マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

国宝

2013年08月15日 | 散歩写真










例えに「国宝級」などという比喩の方法があります。
しかし、あくまで「国宝級」と勝手に名乗っているだけで、本物の「国宝」ではありません。
通常、身近に「国宝」を見ることは、まずありません。
今年、東京の国立博物館へ行って、本物の「国宝」を相当数見ることができました。

一番上の写真は、新潟県で唯一国宝指定を受けている土器です。
縄文時代中期中ごろ(4,500年ほど前)に作られた、火焔型土器(かえんがたどき)と言われる土器です。
この土器が展示されているのは、十日町市にある十日町市博物館です。
先日、近くを通ったので、せっかく新潟県で指定されているお宝を拝見してきました。
写真は一番有名な火焔型土器ですが、国宝の指定は後ろに見える土器を含めて、結構な数がまとめて指定されています。
さすがに国宝に指定されるだけあって、今まで見た土器の中で、一番風格を感じました。
この博物館、国宝以外の展示物を見れば、各市町村に一つはある博物館そのものです。
ところがです、他に重要文化財が二つ展示されています。
一つは【重要文化財】越後縮の紡織用具及び関連資料、もう一つは【重要文化財】十日町の積雪期用具です。
上から2枚目の写真が「十日町の積雪期用具」ですが、ちょっと見、重要文化財には目えませんよね。
これだけのお宝があるのですが、お客さんは少なかったです。
じっくりと、国宝を拝むことができました。

下の写真は、展示物の一部です。
実はこの博物館は、縄文時代の遺跡上に建てられています。
外には、竪穴式住居跡や、復元された住居が展示されていました。





























コメント
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