宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

オヤジ悪臭コマーシャルでP&Gを提訴

2010年06月27日 16時31分26秒 | 思考空間

 今や日本人の80%以上が知ることになった、プロクター・アンド・ギャンブル社(P&G)というか、ファブリーズの”月曜日は約肉を食べ、・・、日曜日にはおやじが臭い”とロシア民謡の1週間の替え歌のテレビコマーシャル。同時に加齢臭という文字が映し出される。正直ひどいなと思った。3月にメールで中止を求めたが、中止せず、ますます放映回数が増えたので、裁判になりますよと伝えたのに、中止しない。やむを言えず、約束を守って広島地裁に提訴した。

 弁護士に相談したら、勝てない裁判を引き受けたら逆提訴されるから、受託できないという。こちらも高い弁護料を払う気はない。着手金が30万円、合計でどんなに安くても50万円は取られる。地裁以上は玄人の世界で、とても素人がまともに戦える場所ではないが、放置はできない。大人の義務、国民の義務と思い、却下されないレベルの訴状を目指して作成し、郵送した。

 P&Gと言えば、株式の時価総額はあのトヨタを上回る、アメリカを代表する巨大企業だ。本来はアメリカの良心をも代表すべきだが、儲けるためには手段を選ばずということか。当然アメリカ政府とは密接な関係にあり、CIAの前線基地にもなっていたと想像される。私が提訴したことが分かった瞬間から、私に関わるあらゆる情報が分析されたことだろう。

 この6月22日、第1回目の口頭弁論があり、てっきりFAXが来るのかと思ったら、弁護士の代理人が法廷にやってきた。こちらは素人だから、大阪から美人の助手とルンルン気分で来たのだろうが、さてルンルンで終わりますかどうか。裁判官はずっと当方を見て、素人が戦うのは難しいと思いますよおっしゃる。こちらは憲法12条、13条を根拠にしたが、憲法は国を相手にする場合で、民間では法律で主張すべきとのこと。はーはーとお伺いするしかない。

 次の法廷が8月3日で、7月27日までに法律の論点を整理して準備書面を出さなければならないので、小さな会社の経営の片手間、情報を集め、研究している。勉強になりますよ。訴状にも書いたが、においは哺乳類などにとって大変重要な情報源なのですね。

 人間以外で、あるホルモンのにおいをかがせると発情するという。人間はそれほどでもないが、女性は本能で、相手のわずかな遺伝子の差をかぎわけるらしい。においで選んだ相手は、子供が生まれやすく、免疫性が高まるらしい。

 小学生などはインパクトの強いコマーシャルで影響され、オヤジは臭いと洗脳されてしまうから、将来の結婚や少子化問題などにも影響しかねない。第一、なぜオヤジだけ臭いのか理解できない。善良なお父さんは会社でもいじめ、迫害、ストレスに耐えており、抗議をしないので、格好のスケープゴートになっているのだ。

 加齢臭とは何だ?わけのわからん消臭剤(ファブリーズはいらないの著書あり)の販売のために、老人を十把ひとからげにして、その人格を嘲笑うようなビジネスは許されない。P&Gも母国アメリカではこのようなコマーシャルは打てないだろう。元々、欧米人はにおいがきついし、アメリカは訴訟社会だ。陪審員制度があり、膨大な賠償金を取られかねない。

 素人の戦いはしばらく続くので、ご支援を賜りたい。8月3日広島地裁、309号、13時10分からですよ。

 


大相撲名古屋場所は中止が順当

2010年06月22日 09時36分30秒 | 思考空間

 大相撲名古屋場所は中止するかどうか、警察の事情聴取状況などを確認して7月4日に決定するという。煮え切らない体質だ。ここまで延ばしたら、止めるに止めれないから、おやりなさいよと世間が後押しするのを待っているのかもしれない。しかし、どう考えても、関係者の事情聴取を終え、全員について白黒つけるのは物理的に無理というもの。

 中途半端で開催し、クロの人を外したところで、後で、実はシロだったあいつもということになれば、再び大混乱必至である。結局のところ中止せざるを得ないのだから、中止は早めがよい。これにかかわる、宿、切符、弁当、報道をはじめ多くの人が経済的なダメージを受ける。なにより、全体が限りなくクロに近い相撲協会そのものが毎日の中継で非難にさらされるだろう。もっとも、NHKも中止を決めているかもしれないが。

 相撲とやくざとの関係はおそらく、江戸時代に遡る。この縁はなかなか切ることは難しいが、英断が望まれるし、やくざとの決別なくしては、大相撲の将来がない。


岡田ジャパンへ提案

2010年06月20日 11時33分00秒 | 思考空間

 私はサッカーが全く駄目で、サッカー選手だった友人が、自分を抜いてみろと言われて何度かトライしたが、ボールのキープさえできなかった。しかも、よくも飽きずに眺め続けた野球に比べて、観戦したこともほとんどない。プロ野球の戦略については自信を持って喋れる、しかし、サッカーについて何も言えなかった。

