僕は本来仕事人間だから、さんざん言われたように、電力会社向きではなかった。しかも、親の希望(田舎に住みたい)を満たすため 生まれ故郷ではない電力に入った。せめて地域の発展に貢献したいと考えた。僕はシンプルで純粋なんだ。
実績は多すぎて紹介しきれないが、重要度からは原子力プラント伊方3号関係がトップかな。
1.伊方3号着工の課題だったクロメ藻場造成試験を成功させた。僕は研究所にペイペイ(Pay Payじゃない)でいた。建設部門からの要請を所長ほか偉い人たちに交じって聞いた。敷地確保に山を削り、土砂で海を埋め立てると藻場が消滅する。藻場の再生する保証が無いと着工できない。最後に残された重要課題だった。
所長はやりたくないとはっきり仰った。重い沈黙。僕は「所長やりましょう」と言った。ペイペイの言うことじゃないね。そこで、所長の命令で調査し、可能性を確認して実験した。1m角の岩石ブロックを3個、前面海域に設置。芽が全部貝などに食べられてしまうなど大変だった。何とか成功し、その報告の1か月後に着工が発表された。
2.同じく伊方3号に必要な水理実験設備を設置した。新しい研究所建設の目玉は水理実験室だった。建屋は建築、水まわりは土木の各部門、僕は設備全般を担当した。最も苦労したのは実験用のクレーンだった。建築が天井高さ1m下げの了解を副社長から得たため、法律的にクレーン設置が出来なくなった。
例によって誰も僕の進化仮説には興味を示さないと見ているが、前回エピジェネティクスにより3仮説が証明されたことを発表し、次回 発表予定の内容を含め次第に僕は進化の神髄に近づきつつある。
一つは物質から生命を生むことになったメカニズムや要因に関する仮説で、自分で書くのもなんだが筋が良い。一般の人も理解しやすい。しかも、従来の課題をパッケイジで解決し得る可能性を持ち、話が一気に進みやすい。
残りのうち大きな仮説は、従来進化仮説を反対にひっくり返すような内容だ。こちらは明確な証拠を並べられないが、論理的帰着で生まれた。バーチャルな話だが、僕が納得しているのだから、可能性が高い。
なんていうか、最も新しい進化仮説は僕の頭の中で生まれつつある。
以前書いたブログでは、従来説が間違っていることを証明するのは創造的である・・という理由で全体の20%ぐらいをそれに当てて書いていた・・が止めた。魅力ある仮説が頭に浮かんだからだ 。
NHKも桃田の帰国をトップニュースにしている。それほど重要なら何で、先に問題点を指摘し関係者へ注意喚起しなかったのか?大切に扱い、危険を防止する対策をとらなかったのか?世界のスターが気の毒に。
前にも書いたように、桃田(バトミントン)は金メダル候補として安定度NO1だ。2年連続世界チャンピオンで、世界NO1を長く続けている。こんな選手がかつて日本にいただろうか?
