マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

親戚

2011年05月21日 | 散歩写真






朝は、急に雨が降ってきて、出鼻をくじかれました。
でも、雨が上がって、午後からは少し日差しが戻ってきて、押し返した感じです。


午前中は部屋の片付けをして、午後からカメラを持って、近所を散歩しました。
草むらも、一気に華やいで、雑草が緑の絨毯を作っています。

田んぼは、田植えが終わったんですが、草むらでは既に収穫時期になっている雑草があります。
稲と同じ、イネ科に属する雑草がそれです。イネ科の植物って、芽吹いたと思ったら、あっという間に実りの時期を迎えているように感じます。
草むらは、入れ替わり立ち代わり、色々な雑草が命をつないでいますから、長期間独占できないのでしょうね。

雑草ではありますが、実がなった姿は、なんだか美味しそうに感じてしまいます。















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ほふく撮影

2011年05月20日 | 








「ほふく」は漢字で書くと「匍匐」と言う、難しい字です。
意味は、広辞苑電子版第四版で引くと、「ほ‐ふく【匍匐】(1)はらばうこと。はうこと。地に伏して手と足とではうこと」です。

要は、地面に腹ばいになることですね。
子どもが赤ちゃんの時、畳の上を「ハイハイ」していると、「ほふく前進ガンバレ」などと声をかけたことを思い出します。

ですから「ほふく撮影」は、地面に腹ばいになって撮影することになります。
そのような姿勢で撮影したのが、下の4枚です。

花の写真を撮影するときは、花の大きさに合わせて、自分の姿勢を調整する必要があります。
特に、野に咲く花は、背丈が高くないので、最低でも中腰、下手をすると地面に腹ばう必要があるわけです。

4枚の写真は、大型連休中に行った五頭山で撮影したものです。
ご覧のとおり、背丈は10cm程度、ですから地面スレスレに咲いていました。
綺麗な花だったので、どうしてもシッカリと撮影したくて、ほふく姿勢で撮影しました。
シートを持っていたので、それを地面に敷いて、レンズは広角側でグーンと近づいての撮影となりました。

ダレもいない場所だったら良いのですが、あいにく撮影した場所は、登山道の登り口に当たるので、結構登山者が休憩しているんです。
いささか恥ずかしかったのですが、悪事を働いているわけではありませんから、写し取りました。

カメラはLUMIX DMC-GF1です。
GF1は、比較的小さいカメラの上に、ライブビュー撮影方式なので、ほふく撮影の場合は、使いやすいカメラだと思いました。
ただし、オートフォーカスがNGです。GF1は、「コントラストAF」というオートフォーカス方式を採用しています。
この方式は、被写体に明暗差がないと合焦しません。花は、淡い色が多いので、苦手な被写体の一つです。
写真の花を撮影する時も、フォーカスが合焦してくれなくて、往生しました。
相当の枚数を撮影しましたが、歩留まりが悪かったです。そのなかで、比較的良く写せた4枚です。





















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植物のチカラ

2011年05月19日 | 戯言







またまた、今朝通勤時に聴いた、ラジオの受け売りです。

東日本大震災で発生した大津波が、陸地の遥か奥まで達してしまったために、かなりの水田が海水をかぶってしまいました。
そのため、宮城県を中心に、今年は稲作ができない状態になっています。

水田に染み込んだ塩分を抜かない限り、稲作はできません。
今の技術では、水田に水を引き入れては排水する作業を繰り返して、塩分濃度を薄めるしかないのだそうです。
そのために発生するコストは一千億円、期間は10年と想定されています。

ところが、とある植物を植えるだけで、塩分を吸い上げてくれる可能性があるそうです。
その植物は「アイスプラント」と言う名前です。この植物は、土の中に含まれる体内に吸い上げて、塩分濃度を薄めてくれるという、ありがたい植物です。
体内に塩分を吸い上げるので、当然のことながら食べるとショッパイそうです。なので、料理の付け合せとして、食用になるそうです。
従って、上手く行けば、土の塩分濃度を薄めてくれる上に、商売になる可能性がありますね。


