宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

STAP論文が捏造で全責任が小保方と決めつけた理研の石井委員長が写真改竄(かいざん)? さもありなん

2014年04月27日 15時25分18秒 | 学問

 STAP論文の調査委員長を務め、STAP論文には写真に捏造が有り、その全責任を小保方一人に擦り付けていた張本人である石井俊輔氏の論文の写真改竄をネットで指摘されていたらしい。

 今月24日、石井氏は産経新聞の取材を受けて委員長を辞任する意向を明らかにしたと伝えられている。改竄を認めた証拠と受け取れる。以下のカッコ内は抜書き。

 「この論文は乳がんを抑制するタンパク質関連、平成20年に理研などのチームが英学術誌に発表。石井氏は責任著者の一人。遺伝子を調べる実験結果の画像の一部を入れ替えた改竄ではないかとの指摘が出ていた」

 理研は実質100%税金で運営されている日本国の最高研究機関である。小保方はユニットリーダーとはいえ、その支配下にある研究者に過ぎない。しかも、上司の笹井副センター長をはじめ14人の共著となっている。

 小保方は確かに軽率だったが、小保方一人が悪いとする判断は、北朝鮮の諸悪の根源が全て張 成沢(チャン・ソンテク)にあると決めつけるようなもの。しかも証拠も無く捏造・悪意と断定している。最終判断の法廷では通らない無茶・無謀であった。

 理研としての正式な発表としては組織の体をなしていないし、何故、笹井氏が真っ先に、私の指導と管理が悪かったと言わなかったのか理解し難い。

 まともな組織なら、上司である笹井氏が全面的な責任を負う場面。加えて、このような事態になった事に対して、所長は組織のほころびを自覚し、自らを罰すると共に、率先して全面改革に取り組まなければならないところ。

 そこへもってきて、今回の体たらく。私事だが、過去に何度も根も葉もないデマを流された経験では、あり得ないような決めつけをし、とんでもない情報を流す奴は、自分自身の悪辣さを相手に当てはめる。従って悪い奴ほど悪質情報を流す。

 そもそも石井氏は手っ取り早い事故処理、強引な幕切れを期待して委員長に選ばれたに違いないから、無理もないが、自分自身が捏造の意識が有るから、小保方を捏造と決めつける。これは理研の権威を相当貶めたね。

 はっきり指摘すれば石井氏が小保方を捏造と決めつけたことは裁判で90%以上名誉棄損罪になる。その上で、今回の改竄、石井氏が調査委員長の辞任だけで逃れられはずが無い。一方、理研として再調査は避けられない情勢になった。

 また、再調査結果の発表では、STAPと併せて①石井氏がなした画像の改竄内容、②彼に委員長の資格が有ったのか、③石井氏を委員長に任命した責任・・の説明が求められる。

 特定研究開発法人の認定を受けたいがための、お粗末すぎる理研の対応ではあった。

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STAP細胞の小保方論文をねつ造と決めつけた理研は自らのお粗末さを世界発信

2014年04月08日 13時51分29秒 | 学問

 何度も指摘するが小保方氏を単独犯人と決め付ける理研の姿勢は、自らが全く正常な組織をなしていない事を公に認めたようなものだ。STAP論文は小保方氏が全く単独で、独断で提出したものではない。

 30歳の若い研究者が論文をねつ造し、勝手に世界一のNATUREに提出出来るような体制なら、それは日本が誇る研究機関とはとても言えない。上司はいないのか?指導は全くなかったのか?論文は誰も読まずにパスしたのか?管理体制は?

 小保方氏の軽率さは何らかの罰に値するが、上司の責任はより重い。それより、私が理研の所長なら、指導・管理体制に問題があると判断する。実は所長にも重い責任がある。

 所長は即座に、組織体制、倫理規定、論文指導方法、チェック体制などの見直しを実施。その上で、理研の所長が給料を半年間30%カット、上司が20%カット、小保方氏は10%カットの上、反省文提出などかな。

 今回の理研の調査委員会の発表は、まるで戦時中の大本営発表のようなもので、聞く方はそうだったのかと思いつつ、逆にその意図が疑惑に満ちたものだ。世界はすぐさま反応した。日本の科学研究全体の質について疑問符が付いたのだ。

 そこまでして、特定研究法人の認定が欲しいのだろうか。確かに認定されれば潤沢な研究費は得られるだろう。しかし、私が審査する立場なら、理研って組織全体の過失を封印し、若い研究員に全責任を負わすトカゲ尻尾切り集団と判定する。

 こんなところに巨額の研究費を投入したら、何が起こるか分かったものではない。大切なことは何が事実かを徹底的に追求する事だ(私が提唱する戦略の基本)。

 STAP論文・共著者の丹羽仁史プロジェクトリーダーは昨日の会見でSTAP細胞が成功するのを目の前で3回確認したと述べている。そうであれば、理研は過激な発言や判断を控え、着々とSTAP細胞の確認試験を実施すべきだ。

