宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

株価暴落で消費税議論が根底から吹き飛ぼうとしている

2013年08月31日 22時19分51秒 | アベノミクス

 アベノミクス成功の重要な要素が株価上昇とされている。株価上昇により個人が潤い消費が増え、企業の自己的な資金が増大するためだ。つまり、アベノミクスの成功=株価上昇でもある。

 ところが、ここの所、株価が急落している。残念なことに安定した急落カーブを描いている。(上がり下がりは有るが、山も谷も急落している)。日経平均の13,000円割れは目前となった。ある日突然、大暴落するリスクは日増しに増大している。アベノミクスは暴落しようとしている。

 安倍総理は4~6月の成長率(確定値)を参考に来年春からの消費税増税について判断すると述べている。専門家などの聞き取り調査も実施されている。ところが、4~6月は平均株価が比較的高かった。

 もし、株価が暴落すると、4~6月の成長率は参考にならなくなる。消費税議論は根底から吹っ飛んでしまう。

 株は上がったり、下がったりするのではない。為替や株先物を操作するなど、上げたり下げたりするものだ。特に、迷惑な株暴落を誰が実施するのか。

 株価を暴落させるのは外人プレイヤー(金融機関やヘッジファンド)です。こんなに手っ取り早く、莫大に儲かる方法はない。もし、野村證券や大和証券がアメリカで同じことをやったら、責任者は公聴会に呼ばれ、逮捕され、あるいは暗殺されかねない。

 はっきり申しあげて、日本株式市場は全体の60%以上を占める外人プレイヤーが利益を出すために有ります。餌食になり被害を受けるのは圧倒的に日本の個人プレイヤーです。

 安倍首相は第三の矢として「医薬品のネット販売解禁」を挙げ手詰まり感を印象付けた。これは非常に大きかった思いますね。そこまで行って委員会(関西系の討論番組)に出演し「国民の気持ち」と述べておられる。アベノミクスに期待した市場関係者を失望させたことがネットでも記載されている。

 海外の健全な投資家は参議院選挙後、1か月ぐらいで積極的な経済対策が打ち出されると考え株を買ってきたが音沙汰なし。いつまでも我慢して持ち続けるとは考えられない。何故なら、株購入者は損害を出し、圧倒的に利益を出しているのは暴落させているプレイヤーだ。

 海外の健全な投資家がアベノミクスに失望し、日本株を売り始めた時、株価は大暴落する。その時は、消費税がどうこうという状態ではなくなる。

 海外の投資家が期待していたテーマのうち、法人税の引き下げについては検討が始まった。これも、「安倍首相が法人税下げの検討を指示」と放送されたニュースを菅野官房長官や麻生大臣が否定したため、急速に上がりかけた株に冷や水をぶっかけた。このため、ちぐはぐとなり、検討再開も効果が薄れた。

 安倍首相は構造改革も果敢に挑戦し、実現すべきだ。世界は安倍首相が決定できないリーダーと見始めたのではないか。私も僭越ながら、安倍首相に経済対策を何度も何度も毎日のようにしつこく提案している。農業、医療、大学、企業だけでなくあらゆる分野で発展のため改革すべきテーマは山ほどある。

 日本は発展のため打つべき手を打たなかったから、長期低落を続けているのであり、安倍首相は効果の上がるものから、それが痛みを伴うものであれ、改革を断行すべきである。

 株価の下がる時の常だが、市場が次の有効な手を要求している。例えばFRBのFOMCの前はダウ平均やNASDAQが下がるケースが多い。安倍首相が有効な次の矢を放たないために、ますます株価を下げている状況は否定できない。今なら有効な手段も、日本では大変なことになって動くことが多いが、株価大暴落では遅すぎる。

 アベノミクスは、沈つつある日本を救う唯一と言っていいほどの期待の星だ。理由は色々有るが、安倍首相ならやろうと思えば実現性は高い。参議院選に勝ったことがチャレンジャーから、守りに転換させたのでなければよいが、アベノミクスの失敗が日本の未来を失わしめかねない。毎日心配している。深刻だ。

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半沢直樹のリアリティー

2013年08月25日 11時25分52秒 | 思考空間

 広島市内をドライブしている時、モニターに半沢直樹のダイジェスト版(1~3)が映し出された。思わず引き込まれてしまい、携帯で家内に録画を頼んだが家内も外出中。やむを得ず多門院で1時間ぐらい駐車して都築を見る。人目も有るので出て、モニターと前を見ながらドライブ、ついに広島市内を1周してしまった。以降全部録画している。

 私は国内のテレビ・ドラマ(フラット、嘘っぽい)に興味を持つことは殆ど無かった。もっぱらハリウッドDVDレンタル派。半沢直樹は勿論、架空の物語だが、自分の現役時代を振り返り、共通点が有るので妙にリアリティーを感じた。次第にアメリカ映画のような展開となり、リアリティーはやや薄れたが迫力が出てきた。