もう一つ、厄介者の「放射性物質」です。
放射性物質を栄養にする植物などあり得ないと思えるのですが、何と「ヒマワリ」が土の放射性物質を吸い上げてくれるんだそうです。
栄養にする訳ではないようですが、吸い上げた放射性物質を、根や花に蓄えるので、結果的に放射性物質の除去が可能です。
これは、チェルノブイリ事故の後、土中の放射性物質を除去する過程で、分かったらしいです。

地球は、与えられた環境で子孫を残す進化をして、動植物の多様性が保たれていると言えます。
「植物のチカラ」は、すごいですね。













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平年並み前後

2011年05月18日 | 戯言











天気予報の枕詞ですが、「平年並み」という言葉があります。
平年より寒い予報であれば、今日は寒いんだなと思うし、平年より暑い予報であれば、今日は暑くなりそうだと、イメージが湧きますね。

今朝聴いたラジオの受け売りです。
今日から、「平年並み」の基準が変更になるんだそうです。
平年並みの元ネタは、過去30年間の気象観測値を平均した値です。30年間の区切りは、10年毎に見直しがされるのですが、今日から新しい30年間の平均値が使われます。

で、古い平均値と新しい平均値では、どのようになるか?
昨日の気温を例にすると、古い平均値では「平年より高い」となるし、新しい平均値では「平年より低い」となるそうです。
同じ気温なのに、平年並みの元ネタを変えただけで、不思議ですね。
気温は、新しい平均値の方が高めになるそうなので、それだけ地球が暖かくなっているようです。
子供の頃を思い出すと、冬になるとあんなに降っていた雪が、今は半減したと言っても良いですからね。


今日の写真は、先週末に月岡温泉地内の調整池で撮影しました。
池の水は、余り綺麗ではありません。でも、今時期は緑の映り込みがとても綺麗です。
池の水に写りこんだ風景を集めてみました。





















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冷静な目で

2011年05月17日 | 戯言









日中は晴れて、夕方は真っ赤な夕日が沈んでゆきました、夜に入って綺麗なお月様が闇夜に浮かんでいます。

今日の写真は、先週末に月岡温泉地内の調整池を散歩した時に撮影しました。
花が咲き誇る季節になって、遊歩道でもいろいろな花が咲いているのを見つけました。
一番下の写真は、アニンゴの花です。いつも見ている木だったのですが、まさかアニンゴの木だとは気づきませんでした。
花芽を摘んで、塩漬けにしたり、焼酎につけたりすると、大人の味がします。


最近、どうも原発事故「慣れ」しているように感じています。
福島原発の一号機は、燃料が溶け落ちて、しかも炉心までも抜いた、メルトダウンに陥りました。他の、プラントでも、ほぼメルトダウンが起こったと想定されています。

地震と大津波が発生した直後は、「核燃料の大半は、炉心の中に収まっているので安全です」と、事故は発生したけど「安全」だと、ことさら強調して意識を誘導されてしまいました。

その後は、「核燃料の一部が溶融したかもしれない」、「部分的に溶融してしまった」、「半分程度は残っている」と、データに裏打ちされないいい加減な発表がなされてきました。
本来、この手の事故では、最悪の事態を想定して対策を講じなければならないのに、希望的観測的な情報が提供されて、「事故は発生したけど安全なんだ」と思わされてきた感じがします。
情報誘導が、意識的になされたのかは証拠はありませんが、情報誘導だと指摘されても、やむを得ないでしょうね。
政府、電力会社、原子力村の住人、原発に利権を持つ団体・個人、いわゆるステークスホルダーズが、よってたかって誘導しました。

よく考えると、今が一番危ない状態なんですよね。
メルトダウンした核燃料は格納容器底部に「裸」で存在して、しかも水に浸かっています。
その水は、メルトダウンした核燃料に汚染された、とても恐ろしい水なんです。
水は、地下に漏れるかも知れないし、もしもう一度大津波が発生すれば、今度は復興不能なほど拡散します。

