宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

人類滅亡を防ぎたい その前に日本沈没を少しでもくい止めたい

2016年02月24日 12時21分33秒 | 宇宙
 色々厳しい事、激しい事も書いてきたので相当気に障り、怒り狂った人もいると思うが、要はタイトルの如く「人類滅亡を防ぎたい その前に日本沈没を少しでもくい止めたい」という事であって、課題が有れば解決し、障害は取り除きたいと考えている。まずは事実を伝えることが重要。

 勿論、高い目標を掲げるから何を書いても良い筈はないが、良いものは良い、悪いものは悪いのであって、細かく気を使っていたら何も書けない。僕は意味のない空気読みなどしないから、愛の鞭だと考えてもらいたい。

 例えば先の大戦で特攻隊の方々は日本の未来のために若い命を散らしてきた。それは痛いだのかゆいだの、気分悪いだの言うレベルではない。僕にはできない。彼らが無駄に突っ込んだとは考えたくない。蘇って現状を見たら何と言うか。無念さが感じられる。彼らの思いに応えなくてはならない。

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 1990年頃の科学情報で100万年後に太陽が大膨張して地球に到達し、地球は焼き尽くされるとあったので、驚いた。100万年は長いようで短い。その頃から火星への移住などの情報を集め始めた。幸い、時期は大幅に後退し63億年後とはなったものの地球が灼熱地獄になることには変わらない。

 地球の公転軌道を外側に移動できれば良いが、地球の質量は巨大だ。計算するまでも無く1km外側に移すのでさえ、途方もないエネルギーと設備を要する。多数のロケットエンジンで宇宙に公害を巻き散らかしながら、仮に1万km外側に移したところで殆ど意味が無い。

 そうなると当面は火星移住を目指すしかない。1億年後、人口が100億人になったとして、火星に住できるのはせいぜい100万人とかそんなオーダーだろう。仮に1回で100人運べる運搬手段が開発されたとして、1万回の運搬だ。いかに大変な事かがわかる。

 一方、火星には現在何もない。空気も水も、当然食料もガソリンも家も無い。最も重要なのは水である。生物を構成する大半は水でありこれをどう確保するか。次に、議論されていないことだが細菌など微生物を定着させる必要がある。地球に水が豊富に蓄えられている原因に細菌などの微生物の働きがある。

 水を確保し、微生物を繁殖させれば、長い年月で火星も少しづつより優しい環境になってゆくことだろう。原始の地球も最初はとても高等動物が住めるような環境ではなかった。高温で有毒ガスが蔓延していたのが、微生物の働きで次第に優しい環境にシフトしたのだろう。

 僕はゆっくり宇宙や生命の謎を考えたかった。自分が何故現状にあるかを知りたかった。ところが、足元の日本が確実に沈没してゆくことに気づき、日本の発展が当面の重要テーマになってきた。1980年、日本は高度成長を続けていたが12月某日、やがて大きな壁にぶち当たることが分かった。

 研究所で忘年会の日だった。バスに乗る直前、マイコンクラブの仲間だったI氏に日本の壁衝突について話した。ところが、その後のバブルで僕の話は吹っ飛んだように思えたが、矢張りその時はやってきた。バブル崩壊だ。その後も日本は壁を乗り越えられていない。

 それは単純な論理構成だ。単純だけど日本人は気が付かない。1995年頃さらに日本は経済対策で税金をばらまき続け、確実に沈んでゆくことに気が付いた。しかしこの流れはどうしようもなかった。壁にぶち当たった事さえ気付いていないから、勿論、原因がわからず、対策も打てない。

 さて、泥臭い話だが、2大政党時代を目指して、新自由クラブを皮切りに政治活動もやった。反対が無かったら衆議院議員になっていた可能性もあった。昔の仲間は活躍している。困っている人や倒産する会社を助けた。暴力行為は制止させ。タバコを吸っている高校生他に注意した。タバコで注意した人数なんて多すぎて数えられない。

 そうかと言って、東北大震災の時にボランティアした訳ではない。自分の適性や条件に合った方法を選択している。例えば、運転中に片側1車線の道路で反対車線に右折で停止している車が有れば減速しパッシングして右折させる。条件とタイミングの問題はある。昔からやっているから7千台ぐらいになったか。

