自然は良い物を選ぶ機能を持っていないから、生命システムの維持にも発展にもならない。とても進化と呼べるものではない。

  DNAが小規模に壊れたらポリメラーゼが修復するが、それは自然がなす行為ではない。

 実は、生体システムは常に自己保存のため評価システムを機能させており、自己保存(もしくは自己維持)の評価システムが有りそのプロセスの中で進化が起きる。ポリメラーゼの働きも自己保存の一環なのであり、僕の仮説では新たな組織の追加に関し、評価システムが結果良しを選択している。

 DNAの変化が全く進化に繋がらなかったとは言えないが、それも評価システムが有っての話だ。


遺伝子は実は遺伝子ではなかった。紛らわしすぎる名称と定義。

2022年11月08日 21時35分27秒 | 生命
 何度も言っているように、遺伝子はアミノ酸の構成を表しているに過ぎない。遺伝子なんぞというものだから、誇大広告みたいになって、生物の設計図でも入っているのかと過度な期待を持たせてきた。利己的な遺伝子なんて言う書籍も出版された。どこが利己的なんだろうか。

 僕の計算によると、DNAに含まれる遺伝子の割合は1%に過ぎず、だから僕は様々な情報やノウハウが残り99%のジャンクDNAに入っていると予想し、電気学会で発表した。当時、あまりにも飛び跳ねた話と思ったから、僕もちょっとビビッて大袈裟には書かなかった。

 残り99%のDNAに莫大な情報が収納されているとは思ったが、どのような形かは全く想像できなかった。メチル化とかヒストン修飾とか、ここらは理解できない。ただし、生物の本質に関して言えば、エピジェネティクスが最も科学的で正確だ。

 ただし、ただし、今僕はエピジェネティクスでもつかみ切れていない世界を進んでいる。まさしく、進み過ぎた仮説をさらに進めるべく、僕の脳の中で創造しているのだ。2003年に発表した「評価システムが進化の駆動力になっている」という基本仮説は今でも斬新すぎて誰も追いかけられない。当たり前の事なんだけどね。

 だから僕は独走している。今のうちに、沢山仮説を積み上げておきたい。