 架空のストーリーながら、サラリーマン、銀行業、国税、中小企業という現実の世界で、商習慣、業界ルール、法律などで業務が動き展開する。そこで面白さと、痛快感とリアリティーを想起させるのだ。

 主役の堺雅人は元々、さわやか&にこやかで、普通の芸能人と比べても浮世離れしている。およそこのストーリーと本人の持つ雰囲気との隔世さが、また興味を引き付けているのだろう。

 私の経験では、サラリーマンが上司に倍返し、ましてや10倍返しすることはまずありません。そんな中で、私は20%ぐらいは返してきたかな。例外の例外。現実には、半沢直樹とは逆に、上司は文字どうり10倍返しをしてくる。上司は部下に対して人事権を含む強い権限を持っているからです。

 アメリカのように、市民がピストルを所有し、まともな正当防衛が認められていれば何が有ってもおかしくない。大量殺人も起きているから、上司もうかつなことは出来ない。

 電力会社では自民党国会議員が最強の影響力を持っているので、国会議員をバックに上司の人事を動かした例は多々あったでしょう。話は変わるが、電力会社の研究所に勤めていた人が、自分が辞める時の送別会でテーブルをひっくり返したと言っていた。凄いですね。

 何故、半沢直樹は上司を滅多切りにしながら派手に活躍できるのか、原作者の池井戸潤氏(元銀行員)の論理を強いて推測するに、頭取の理解と支持が得られているのかなと思ったりしました。何かないとここまではやれない。

 電力会社と銀行は似ているところが有り、銀行員もアフター5での上司との付き合い、露骨なほどの上司へのサービスが影響するらしい。全く異なるのは、銀行は実績がある程度重視される点。半沢直樹はどこで戦略を練り必死の努力をしているのか、画面では見えないものの、実績を重ねながら凄い逆転の手を打つ。

 電力会社では下手に実績を上げようとしたら墓穴を掘る。特に本店は男性社員が形成する男ハーレム。実質的な仕事は、発電所、営業所、メーカー、下請けが実施。実質的な仕事が無いから、仕事のふりして声のかかるのを待つ。取締役以上から指名がかかれば最高。本店では無駄な人数の人間がうごめく。気持ちの悪い女郎・オカマ集団。

 半沢の部下は実に忠実で、助けてくれる。裏切ろうと悩む状況が見え、最後には味方になる。現実にはあり得ない。人事に強い支店長が課長を裏切れと言ったら、99%裏切るだろうね。裏切らなかったら将来は無い。しかも、忠実な部下のふりをして情報は支店長に筒抜け。嘘話が評価になり人事を動かす。

 私の場合、後藤田元官房長官をバックにした、「バックだけ大物(父親が後援会長)」が上司で部下をほぼ全員裏切らせた。程度の差は有るけどね。電力会社では正しい事の実行は全く担保されていない。作文と嘘ごとが評価され、いつか本人たちも何が何だか分からなくなる。

 電力会社ではよく言われる言葉が有ります。鉄砲の弾は後ろから飛んでくる。つまり、味方や部下から、後ろから打たれるということです。私の理解者であった部長も笑いながら言っていました。実際戦場でも有ったかもしれません。

 福島原発の漏えい水の発表など、次々と深刻になってきた。最初から世間を騙せたら騙そうの魂胆ありあり。そのいかさま体質の果てが、遂に、東京電力の手には負えなくなり、日本政府の重大な国際問題になってきた。

 国税があれほど恥をかかされることは無い。第一に、銀行は財務省の管理下に有り、天下りもいる。官僚どうしは助け合う。また、銀行はお返しを恐れるから、本店から指示が有り、謝罪と共に国税に土産を持たせる。多分、国税は不利になれば執拗に嫌がらせしてくる。

 半沢直樹はいよいよ東京本店。何しろ、支店と本店では舞台が桁外れにスケールアップするから更にすごい事になりそう。多分、銀行も本店はドロドロでしょうね。実力(実績、リーダーシップ、潜在力)や公正さで出世する世界ならクリアなものだが。

建設中!!

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アメリカの植民地の関係を改善したい

2013年08月15日 17時54分51秒 | 国際・政治

ジョン・ルースアメリカ合衆国大使殿

 日本にとってアメリカとの関係は、軍事同盟も含め最も重要であり、個人的に、アメリカは永久に世界のポリスを務めて欲しいと願っている。そのため、相互の強力で密接な連携と可能な限りの協力は必要と考える。この考えは不変である。

 最初に。日本が焼け野原から、不死鳥のように立ち上がり、奇跡的な発展を遂げ、先進国の仲間入りした原因として、復員兵や団塊の世代の必死の努力、真面目さ、創意工夫などが有ったわけだが、アメリカの強力な支援が大きかった。

 このアメリカの全面協力には感謝しつつも、戦後68年ふと気が付き、貴国と日本の関係を調べてゆくと、とても対等とは言い難い。遠慮なく指摘させて頂く。

 例えば、日本の国際連合憲章の敵国条項を外す動きが有った時、ネックになったのは何とアメリカの反対であり、現在も日本は敵国扱いになっている。戦後は終わっていない。日米地位協定は、ドイツの例(改善がなされた)と比較しても著しくアメリカに有利になっている。