 僕が広島に帰ってきた平成18年の沼田農免道路(交通博物館、エディオン、エブリーがある通り)は譲り合いが無かった。しかし、現在は毎日のように譲り合いが見られ、嬉しい。僕が手本を示したからと言う気はない。多少の影響はあっただろう。

 「親父がにおい」、とか「夫が臭い」などとテレビCMでとやっていたので、中止を求め応じない企業は裁判に持ち込み止めていただいた。あいも変わらず注意してもガンと聞かない企業が数社あり、どうしたものかと思う。なんせ、こういうことをやるのは僕一人だからね。時間も取りにくい。

 ミクロの動きも大切だがやはり重要なのはマクロかな。大学で3年勤務して現状の教育では日本の未来が無いと強く感じた。政治的には戦略が無さすぎる。日本では戦略の意味を理解している人が何人いるんだろうか?戦略研究学会(だったかな?)の正会員だったが、イメージが異なり退会した。

 日本の教育で言えば、あまりにもビジネス化し、産業となっており、知識偏重が進み知識型ロボットを大量に製造することになっている。まず教育のトップにある各大学は卒業生を徹底的に調査し、自分達のカリキュラムやシステムが日本の発展に照らしてどこが良くて悪かったかを分析すべきだ。

 知識型教育は過去の変化のない時代にはそれでも良かったが、グローバル化され、ネットが発達し、変化が早い状況では、考える力、情報を収集し分析し、正しく判断し、正しいタイミングで正しく動くことが求められる。

 戦略についていえば、僕は幸い独自の進化論を追及しているので言えるのだが、生物進化は戦略の原点で最高のモデルである。どのような戦略も生物進化にはかなわない。生物は生き残りをかけて、環境を把握し、ノウハウを蓄積し、果敢に合理的に優れた方式や方法を取り入れている。

 人間社会では情報戦略が基本でベースになければならない。幅広く情報を収集・分析し、ビジョンを打ち立て、周知させ、ビジョンを実現する計画を立てる。いずれの作業においても評価システムがコアに来なくてはならない。正しい評価無しに戦略は成り立たない。日本では情報戦略も十分出来ていない。

●●ソフト開発しながら、PCが走っているわずかな時間に打ち込んでおり、あたふたします。続きはまた次の機会としたい。タイトルに「2」をつけるか考えてみましょう。
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永遠に生きる方法(もしくは超長寿命)とは? 無制限分裂するガンが鍵 これしかないだろう

2016年02月20日 18時00分26秒 | 生命
 誰しも健康で長生きしたい、できれば永遠に生きたい。僕もそれはずっと考えていた。一つの光が射したのは山中教授のiPS細胞だった。ただ、iPS細胞で新臓器を作っても、各臓器ごとの手術を伴うし莫大な費用を要する。

 小保方氏のSTAP細胞が発表された時は少しハードルが下がった思いで期待した。しかし、ご存知の状況である。過去の再生手術では劣化臓器にES細胞を接着させるだけという乱暴な方法も試みられ、目の場合は失明したり、万能細胞とは言え、単純に臓器が再生できるわけではない。

 私的な話だが、僕は独自の進化論を10年以上追及している。10年間はただ、空想の世界に浸っていた。新たなアイデアを思いつき、あるいはマイ進化論を肯定する材料を見つけると電気学会に発表してきた。前にも書いたように学会でもお邪魔虫で際物扱いだろうと想像される。

 10年を過ぎたころ、医学や生命科学の世界の情報を得る必要性を感じて、時間が有れば分子生物とか、器官の進化とか、たんぱく質とか、書籍を読み始めた。ヤナセでは洗車や点検をお願いするので、図書館のように場所を借りて読みふけってきた。

 今日も脇田さんがいると聞いたので、12時過ぎてお邪魔し、「新しい発生生物学」を読んでいた。ページの最後の方にガンや老化のことが書かれていた。進化論に直接役立つ情報ではないが、興味深い。ガンのことは、殆どの医学・薬学関連の書籍に書かれている。

 ガンはご存知のように制限無く細胞分裂する。これに対し、通常の細胞は遺伝子の端にあるテロメアが細胞分裂回数のカウンターになっていて、テロメアが短くなり無くなると細胞分裂が出来なくなる。これが老化であり、死に至る原因だ。

