昨夜、リチウムイオン電池でノーベル賞受賞と聞き、ご本人が映し出されるのを見てもぴんと来なかった。今朝、朝日系列でインタビューしているのを食事を作りながら見ていた。1948年生まれ、えっ!同い年?それにしては爺さん顔だな(失礼)と思い しげしげ眺め、旭化成 吉野、旭化成 吉野 あーーと思い出した。
20年前になるか、僕は全国の電力会社に呼びかけ、電力中央研究所、三菱電機、パナソニックなどの協力を得て、電力負荷の平準化(昼間の発電所・発電量を下げる)を目的とするエコライト(負荷平準化照明システム)を開発していた。夜間、リチウムイオン電池に電気を充電し、昼にその電気で照明しようというものだった。
当時の最も大きな課題はリチウムイオン電池の中に入っている液体(溶媒)が、分かり易く言えばガソリンなので、ビルの天井に設置するには危険性があった。そこで、各方面の専門家に質問し、その中に旭化成の吉野さんがおられた。第一人者だった。確か、僕は旭化成にもお伺いし、会議で何度も名前が出たし、電話もしたかな。
旭化成は繊維メーカーと思っていたから、最初、違和感を感じていた。その後も、同社とは縁が有って、繊維以外にも様々な材料を開発しておられることを知った。
吉野さんは常に笑顔の大変親切な方で、僕の遠慮のない質問にも喜んで対応して頂いた。ここは企業研究者の良いところでもある。テレビの笑顔を見ながらかすかな記憶から次第に思い出してきたのだ。僕は記憶が苦手なのに、思い出せたのは当時もすごい人で、そしてあの笑顔だった。
追記 エコライト開発はその後、安全性とコストの問題から、顆粒クラッド鉛電池(当時の日本電池製)を先行させ、特許を出願、動作や信頼性は試作機のテストで問題が無いことを確認できた。試作と試験は東京電力の協力を得た。
今まさに、科学のラストミステリー「こと」、宇宙論と進化論で真っ赤かな間違いが明らかになりつつある。何度も指摘しているが、ビッグバン理論なんてボロボロで、実体の無い大嘘話になっているが、あと50年ぐらいは立派な理論として教科書にも書かれ続けるのではないか。
進化論も大変なことになっている。実は、今日まで3月に発表する電気学会向けの進化論仮説の原稿を2通書いていたが、事実しか書かない僕の原稿を自分で読み返して、進化研究者も大事になっているなと思うのだが、当人たちは何とも思っていない。ボス教授に逆らって、本当のことを論文に書くなんてことは有り得ない。
宇宙論は、本来、宇宙膨張速度が減速し、どこかで膨張が止まり、収縮に向かうはずだった。昔の宇宙論の本にはそう書いている。ところが、膨張速度が加速していることがわかり、大変なことになった。つじつま合わせにできたのがダークエネルギーだ。これがまた滅茶苦茶。良心的な科学者は悩んでいるが絶対に事実は言えない。
左遷され、昇進が止まり、給料も減るから家族が食べてゆけなくなる。奥さんにとって、宇宙がどうであろうが知ったこっちゃない。高給が保証されていれば、地球がひっくり返ろうがどうでも良いのだ。
従来進化論にとって、エピジェネティクスは、死刑宣告みたいなもの。まるで世界が変わってしまった。遺伝子絶対論はここ5年ぐらいでひっくり返ってきた。従来研究者は、自分たちが信じていた神が、本当はそこらへんにいた普通の人だと気付かされたようなものだ。博士号を従来の説で取っているからひどいことになっている。
赤信号、みんなで渡れば怖くないか。
更に、自民党筋によると厚生事務次官が殺傷された事件は(山口剛彦元次官夫妻暗殺など4人)、厚生労働省が小泉純一郎の年金未払情報をリークした事(小泉首相は国会で追及された)への仕返しらしい。驚きだね。
ネットで調査::「小泉元首相の実家は、「小泉組」という曾祖父が作ったヤクザ組織。背中に龍、全身に刺青をしていたことで知られる祖父又次郎は、国会議員になる前に小泉組の3代目を継がされました」・・とある。