 そんな私が提案できるのは例えば、シュートの打ち方だ。日本選手は特にシュートコントロールが十分できていない。それは、ゴールとの距離を計算した角度調整の課題である。プロの選手でも、つま先をボールの下に入れて、足の甲で力いっぱいヒットし、足を振り抜く。この方法は球が速く、プロ選手の見せ所だろう。ところが球は浮きがちで、ゴールの枠内にコントロールしにくい。

 ゴールが遠い場合は落ちてくるのでこれでも良いが、5~10m前後の距離で、この方法で振り抜くと、力が入った分、ゴールの上を抜けてゆく可能性が高い。ゴール前で、来い来いなどと言えるのは本田選手ぐらいだ。何しろ、がちがちに緊張しているから、チャンスのはずが、ただただ力が入り、緊張の度合いに応じて、球が上向く。

 だから、ゴール前のシュートはサイドステップを重視し、ゴールとの距離、枠の位置、キーパーの位置を見ながら、スピードより、上下の角度や左右の位置コントロールを考えるべきだろう。枠に入らなければ何の意味もないし、スピードの差より、ターゲット位置のほうが重要である。少なくとも、サイドステップなら、球のどの位置を蹴るかという思考が働きやすい。確実に、ゴール確率は上がると思う。

 作戦面で言うなら、本田はカメルーン戦で決定的なゴールを決めたし、世界的な有名選手だから徹底的にマークされる。そこで、本田はおとりとして、相手を引き付け、例えばトゥーリオ ドログバなどを上手に攻撃陣として使ったらよい。彼は守りだけでなく破壊力がある。本田以外の選手が活躍すれば、本田も楽になり本来の力を発揮できる。オランダ戦では、前線で走り回ってばて気味だった。

 デンマーク戦は負けるかなと思っていたが、何と勝利を収めた。チャレンジャーとしての無欲な戦いが良かったし、岡田監督が相当、作戦を練ったとみられる。岡田監督に感謝!!


日本が中国に抜かれることになった本当の理由

2010年06月11日 09時28分01秒 | 軍事&中国

 「日本が世界で第2位の経済大国」だから・・・という言葉は元麻生首相も使っていた、つい数か月前のことである。国民は世界第2位という言葉を何百回聞かされたことであろうか。私は1995年当時から、何の意味も無い言葉だと思っていた。何故なら、停滞する日本に比べて中国が勢いを増しやがて抜かれることは見えていたし、1995年の橋本内閣ではアメリカクリントン政権の圧力を受けて、膨大な財政出動を繰り返し繰り返し実施し、それが単に借金を増やすだけに終わることは分かっていた。

 つまり、世界第2位と言う言葉は、大量ばらまきの、枕ことばだったのだ。自民党政権がばらまきで政権を維持し、官僚がこの世の天国を作るために、湯水のように税金が投入された。当然、アメリカ企業のためにもつかわれている。

 何故、日本が低迷し、中国が躍進することになったか?韓国はやがて日本を抜く勢いで成長している。日本人は中国人や韓国人に劣るのだろうか?そんなことは決して無い。私は中国企業、韓国企業と契約し、取引をやってきたが、中国人はわがままで出鱈目、韓国人もいい加減なところが有り、ビジネスに対する取り組みやまじめさでは到底日本人とは比較にはならない。平均的なレベルやまじめさではおそらく日本人は世界一だ。

 最も大きな理由は、アメリカの政府や軍事戦略家などが日本の経済発展を望んでいないいからと思った方が良い。1995年には既に、アメリカは日本を掌の上で転がすことが出来るようになっていた。冷戦後、不要になったCIAを計財政政策に組み入れ、経済でアメリカに挑戦し、勝利を収めつつあった日本を本気で叩き、マネーとビジネスはアメリカに、製造力は中国にシフトさせ、二度と挑戦できないようにすることがアメリカの重要な戦略だった。それは、第二次世界大戦後、マッカーサーが軍事的な芽を完全に摘んだのと同様だ。

 自民党はアメリカが違法な手段を駆使して、日本を叩くことに気が付いていたが、アメリカ艦船が核を搭載して日本に寄港していることを公にしない条件で、見逃していた可能性が極めて高い。何より、岸信介から歴代の首相はCIAから現金を受け取っており、大平正芳が断るまで続いたし、後藤田官房長官はCIAとの関係を隠さなかった。CIAは日本政府の全ての組織に浸透したと報告されている。無数の自民党議員、官僚がCIAから金を受け取り、アメリカのエージェントになっている。

 小泉元首相もアメリカのエージェントではなかったのかと疑われるふしが多い。旗印だった郵政改革にしろ、アメリカにとっての大きな懸案であったわけだから。

 前にも書いたが、日本はスパイ防止法を成立させないと、日本政府の組織の中でアメリカのエージェントや中国のエージェントが闊歩し、日本はアメリカ政府のものなのか日本国民のものなのか分からなくなっている。つまりアメリカが日本の発展を望めば、日本は発展できる。

 もう一つの理由は、日本はリーダを育ててこなかったし、リーダーを育てるシステムが見当たらないことだろう。日本人は誰かが抜け出し、リーダーになることを嫌がる、平等意識の強い国民性であり、社会システムだ。東大法学部を1番になって財務省に入っても、彼は過去の知識を頭いっぱいに詰め込んだエリートで、教授のイエスマンではあってもリーダーの素養は保証されていない。

