はやぶさ2のおかげで、マイ進化説では原始地球でのアミノ酸供給を悩むことが無くなったし、生命誕生に関し新プロテインワールドの可能性が一層高まった。タンパク質は通常、アミノ酸が50個以上ペプチド結合している場合をいう。
リュウグウは直径900mの岩石の塊のように見えるが、僅かな重力が有り、表面には砂が有り、そして砂にアミノ酸が付着していた事から以前は水も有ったのかと思わせる。
今後の課題は、何故、20種類のアミノ酸が見つかったかだね。これは興味深い。もっと話を広げると、月のサンプル(岩石のかけら?小石?)ではアミノ酸が見つかったのだろうか?月のサンプルに砂は無かったか?
そして、さらにさらに話題を広げると、はやぶさ3による火星のサンプルリターンを大いに期待しよう。各地域の砂、そして地表から10m以上 下の水の有無。はやぶさ2の成果で水(存在した場合)の中に細菌がいないとは言えなくなった。火星は現在のところ、人間が移住すべき唯一の天体だ。