 どこの組織にも石井調査委員長の様なやくざな人物がいて、常識では考えられないような無茶な判断や行動をとる。組織の体制を維持し既得権を守る便利屋だ。組織を防衛するため過激にやるほど喜ばれる。

 しかし、今回、小保方氏は弁護士を付けた。これは法廷闘争も有るよとの意思表示だ。裁判では「ねつ造と決めつけた発表」は名誉棄損でやられるだろう。理研は頭が良い人達ばかりだと思うがよくよく考える事だ。

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アインシュタイン理論を打ち破れ

2012年02月05日 17時37分40秒 | 学問

 このブログではビッグバン宇宙理論を繰り返し、否定してきた。幸い、ビッグバンのほころびを示す証拠が増えつつある。今回は、アインシュタインの現代物理学を否定する光の理論を紹介したい。 

 恩師、高木純一教授によれば、アインシュタインは理論を作るにあたって、宇宙をはじめ綿密な観察を実施したらしい。(高木教授は晩年、科学史を研究された)膨大な観察結果の検証から相対性理論などを導き出したのだ。

 アインシュタインによれば、光速より速いものは無いことになる。例えば、光速の99%で進むロケットから、同じ速度のロケットを発射させても、あるいは前方に光を放射させても、光の速度を超えない。これは私(天然)の感覚では理解しがたい。

 更に、ブラックホールからは、強力な重力により光さえ出ない。また、何故、光速が1秒間に30万㎞なのか?これもよく分からない。

Blackhole

 実はこれらはいずれも観察結果であることを頭に入れておく必要がある。実験や理論的根拠で確定している訳ではない。

 私は高木教授のお宅にお邪魔した時(1973年)に、光のアイデアをお話しした。高木教授は特に論評せず、「説得力が重要だ」と語られた。科学と言えども説得力が決め手。

 私の理論はシンプル。光を伝搬させる媒体は、無数の微粒子(未発見)であり、宇宙のあらゆるところに充満する。微粒子は物質中をも満たし、物質内は伽藍堂のようにスカスカだから、微粒子は自由に物質内を通過できる。

 微粒子は光の速度に比して、静止と同様である。物質の熱エネルギーが高まると光微粒子を振動させ、その振動伝搬が光となる。静止微粒子が微粒子固有の速度で光を伝達させるので、光の速度は常に一定(例えば、光を発生する物質の速度に影響されない)となる。

 言い換えれば、どのような光放射を行っても光本来の速度を超えられない。イメージとして、湖面(水の動きが無い)の波の速度が、ボートの速度にかかわらず一定なのと似ている。あるいは、温度・気圧一定の場合、音速が変化しないのと似ている。

Photo

 この考えは相対性理論に関係なく、万人が理解できる。多分、アインシュタインは光の速度が不変であることを多くの観察で確認し、光の速度を超えない仕掛けを数式で表現したのだ。また、電磁波(光など)で物質を確認する以上、電磁波より速い速度は検知できない。

 次に、光は計測不可能な僅かな質量(実質的な質量と言うべきか)をもつ。そのために、光速が1秒間に30万㎞という伝搬速度に限定される。光子の質量がゼロなら、速度は無限大になる。ブラックホールで光が拘束されるのはその僅かな実質的質量のせいだ。

 もし、媒体として宇宙に充満する微粒子が無かったとしたら、アインシュタインの考えが正しいとしたら、光の粒子(フォトン)は秒速30万㎞で飛んでゆくことになる。この速度だと、例えば水中では、水分子を構成し動き回っている原子核、電子が障害にならないはずがない。

 想定されるのは衝突などによる光の散乱や減衰だ。光は太陽やライトをイメージしても分かるように、粒子が単独で進むわけではない。通常は面で進むわけで、空気中でさえ、前方には必ず気体の原子核や電子が存在する。単純に進めば必ず衝突が起こる。

 フォトンが迂回するという考えもある。しかし、無限の分子の中を迂回するのは、自由空間におけるこの速度ではちょっと考えられない。従って光の散乱、減衰は避けられない。

 これに対して、私の微粒子モデルでは、充満する微粒子光媒体が場所取りしており、そこを伝達するので、散乱は起こりにくい。つまり光通路が有るのだ。光通路が確保できない場合に光が通過できない。

 ガラスを光が通過できるのは、分子の内部構造などが充満微粒子による光通路を形成している考える。

 光速は微粒子の重さ、密度、などで速度が決まる。光の直線性は、微粒子相互の伝達特性などから生じるのではないか。金属などで光の不透過性は電子の動きや、光伝搬を拘束する仕組みが有るのではないか。

