日本はますます沈没します。「あ、そう?」とは言ってられない。何しろ、この人は漢字が読めないだけではない。思考力が無い。2行以上の文章を読めないとも、まことしやかに伝えられている。誰かがああ言えばああなり、別の人がこう言えばこうなる。従って、方針は毎日変わる。
思い起こせば、安倍首相をこのブログでこき下ろしたころが懐かしい。彼は右翼青年のようであったが、それでも方向が明確で芯が有った。私はこき下ろしながらも改革を期待していた。やくざが電話してきたのは愛嬌だった。ブログの内容は変えなかったが、ホームページとのリンクを止めることにした。安倍君の後ろに右翼ややくざがいるのは明白だ。
安倍君の辞め方はひどいものだった。超優良血筋を引くエリートの脆弱さだったか。代わって登場した福田首相は、改革とはほど遠く何を考えているのか分からなかったが、クールで安倍君よりはしっかりしていた。ねじれ国会でなかったら父親以上の首相として名を残したかもしれない。福田さんもやはりエリートのひ弱さが有り、突然の交代となった。
マンガ太郎はどうも好きになれなかったが、あれよあれよと言う間に首相に担ぎ出された。官僚寄り、ばら撒き大好きの自民党議員団が支持したのだ。結果は見えていたが、予想通りのばらまき、昭和時代に戻る古い自民党体質の露呈。しかし、予想以上のハチャメチャ。言うことと実態が一致しない。資質も疑われている。あっちこっちで町の人が「みぞゆう(未曾有)」と揶揄する状態では、何を言っても信用されず、口を開くごとに支持率は低下することになる。
それでもマンガ太郎はくじけない。というか、元々この人には恥ずかしいとか、プライドとかが無い。名門吉田家の評判を落とすだけなら良い、日本を取り返しのつかないほどに落とし込み、倒産と自殺者の山を築いた上で解散総選挙となる。一体どうしてくれるんだ?やり場のない怒りを覚える。