脱線::民主党支持時代(あんな無能政党とは知らなかった:反省)に安倍首相をこのブログで酷評した途端、関東のやくざから電話が有った。僕は不在だったが、会社ホームページのリンクを消した。お蔭で、好きなことが書けるようにはなった。まあ、やくざをバックにしないと思い切った政策ができないという情けない現実。
隣の庭は良く見えるというか、慶応大学は上品で親切かと思って、MY進化論の原稿を持ち、指導を得ようと慶応大学の准教授を尋ねたのだが、あまりにひどかったので驚いた。かなり年下の准教授を立てながら説明したのに、まともに聞かないし、侮辱するようなことを平気で言う。
冷静に振り返ってみると、慶応には良い人もいるが、ワルは結構多い。西日暮里のアパート大家の息子はチンピラで慶応大学だった。かなりたちが悪かった。その頃、山口組の子弟が慶応大学に入学すると雑誌などに掲載されていた。やくざは金持ちで慶応大学を好むのだ。
慶応の良い処は元々親が大手の会社経営だったり、医者だったり金持ちの場合が多いので子供も自然と出世しやすく、勿論最初から金持ちが多い。経営者間のネットワークは私立大学の中では強い。独立系が多い早稲田とは最初から違いがある。
慶応の女学生は大人びていて、ファッションが決まっていたり、化粧はお上手で、発展系ですね。僕は、ちょっと波長が合わなくてお付き合いが無かった。
森元首相などのおかげで、東京では早稲田の評価が下がっていると14年前か、東京出身の官僚に言われ、その後、確かに慶応の人気が高まってきた。早稲田と慶応は逆転しているらしい。(僕は理工系なので、慶応は全く眼中になかった。比較の対象外だった)
今でも慶応大学卒の知人などと付き合いがあり、大変お世話になった人もいる。然しながら、記憶に有る中で、トップクラスの大学にしては慶大関係者でワル、どうかなと思う人物の比率は他大学に比べて高い。
早稲田は色々叩かれ続けてきたが、出来が悪かった例は有ったにしても、本当のワルはいなかったと思うけどな。
だから、母親を見れば子供の将来の可能性が見えようというものだ。父親の影響力が多少でも大きくなるケースは、母親が父親(夫)を尊敬し、方針を支持する場合だろうね。我が家は家内と方針が常に対立し最悪のケースだった。子供に申し訳なかったと思う。
父親の悪い影響としては、父親が頼りない、あるいは稼ぎが少ない場合、母親の精神状態が安定せず、子供に精神障害や発育不全が起きたりする。これは間接的な影響である。
日本にとって悲惨なのは若い世代でしっかりした女性が少ない事。一例を挙げるとテレビで女性が食事する時、口にいっぱい食べ物をほうばって「おいひー」などと言う。どうもそれが最新トレンドでかっこよいらしい。
私はすかさず、テレビ局と番組名を調べて、電話する。NHKは10回以上電話したり、FAXしたかな。「マニュアルを作成して直すようにしました」と言われて期待していたら、何度でも見せられる。しつこく電話する。流石にNHKは最近減ったね。
どこの一流国で、女性が口に食べ物を一杯入れたままて喋るのか。日本文化の浅さも感じてしまう。大和撫子は今やサッカー選手ぐらいじゃないのか。チャラチャラ女性が多いから、立派な子供も育ちにくい。
ところであんた 食事マナーは良いの?と聞かれると、ここは「済みません」と謝罪するしかない。立派な人間ではないが、みっともない食べ方は避けようと努力はしている。
日本の大卒って、入試まで詰め込み勉強していたという事の他に何か意味が有るのかな?親の収入のお蔭で遊んでいた証か?大卒のレベルは一貫して下がり続け、下げ止まらない。
続く
会社を経営する立場でこれまで人材を募集し、面接し、採用してきた。ビジネスや社会活動で多数の人に接してきた。大学にも客員教授として3年在籍した。いずれの場面でも共通に思うのは大卒のレベルが低すぎる事だ。
約束は守れない、言う事がコロコロ変わる。幼稚すぎて論理的な判断とか、課題解決など望む方が無理というもの。
大学の言い分は、欠員にするわけにはいかないから本来入学できない高校生を合格させ、成績が悪くて留年させると国会で質問されるから留年にできない。挙句の果てが卒業させるべきではない者を卒業させている。