 若さとは正常に細胞分裂出来ることだ。覚えておいて欲しい。重要な器官などが十分再生できないから、劣化がひどくなる。顔の皮膚の細胞分裂が十分出来なくなるからしわやたるみができる。

 ガンの場合はテロメラーゼと呼ばれる酵素が細胞分裂する度に減少するテロメアを修復するという。テロメアのことは21世紀初頭には知っていたし、テロメラーゼのことも数年前に書籍で読んだと思うが、分かっていなかった。13時30分ごろヤナセを出て、宇品のドン・キホーテに行き、帰ろうとした時にアイデアが浮かんだ。

 車を出し、アイデアを確認しながら昼食のみほり峠(安佐南区)に向かって進みかけ、ふと時計を見ると14時37分(2016年2月20日)だった。

 テロメア修復は長年考えてきた。もし、全細胞にテロメラーゼを送って、テロメアを修復させたらガン細胞が活性化する。永遠の生命どころか逆に寿命を締めてしまう。・・というのは健康体でも毎日5000個程度のガンが発生し、免疫系が攻撃して常に完勝するから事無きを得ている。

 我々の細胞の中にはP53など10種類以上のガン遺伝子が存在するらしい。しかし、ガン遺伝子なるものは正常な状態では重要なたんぱく質を製造しており、僕はガン遺伝子と呼ぶ事には抵抗を覚える。必要な遺伝子だが、バランスが崩れると暴走するのだろう。

 そこで、ガンを狙い撃ちで攻撃し破壊する薬などの活用を図る。現在、ガン細胞だけを狙い撃ちする薬などが研究され成果を上げつつある。ガン細胞は通常細胞の変身なので薬や免疫系もなかなか識別が難しいが、ガンは血管内皮増殖因子を発生させ、血管を新設、大量の血液(酸素や栄養分)を消費する。

 また、新たに敷設した血管に異常に大きな穴が開けられ、大量に血液が供給されるなど、通常の細胞とは異なる状況を作り出す。通常細胞にはない特異な物質も大量に放出させている。これらのガン特有の性質や条件を活用してガンを狙い撃ちにして徹底的に叩く方法を開発する。

 併せて免疫系の活性化を図る(免疫の強い人はガンにならないことが知られている)。例えばガンは巧妙で免疫からの攻撃をかわす方法を知っている(ガンと識別させないなど)。免疫の活性化により、総合的にガンを見つけて直ちに破壊する総合システムを構成させる。

 その上で、テロメラーゼをミクロ薬品として全身に供給しテロメアーゼをキャッチ可能なレセプターにキャッチさせるか、あるいはレセプターがキャッチ可能な物質とテロメアーゼを分子的に接合させて供給させ、レセプターにキャッチさせる。細胞膜は強力に侵入を阻むのでレセプターを使うしかない。

 レセプターがテロメラーゼをキャッチすると、うまくいけばテロメラーゼ(酵素であり、たんぱく質)のフォールディング(折り畳み)が解かれひも状になって細胞内に取り込まれる。細胞膜を通過しうまく核膜の中に入ればテロメアを修復する可能性が出てくる。勿論、副作用のないことが条件になる。

 遺伝子が収納されている核膜は大きいのでたんぱく質は立体構造のままで(折りたたんで立体構造となっているのを長い紐に戻さずに)容易に通過できるとは言うものの、何か核膜内に届ける仕掛けが必要かもしれない。

 テロメラーゼは研究者の間では常識的なので、このようなアイデアが出てもおかしくはないが過去の調査網に引っ掛からなかったし、このたびネット検索した範囲では見つからなかった。実現には更に大きな課題も有るに違いないが、基本的な構想としてこの案以上のアイデアは考えにくい。

 
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オレオレ詐欺は日本から老人がいなくなるまでなくならない 国民性研究テーマ

2016年02月19日 10時52分38秒 | 深刻な問題
 戦後の復興期は「日本人は優秀だ」という議論が多かった。戦地から帰還した兵士たちは、それはそれはがむしゃらに頑張った。当時の官僚も国のため、天下国家を語りひたすらに成長を支えた。帰還兵の子供である僕らは野原の石ころのように、転げまわり、もまれ、泥にまみれて育った。