 アメリカ軍人が日本人に対して犯罪を犯しても、犯人を引き渡す義務が無い。環境などの日本の法律は適用されず、税金は払わない。米軍基地の情報は開示しない。やりたい放題。おまけに思いやり予算と称して、多額の資金を供与している。

 CIAは政府内に隈なくネットワークをめぐらせ、首相他政府の機密情報をキャッチしてきた。情報を分析し自国に有利になるよう官僚へ電話して指示する。官僚はアメリカ高官から頼まれると3回ぐらいイエスを連発する。日本政府は政府としての独立性を喪失しているのだ。

 三沢基地のエシュロンはロシア、中国より、同盟国・日本国内の盗聴を主とし、政府だけでなく、日本企業や個人の情報を取得してきた。日本はインテリジェンス機関もなく、アメリカの情報を知るすべもない。1990年代、日本商社が手掛けていたビジネスの多くが旧英連邦にシフトされた。おかげで、1990年代旧英連邦は大繁栄を遂げた。

 アメリカは経済テクニックや諜報機関などを駆使し、日本の株式市場に大量の空売りを仕掛けては、日本の資産を奪っていった。巨額の金が日本からアメリカへ移った。そのため、株価ピークは下がる一方、株式市場に対する根強い不信感が定着し、撤退が相次ぎ、プレイヤーは60%以上が外人、とりわけアメリカの金融やヘッジファンドなどとなっている。

 時代をさかのぼると、先の大戦では、アメリカ国内で日本人だけが強制収容所へ入れられた。財産の処分に48時間しか与えられず、自由を奪われ、ひどい環境で地獄を味わった。日本人は名前ではなく番号で呼ばれた。人間性を無視した扱いだが、若者は希望してヨーロッパ戦線に赴き大活躍した。日本人はアメリカに対して一切、不満も悪口も語らなかった。

 原爆投下後アメリカ人部隊が来たが、医薬品は無く、援助もせず、体への影響を調査した。アメリカが欲しかったのは実は子供の死亡率曲線だった。爆心地からの距離に関して子供の死亡率のデータが欲しかった(このため日本の降伏を阻止するよう仕掛けた)。死亡率データを基にアメリカは核兵器による軍事戦略を展開し、超大国の地位を築いた。

 アメリカ人はつい先ごろまで、中国人大好きと言っていた。実は、日本人嫌いの裏返しだった。今でも、アメリカ人は日本人を好きでもなければ、信頼している訳ではない。これは何だろう?何故だろう?ここで、今回のテーマが出てくる。

 戦前、アメリカは中国の利権を日本と対立していた。元々、日本人を同格の人間とは思っていなかったので、実に忌々しかったに違いない。黄色いサルぐらいの感じか。日本包囲網を敷き、締め上げていた。ところが黄色いサルは突然、真珠湾に牙をむいて襲ってきた。アメリカ政府はこれを騙し討ちと大々的に利用し、厭戦気分の強かった国民を駆り立てた。

 事前にイギリスが日本軍の無線を傍受解読し、チャーチルがアメリカに伝えていた。アメリカは日本を叩きたかった。出来れば、日本から攻撃して欲しかったと証言している。アメリカは最新鋭の航空母艦を退避させ、時代遅れの戦艦を並べておいた。日本軍はポンコツ戦艦を沈め、勝利に沸いたのだ。アメリカにとって出来過ぎの開戦となった。

 2001年9月11日、ニューヨークの貿易センターのツインタワービルに旅客機が突っ込んだ時、アメリカン人は「パールハーバー」と叫んだ。松井やイチローの活躍に、アメリカ人が「そろそっろ日本人を許し、信用しても良いのではないだろうか」と語った。これらのことが、アメリカ人の心に刻まれている日本に対する憎しみや不信感を象徴している。

 片や、中国の事になるが、中国は常に侵略者などに支配され続けたためか、強者に取り入ったり、たぶらかしたりは日常的茶飯事。プライドが高く、お人好しなアメリカ人を口先で味方につけるのは今でも容易なことに違いない。ここは日本人もよくよく研究すべきだろう。

 アメリカが世界の工場を日本から、共産党独裁で自由選挙の無い中国へ移したことは将来、遥かに強大な軍事大国の出現を許すことになった。中国はやられたことはやり返す。1996年台湾海峡のミサイル危機が生じた時、アメリカが空母インデペンデンスを派遣し沈黙させた。将来、中国は同じことを仕返ししたいと願っている。

 実は、アメリカは朝鮮戦争で、あるいはベトナム戦争で、後方から支援し軍隊を送った中国と戦ってきた。ベトナム戦争では、ベトナムに負けたのではない。中国に負けたのだ。その、中国とアメリカは手を握り、中国を世界一の経済大国、世界一の軍事大国にしようとしている。