 もし、現代物理学で想定するように、光子が宇宙空間を1秒間30万㎞で飛ぶのだとすると、ブラックホールによる光拘束は、ある重力以下では光が放射し、ある重力以上では放射しないという重力のスレッシュホールド(閾値)が存在することになる。このスレッシュホールドは発表さえされていない。

Photo_3

 このスレッシュホールドは考えにくい。宇宙物理学では1秒30万㎞の光が、ある重力になると突然遮断されることになる。ON,OFFスイッチみたいなものだ。遮断するメカニズムは何だ?一切、説明も証明も無い。

 それより、光を伝達する微粒子が重力の強さに応じて拘束力を受け、弱まり(周波数は変化しにくいが、振幅が連続的に縮小する)、限界点では振幅が極限に縮小し、全く放射されなくなると考える方が自然だ。

 光は重力の強さに応じて影響を受ける。遠くの天体から届く光や電磁波ほど影響を受けており、振幅だけでなく周波数も僅かづつ下がって、赤色偏光(周波数の低い赤に偏ってくる)している可能性が有る。

 前述のように我々は電磁波でしか物を観察できないので、光より速い物質は観察できない。従って、光より速い速度が存在しないのではなく、アインシュタインは観察できなかったのだ。

この私の考えが正しければ、これまでの宇宙物理学の常識(例えば、遠くの天体の赤色偏移を、天体が遠ざかっているのでドップラー効果により赤色偏移しているとしている)は大幅に書き直されることになる。

 宇宙物理学者には将来、是非、火星に鏡を置き、地球からレーザービームを当てて反射させ、地球でキャッチした上で、波長のわずかな変化(波長が長くなり周波数が低くなる)を計測して欲しい。これで私の説が証明される。

 前述のように、アインシュタイン理論によれば、光速を超える速度は存在しない。しかし、かねてから指摘しているように、我々の宇宙の外側にもっと大きな大宇宙が有り、重力がかかっていれば、いつしか天体は光速を超える速度で拡散してゆくのだ。単純な物理の法則。

 

Photo_3

私は宇宙が無限で、大宇宙から強力な引力で引っ張られている可能性があると考えている。(銀河系付近では重力どうしがキャンセルされている) そして、加速された天体が光の速度を超えると、我々は観察できない。

 他方、密かにこの光を伝搬させる微粒子の集合体が、ダークマターを形成している可能性についても考えていた。存在が確認されれば、当然、ダークマターの一部、もしくはそのものである可能性は高い。ここでは粒子としたが、あるいは粒子を超越した何かであるかもしれない。

 ビッグバン理論は量子の世界の物質と反物質の存在を無理やり、宇宙卵に当てはめようとしている。ナンセンス極まりない。そんなことは有り得ないが、仮に有った(宇宙卵)として、その以前(宇宙卵の形成プロセス)が無かったのかとの議論は当然起こる。

 ホーキング博士をはじめ、数学の天才たちは、数学をいじくりまわして、宇宙卵の起源説を作ろうとしている。ひも理論とか、時間が虚数になるだとか。しかし、数学は所詮、人間が考え出したもので、数学には実体性が無い。難解な文章(数式)による作文と言うべき。

 宇宙の謎を掘り下げて行くと、人間の理解を超えた世界に入り込む。宇宙は始まりも終わりも無く、常に移ろいの中にあると言うのが私の考えだが、欧米的な論理では受け入れられないようだ。キリストの天地創造が根源にある。

 最近の報道によれば、宇宙の端は、加速度的に膨張している(今回のノーベル賞)。また、光より速い物質(ニュートリノ)が観察された。私はこのブログで、物理学者の言う「空間的な時間」が存在しないことを述べている。ビッグバン理論の矛盾は山ほど指摘できる。

Bigbang_3

 要は、現在の学者はビッグバン理論を元にしたテーマで、宇宙計画など巨額の予算を獲得しし、博士号を取り、研究者として生計を立て、名誉を得ている。同じような内容の本が無数に出版されている。今更、間違っていましたとは言えない。

 加えて、研究者は神様アインシュタインに神髄することは有っても、反対意見は控えられる。アメリカでビッグバン理論を否定した天文台の研究者は左遷されたとの話だ。

 だから、不思議なことに、従来の理論を否定るすような観察結果が出ても、あくまで従来理論での考え方で説明している。何度も述べるが、ビッグバン理論は何ら検証も観察もされていない一つの仮説にすぎないのですよ。

 大爆発が有った可能性は否定しない。しかし、宇宙卵は無かっただろう。一つの可能性はブラックホール。ブラックホールが過大な質量を保てなくなったか、何かのバランスが崩れた時に、爆発したかもしれない。

 宇宙は凝縮と爆発を常に繰り返している。その規模が大きいか小さいかの話。学者はワームホールだとか、好き勝手なことを言っているが、おとぎ話の類。

Photo

 誰の判断で、どのような基準で、仮説に過ぎないものを教科書にまで掲載するのでしょうか?