 日本がおかしくなってきたのは2回の大きな段差を経た落ち込みによる。一つは、かつての兵士たちがリタイアした時、次に僕ら野原の石ころ世代が前線を去り始めた時だろう。両方とも強いパワーを持ったジェネレーションだった。

 兵士達は果敢に戦い、辛うじて生き残った人々で、度胸が座っていたから自分の範疇については自ら判断し行動できた。兵士達がいなくなると、物事の判断が曖昧になり、日本の組織の背骨が失われ急速にクラゲ状態になってきた。

 石ころ世代は元兵士の世代にぶん殴られながら育ったような連中だから、多分に元兵士の影響を受けて、日本のあらゆるところで耐えて頑張った。集団就職だとか、決して恵まれてはいない境遇でも雑草のように耐えて働いた。日本の先進国入りの原動力となったのが石ころ世代だろう。

 ただ、日本全体でみると、歴史的な経緯から、より基本的な面での課題解決はいずれの世代も欠けていた。日本経済は戦後の焼け野原の何もないところから奇跡の復興を遂げた。確かにスケールアップはしたが構造的な変革を経て成長したわけではなかった。

 唯一の変革は戦後のゼロからのスタートで、人も組織も変わり、新しい欧米の技術や文化が導入され、戦前とは全く比較にならない変貌を遂げたが、日本人の歴史的DNAは残っていた。新しい環境や条件にDNAが反映された形だ。

 日本が抱える深刻な課題として、長きにわたって、自殺数が高止まりし、オレオレ詐欺に至っては増加傾向にある。何で解決できないのか?日本人が原因などについて気付いていないわけではないし、対策が検討され努力もされている。然し乍ら、根本的な解決策が打たれない。自ら目の前の課題を解決しないのだ。

 1995年、僕は畑の中にできた新しい工場で新規事業を立ち上げるべく、必至に努力を重ね、もがき続けてきた。一方、当時の国際状況から、日本が戦略も無くただ経済対策として税金をばらまき続け、借金を重ねて沈没してゆくことは明確に予測できた。然し乍ら僕は何もできなかった。

 当時、中国は華僑を中心に様々な情報を集め分析し、アメリカを上回る世界一の大国を目指して着々と準備を進めていた。中国とインドがやがて経済規模で日本を追い抜くことは予想されていたが、中国が日本を追い抜く予想時期は年々早まり、あっさり予想より早く追い抜いて行った。

 中国が猛烈に経済を成長させているころ、日本の政治家は「日本は世界2位の経済大国」と飽きもせず毎日繰り返して述べていた。いつまで言い続けるのかと思ったら、抜かれる直前までやっていたね。「日本は世界2位の経済大国」の発言は「私は日本発展のために何も努力しないよ」の意味だ。

 日本の組織では、与えられた現状を肯定し、上から言われたことを言われたように実施するのが処世術で自分をガードする手段である。従って、課題には目を瞑り続けて、きれいごとを言い続けなければならない。その結果、課題は山積、根本的な解決はなされず発展力を失ってゆくのだ。
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新進化論(仮説)の電気学会発表は3月18日午前、東北大学(A305-C1)となった

2016年02月13日 17時58分36秒 | 生命
 論文(査読無し)を提出した後はソフト開発に専念し、土日も没頭していたのですっかり電気学会のことを忘れていた。昨年までは具体的なプログラム案内がメールで来ていたのに届かなかったのでHPを開けてわかった。発表者の年齢としてはベスト3に、楽に入るだろう。

 明治大学教授の話では、本件のような発表テーマは際物(キワモノ)として(本来の電気学会のテーマではないと思われていても無理も無い)、評価も無く相手にされず裏から裏で適当に対応されるようなのだ。しかし、わずかに風向きは変わってくるかもしれない。

 僕は、進化論は今後、生化学的な「ソフトウエア」の問題に移行すると予測しており(昨年の発表の終わりにそうお伝えした)、記憶素子(遺伝子など)がかかわるから、本来の電気学会のテーマにぐっと近づく。