 ニクソンとキッシンジャーがピンポン外交で北京に飛んだ時、対談の40%は日本に関してだった。日本にとって良い話ではない。

 アメリカは冷戦時代に対峙していたソビエトより日本に脅威を感じ初めていた。日本は経済でアメリカに挑戦していた。三菱地所がロックフェラーセンタービルを買収するに至り、アメリカ人のプライドを傷つけ、再びパールハーバーの記憶が蘇ったのかもしれない。その後、クリントンがCIAを経済政策に組み込むなどの戦略が功を奏し、経済で日本は負け続けた。

 日本はかつて1億人ちょっとで世界の工場だった実力を持ち、アメリカは中国に軍事経済にわたる超大国の地位を譲ろうとしている。日本人はアメリカ人を好きだし信頼している。アメリカが未来も地位を維持し、繁栄するためには日本の協力が極めて大きい。

 不幸な歴史を重ねたが、アメリカは日本を植民地として利用するのではなく、今こそ事実関係を正確に把握し、信頼できる対等なパートナーとしてあるべき協力関係を考え実現してゆく時だ。

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昭和天皇が中止した靖国参拝に反して閣僚が参拝とはいかがなものか

2013年08月14日 16時59分47秒 | 深刻な問題

 先の大戦で、軍部は、沖縄をアメリカ軍に占領されてもなお、御前会議では戦争継続を主張した。軍部上層部は自ら腹を切る度胸も無いのに、責任を逃れるため一億層玉砕と称し、日本を壊滅させようとしていた。

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 結局、昭和天皇が「自分はどうなっても良いから」と命をかけて中止を決定したのである。昭和天皇は名目上であれ日本のトップだったから、責任を逃れようが無かった。この決定に反してクーデターの動きも有った。言わば、昭和天皇が日本を救ったのである。昭和天皇は本当に日本と日本人のことを心配していたんだね。

 自らの命と引き換えるつもりで日本を救った昭和天皇がA級戦犯の合祀の靖国親拝(参拝のことか)を中止したにも拘らず、大変失礼だが、一閣僚の判断で靖国参拝をするとはいかがなものか。

2

 その後、今上天皇(きんじょうてんのう:現在の天皇)も靖国神社には親拝していないとされている。

 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感をもっていたことが明確に記されている。その証拠とされる富田メモの記述のうち該当部分が次のもの。富田とは宮内庁長官であった富田朝彦の事である。

「私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、
筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と
松平は平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
だから私 あれ以来参拝していない それが私の心だ」。

Photo

  私には、人物や状況が分かっていないから、内容が理解しづらい。これに関して、日本経済新聞社が設置した、社外有識者を中心に構成する「富田メモ研究委員会」は、富田メモを調査の上、「他の史料や記録と照合しても事実関係が合致しており、不快感以外の解釈はあり得ない」と結論付けた。(ウィキペディアより)

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法人税実効税率引き下げ検討指示は良かった

2013年08月14日 12時54分34秒 | アベノミクス

 安倍首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したとNHKニュースで伝わると、為替は円安に振れ始め、日経平均が大幅上昇、為替は夜、98円半ば近くまで下がった。

 注目すべきは、円安に動いて株価が上昇している点。一つの傾向として
アベノミクス=イエスで円安⇒株高、
アベノミクス=ノーで円高⇒株安
・・・
になっている。イエス・ノーを出す人は当然市場の60~70%を占める外人でしょう。

 上昇した株価ながらまだまだ動きが弱い。相変わらずインターネットの分析(*)では赤信号が点灯したまま。
*《・・・日経平均は短期トレンドは赤信号が点灯・・・中期トレンドは黄信号が点灯しています・・・》http://yslab.blogspot.jp/

 今後も矢継ぎ早に、強力な改革や規制緩和の経済対策を打ち出すべき
私は有効な順に

①公務員(官僚)改革、

②農業の規制緩和、

③医療の改革や規制緩和・・・だと思う。

 官僚は先の大戦の大本営から本質的には進歩していない。昔の情報を詰め込んだエリートが、現場を知らず合理性の無い判断に基づき政策を動かす。先の大戦では、授業や教科書で習ったような戦闘場面は一度も無く、適切な指揮ができなかった。(失敗の本質)

 自己組織を守るための隠ぺいと嘘に満ちた大本営発表を連発し、国をミスリードする。予算取りは作文で、結果については一切責任を取らない。

 私は、いつも指摘しているように官僚が日本発展の障害と考えており、現場優先、成果主義、課長以上は降格有、報酬の一段下げ(国の借金が1000兆円を超えた責任の一端) が必要と考える。

◆◆論点から外れるが、日銀についての懸念は、日銀政策決定会合を実施しているさなかに、大幅円高、株価大幅安が起きている事。明らかに、日銀への不信か、更なる政策要求。日銀の市場との対話が不足している。

追記:アベノミクスは経済的に破たんしつつある日本が助かるラストチャンスなので、気が気ではない。安倍首相ならできる、安倍首相しかできない事がある。理由は長くなる。一方官僚は日本が沈没しようが、自らの既得権さえ維持できれば良いので、気楽な連中だね。