追記:私がブラックホール(BH)を知ったのは工学部学生の時(1960年頃)だった。その頃の物理学の教科書には電子が最も小さい物質と書かれていた。しかし、電子より小さな粒子が存在し、それが光を伝搬させているのではないかと思った。

 BHは光さえ放射しないというところに、引っ掛かった。ごく自然に光を伝搬させる媒体が存在し、質量が有るに違いないと考える。私は教科書や常識にあまりとらわれない。教師から見ると跳ね上がり劣等生だろうね。

 その後、ご存じのように、光より小さな粒子(ニュートリノもその一つ)が、次々発見された。やったねという感じだった。

 アインシュタインは相対性理論により完璧にエーテル説を打ち砕いたと言われている。私の考えはイメージがエーテル説に近いが、微粒子の集まりを想定しており、ちょっと違うように思う。

 私の仮説を無理に信じてもらおうとは思っていない。1000年という時が味方だ。いつか正しさが証明されるだろう。

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タイムマシンなんか有るわけがない

2011年11月13日 19時01分24秒 | 学問

 ニュートリノが光より速かったというニュースで、テレビ局が過去に遡るタイムマシンについて京都大学の学生に感想を求めていた。医学生などがタイムマシンの存在を前提として発言していたが、ま、日本の教育のお粗末さ、レベルの低さ、今の学生の安直さを示しているようでもある。

 まともな物理の教育を受けた学生なら、まず、アインシュタインの相対性理論をはじめ、従来の物理理論が崩壊した可能性を考えるべきだろう。アインシュタインは光より速いものは無いとしていたのだから。そうであるとしたら、従来の物理、とりわけ速度が速い領域の理論は全て疑って考えなければならない。

 私に言わせれば、時間は人間が発明した便利で都合の良い概念のひとつである。文学的な表現や日常の厳密性を問わない情報のやり取りでは問題無いものの、物理と言う厳密・厳格な世界では時間は存在しない。だから4次元の世界もタイムマシンも存在しない。

 アインシュタインは物体や現象の観察をその時点で最も速い電磁波(例えば光)で観察することを前提としていたから、当然、光より速いものは観察できず、光より速いものは無いとの数学理論を導くことになる。例えば、音波で物体や現象を知るコウモリにとって音波より速いものは観察できず、存在しないことになる。

 時間はバーチャルな世界では存在しえる。例えば、テープレコーダーでは記録させたテープの長さが時間だ。テープを反転させれば、過去に遡る。それは、テープレコーダーを聞いているあなたがいるからそれを確認できる。例えば、今から宇宙全体で時間が反転したとして、その宇宙の中にいるあなたは時間の逆転を観察できない。

 時間など存在しないから、無いものついては何とでもいえる。それはあたかも、地球に宇宙人が住んでいると言うのと同じだ。いないものについては何とでも言えるし、完全否定することは不可能に近い。それが現代物理学が演出するいかさまな世界だ。それを全員が無条件で信じるのは東大をはじめ日本の研究者ぐらいだろう。

 私が予言できるのは、例えば、ビッグバン理論は、早ければ10年以内にその破綻が証明される決定的な証拠が発表されるか、遅ければ100年ぐらいかかるか。1000年後には必ずビッグバン理論は崩壊している。ビッグバン理論の否定に繋がる証拠は、既に指摘してきたが、最近、にわかに増えつつある。

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ウイルスバスター2010はおかしい

2010年12月27日 15時12分58秒 | 学問

 会社で使うウイルス対策ソフトは殆どをトレンドマイクロのウィルスバスターにしていた。以前はシマンテックのソフトがプロ好みと言われ、使っていたが、安全で早いとの評判で切り替えた。

 ある日、複合機のメンテに来たシャープさんからマイクロソフトのウィルス対策ソフト(フリー)を紹介された。ウィルスバスターではわざわざ、マイクロソフトのファイアーウオールを殺したりして無駄がある。なるほどと、試しに切り替え始めた。その途端、切り替えた2台が相次いてインターネット接続できなくなった。

 メーカーに持ち込んだが分からない。ひょっとしたらと思い、ウィルスバスター2010に戻したら、何と繋がったのでそのままにしていた。理由などどうでもよい。ところが、今日になって、突然1台のパソコンがネットに繋がらなくなった。大変ですよ、従業員を遊ばすことになるから、朝から、ああでもない、こうでもないとドタバタ。兎に角、ウィルスバスターを落としてみたが、うまくいかず、調べると、落としたはずが900MB残っている。色々やるが落とせない。