 出る杭は打たれるというが、実際には出ようとするとよってたかって、地面よりめり込むほどに打ちすえる。まるで親の敵か、怨念かという具合だ。役に立たん、東大法学部卒エリートが日本を支配している状況では日本の自力での再生は無い。 


超人気のランクル100ディーゼル

2010年06月10日 19時33分31秒 | 思考空間

 ネットで中古車の見積してくれるらしいので、遊び半分で愛車ランクルをインプットしてみた。10年、18万キロ超である。インプットする時、プルダウンした数字のレンジを超えており、インプットできない。適当に入れたところ、その日のうちに3社、翌日、1社から電話が有り、口頭で数字を伝え、見積が出揃った。果たして?

 何と、最も安いところで、140万円から180万円、高いところで、160万円から200万円。状態が良ければ215万円出すと言う。10年を超え、18万キロを超えているんですよ。怪物だな。4社から、現物を見て、査定したい。是非当社に売ってくださいと言われたが全部断った。トヨタはどうも、このクラスではディーゼルを出す気が無いらしい。それでは買い替えられない。

 ヨーロッパ向けには、8気筒のディーゼルを輸出しているというのに、トヨタとしては何としたことか。リーマンショック、この度の、アメリカのリコールなどでますます、ディーゼルは遠ざかった。しかし、8気筒ディーゼルが出たら何としても買いますね。デザインはクラウンのお兄さんみたいでイマイチだが。

 正直なところ、燃費の良さは何物にも替え難い。効率の高さ、軽油の安さで換算すると、ガソリン車比較でリッターあたり12kmに相当する。これでもって、アクセルを踏み込むと、普通のガソリン車は、たちまち、バックミラーの視界に追いやってしまう。乗り心地はどうだ。私は、かれこれ世界中の高級車に乗せてもらったが、ランクルほどのスムーズさを知らない。高速を滑るように走る。これぞクルーザーの名にふさわしい。

 広い運転席空間。助手席側のドアが遥か向こうに有り、まるで大きな空間が移動するような錯覚に陥る。でっかい3トン近いボディーを、強いトルクで引っ張り、特に圧巻は急坂の登坂力だ。ライバルのパジェロディーゼルが、山陽高速の最高点385メートルへの上り坂で、モクモクと煙を出しながら時速80kmあたりが精一杯なのに対して、2倍の160kmぐらいは出せるだろう。

 勿論課題は有る。回転半径が6mで、方向転換は慣れないと難儀する。思い切り踏み込むと煙が出る。80はひどかったが、100から振動と騒音は画期的に下がったが(皆さんガソリン車と思ってしまう)、欲を言えば、8気筒にしてもっと下げて欲しい。100の前期モデルでは、トルクとミッションがマッチングしておらず、踏み込んだ後アクセルを急に戻すとギアの切り替わりでちょっとショックがある。左右のRが小さい山道では、普通車に置いて行かれる。カローラクラスが後ろにつき、ピッタリ付くと視界から消える。

 それでもそれでも、ランクル100ディーゼルは良いんだな。車高が高くて、景色が違う。高速で走っても、比類のないスムーズさとあいまって速度を感じない。新車の時にテフロンコーティングしていたので洗わないのにピカピカ、リミテッドなので車高を調整できるし、これだけ乗っているのに殆ど故障が無い。信頼のできるタフなエンジン。どうか、トヨタさん、8気筒、300馬力超、コモンレール、6速のランクルディーゼルを出してくれ。


マスコミは日本のビジョンを示せ

2010年06月06日 10時21分23秒 | 思考空間

 この4年間で4人の首相が入れ替わった。本人の問題もさることながら、暴れまわるマスコミ怪獣に翻弄されてきた事実は否定できない。自民党と言う怪獣が退去させられ、日本最大の怪獣である官僚組織も勢いはない。生まれたばかりの民主党政権は青息吐息。結局のところ、常に力を蓄え誇示し、力を発揮し、暴れ続けたのは唯一、マスコミのみだ。

 日本のマスコミとりわけ、テレビは、政治を批判的な立場で扱い、どちらかと言えば、政治の本質でないところを鋭く突きさし、支持率調査と連動させ、世論を操作して歴代の内閣を倒してきた。しかし、その結果として、日本という国は確実に地滑りし、転げ落ちてきた。テレビは視聴率さえ稼げれば、日本がどうなってもかまわないのか?

 マスコミは本来、事実を粛々と報道すべきだし、もっと言えば、基本的なところで、マスコミは日本の未来に対してビジョンを持ち、主張すべきである。ビジョンも目標もないマスコミは本質的な主張、評価基準がなく、ただ場当たり的に、ゲリラ的に、テレビ的に攻撃しやすいところばかりを攻撃することになる。

 マスコミは明確なビジョンを持って、本来の報道を目指し、正常な政治のあり方へ誘導し、日本の未来に対して責任を果たすべきである。