宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

iPSの山中教授からエピジェネティクスについて語って頂いた

2019年05月15日 20時44分49秒 | 生命

 NHKにいくつか要望した中でエピジェネティクスが、シリーズ人体の遺伝子で取り上げられた。日本の学界は極度の保守的な姿勢で、いつまでもエピジェネティクスを封印しておくのは望ましくないと考えたからだ。

 目立たない簡単な紹介だったが、山中教授が語ったことにより、間違いなく、日本の学界もゆっくりと確実に変わらざるを得ない。

 それにしても、人間の受精卵が子宮に付着し、分割しながら情報伝達物質により各器官になり、胎盤を通じて栄養を摂取し、成長するのをCGなどで見ることができた。感動し、視覚で得る情報の大きさを感じた。

 山中教授は、20年前に恩師から遺伝子以外のDNAをジャンクと教わったが、その恩師が今やジャンクDNAを宝と呼び、180度変わってしまった。自分も学生に「私を信用するな」と言ったら学生が「信用しません」と言ったと笑っていた。

 因みに、僕が電気学会で、「獲得した情報やノウハウがジャンクDNAに記憶されている*」と予言したのは2015年だったから、実に山中教授がジャンクDNAは宝の山と発言する4年前のことだ。

*「(人の場合)設計図としてmRNAMessenger RNA)に転写(タンパク質製造)される遺伝子は約1.5%、従来ジャンクと呼ばれた残り98.5%のncRNA(Non-Cording RNA)に動形質の情報、ノウハウ、ESCLなどが記憶され、重要な役割を果たしていると仮定」と記載。

 これがいかにすごいか、説明しても誰も分からんじゃろうね。当時から僕はジャンクDNAを非常に重要視していましたよ。

 


ベンツGLEが新型エンジンでパワーアップ 5人乗りから7人乗りへ増員 発売は秋か

2019年05月10日 21時42分30秒 | 

 今年のモデルチェンジが予想されていたベンツGLEが発表された。実際の発売は秋ごろとなる模様。大きな変更は、7人乗りとなること、および新たに開発されたエンジンだろう。

 GLEは、5人乗りだったが、今回、3列で7人乗りとなる。第3列は通常がフラットで、電動スイッチにより座席が上昇するタイプか。7人乗りの需要はめったにないが、来客などで必要になった時に大変助かる。

 エンジンは、ディーゼルが6気筒(3リットル)と4気筒(2リットル)の2種類。6気筒3リッターは、10%程度パワーアップされ、トルクは6気筒で70kgmとなり追い越し加速は一段と強化された。ただし、この程度の増強では差が分かりにくい。

 前面のメーターなどはセダンなどで採用されている1枚の液晶となるようだ。弁当箱みたいなメーターパネルをつけるのは止めて欲しいと何度も要望したのは聞いてもらえたか。

 1列シートと2列との間は33mm広くなって、2列目の足回りの余裕が出来たらしい。ベンツはこの余裕にこだわったようだ。

 気になるサスペンションはガソリンにエアサス仕様が出来たとなっている。何故、ディーゼルにつかないのかが分からない。僕は油圧サスペンションを要望し続けたのだが、AMG以外では油圧が採用されないようだ。

 ベンツ情報は広島地区ではシュテルン観音の濱本君に聞いて欲しい。僕はやる気のあるやつが好きで、応援する事にした。

 


天皇は遺伝子継承の観点から女系が望ましい 令和初日にお伝えする事

2019年05月01日 18時00分25秒 | 社会・経済

 天皇が男系か女系かとの議論は未来志向ではない。天皇陛下の第一子が女性であれば、本人が嫌がらない限り、その子が天皇になればよい。それを今まで男系で続いてきたから男系で行くとの議論は合理的根拠がなく官僚的で時代錯誤。

 僕は、非常に頑固で強硬な男系支持論に対抗し、強いて、天皇家の血筋を継続する意味からは女系が良いでしょうと申し上げる。それには遺伝子にもとづく科学的根拠がある。

 そもそも遺伝子という考えも古い。僕は従来の遺伝子が固定遺伝子、遺伝子を制御するのが制御遺伝子と名付けた。圧倒的に制御遺伝子が多く、主体も制御遺伝子だが、それは兎も角として、全体をゲノムと呼べば、ゲノムは父親と母親の混ざって継承されるものの、重要なミトコンドリアは母方からしか継承されない。

 ミトコンドリアはエネルギーを生み出す発電機のようなもので、活力とか、人間の全てのベースに関わる。だから、天皇のパワーの元となるベースを引き継ぐには、母方のミトコンドリアに関するゲノム継承が重要である。

 子供はゲノム情報の多くを母親から引き継ぐ。父親が強健でも、エネルギーの素は子供には継承されない。ミトコンドリアの持つ影響力は高い。

 先の「朝まで生テレビ」では朝まで訳の分からん議論が有ったものの(下記●参照)、ゲノムと言う科学的根拠での議論はまるでなかった。僕が呼ばれれば、・・そんな訳は有り得ないが、遺伝子の観点から科学的根拠をお伝え出来た。

 それにしても、田原司会者は目の下のたるみが増してこわ顔になり、 竹田恒泰は関西系の「そこまで言って委員会」そのままで下品極まりなく がなり立て皇族の地位を下げ続け、逆に三浦瑠麗は見られていることを意識しつつ作るしぐさが実にかわいい。

 三浦瑠麗は美しい女性の特権として、遠慮なく、問題点を指摘する。どこまで論理的にしゃべれるかは分からんけど、歯切れが良い。宇都宮健児氏をみると世の中にはこんなに人徳のある正義派の弁護士がいるんだと思ってほっとする。

●放送時間:2019年4月26日(金)の深夜1:25〜4:25     

番 組 進 行:渡辺 宜嗣(テレビ朝日) 司   会:田原 総一朗 パネリスト: 宇都宮健児(弁護士) 荻原博子(経済ジャーナリスト) 笠原英彦(慶応大学教授) 高森明勅(国学院大学講師) 竹田恒泰(作家、明治天皇玄孫) 津田大介(ジャーナリスト、メディア・アクティビスト) 古市憲寿(作家、社会学者) 三浦瑠麗(国際政治学者) 水口義朗(ジャーナリスト) 八木秀次(麗澤大学教授)