 トレンドマイクロは電話サービスがない。思い切って、チャットサービスで相談。同社からアンインストールツールを紹介してもらい、ダウンロードし、USBで持ち込んでやっと全部を除去。しかし、PCからは、「IPアドレスが他のシステムと競合している」とのお達し。NTTなどと連絡を取り、プロバイダーのOCNに相談しなさいと言うことになり、OCNに連絡。電話指示でインターネットプロトコルのプロパティーで覗くと、何と固定アドレスになっている。

 普通レンタルサーバーは、パソコンが勝手にIPアドレスを振り分ける筈で、IPアドレス固定では確かに競合する可能性がある。ここまで、パソコン、ソフトの専門家3人ぐらいと相談したが、解決策はなかった。それが流石にプロバイダーの女性はズバリ核心を捉えたアドバイスで、あっという間に解決した。「良かったです」とのOCNさんの声は優しかった。

 ウィルスバスターがおかしい点は四つ。①なぜ、通常のツールで完全にアンインストールできないのか?(コントロールパネルからのアンインストールもやったし、ソフトのDVDを差し込んでのアンインストールも試した)、②ウィルスバスターから切り替えたパソコンがインターネット接続できなくなった(固定アドレスに変わっていた)、③無料アップグレードの紹介がしつこく来るが、気が付くと有料の画面になっていたりする(油断できない)、④マイクロソフトのウイルスソフトをインストール中にブロックされた(残存ウイルスバスターソフトが原因?)。

 次からは対処できそうで、良い勉強になったと言えばそれまでだが、かなりi時間と労力がかかった。今後はマイクロソフトのウイルス対策ソフトに切り替える。(トラブル対策もばっちり分かった事でもあるし)

 もう関係ないけど、ウィルスバスター2011がもっと悪くなっていなかったら良いが。

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大学は誰のものか

2010年09月05日 10時32分08秒 | 学問

 電力会社から某国立大学に出向した時、客員教授の称号を与えられた時は有り難かった。仕事は、大学の研究シーズを大企業に売り込むものだった。3年間で55件の共同研究獲得はおそらく将来も破られないだろう。電力の人事部長が「電力中央研究所との共同研究を見ても簡単にできるし評価できない」と言ってきたので、企業側から研究費用を貰わなければならないので簡単では無いと言ったら納得していただいた。大型補助金を含めて、2億円弱を獲得した。

 ボスの桜木教授(仮の名)には夜な夜な随分飲ませていただいた。桜木教授が「世の中の人は大学を最後の聖域のように思っているけど、実は、大学では世間一般であるような犯罪が全てある」と言い、驚いたが、客員教授を卒業する頃にはそのことを嫌というほど知ることになった。助教授までは、みんな大人しく真面目だが、教授になると一国の主で、誰からも干渉されない。一部の教授は暴走するし、誰も止められない。全般的に教授は怖いものなし。

 という訳で、大学は明らかに教授達のものなのだ。教授を管理命令する学長がいるじゃないと言われそうだが、実は学長は実質的な権限がない。むしろ、学長選挙で清き一票をお願いする立場だから教職員には弱い。学長選挙にはお金が動くし、表面化しないだけで犯罪行為も多々あるとみられる。一番力があるのは教授会。ここで全てが決まる。教授は公募が建前だが守られていない例が多い。教授の10年免許制も提案はされて立ち消えになる。

 教授になる条件は大学によって異なるがはっきりしているのは、工学部の場合、博士号を持っていること、ファーストネームの学会掲載論文が最低でも15以上でできるだけ多いこと。余談だが、博士号は大変とり易くなった。社会人ドクターの場合ファーストネーム1件で取れるし、実質本人が論文を書いていないケースも起こり得る。謝礼金が要求され、相場が100万円から500万円ぐらいなのかな。私も誘われたが、忙しかったし、謝礼金には応じられないと思った。

 官僚は簡単に助教授や教授になれる。一方、教授になると大学に出てこなくても免職にならず、給料をもらう人もいる。何故なら、自宅など大学以外で研究することが認められているらしい。

 桜木教授は幼稚園から東大まで授業崩壊が起こっていると言った。授業にならないらしい。現に、私の知っている講師から、大学院の授業中に学生が隣の学生を殴るという事件が起きたことを聞いた。国立大学(当時)と言えども、入ってはいけない人を入学させざるを得ないし、一旦入学させると落第させられないし、卒業させなくてはならない。何故なら、定員割れや落第させたところ、国会で質問され追及されたという。桜木教授によると学生のレベルはだいぶ落ちたそうだ。今の大学院生が昔の一般学生のレベルという。

 大学の予算はむちゃくちゃ偏っている。桜木教授によると、全予算の半分が東大、残りの半分が京大、その残りの半分を旧帝大がとり、その他、たくさんの大学が残りの予算(四分の一になりますね)を分け合う構図。これを証明するようなことを聞いた。大学発ベンチャーの目標を1000社と平沼大臣(当時)が根拠も勝算もなく決めたが、これに関して、文部科学省が東大の関係者を呼んで、東大が予算の半分をとっているのだから、東大で500社を作れと発破をかけたらしい。私は一人で3社の設立を支援した。