ところが、毎日毎日、事態は少しずつ悪化しているのに、慣れが来てしまって、逆に改善しているように感じてしまっています。

冷静な目で、現在の事態を見ることが必要ですね。





















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2011年05月16日 | 稲荷神社・さくら通り









久しぶりに、神社ネコさんに会うことができました。
下の写真は、その時の様子です。

図書館の帰りに、稲荷神社を参拝したら、良く見る神社ネコさんが、廻り廊下にどっしりと座って、昼寝の最中でした。

この、キジトラのネコさんは、余り人を警戒しません。
静かに近づくと、かなり至近距離で、写真撮影を許可してくれる、ありがたいネコさんです。
でも、昼寝の邪魔をされたのが、スゴク迷惑だよと言った顔つきをしていましたね。
体も大きいし、何となく「神社ネコの主」と言った雰囲気が感じられます。

上の写真は、朝の散歩写真です。
通勤路途中にある公園の街路樹は、やっと芽吹きを開始しました。






















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MEGAQUAKE

2011年05月15日 | 







MEGAQUAKE「巨大地震」は、図書館から借りてきた本の題名です。

図書館では、特集を組んで蔵書の中から、特集に関係する図書を集めて、展示する催しを行っています。
特集は、いま世間で注目を集めている事などを対象とすることが多いですね。
今現在の特集は「地震」と「放射能」関係です、まあ当然と言えば当然ですが。

MEGAQUAKEは、その特集の本棚から借りてきました。
内容は、2010年1月から3月にかけてNHKから放映された、本と同名のNHKスペシャル番組の解説本と言った位置づけです。

本を読んだら、番組を見たくなりました。
でも、放映が終わってすでに一年が経過しています。検索をしてみたら、Web上で鑑賞が可能とわかりましたので、先週見損なった4本の番組を見ました。

番組は、阪神淡路大震災から15年目の節目に合わせて、同地震発生メカニズムと、今後発生が予想される巨大地震のシュミレーション、そして私たちが巨大地震にどのように対応するか、と言う内容でした。

番組を見て、ビックリしました。
番組が巨大地震が発生すると想定している地域は、南海トラフです。
ご存じの方も多いでしょうが、南海トラフは東海、東南海、南海というプレート境界型地震が多々発生しているエリアであり、近い将来地震が発生すると想定されている地域です。
菅総理大臣が、浜岡原発の停止要請をしたのは、まさに南海トラフで発生するを想定しての事だと言われています。

この南海トラフと言うエリアを、東日本大震災が発生した三陸沖へ置き換えると、まさに番組は東日本大震災のシュミレーションをしたようなものです。
プレートの沈み込みから断層が破壊されて地震が発生するメカニズム、摩天楼化した都市を襲う長期地震動による高層ビルの破壊、そして最後にやって来る大津波による都市の破壊。

この番組が放映されてから、ちょうど一年後に今回の大震災が発生したのですから、神がかり的な内容だっと感じます。
しかも、図書館が本を購入したのは、2011年3月9日と書かれていました。
その直後に東日本大震災が発生したのですから、因縁を感じました。

本の中で、寺田寅彦が災害について述べた本の一部を掲載していました。
寺田寅彦と言えば「災害は忘れた頃にやって来る」で有名ですが、千年に一回の大震災は「災害は、世代間の伝承がなくなった頃にやって来る」とも言えるのではないでしょうか。

しかし、インターネットの世の中は便利です。
見過ごした番組を、後追いで見ることができるのですから。

今日の写真は、午前中に行った稲荷神社で撮影したものです。














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体力

2011年05月14日 | 戯言






自分が年を重ねると共に、体力が落ちて行くのが、わかります。
ピーク時の体力へ戻すのはできませんが、それなりに体の手入れをしていれば、落ちる速度を遅らせることはできます。

それでも、駄目な体力があるのを、近頃感じています。
それは、寝る体力です。
前に、ぐっすり眠るにも体力が必要だとは聞いていたのですが、最近それを実感しています。

体を動かした日は、布団の中で本を読んでいると、直ぐに眠さがやって来ます。
本を閉じて寝るんですが、どうしても明け方に一旦目が覚めて、その後は眠りが浅くなります。
結局、朝は眠くて、体がダルイパターンを繰り返してしまいます。
ぐっすり眠る環境は整っているのに、眠り切れないのは、本当に嫌です。
だから、年寄りになると、昼寝をしたくなるんですね。