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閣僚の靖国参拝は理解不可能だし、戦略的には凄いマイナス

2013年08月13日 16時02分10秒 | アベノミクス

 叔父が特攻隊員だったが、終戦が数日遅かったら出撃していた。勿論、出撃したら生きて帰ってはこれない。特攻に限らず人命を消耗品として扱い、命令を出した連中が責任をとった話は聞いたことが無い。

 ミッドウェイ攻撃の大失敗に伴い、上陸部隊は情報隠ぺいのためガダルカナルへ転送された。訓練が不十分で武器弾薬が無いのに、日本からは早く敵陣に突っ込め、早く突っ込めと毎日命令が出されていたらしい。丸裸同然で、待ち構えている敵陣に突っ込んでは全滅を繰り返していた。

 ミッドウェイの失敗で50%敗戦、フィリピンをアメリカに奪還されたところで100%敗戦だが、御前会議では陸軍、海軍共に降伏を提案しなかったらしい。例えば、沖縄戦前に降伏していたらどれだけの日本人が助かったことか。

 降伏に関して、ソビエトが仲介しなかっただとか難しい話をしているが、簡単なことだ。例えば、沖縄の海岸で全員が白旗を掲げて降伏し、日本側の降伏意図(東条首相の書簡など)を伝えれば済むこと。

 先の大戦では300万人の日本人が死亡している。この戦争を指揮した者は当然、切腹覚悟で臨まなければならなかったはずだが、A級戦犯は敵国から死刑を宣告されるまで、生き残っている。兵士に死んで来いと言うのなら、自らも率先して責任をとるべきだ。

 国内で正式な裁判を実施していないので、国内的な判断がなされていないが、A級戦犯の顔ぶれを見て、日本を戦争に導き、国を荒廃させ、多大な人命を失わせた責任者であることは明白だろう。

 戦陣訓を守り、捕虜にならず自ら命を絶った軍人、特攻などで死亡した人は、命令しておきながら、責任を取らず生き残っている指導者と一緒に弔われるのは避けたかったに違いない。私は固くそう思います。

 前回は麻生大臣他が靖国神社を参拝している。前述した理由に加えて、中国や韓国が反対する中で、参拝を強行する意味が理解できない。今や、中国人、韓国人の90%が日本に不信感を抱いている状況だ。参拝で日本が発展するなら、まだ許されるが、重要な隣国との関係が悪化しとてつもないダメージを受ける。

 私も戦後生まれで、戦争中の近隣諸国との関係については分からない。しかし、どう考えても深刻な迷惑をかけている事だけは確かだ。韓国には補償として1080億円の経済援助金を渡して済ませていると言うがいかにも官僚的で冷たい。ドイツと比べて分かるように、国民的レベルで誠意をもって謝罪したとか、協力や支援で埋め合わせできたとの話は無い。

 オバマ大統領も閣僚の靖国参拝には反対に違いない。同盟国の賛同も得られない。閣僚であれば、参拝を再び強行する前に、何を目的とするのか、どのような結果を招くのか覚悟の具合も含めて十分国民に説明し、理解を得るべきだろう。

 少なくとも、国民が不在のところで、重大な事柄が進行してきた。

 安倍首相の指導力で、日本の未来を危うくするような閣僚の靖国参拝は中止する方向にして欲しい。

 

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東日本大震災に思う災害シェルター地下室設置の規制緩和

2013年08月12日 12時10分48秒 | 社会・経済

 人類は高度な発展を遂げているが、東日本大震災の時、大自然の圧倒的なパワーの前に非力さを感じた。その対策を考えていたが、個人レベルでは災害シェルターではないかと思う。津波、地震、火災に耐え、1週間程度、空気(酸素)、水&食料、通信と電気を確保できる。

 津波に対して地下室は物理的影響を受けにくい。東日本大震災の例では、津波は1日以内で引き(実績グラフ)、3日ぐらい耐えれば全員が助かったのではないか。

 ところが、国内では住宅地の規制が有り、災害シェルターは床面積に算定され、実質的に設置が出来ない。つまり、日本は高齢化が進むにも拘らず、次の大震災が起きた時、低地に住む住民は助かる手段が保証されていない。子供や足腰の弱い老人は深刻だ。

 地下室の災害シェルター設置は低金利で政府が後押しすれば、被災が予想される地域、高級住宅街などでの採用希望者は多いと思う。経済効果も期待できる。

 私は、この際、政府が認可する災害シェルターに関して、床面積に加えないとする規制緩和を実施すべきだと思う。災害シェルターは核シェルターの機能を持たしても良い。日本人が自ら家族を守るための災害シェルターは、災害に対して、憲法第13条で言う生命を守る権利を保証するものである。