しかし、大学はサボっているのだ。学生を育てる努力がなされていない。特に文科系は入学時の知識レベルがピークで後は落ちるばかり。遊びすぎて最高に落ちたところで卒業になる。
ある大学の講師が嘆いていた。以前は、授業中の会話がやかましくて授業にならなかった。いくら叱っても無駄。ところが急に静かになった。全員が携帯やスマホでメールするようになった。
国土面積や人口で半分ぐらいの韓国が経済で日本に近づいているというのは、日経新聞の日韓両国の意識調査結果。
例えば、全ての大学に共通な英語。単位の出し方が安直すぎる。聞き取って、喋れないような学生に単位を出すなど、大学という名の詐欺に等しい。文法など日本的へ理屈はどうでも良い。世界で戦える英語力を担保すべきだ。
創造性を問わないのは日本の大学ぐらいかな。吉田茂の側近だった白洲次郎はケンブリッジ大学でレポートをまとめて発表したところ、教授が「私の考えを上手にまとめて有難う。しかし、君の意見はどうなの?」と聞かれた。自己主張や創造性が無い場合は評価されない。
片や、東大の法学部を首席で卒業するには如何に自分の考えを殺し、教授の考えを上手にまとめるか・・であると、実際に東大法学部を首席で卒業した者の意見として文芸春秋が紹介していた。
日本の大学ではイエスマンであり、ロボットに徹する事を求め、それが図らずも社会に出た際の処世術となっている。教授は能力が無いから逆に威張りたい。とてもじゃないが中国や韓国の大卒に勝てない。いっそ、日本企業は募集を全員海外大卒対象にしてみてはいかがか?
続く
あれ待てよ、自分はまともな指導は受けたことなかったな。その点では東大のほうが良かったなと思うようになった。教授から院生は小僧の様に扱われていた。私の場合は指導教授から「お前は博士なんて柄じゃない」と真っ先に博士コースから外された。数学ができると勘違いして引っ張ったのはあんたでしょ?
私は大学院を目指して一浪、「一流大学しか受けない」と決め、試しに急遽、東大を受けた。専門の5問中1問が全く書けず、他の取りこぼしも有るから落ちたと思っていた。面接ではその問題に質問が集中した。N助教授から「あれ?仲間と答え合わせしなかったの?」と聞かれた。え?ていう感じ。
東大の試験では後に東大教授になったS氏(京大を断トツで卒業:東大入試の無かった年に入学)と立ち話した。ちょっときざな印象だった。東大の試験内容、面接の質問内容、S氏の話から、効率的な勉強方法が分かった。勉強方法を知らなかった私には収穫だった。
因みに、東大の大学院試験は極めてオーソドックスで教科書に沿った内容。大学特有の癖も少なかったが(授業で教えた内容が試験に出たりする)、内部情報は極めて重要と思われた。
そこで東大に手紙を書きN助教授にお会いした。N助教授は「惜しかったね、しかし競争だから仕方ないね」とお世辞を言って下さった。お世辞でも嬉しかった。お願いするとN助教授は研究生として迎えて下さり、授業料3万6千円を払った。
私は記憶力がひどく悪い上に勉強方法は馬力型で効率は悪かった。それでも例えば電気磁気学の分厚い問題集の「回答」は頭に入っていた。理解できなかった2問の例外を除いて。しかし、たまたま、その2問のうち1問が東大の試験に出てしまった。
その数か月後に、早稲田の試験が有ったので、新たな勉強法で臨んだところ、非常に運が良く、知っている内容が試験に出た(特に半導体物性)。面接では素晴らしいお褒めの言葉が有った。噂ではその試験で1番だったらしい。最高の時だね。
どうしようかと思い、二つの大学に相談したところ、両方に属する事が容認されたので、主に早稲田に通っていた。その後、突然、担当教授から二股はまずいので東大を断れと言われ、東大研究生を辞めることになった。
温厚なN助教授からはひどく叱られた。研究テーマが決まり、予算も出たらしい。本当に申し訳なかった。STAP細胞事件で東大の個人指導などの状況を聞くと、東大の方が良かったようだ。状況が掴めたので東大の試験に合格できる自信はあったが、保証は全く無かった。
