ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー大統領はやや元気になったような印象だ。イギリスの特殊空挺部隊SASが大統領の護衛を始めたことは大きい。不可能を可能にしてきた実績ある部隊だ。
今のところ、キエフが陥落する可能性が高いが、それでもゼレンスキー大統領がロシアの手から逃れ生き残ったら、プーチンの戦略は超ウルトラ大失敗になる。何が誤算だったか?時間が経過しすぎ、世界の目と耳がこの戦争に集中する中で、ロシアの残虐非道さがあからさまになった事だ。
一方、プーチンが少しでも手綱を緩めたら、雪崩のように、全てが崩れ始める。ウクライナへの攻撃を激化させても、戦争に反対するロシア国民を大量に刑務所に送り込んでも、更なる悪魔の手法を繰り出す。恐怖で暴走を支えるのだ。今プーチンには相談相手無く、助ける者もいない。
中国とロシアの艦隊が揃って津軽海峡を航行し、日本を一周した時がプーチンやロシアにとって華だった。今や、アメリカやイギリスは、遠慮なくプーチンやロシアを叩く根拠を得たのだ。中露の結束は米英にとって深刻な悪夢だった。そこへ、プーチンが有り得ないような材料をプレゼントした。
米英がこのチャンスを逃すはずがない。世界の経済も打撃を受けるがロシアの失うものは計り知れない。ロシアが少しでも救われるにはプーチンを差し出すことだ。習近平は善人を装いはじめ、金正恩は口がマヒして暫く喋れない。
プーチンにとって先は真っ暗、命も狙われ怯えている。プーチンが表に姿を見せることは困難になった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます