
「旅まくら」
約 5cm x 6cm.
広島 天満屋画廊.
画廊のホームページによれば,
作者の重藤裕子さんは,1980年広島生まれ.広島大学・立教大学の理学部で生物学を研究しながら,池袋の創形美術学校で銅版画を習得し,現在は新宿の版画工房で制作を続ける傍ら,社会福祉士としても活躍中.
うまく言えないが,線ではなく面が主体の,違った技法による作品があり,そちらにも心を惹かれた.でも大きい作品は一桁高いので,こちらにした.
虎にも女の子にも深長な意味があるそうだ.
絵を売ることを「嫁に出す」と表現する絵描きさんを知っているが,肉筆の絵画の売買はちょっと人身売買みたいな感じがある.でも版画となると無機的で,本の売買と似てくる.