懐かしいけど

写真は、先日福島潟の潟来亭脇で撮影しました。

潟来亭は、農家をイメージした休憩施設ですが、内部には囲炉裏があります。
その囲炉裏で燃やす薪が外へストックしてありました。
農家＋囲炉裏は、相当刷り込まれてしまったイメージですね。

かすかな記憶ですが、父方の祖父の家には囲炉裏がありました。
当時、まだ使っていたように記憶しています。
囲炉裏端に座って薪を燃やしながら、お茶を飲むとか、語らいをするとか、いいなと感じさせます。
もっとも、囲炉裏は暖房、煮炊きの他に、茅葺屋根へ煙を供給して虫を燻蒸する役目もあったそうです。
茅葺屋根の家が消滅して行く過程で、囲炉裏は消えて行かざるを得なかった訳です。

囲炉裏で燃える柔らかい火は、心を癒してくれます。
ただ、最近は囲炉裏がどうも苦手になってしまいました。
原因は、煙です。
歳を経ると共に、鼻が刺激のあるニオイに敏感になってしまって、悲しいことに囲炉裏から発する煙もその範疇に入ってしまいました。
したがって、潟来亭は、訪れた最初の頃に数回入っただけで、その後はすっかりご無沙汰です。