 2003年に初めて、生物進化の駆動力に循環論理の評価システムが有ったと発表し、まるで評価もされなかった。ま、仮説の仮設だったが、ボスのS教授(制御)は「制御は様々な対象を扱うし、仮説だから問題は無い」との意見だった。

 最初の発表で、座長から評価システムが進化の駆動力であったとして、誰が(評価システムを用いて)評価するのですか?と聞かれた。これは核心を突いた質問だった。その後もぱらぱらと新たな材料を見つけては10年以上発表したが、この本質的な課題に答えが出せていなかった。

 今回、僕なりの答えを出して発表する。生化学分野をはじめ広く書籍を読み、何度も組み上げては叩き直した。具体的メカニズムを紹介し、リスクも有り、修正も十分あり得るが、基本的なところではアバウトにコアを捉えたのではないかと考えている。逆に、これ以上のモデルが出るとは思えない。

 例えば、宮田隆京都大学名誉教授の「分子から見た生物進化、2014年出版」(興味深く拝見、勉強になりました)では、生体が重要な遺伝子を残してきたことが書かれている。 宮田教授はそれが自然選択と言いたかったのかもしれない。しかし、実は「重要である」との判断は評価システム無しにはできない。外的要因による遺伝子変化は中立説の言うように本来、ランダム(中立)である。

 このような評価を実施するのは、実はソフトウェアである。最近まで僕はソフトウェアという単語は使ってこなかった。しかし、評価システムとは、言葉で分かり易く表現するなら、まさしくソフトウェアである事に前回気が付いた。今頃バカだね。

 進化論は僕が今存在している本質にかかわる問題だから、教科書に何か書いてあっても、疑問を持ったら妥協はできない。自分の論理組み立てに対しても楽観的に考える事はできない。

 今回も専門家は評価しないと思うし、核心に近づけばなおさら距離を置かれてしまう。ただ、進化論とソフトの関連は否定できない。記憶素子(遺伝子)が有ってソフトが無いなんてことはあり得ない。パソコンがメモリーだけでは動かないとの同様だ。

 昨年、夏、いよいよ日本進化学会に発表と 準備していたら、B5ぐらいの原稿(1枚)で図表無しと言われ、とてもその枠に入らないので諦めた。電気学会原稿は英文にする予定だったが、英文では量が増え3ページになってしまうことが分かり(最大2ページ)こちらも諦めた。

  
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超新星(巨大重力)が太陽系に突入して地球が破壊されるとの予想はあり得ない事ではないが

2016年02月09日 04時33分33秒 | 宇宙
 昨日、アメリカの天才的な宇宙科学者が集まり、超新星が太陽系に突入して地球をはじめ全てが破壊される場合の、脱出方法を放映していた。世界中から25万人が選出され、分散して巨大宇宙船などに乗り込み、超高速で太陽系の外に移動するプランだ。

 火星のテラフォーミング(火星を地球同様の居住可能な環境にする)など、僕も参加したいテーマが紹介され、興味深く見ていたが、最後の辺はまるでホラー映画のような展開。地球脱出メンバーの選出では様々な闘争があり、最後は世界的な金持ちなどが選ばれるなどという話になった。

 そもそも、この宇宙が無から見えないような小さな粒子として誕生し、爆発的に大膨張したとのビッグバン理論も、天才達の考えたストーリーだが様々な論理的矛盾を生み出している。最も決定的なのは何度も書いたように宇宙の加速度的な膨張との整合性だ。

 20世紀中に書かれた宇宙論では、僕の知る限り全ての本で、やがて宇宙膨張が止まり収縮し始めると書かれていた。その理論を主張する中心人物が有名なホーキング博士だった。しかし、無情にも宇宙は光速の3倍の速度で、更に加速しながら膨張しているとの情報だ。

 この答えは、2014年に発表したように、誰も関心を示さなかったが、この宇宙より遥か彼方、この宇宙を取り巻くように存在する無数の巨大ブラックホールであろう。その引力によりこの宇宙は強力に引っ張られ膨張している。

 宇宙内部の斥力(ダークマター)により、膨張速度が加速するとの天才達の理論はあまりにも無理がありすぎる。僕は頭が悪いので高度な数学は理解できない上に、どのように考えてもモデルが思い浮かばない。