 某大学の医学部教授は東大から誘われた時のことを語った。地方大学では1学部でつくかどうかという大型予算が、東大では1教授に与えられるという。医学部と言えば、真面目な教授もいるが、人を見下したような傲慢な態度はすごい。工学部の教授と医学部に行ったとき、医学部の部長はこちらと目を合わすこともなく、偉そうに喋っていた。彼らから見ると工学部の教授は虫けらみたいなものなのか。仙台の医師も、医学部では学生がまるで奴隷のように扱われると言っていた。

 かくして、大学は問題だらけ。100年前の古い時代の遺物のようだ。大学に望まれるのは、リーダー育成、ビジネスの実践能力を育成する訓練の場だ。日本の社会には決定的にリーダーが不足している。知識を詰め込むだけではリーダーにはなれない。一度は世界一の経済大国に接近しながらその後凋落したのは、世界をリードするリーダーが育っていなかったからだ。また、不況というが、稼いでくれる人材はどこの企業でも欲しい。大学はもっと、実践能力を身に着けるべく、学生に訓練を課すべきだ。

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現代科学の行き詰まり

2010年08月15日 10時17分48秒 | 学問

 20世紀はきらめくような科学の発展を見た世紀だった。人類は月に到達したし、普通の市民が世界中を自由に旅行できるようになり、インターネットで世界中の情報を一瞬に入手できるようになった。しかし、20世紀の末期ごろから特に物理学方面での画期的な科学的発明、発展が少なくなってきた。

 要は、従来の物理学方面の発達は数学を駆使し、数学の力を借り、数学で証明してきた。現在でも、理学部方面だけでなく、工学部方面も化学などを除けば数学・数学であり、数学的な証明がなければ評価もされない。

 一方では、非数学的な世界では、IPS細胞のような人類史上でも特別に評価すべき発見発明が生まれている。遺伝子など、非数学的な分野では今後も画期的な発明が期待される。例えば、人類が永久の生命を得ることである。しかしながら、物理分野、とりわけエネルギー利用などでのブレークスルーがないと人類は生き残れない。

 実は、現代科学の行き詰まりは数学の限界でもあるし、あまりにも数学に依存するあまり、研究者の精力が数学に吸収されすぎていることでもある。数学は計算もできるし、証明もできる。しかし、数学は全ての実態を表現できず、創造ができず、真の意味で評価ができない。ビッグバン理論などは、数学の天才たちの断末魔みたいなものだ。

 所詮、数学は人間が作った人工理論だ。ここで、生命が培ってきた確かな評価システムを考えるときであり、生命は評価システムの誕生がもたらしたものであり、生命のシステムは評価システムと一体である。1000年後のあなたが私の主張を取り入れ、評価システムを利用した創造と発展で、人類の永遠の未来が保証されるよう望む。

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民主党日本が進むべき道

2009年09月05日 17時25分04秒 | 学問

 オバマ大統領は世界一の諜報機関であるCIAを駆使して、日本の重要機密(政府、大企業)を容易に入手し、日本を丸裸にできるし、官僚を遠隔操作し、株価をコントロールしている。官僚は魂を売ってアメリカに利益誘導する代わりに既得権を手にしている。戦後のGHQの支配時とは形が異なるものの、日本がアメリカの支配下にあることに変わりない。プチ植民地だから、日本の将来、発展を考える時に、アメリカの協力は絶対条件になる。

 ただし、自民党のように忠犬ポチになることはない。アメリカは意味不明な忠犬が理解できず興味を示さない。むしろ、民主党は国民の支持をバックに、あるべき姿を模索し、アメリカにも遠慮なく主張すればよい。アメリカとの軍事同盟を維持し、国民の支持を得ていることを基本とし、特に国民の支持が重要で、これらの条件さえ満たせば、理想の実現のために多少のことは許される。日本が独自の道を進み始めることにより、アメリカの日本に対する関心が高まる。これまで、アメリカにとって日本は視界にありながら見えておらず、単に自国の利益のために利用する国だった。

 日本にとって重要な課題は近隣諸国だ。とりわけ韓国との関係は重要である。竹島の問題は棚上げし、積極的な協力関係を作らなければならない。北朝鮮の拉致問題の解決には、小泉元首相を拝み倒して3回ぐらい訪朝するのがベスト。ロシアとの北方領土に関しては焦らないほうが良い。前にも書いたように、ロシアとはお互いが尊敬しあう関係にならない限り、円満な解決はない。

