国道49号線は、阿賀野川に沿って新潟と福島をつないでいます。
阿賀野川の上流へ行くと、山が川岸ギリギリに迫ってきて、雄大な景色を魅せてくれます。
特に、春先の新緑、秋の紅葉は、山々が新緑に覆われたり、紅葉に覆われて、素晴らしい眺めです。
国道と鉄道は、その川岸を何とか削って、縫うように作られています。
そんな所を走行すると、絶景の連続で、いささか運転が不注意になったりして、困ります。
ただし、そのような場所に限って、車を停めるスペースがないので、とにかく走りながら、景色を愛でるしかありません。
こんな自然豊かなのですが、アチコチに送電用の鉄塔が立っていて、いささか興ざめしてしまいます。
新潟は電力の輸出県です、だから水力発電所の数が、各都道府県平均よりもずっと多いと聞きました。
他の県への送電線を含めて、鉄塔が目立つのはやむを得ないのかも知れません。
今日の写真は、先週の休みを利用して、紅葉撮影した画象です。
その中でも、絶景なのに、鉄塔が鎮座している写真を集めてみました。
赤白に塗られて、さらに目立つようにしてある鉄塔などは、勘弁して欲しいです。
強いて言えば、一番上の朝もやに煙る山は、鉄塔がアクセントになっているかも知れませんが。