山本五十六は今も英雄で、今世紀に入っても3つぐらい映画が出来ているらしい。宣伝文句には戦略家などと謳い文句が有る。山本のどこが戦略家なのか理解に苦しむが、真珠湾攻撃は日曜の朝で、ハワイが安息日にて人々が平和に暮らしているところを突然襲った。
真珠湾攻撃のため日本軍は鹿児島などで訓練を重ねていた。日本が真珠湾を攻撃する事は1年前からばれていて、アメリカは戦争したくない国民が怒り狂う様に(戦争推進に変貌する様に)知らぬふりをしていた。ハワイの司令官にも当然知らせていない。真珠湾攻撃そのものも山本が留学中にアメリカの知恵者からそそのかされていた可能性が有る。
日本軍がハワイで撃沈させたのはポンコツ船ばかりで、航空母艦や新鋭の船は1隻も無かった。
山本はくれぐれも戦争布告に対しては間違いの無いように指示していたというが、それをきちんとやるなら「宣戦布告したよ」という大使館からの無線を受けて攻撃すれば良いのであって、日曜の朝に設定すること自体がずるい騙しそのものである。
山本は水が油になるというペテン師に騙されて講演会を開催させている。記憶力が良かったから、海軍兵学校を2番で卒業しているが、頭が元々おかしい。ミッドウェイで敗戦後の死者は3500人だった。
従って、ミッドウェイで待ち伏せしていたアメリカ軍の反撃を受けて自らの能力の無さを自覚し、中止していれば政府発表の先の戦争死者310万人、戦後を含め500万人という死者が助かっている。領土に至っては83%が失われている。
未だに山本が英雄で戦略家などという有りもせん夢物語を抱き続けるのも結構だが、国民を騙さん様にして欲しい。