 中国は、共産党が一党独裁し、ひたすら経済成長と経済力による軍事大国化を目指す国だ。日本は中国に虎の子の技術ノウハウを工場というおまけつきでプレゼントしてきた。日本の製造技術のほとんどは中国にシフトされた。そのことが、中国をして世界の工場となっていることに疑いの余地が無い。小沢幹事長が中国寄りとし、アメリカ疎遠策をとるのは誠にピント外れな外交センスであり、鳩山次期首相はアメリカとの関係をより強化しつつ、中国とは友好を保つべきだ。

 民主党は官僚組織改革を実現するだけで、政権をとる価値は十分ある。官僚支配から、政治主導へ!新しい日本の歴史を刻むのだ。その上で、経済発展を目指したい。 私の知る範囲では、民主党に経済戦略らしきものは見当たらない。今からでも遅くないから、現状を分析し、戦略を立て、3%程度の成長を目指すべきだ。

 何をすべきか?一つは本格的なベンチャー育成。巨大企業への補助金ばらまきをやめ、中小企業の育成のために、インフラ整備、情報提供、人的・資金的支援を進めるべきだ。沖縄をはじめとした超経済特区を作るのも良い。また、プライドを捨てて、中国や韓国の手法をキャッチアップすればよい。少子化対策としては、世界から広く優秀な人材を、集めるべきだ。本気で済成長を図らなければ、発展はないし、取り残されることになる。

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教育界の汚職は大分だけではないですよ

2008年07月13日 18時41分24秒 | 学問

 教育界とは縁のない私のところにも、教職員の採用に関して、政治家(お金)が絡んだ話が聞こえていた。うどんで有名な県の話である。報道でも議員枠という言葉が紹介された。この議員枠は公務員や許認可を要する業界のあらゆる職業で存在する。この議員とはもちろん自民党のことだ。その他の県でも、公務員採用に関して、政治家にお金を渡して採用になった話を知っている。教育界の汚職が大分県だけのはずが無い。

 大学で博士号を取るにも、多額の礼金を要していることは常識中の常識。安い人で30万円、高い人で500万円位。ま、博士号を持つ人の99%がやばいとみてよい。また、大学の教授が、能力の無い人に博士号を取らせることは大変容易なこと。何故なら、新たな論文に掲載する名前の先頭に対象者の名前を持ってくる(ファーストネーム)ことで、博士号が取れる。教授が連名とした場合には、誰も文句を言えない。ファーストネーム一つで博士号が取れる。博士号審査も無風状態。もし、反対する人(教授)がいると、徹底的に反撃され、反対した教授のところでは博士号を取れなくなる。

 1990年ごろ、銀行がやくざを使って地上げしているとの記事が出た。その時、日本中がおかしくなったと感じたが、最近ますますその感を強くする。旧大蔵省は銀行員の箸の上げ下ろしまで厳しく管理していたと言うから、やくざの地上げも当然旧大蔵省の指導のもとで実施されたわけであり、国と地方を合わせた1100兆円と言う借金も、このスーパーエリート集団が作ったものだ。日本のスーパーエリートは税金のばらまきと、日本の破壊と、自らの既得権維持管理しかできなかったというお粗末さである。

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教育は未来の夢

2007年01月14日 19時58分43秒 | 学問

 このたび安倍坊ちゃんの主導で新しい基本方針が施行することになった。これによって、行過ぎた詰め込み教育の是正のために登場したゆとり教育の方針がまた是正されることになる。何故このようなどたばたが繰り返されるのか?実は教育の基本的なことが文部科学省や政府首脳に理解されていないからだ。

 教育は未来そのものである。だから、日本の未来を語る時にその教育は重要な要素である。しかし、残念ながら日本の教育が本来有るべき条件を満たしていないために日本の未来が見えてこない。日本の教育は幾たびかの変遷を経ながらも、知識中心の根幹そのものは変っていない。この原型は中国の宦官の試験制度である。

 日本は高い教育の普及率と学力が一因となって戦後の大きな経済成長を実現した。何故か?それは欧米とりわけアメリカの優れた情報やノウハウを吸収する上で、知識型の能力が役に立ったからだ。キャッチアップは日本人が歴史的に培ってきた優れたスキルである。戦後の復興と、日本の教育制度がぴったりマッチした。ところが、冷戦終了と共に発展の方程式は大きく変った。また、インターネットの普及で常時、大量の知識を詰め込んでおく必要も無くなった。

 実は、教育を考える前に、本来は日本が目指すべきビジョンを明確にし、国民の間でも共有なければならない。このビジョンを実現するために教育がどうあるべきかが議論されなければならない。ところが今回の基本方針を立案する経緯ではビジョンが示されておらず、有るべき日本の未来も語られていない。つまり、方向さえも明確にされない中で、その骨格形成であり方法論たる教育方針が立てられているのである。勿論、目標には関わらず人間として必要な教育があることは言うまでも無いが。

