この前の日曜日、神社を参拝した後に新潟みなとトンネルの附属設備である山の下みなとタワー(新潟市東区側)へ寄ってきました。
この建物へはトンネルの管理施設が入っていますが、展望室も併設されていて無料で地上高40メートル近い眺めが楽しめます。
一番上の展望室へ上がったら、眼下に列車が整然と並べられているのが見えました。
3枚の写真は、その様子を撮影したものです。
列車が並べられている場所は、リンコーコーポレーションという企業が所有する臨港埠頭の構内です。
近寄って列車の型式を見たら、クハ205と204でした。
列車が埠頭に置かれていたので、多分輸出するのかなと感じました。
Webで検索したら、同じ型式がインドネシアへ輸出された経緯があるので、多分これらの列車も同じ所へ輸出されるのかと思います。
しかし、関東方面で活躍していた列車が東京や横浜の港から輸出されるのではなくて、わざわざ新潟へ回送されて輸出されるのは、何だか不思議な感じがしました。
役目を終えた列車は展示のために、博物館等に引き取られて行くのは運の良い方で、ほとんどが解体されると聞きました。
その点、これらの列車は外国で現役として第二の人生を送ることができるのですから、羨ましい限りです。