母が「息子が東大に行っている」と幼友達の母親に自慢したらしいので、おいおいと思ったが、まるっきり嘘ではなかった。
中村教授、ノーベル賞受賞おめでとうございました。心配していましたが良かったです。
徳島大学では名誉なことに中村修二氏とは共に客員教授だった。ただし、中村修二氏は既にカリフォルニア大学の教授でノーベル賞有力候補、私は大学発ベンチャー企業立ち上げのコーディネーターだった。
中村教授は年2回ぐらいだったかな、日本に来る機会があり、そんな時、講演を聞く事が出来た。そこでアメリカの大学事情を知る事となった。
アメリカの教授は夏休みに鞄を下げ、軍隊や企業へプレゼンに行く。そこで、1億円以上集めないと、実験をする学生を雇えず、大学を去ることになる(アメリカでは実験学生に給料を払う)。教授に年齢は関係ない。
特に、軍隊は予算が大きく重要なプレゼン先だが、軍隊から研究費を貰うにはアメリカ市民が条件のため、中村教授は2005年以降(不明)、アメリカ市民権を取得した。
当時から中村教授は文部科学省の事をけちょんけちょんに言っていた。大学入試はウルトラスーパークイズで意味が無い。ところてん方式で卒業するので入学後に勉強しないし世の中の役に立たないとの趣旨。
アメリカでは大学入試は日本ほど難しく無いものの、授業についてゆくのは大変なようだ。必死で勉強して、卒業できるのが約半分。彼らの目的は金持ちになる事で、目的が明確だ。
私も中村教授と同意見だったが、彼は歯に衣を着せず厳しく語る。文部科学省は相当カチンと来ていた事だろう。私は講演を聞きながら、文部科学省がブレーキをかけるからノーベル賞は暫く無理と思っていた。
そもそも文部省が国内のノーベル賞候補を推薦する。だから、東大関係者を推薦するケースが多いものの、実際には東大関係者の受賞は少ない。中村教授は真っ先に候補から落とされていただろう。これまでの文部科学省の情報を分析して疑いの余地が無い。
これは私の推定だが、中村教授がアメリカ市民権を得て数年経過した事でアメリカ側からの推薦が出来る事となり、今回の受賞となったと見る。日本は官僚が支配する村社会だから、文部科学省に睨まれたらまず不可能。
文部科学省が反対しても、中村教授はアメリカ市民だから関係無いじゃないかと反論できる。だから、残りお二人の受賞者は穏便な方々(文部科学省から見ると優等生)と思う。
他の理由として、日本のノーベル賞受賞候補者が今後減って行くことがあげられる。中村教授は最後の泥んこ世代だ。戦後の焼け野原から雑草のように育ち、泥んこになりながら、本能を呼び戻し、36億年間の大自然の知恵を授かった。
現在の子供は幼い頃から塾だの習い事など、手をかけすぎて、自分から冒険したり課題を解決したりという自発性が失われている。意味の無い情報を詰め込まれ、偏り過ぎた頭脳を持つロボットのようだ。パワーが無い。
中村教授の過激な発言に怒り狂った文部科学省の担当者もいなくなり(私が中村教授の講演を聞いたのが9年前)、何としてもノーベル賞受賞者を増やしたい文部科学省も柔軟化せざるを得なかったとは思われる。
中村教授は日亜化学に勤めながら、こつこつと試験装置を改造しメンテしながら実験をされていた。予算が無いから全部自分でやらざるを得なかったが、逆にそれがヒントにもつながり開発に至ったらしい。
当時、日亜化学から徳島大学に社員が来ていた。特許紛争の最中で、日亜化学の社員は中村教授を非難していた。私は、その社員には言わなかったが、日亜化学が500億円ぐらい中村教授に払ってしかるべきと考えていた。
中村教授は裁判には勝ったが何故か最後は尻切れトンボの8億円で幕引きしてしまった。日本の技術者はやくざな事務屋から踏み台にされ、利用され、無能な事務屋がトップに立つ。技術屋が晴れ舞台に出ることはまずない。
中村教授の発言をテレビで拝見して、当時とお変わりなく、はっきりと仰る。それでいいと思う。日本はあまりにも権力に遠慮しすぎて、何も言えない。国民は事実を知らない。文部科学省を強烈に批判して初のノーベル賞受賞は立派!
