暑くなると、履物も蒸れるような履物は避けたいですね。
夏はサンダル(ツッカケなる言い方もありますが)を履いて、蒸れを防ぐのが定番です。
サンダルがこれだけ普及しているんですが、意外とサンダル禁止の場合もあります。
私の仕事先では、サンダル履きは禁止です。
どうしてもサンダルを履きたい場合は、万一の場合身軽に行動できるように、カカトを固定できるサンダルだけが許可されています。
サンダルで思い出すのは、高校時代です。
一般的に、学校ではサンダル履きは許可されています。
私の高校でも、怪我をした場合などの特殊な事情があれば、学校の許可を取ってサンダルを履くことができましたが、通常はサンダル履きは厳禁でした。
ところがです、なんと下駄履きは禁止されていなかったんです。
理由は分かりませんが、以下のように想像しています。
高校創立の歴史を遡ると明治時代や大正時代になったりしますから、当時は下駄履きが普通だったはずです。
だから、下駄履きは禁止されていなかったと思うのです。
で、私の高校では夏になると、一気に下駄履きの学生(女子学生はいなかったと記憶しています)が増えます。
私もご多分にもれず、靴屋(当時靴屋で下駄を売っていました)へ行って下駄を購入して、通学していました。
下駄は使っていると歯が段々と減ってきます。
最後は歯がほとんどなくなるのですが、その状態を「板」と称して使っていたのを思い出します。
さすがに、今の高校生が下駄を履いて通学しているのを見たことはありません。
禁止されてしまったのか、下駄の文化が失われてしまったのかは分かりません。
日常の中でも下駄を履いている人は、めったにお目にかかりません。
せいぜい、お祭りの時に浴衣に下駄履き程度ですね。
ちょっとした昔の思い出です。
写真は、新発田市剣龍峡で撮影しました。
川岸へ降りて滝を撮影した時に、岩肌に生えていた草を撮影しました。