今日は、午後の途中まで晴れ間が見えて、夕方前から雲が広がり始めました。
西風が恐ろしく強くて、車が揺さぶられるほどです。
何となく、体の気怠さを感じさせる一日でした。














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どっちもどっち

2011年05月13日 | 戯言






車の中で、聴いたラジオ、番組は「国会中継」でした。
委員会での、質疑応答でしたが、原発事故対応について、攻める野党と守る与党です。

野党は、当然のことながら、原発事故の対応遅れについて、叩きます。
浜岡原発の停止についても、法律に基づかない云々で、叩いていましたね。
まあ、与党と野党というものは、対立軸ですから、こんなものでしょう。

ただ、あんな断層の上に浜岡原発設置を認めた上に、国民の税金をばらまいて、首都圏、中京圏、関西を除いた地域に、危険な原発を作った、元与党の反省はと言いたいですね。
さらに、東電の救済スキームで、一部与党議員が東電の負担を軽減しろと、騒いだようです。
多分、電力村から推薦を受けて、当選した議員なんだろうなと思っちゃいます。

さっさと、ラジオを違う放送局へ切り替えれば良かったんですが、聴いたために嫌な気分になりました。


今日は、眺めがなんとなくどんよりとしていました。
相当、黄砂が飛んできているようです。










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100万年

2011年05月12日 | 戯言





「100万年前を最近というセンス」
わたしたち地質学を研究してきた者は、地球の数十億年の歴史をあつかっているので、その最後の部分の100万年前は、けっして遠いむかしのことではありません。
ときどき、わたしたちは「この断層は最近の100万年に活動している」なとど平気でいいます。
現在からさかのぼること100万年の期間を「最近」などという人間がいるということに、おどろかれるかもしれません。
そういう人たちは、たとえ数千年あるいは数万年、死んだように動かない断層にたいしても、いきていてまた活動すると考え、それを活断層とよんでいるのです。
恐竜が栄えていたのは一億年のむかしですから、過去100万年間は、恐竜後の期間の最後の一パーセントの長さにすぎないのです。
日常生活では、過去へ向かっての人びとの時間的視野は、100年か、長くても1000年ていどでしょう。
史上はじめての事件に出会ったとき、人びとはそれを未曾有の事件がおこったといいます。
しかし、もうすこし長い視野からみると、「史上初」がただちに「未曾有」とはかぎらないのです。
たとえば、ある地域では歴史はじまって以来大地震がおこっていないから、今後も大地震はおこらないだろうと考えがちですが、内陸活断層を相手にするばあいには、それは必ずしも通用しません。
活断層の活動間隔はふつう1000年かそれ以上であり、数万年以上のものもあります。したがって、活断層を知るためには、日常生活の時間尺度をはるかにこえた地球史的尺度を心のなかにもってもらう必要があります。
活断層の話は、時間尺度について、人びとの意識変革をしいているのです。


これは、「活断層」(松田時彦著 岩波新書423)から、引用した文書です。
地質学者が、未来予測に必要な過去の長さを考えるとき、最低限「最近の地質時代」を対象にするのだそうです。
「最近の地質時代」というのは、地質学上の分類で「第四紀」(250万年以上)と呼ばれるスパンだとのことです。

東日本大震災は、政府やマスコミは、た「想定外」の「未曾有」の災害だと言います。
でも、平安時代の古文書に、地震と大津波の記載があり、実際に地質調査したところ、今回の大震災と同じような大津波が発生した証拠が見つかっています。
地質学のスパンで地震や津波を想定した場合、1000年の発生間隔は普通な訳です。

となると、地震や大津波が、一定の間隔で発生するのは防ぎようはありません。
だから、原発は災害に対して絶対安全だと言い張ってきた「原子力村」の学者先生は、罪作りな発言をしてきたわけです。
福島原発第一号機は、結局「メルトダウン」していました。これも「想定外」だなんて言われたら、おはなしになりません。
まあ、学者先生というのも、色々な人がいるものなんだなと、感じました。


今日は、朝から快晴。
空の青さが、気味が悪いほど透明感を感じました、しかも気温が高くて湿気を帯びていました。
夕方前から、予報通り雨が降ってきて、これまた気味が悪いほど天気予報が当たりました。












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