早大の調査委員会(委員長・ 小林英明弁護士)は7月17日、小保方氏の博士論文についてコピペなどの問題が有ったにも拘らず、博士号の取り消しには該当しないと発表したらしい。
前出調査委員会は「論文は多数の問題箇所があり、信ぴょう性、妥当性は著しく低い」のだが、規定に該当しないと結論付けた。この論文は小保方氏が11年1月に指導教授らによる公聴会に臨む前の「草稿」が誤って製本されたらしい。
問題の無い、本来の論文が調査委員会に提出されたのであれば、調査委員会としても単純なミスと判断せざるを得ない。しかし、問題は早稲田大学の博士号の権威が著しく失墜した事だ。
私の知人I氏は早稲田大学で博士号をとっただけに頭を抱えている。実は、早稲田大学理工系の博士号は極めて厳しい。例えば電気系では東京大学や東京工業大学は、学会論文3本で、1本がアメリカの学会(IEEE)だったはずだ。
それに対して、早稲田大学は学会論文が5本である。博士課程は3年で、その間に学会論文を5本も通すなど非常に厳しい。IEEEも含まれているはず。教授の協力無しでは不可能に近い。早稲田では従ってオーバードクターが多かった。
I氏は学外からその5本の論文を通過させ博士号をとった。指導教官もいないから書き方も分からない。まるでガイドやサポートなしにエベレストに登頂するようなもの。極めて価値のある博士号だ。
何故なら、地方国立大学では論文1本で簡単に博士号が取れる。某徳島大学や某愛媛大学ではそうだった。論文1本なら、論文に名前を掲載してもらい、そして順番を最初にするだけで良い。これをファーストネームと呼ぶ。
そのため、地方国立大学では全く資格の無い者でも容易に博士号をとれたのだ。旧帝大系でもお金が絡んで色々な事が有ったはずですよ。お礼金を渡すなどは常識だったし、教授に4百万円とか5百万円が渡された。
私が博士号取得を希望したわけではないがご厚意が有って、話の流れがその方向に向かい4百万円用意するよう言われた。色々有って、話が壊れ、とらなかったがそれで良かった。申し訳ないが、博士号をとるなら更に大学の格を上げたい。
かつて部下に博士がいた。彼は社会人博士(企業人が大学に出向き取得する)だったが、業務能力に問題が有った。多分論文も指導教授が主要な部分を書いたのだろう。現在の博士号は独創性を重視していないので訳の分からない内容となっている。
小保方氏に独創性が有ったなら、それを重視すべきで、書き方がどうだとか、形式にもこだわりすぎるべきではない。博士号や論文も含めて、科学の本質は新たな発見や組み合わせであって、表現方法ではない。
指導教官が独創性の事実を証明できる表現方法を十分指導すればよい。科学論文表現を専門とするアシストとの合作でも良い。
追記:博士号は教授が取らせようと考えたら絶対に取れる、とらせまいと考えたら絶対に取れない、教授絶対権限のどろどろ世界です。例えば、博士号の審査会で、他の教授が反対したら、次はお返しに反対した教授の申請を拒否する。
そこで、誰でも教授が一度申請した候補者は、犯罪者でもない限り必ず合格する。博士号をとれなかった学生が他の大学に行き、いくら優れた論文を書き、業績を上げても前の担当教授が乗り込んで潰してしまう。
そういう露骨な事を平気でやった人物は、例えば、電気学会の会長になった某秋月景雄だね。私自身、こいつにはひどい目に逢った。人間かね。彼がぼろくそに非難しいじめた白井先生が早稲田の総長になったのは皮肉であり、救いだ。