マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

安藤忠雄氏の図書館

2011年05月07日 | 稲荷神社・さくら通り





ついに、日本国総理大臣が原子力発電所を停止するように、中部電力へ要請しました。
単なる人気取りなのか、心からそのように感じているのかは不明です。
法的な拘束力がないので、モメるでしょうね。

大震災が発生してから、少なくても東京電力と東北電力管内は、節電流行りです。
無駄な電力を節約するのだったら、悪い「りゅうこう」ではありません。

今日、久しぶりに図書館へ行ったら、照明が相当落とされていました。
それで問題があるかと言うと、そう不便に感じません。

この図書館は、安藤忠雄氏が設計を行った建物です、田舎図書館としてはかなり背伸びをしたとも言えます。
有名な設計家がデザインしたからと言って、使いやすいかと言うと、それは別の話です。
個人的には、トイレの作り込みに対して、違和感を感じています。

今日、図書館へ行って、照明が落とされていたけど、不便を感じなかったのは、設計者の知恵だと思います。
図書館のど真ん中は吹き抜けになっていて、天井には明かり取りの窓があります。
窓は、東方向へ斜めに据えられていて、天井の白い壁に上手く反射して、ど真ん中の読書コーナーを照らすように作られています。
太陽が照りさえすれば、自然の光がシェードされて、降りそそぎます。読書には、丁度良い明かりなんです。
建物の壁側は、大きな窓となっているので、窓際の椅子に座れば、明かりは問題ありません。
少なくとも、一階のフロアは、日が照りさえすれば、人工の明かりがなくても、読書が可能となっています。
節電がキッカケですが、設計の良さに「さすが」と思っちゃいました。


今日は、午後の途中まで、青空が広がっていました。
しかも、気温は25度を超えて、何と夏日になりました。今日は、さすがに汗ばむ陽気でした。
図書館を出て、稲荷神社とさくら通りを散歩しました。
ヤエザクラが満開状態なのですが、思いがけない夏日に、厚ぼったい花びらが、暑そうに見えました。
若葉が茂る木の下にはいると、強い日差しもシェードされて、極楽です。


















コメント
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