プロ運転手がトラック後部に激しく追突し亡くなるなど聞かないね。ブレーキへの細工は疑うべき。桃田ぐらいのスーパースターになるとスパイ映画で起きる様な事故が起きても不思議はない。今も世界のどこかで不都合な人間が暗殺されている。
世界で最も安全なベンツを用意し点検を怠らず、運転手の事前確認する等で安全性を担保しなければならない。手厚い保護は当たり前だよ。失ってから暇な評論家があーだこーだ言っても元には戻らないからね。
顔とか鼻とか打撲の傷が気になり、桃田のあの凄いプレー、倒れ込みながら床寸前でラケットの面を合わせ相手の空白ゾーンにポトリと落とす、華麗さが失われていないことを祈る。
大学ラグビーは外人を加えた帝京が圧倒的に強く、華麗なフットワークが持ち味の軽量早稲田は歯が立たなかったね。長い間 帝京王国時代が続き、昨年12月1日の対抗戦で早稲田と明治の 全勝対決は久しぶりに期待感が強まった。しかし残念ながら大敗した。
正月2日の対天理の準決勝では、何と52対14と圧勝したので、決勝の明治戦では勝てるかもしれないという期待は有った。離脱していた大型の中野復活がパスの基地となり大きかったようだ。相良監督の実直そうな職人気質も伺えひょっとしたらと思えた。
ピカピカの新国立競技場はチケット完売、観客は6万8千人と満杯。毎回明治の応援客が多い。一般客も増えた。決勝戦が始まると、最初のペナルティーキックを号砲の様に、明治を圧倒し続け、前半戦は予想外の31-0と圧倒した。明治戦の準備が功を奏した。
モールで押してゴールという、明治の得意技をお返ししたシーンは圧巻だったな。過去には記憶が無い。出来過ぎた展開となった。主将齋藤のゴールキックの正確さ(決勝戦ではパーフェクト)も大きな力になった(天理線では、右からのキックを外している)。早稲田の歴史でも随一だろう。
後半、明治は立ち直り、怒涛のようなゴールラッシュ。スクラムでは明治が強かったことに加え(明治にはでっかいやつがいるね)、明治はパス展開の左右枠を広げ、早稲田も前半の疲れが出たようだ。圧倒される中でも早稲田は2回トライし、これが勝利につながった。
大学ラグビーは王者・早稲田が強くないと面白くない。前へ前への明治(強くて憎いが良い相手だ)との戦いがこれからも歴史を作ってゆく。
僕がラグビーを好きなのは、最初から戦う陣形を見せる事だ。フェイントはあるかも知れないが、インチキもいかさまも無い。魂と魂が肉体を通してぶっつかり合う本質的にフェアーなスポーツだ。イギリス発祥のせいかな。
昨年、7仮説を加え元々専門外ではあるしそろそろネタ切れかな、新しいテーマが無いかと考えていた。が、原稿を考え始めると情報も集まり、何と大きなネタが浮かび上がってきた。
進化で最も大きな謎は、生命誕生までの物質進化(あるいは化学進化)だ。生命化学の分野で、本来僕の歯が立たないところ。世界中の研究者が解明を求めているテーマ、簡単じゃないが仮説としては筋がいいんだな。
このエリアでは前も書いたようにRNAワールドがあまりにも有名。この考えは、遺伝子絶対思想に無理やり合わせた感じ。僕は開発者(設備や生産ライン、独自簡易AIなどソフト)としての勘から疑問が湧いた。
RNAは記号物質で触媒機能を持つから自己複製で大量にうじゃうじゃ生まれてRNAだらけの世界(RNAワールド)を形成し、タンパク質も誕生させるというんだが、記号物質だからそんなわけがない。
GADV仮説の池原教授にお聞きすると、触媒機能は限定的で自己複製はできないし、実験で成功した報告も無いとのお話。水にも弱いから、偶然誕生しても長持ちしない。専門家がこれだけはっきり仰るんだから、疑う余地がない。
物質進化での仮説と、何故、高等生物への発展が開始されたかという謎を説明する仮説。ここらは新ダーウィン仮説では全く触れていない。何故なら、ダーウィンは顕微鏡を持っていなくて、見える高等な生物しか対象にしていない。
時代的にダーウィン(偉大な研究者で努力家で尊敬される人物)としてはもっともだが、遺伝子要素を加えて、新ダーウィン説を作った人たちは罪深い。隙間を埋める努力は最低限必要だった。
僕の想定している仮説は、誰も踏み入れていないエリアだから、書いている文章にたくさん仮説が埋まっている。証明はできていないんだから ちょっと言い過ぎか。ワイン飲んでいます。
それにしても、2002年頃ぼーっと考えパッと出した空想みたいで、飛び跳ねた話で、稚拙な原稿だったが(皆さんわらっていたか)大きな否定材料もなく関連の小仮説が次第に証明されつつある。