 現在の日本の多くを霞ヶ関の官僚が支配管理し、あの小泉首相でさえ官僚を尊重せざるを得ず、基本的な改革は殆ど果たしえなかった。私は長い間、知識型エリートや官僚を眺めて来た結果気が付いたことは、彼らは確かに頭が良く優秀でありずば抜けているがそれはあくまで教科書や前例が存在する範囲に留まることである。彼らは新しい問題、難しい問題が生じると、先送り、棚上げすることを自ら認めている。隠蔽も大いになされている事だろう。誰もが認めるスーパーエリートが霞ヶ関の官僚だが、冷戦後の世界変化に対応できていない。それが1990年代以降の日本の実態だ。知識集団は無能でミスリード集団になっていることを認識しなければならない。

 ハーマンカーン博士の著書[21世紀は日本の世紀]が出版された1967年だったか、本屋に走り黒っぽい表紙の本を購入、興奮を抑えられずに走り読みした。そしてその時、日本が経済面でトップになるのならリーダーシップが必要であり、日本教育に取り入れられなければならないと思ったが、40年経過した今もテーマとして語られることさえない。実は、日本型の既得権連鎖構造は従属というチェーンで縦方向に繋がっており、リーダーシップと言う本来求められるべき能力は、このアンフェアーな権利構造を脅かす邪魔な存在でしかない。

 これからの日本の教育はどうあるべきなのだろうか、まず前述したように優れたビジョンが示され、国民の間に共有されなければならない。次に未来ビジョンを実現する教育のありか方が求められる。現在、日本のおかれた状況から判断すると、日本が世界の発展に指導的な立場を取りつつ自国の発展を図らなければならないから、新たな発展モデルを創造する思考力・判断力に加えて、世界をリードするためのリーダーシップが必要だろう。知識も重要だがそれ以上に情報の収集方法の会得、論理組立、課題を解決する頭の訓練、体力・タフな精神力が求められる。

 知識型から論理型へのシフトに加えて、見直さなければならないのは事務屋優先主義だ。官僚、地方公務員、電力など既得権組織では事務屋の圧倒的な優先が図られているが、彼ら知識エリートは、新しい局面、難しい局面で突破力が無い。また論理能力が無いために正しい判断が出来ない。平気で嘘もつく。フランスでは技術系のエコードポロテクニークがエリート大学となっており、日本でも理工系の人材をリーダーや経営者として訓練し育てるべきだ。

 安倍坊ちゃんの「美しい日本」でモデルとしている教育制度はイギリスらしい。確かに参考にはなるが、イギリスの状況と日本では異なる。イギリスの教育制度を完璧に日本に導入しても現在の日本の状況を打開し未来の展望を描くことは出来ない。日本の未来を実現する教育の有り方を地道に研究し、実用に即した独自のモデルを創造することこそが必要とされているのだ。

追記

 日本の教育の内容で特に注文を付けたいのは現代史、およびその考察だ。古代人や卑弥呼も重要であろうが、今の日本には殆ど関係ない。大切なのは例えばこの100年の歴史である。残念ながら、日本では明治以降の歴史が時間不足により学習されていない。これでは、現代日本形成する重要事実、骨格が見えてこない。昨日のことが分からないから今日のことも分からない。目で見ることと内容を理解することとは全く別問題だ。マクロ的に見れば日本人の意識構造は江戸時代から基本的に変化していない。第二次例えば、第二次世界大戦のことは考えたくもないことかもしれないが今日の問題がより顕著に現れたとのも考えられる。何故戦争を止められなかったかを学習していないから、バブルのような暴走が起きており、次の暴走(戦争でなけれれば良いが)が起きないという保証も無い。現代史を把握することは日本発展の基礎になる。

教育の現実的な課題として大学入試がある。日本の大学は入るのが難しく、卒業は容易と言われる。これでは、高校程度の学力より進歩が無いし、卒業生の質を保証できない。例えば、センター試験結果と論文、あるいは区部活動・社会活動などを総合して現状より2割り増し程度入学させ、予め設定したレベルに達したものを卒業させる方法を採用すれば、高校のあり方は激変する。特に、東大の入試を改革すれば、効果が大きい。東大が変らないのであれば、例えば公務員は民間の実績者を優先するとか、産業界が必要とする能力を高め保証する大学を作るなどが考えられる。

 まったく別の話だが、教育の現場の問題を指摘すれば、一流大学から小学校まで学級崩壊が起きているらしい。私は大学に3年勤務していたから、いろいろな実話を聞くことが出来た。退官された教授や現役の若いl講師からの話だ。ある大学の大学院の授業で起きたことだが、ある大学院生がいきなり隣の大学院生を殴った。何で殴ったかが分からない。これまでの常識ではとても考えられないことだが、むしろ現実に起きている異常な事態が常識になりつつある。とても放置しておける状況ではない。

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