ホンダは2017年上期で、小型のビジネスジェット機(10人未満)を24機 販売、世界シェアー40%となり、このカテゴリーで世界一に躍り出た。ホンダがジェット機の開発をスタートして30年が流れていたが、米国におけるFAA(連邦航空局)の「型式証明」を取得できたのが2015年。僅か2年そこそこでの快挙だ。
ホンダジェット機の特徴はエンジンが両翼の上に有るところ。これが優れた性能を引き出す。最高速度、最大運用高度、上昇性能、そして燃費性能は抜群だ。現在、月産が4機のところ、6~7機に引き上げるというから、年間80機ぐらいになる。
価格は1機が5.4億円と高価で、購入先は当然世界の一流企業となる。ここのところ、日本メーカーの信頼性が揺らぐ事件が連続している中での、誇るべき実績を残し、さらに飛躍しようとしている。
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