 アベノミクスの第三の矢で「薬のインターネット解禁」が発表され、それしか無いのかとの手詰まり感を与えて、アベノミクスが失速した。安倍首相は医療や農業に関する規制緩和を積極的に断固推進すべきだが、是非、この災害シェルター設置の規制緩和も国民の命を守るため、是非実現して頂きたい。

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日本の株式市場を日本に取り戻したい

2013年08月11日 18時07分22秒 | 深刻な問題

ジョン・ルース アメリカ合衆国大使殿 平成25年8月11日

 今年も広島の原爆慰霊式にご出席頂き、平和を望む被爆者や広島市民に対するアメリカの理解が進んだことと喜んでいます。

 さて、日本の株式市場における外国人プレイヤーは60~70%とされています。日本のプレイヤー、特に個人が撤退したのは、これまで散々煮え湯を飲まされてきたからであります。

ニューヨークダウは、今年に入っても何度か高値を更新しています。ところが日本では株価が1989年12月38,000円を超えた後、大きく売り込まれ、その後、このピークを更新できないばかりか、ピーク値は約22,000円、約18,000円、約14,000円と下がり続け、このたび、アベノミクスで16,000手前まで来ましたが、また暴落しようとしています。

 現時点で日米の株価が均衡するのが17,440円(PER)とされながらも、とてもこの水準には程遠いのが現状です。

 私の理解するところでは、アメリカのヘッジファンドが日本の株価が上昇すると空売りを仕掛け、8,000円を割るような水準まで売り込み、莫大な利益をアメリカにもたらしたのです。日本では自己破産したり自殺した人が相当数出たと想像しますが、この利益でアメリカは潤ってきたわけです。何度もこのような繰り返しで、日本人の投資家の間では株式市場に対する極度の不信感が深まり、市場から遠のいています。そのため、プレイヤーが殆ど外国人になっています。

 例えば、今年5月23日は株取引が過熱化している以外に下がる要因は無かったのに、16,000円のピークから1日で1,000円以上、その後3,000円を超える大暴落になりました。上昇ムードは一気に薄れ、売り優先となり日本の浮揚を図ったアベノミクスは先行き赤信号が点灯しています。原因は多くの専門家の意見でもアメリカのヘッジファンドが締めに合わせて大量に売ったためとなっています。

 もし、オバマ政権が景気浮揚を図っている時、日本の証券会社などがアメリカ株式を暴落されたら、日本の責任者が公聴会に呼ばれたり、逮捕されたり、あるいは暗殺されませんか?

 遡ると、ビル・クリントン大統領はCIAをアメリカの経済政策に組み込み、主なターゲットは日本でした。CIAは日本政府の中に隈なくネットワークを作り、三沢基地のエシュロンでは政府や企業などの電話、FAX、メールなどの情報を盗聴・閲覧し、上場企業などの悪情報もキャッチできていました。また、アメリカでは民間との間でも情報が共有されていたので、格付け機関、ヘッジファンドにも情報が流れていた可能性は大です。すると次のような図式が想定されます。

① エシュロンなどで日本企業の悪情報(材料)を掴む、

② 日本株が過熱したところを見計らってヘッジファンドが大量の空売りをする、

③ 格付け機関が悪材料に基づき格付けを下げる、

④ ヘッジファンドは徹底的に空売りして巨額の利益を上げ、アメリカに持ち帰る。

  そうでなくても、ヘッジファンドはアメリカの株を購入しアメリカ株を上昇させて自国の景気回復を図りながら、リスクヘッジとして日本株(日本株の方が下げ速度と幅が大きい)を売っています。日本の景気は下がります。

 中国が経済でアメリカを凌ぎ、軍事力でアメリカに挑戦しいつか屈服させることが予想されている中、日本とアメリカはより強力な軍事同盟構築が求められます。然るに、アメリカがアベノミクスを壊せば日本経済は破綻し、とてもアメリカとの協力は出来なくなります。

 日本の現状ではあまりにも経済が疲弊し、再びアメリカに経済で挑戦は出来ません。アメリカにとって日本は既に敵ではない。然るに現状では、日本の戦後は永久に続く気配です。日本を敵国から外して頂きたい。

 日本(少なくとも安倍首相や一国民である私など)はアメリカが永久に世界のポリスであることを願います。どうか、日本の株式市場が日本に戻るようご協力をお願いします。

 

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アインシュタイン敗れたり!

2013年08月09日 18時07分37秒 | 宇宙

 私が宇宙物理学者だったら、即座に左遷されちゃいますね。宇宙物理学者になれるような頭は無いけど。実際、ビッグバン理論に異議を唱えた研究者は左遷されたり、昇進が無くなったり、宇宙物理学も村社会ですね。宇宙関係は予算が巨大で、名誉、収入、既得権が大きい。

 アインシュタインにしても宇宙物理学者は、何としても、何としても、宇宙に始まりが有ったとしたかった。悲願だった。その気持ちは無理に無理を重ねビッグバンを正当化しようとした過去の経緯を知るとよく分かる。

 巨大な試験設備で粒子を光速付近まで加速させ衝突させると、反粒子が生まれるらしい。同じく、反物質も有ると言う。反物質の寿命が僅かに物質より短いので、合体と離反を繰り返すと、いつか物質が余って誕生するらしい。

 まず、巨大設備の実験で観察できる物質、反物質(これらを観察物質、観察反物質としましょう)と宇宙の卵(物質?)、宇宙卵の反物質(卵物質、卵反物質としましょう)との関係はどうなっていますか?卵物質は無限大の数に分解して天体を形成しますね。観察物質はいくつに分かれますか?観察物質が分解し複数になるのなら教えてください。卵物質は質量無限大ですね、観察物質の質量はいくらですか?

 ビッグバンが正しければ、卵物質と観察物質は同一の筈ですが、何をもってそれを証明できますか?

 ところで、宇宙の母なる空間はどこにあるか分からないのですが、4次元空間のお蔭でこの宇宙ではないどこかに有るらしい。「3次元プラス時間は4次元」と子供でさえ知っている。ところで、時間は空間ですか?時間の存在を証明できますか?

 時間が空間なんてこんな嘘は無いですね。舌を抜かれますよ。私は物理的な時間の存在を否定しており、例えば、物理・化学・生命には非可逆的な現象(時間がマイナスにならない)が山ほどありますね。例えば、絨毯にぶちまけた珈琲が宙を飛んでコップに戻るなんてことは絶対にない。ホーキング博士の言うような虚数の時間って何でしょうね?

 さて、時間は存在しない上に、時間は空間ではない。宇宙物理学者が望むような「時間は空間のようなもの」でもない。どうやって4次元空間が形成されますか?数学の天才たちに聞きたい。3次元空間を時間で積分したら何が出来ますか?

 卵物質は母なる空間からトンネル効果で浸みだしてくる。トンネル効果で移動する距離はミクロンよりさらに小さな距離ですね。数学的には1次元の積分が2次元、2次元の積分が3次元です。

 仮に一万歩譲って時間を空間とします。母なる空間とこの宇宙の距離はミクロンより小さいので、3次元を微小距離で積分したのが、4次元。この3次元空間にへばりついた薄い薄い膜のようなもので、その薄い薄い膜が宇宙の母なる空間になる。

 さて、卵物質と卵反物質との合体離反は永久に繰り返されるので、この宇宙だけでなく別の宇宙もどんどん誕生する。無限数に宇宙は誕生する。ところが、トンネル効果で移動する距離はこの宇宙からミクロンにもならない微小距離。この3次元空間に薄い薄い膜が密着しており、この膜が宇宙の母なる空間。次の宇宙が入る隙間も無い。二つ目、三つめの宇宙はどこに行くんでしょうね。

 ビッグバン理論に従って、宇宙が誕生する瞬間をシミュレーションしたいと考えたことが有るのですが、どうモデル化したらよいかわからない。宇宙卵が膨張しますね。まずは二つに分かれるのか、最初から無限数に分解しようとするのか?単純にしてかなり本質的な問題ですが分からない。

 光速に近い速度で爆発すると隣り合う物質どうしの離反速度も実は光速に近い。その光速に近い速度で離れる粒子どうしが何故結合するのでしょうか?全ての物質が1点から直線的・放射状に拡散しているはずが銀河どうしの衝突も起こりますね。何故ですか?

 宇宙の端に位置する天体の拡散速度が加速されている事は、ビッグバン理論にとってかなり不都合ですね。本当は減速されなければなりませんね。ダークエネルギーに関して、同磁局の磁石の反発(NとN、あるいはSとSは反発)は有りますが、物質間の反発力は発見されていませんね。

 ビッグバン理論は次々、とんでもないものを持って来たり、想定して説明しようとしていますが、その度に矛盾が掛け算的に(従来の矛盾数×新しい矛盾数)増えていませんか?超高度な学問にして、実は子供騙し。自覚はお有りでしょう?こんな事をいつまで続けますか?

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ベンツML350で1万kmを走破

2013年08月09日 12時26分08秒 | スポーツ

 広島ヤナセに出向いた。走行距離が1万kmになり、モニターにメンテナンスの表示が出たからである。月2千km走っている計算だ。3年間はオイル、ウインドウウオッシャー、尿素(窒素酸化物用)などを無料で入れ替えてくれるので有り難い。すぐさま、イケメンの営業マンが出迎えてくれた。

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 ML350は、一言では「スムーズでパワフル」。高級感に溢れ十分満足しています。スタートは滑らか。ハンドルは軽いし安定している。アクセルはトルクの大きさを十分感じさせるレスポンスで、踏み込むと圧倒的なパワーを見せる。登坂力では他の追随を許さない。エアコンも強力(夏場うっかり、22℃などにしておくと腹をやられる)。こんないい車に乗っていて申し訳ない。

 信号停止時のロック(停止状態でブレーキを一度踏み込み離すとブレーキがかかった状態になり、アクセルを踏むと解除される)はまだ色々試している状態。A,B,Cではブレーキが軽いので、簡単にロックできるが、Mは重いので最も楽なロックは踏み込みの深さとスピードが掴めていない。この点では、BMWの方が、ロックスイッチ設定だけで自動的にロックがかかるので楽だ。

