捨て忘れ
2011年09月10日 | 本

アチコチの草むらで、ツユクサの花が咲いています。
一番上の写真は、今日図書館へ行った時に、近くの神社境内の草むらで撮影しました。
本当は、露に濡れた姿が一番綺麗に見えますが、今日は少し雨がぱらつきましたが、濡れるほどではありませんでした。
下の、一番上の写真は、先日購入した古本の写真集に挟まれていたものです。
多分、写真集をブックオフへ持ち込む時に、捨て忘れたのだと思います。
デザインのアイディアをメモったように感じを受けました。
一番下の写真は、そのメモが挟まっていた、写真集です。
古本に、メモが挟まっていても、古本自体には問題はありません。
ところが、熱心な読書人の蔵書は、往々にして本文へアンダーラインやマーカーで、線が引っ張ってあります。
こんな蔵書が古本となって、周りに回って私の手元へ来ると、自分が読む時に目に線がちらついて、落ち着きません。
ですから、同じ本が2冊あったとすると、パラパラとめくって、線を引っ張っていない方を購入します。
ところが、世の中、敢えて線が引っ張ってある古本を購入する人がいるのだそうです。
それを知ったのは、新聞に掲載されていた、もっぱら線が引っ張ってある古本を購入する人たちの記事でした。
線を引っ張る場所は、その人その人により、微妙に異なるので、蔵書していた人の考え方を想像するのが面白いのだそうです。
さらに進んで、余白に書き込みがされていれば、ベストなのでそうです。
私は、賛成しかねますが、趣味の世界は、色々ですね。