 これらの巨大ブラックホール集団のその外にも宇宙がある。宇宙は粗密がありながらも無限な広がりを持ち無限の可能性を試している。

 現在は、巨大宇宙の途方もない広がりとプロセスの中で、巨大ブラックホール同士の衝突があり、物質をまき散らして形成した一つの秩序が、巨大引力に引っ張られて膨張するという次のステージへ遷移しようとしているのではないか。

 超新星(ブラックホールのようなもの)が現れたとして、太陽系に突入するのだろうか?全く無いとは言えないが、銀河系の中心にも巨大ブラックホールがあり、ブラックホールどうしは影響しあって動的なバランスが保たれている。

 宇宙が密から拡散するプロセスにあり、銀河系とその他の銀河や巨大ブラックホールの衝突の可能性は低くなってきていると考える。
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清原は誰も助けてやれなかったのか 収監されたスーパーヒーローの無常

2016年02月07日 11時18分12秒 | スポーツ
 長嶋一茂がテレビ朝日で、清原の人間的弱さを語っていた。一茂が清原について語るのも一寸違和感が有る。一つは清原は打の最高レベルを極めた男、今回の逮捕が有ったからと言っても優れた野球実績が消えるわけではない。

 片や、一茂は父親(神様長嶋茂雄)のお蔭でジャイアンツに入れたが本来は2軍クラス。長嶋茂雄だから出来た事で、本来許されるべきことではない。ここが僕には引っかかった。同じ野球人として清原を語るのであれば、先輩ではあっても敬意を払うべきだろう。

 また、視聴者の好印象を得ているとはいえ、テレビ出演も父親(国民的ヒーロー)の存在無しには有り得ない。
 
 羽鳥慎一は酷な質問を一茂に、これでもかこれでもかと執拗に浴びせた。ここがテレビのいやらしさで、独占で一茂のコメントを取れる上、一方、一茂はきちんと応えないとテレビ朝日の印象を悪くしてしまう。

 僕はすぐ、桑田の事を考えた。桑田のコメントが聞きたかった。そのチャンスは翌日に実現した。桑田はPLやプロ野球で共に生きた親友としてアドバイスしたものの、清原から関わるなと言われ、この3年間 接触が無かったという。

 桑田が小姑のように耳障りな助言を繰り返していた事にやや安心した。警察の有り方については疑問が残る。一度、呼んで注意すべきだったろうね。「君の情報はキャッチしている。確証が無いから逮捕しないが、もし覚せい剤を使う事が有れば必ず逮捕に至る」

 警察の役目は逮捕する事ではない。犯罪を防止し、国民を守る事だ。何としても逮捕して成績を上げたいところだろうが、犯罪の防止に重点を置かなければならない。上手に清原が立ち直れば、野球界の信頼を失墜させずに済んだ。

 一茂は男は弱いと言っていた。それは清原と一茂が弱いのであって、世の中の男が全部弱い訳ではない。その言葉どうりであるとしたら、清原のあの悪げな風貌は、内面を隠すものであったのか。

 僕のようにやくざやチンピラと何度も相対したような人間でも、清原が現れたらギョッとなるんじゃないか。でっかいし、まるで本物の鬼みたいな顔をしている。もし、かかってきたら一旦退避し、それでも来るなら清原自体が凶器とみなして遠慮なく対応させてもらう。

 麻薬や覚せい剤の恐ろしさは、子供のうちから徹底的に教えておいたほうが良い。リーダーズダイジェストで読んだことだが、アメリカで意志の強い子供が自分は強いので勝てると考え、麻薬を試したところ、麻薬に溺れてしまった例を紹介していた。

 つまり麻薬や覚せい剤は一瞬の事で人生が激変し、全てのものを失う事になる。清原の逮捕は残念だったが、起きた事で、若者たちに大きな警鐘を鳴らす意味は有った。そもそも、麻薬や覚せい剤に手を出す事が、人生の終焉だ。

 野球人でなくても決して薬物には手を出さない。怪しい世界には踏み込まない。そのような心構えが必要だ。スポーツマンだから、未知のスポーツに打ち込むとか、溺れるにしても世の中で公認されている酒なら、犯罪でも犯さない限り逮捕されることは無い。
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