 省エネ状況をモニター切り替えでチェックしながら走るのは楽しい。急加速すると一気に軽油を消費するのが分かるが、トルクが強い分、ガソリン車ほどでは無い。上り坂をガンガン走って1リットル8.6kmぐらいかな。ランクル100ディーゼルだと5kmぐらいですか。豊かにスムーズに走っていると市街地でも10kmに近づく。高速では10~13km程度。

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 下り坂では、ガソリン車との有意差が無い。ガソリン車は吹き上がりが良いので、下りでは普通の車でも加速が良い。

 乗り心地については個人差が有る。安定性についてはランクルの方が有った。高速を滑るように走るのはランクルではならのもの。サイズ、重さ、サスペンションが効いている。Mは乗り心地が良いと言われる。安定性とは別物か。扁平タイヤで確かにグリップが良く横滑りに強いだろう。カーブは安心して攻められる。

 道路の凹凸は拾いますね。白線を通過したのが分かります。今どきの車はこうなのか。

 気になっていたのはディーゼルなので酷使に耐えられるかだった。1万kmでは音や振動に変化はなかった。兎に角、ベンツディーゼルの振動の小ささは驚きです。加速音は課題ですね。以前乗っていたマーク2の3リットルツインカムに似ているが、好みではない。快適な音が出るエキゾーストパイプを開発した方が良い。

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 操作レバーが反対になっているのは、何とか慣れてきたが、今でも1週間に1回程度間違える。オートクルージングは簡単で便利だが、先日代車でAに乗っていた時、ウィンカーを動かすつもりでオートクルージングに触ってしまい加速できなくなった。とっさに解除が思い浮かばず、近くの駐車場に入れる羽目になった。

 オートライトやオートワイパーは慣れた。時々ライトを上げたいと思うことが有るが我慢する。ベンツは電動でライトを上げ下げしている。ワイパーは窓に当たる雨量でコントロールしているようだ。手動で水を出す時は細かい水粒子が均一に吹き付けられる。面白い。

 ハンドルの裏側にあるマニュアルミッションレバーもうっかり触った場合は混乱する。オートマが効かなくなりシフトアップしない。駐車してヤナセに電話した。触った覚えはないがどうもそうらしい。初めてベンツオーナーになった人はご注意!オートマは7速でショックを感じることが無く極めてスムーズ。

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 ベンツは全モデルで、停車するとエンジンが切れるらしい。ただし、電圧を監視しているので、私のように常時監視カメラを作動させていると、朝方は電圧が下がりエンジンが止まらない。テレビは走行中も見れるようにコンピューターを騙すシステムを入れた。これはいいね。

 ドアの開閉はオープンがドアハンドルの内側を軽くタッチし、ロックが外側をタッチするのだが、車から離れた時、ワイヤレスでロックボタンを押したいと思う時も有る。振り返って、サイドミラーが閉じていればロックされているのだが、ついつい癖だね。キーはベルトにぶら下げている。

 同じベンツでも、A,B,Cの小さいクラスとそれ以上では全く違います。AとかBだとカローラでも乗っている感じですね。機能はほとんど同じなのですが、重厚さとか、フィーリングとか差が有るんですね。Aなどでがっくりくるのは、モニターです。Aではパネルのようなモニターが設置されている。取ってつけたようでしっくりしない。

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 もし、トヨタがランクル200でクリーンディーゼルを発表していたら、広島トヨタ西風新都支店でやくざのような店長がいなかったら、ベンツMが従来どうりの左ハンドルで従来どうりのおとなしいエンジンだったら、BMWが信頼できる営業マンであったら、私がベンツML350ディーゼルを買うことはなかった。今はすっかりベンツファン。

 BMWーX5の可能性も有ったのだが、世の中、何が有るかわからない。何しろ、ランクル100に13年間乗り、ここ数年は世界中のディーゼル四駆を探し回っていた。ガソリン車(セダンを含む)を凌ぐディーゼル四駆に乗ることは叶わぬ夢だったが、それは実現された。トルクが63.5kg-mなんて車 聞いたことが有る?

◆◆追記:ある技術者からドイツの車は国産に比べて劣るとの意見が有った。ベンツに関して果たしてそうだろうか?まず、トヨタは国内の窒素酸化物排気基準を満たせず、ランクルへのディーゼル搭載を諦めた経緯がある。挙句の果てに、BMWからディーゼルエンジンを購入する事になった。

 ベンツML350のディーゼルエンジンは窒素酸化物排気基準をクリアしているだけではない。3リットルであるが258馬力。トルクに関しては63.5kg-mとあらゆる国産車のエンジンを上回る。振動はとてもディーゼルとは思えない。耐久性については、まだ1万キロしか走っていないので比較できないが、特に耐久性だけがトヨタに劣るとは思えない。

 

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