【新潟県】:再選の花角県知事、出直し選も「一つの形」柏崎刈羽原発の再稼働めぐり
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新潟県】:再選の花角県知事、出直し選も「一つの形」柏崎刈羽原発の再稼働めぐり
新潟県知事選から一夜明けた30日、再選を果たした花角英世氏(64)は新潟県庁で記者会見し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、出直し選挙で県民に信を問う可能性に改めて言及した。「『信を問う』との一般的な語感からすれば、存在をかけるという意味合いが強い。知事選も当然一つの形だ」と述べた。
新潟県知事選から一夜明け、記者会見する花角英世氏=30日午前、新潟県庁(共同)
柏崎刈羽原発は不祥事が相次ぎ、再稼働の見通しは立っていない。花角氏は会見で、県独自の安全性の検証を進めた上で「私の判断を示す」と説明。県民の意思を確認する方法は決めていないとしながら「議会の不信任や住民投票も可能性としてはあるかもしれない」と語った。
県の検証に関し「(結論を)決めてかかったら意味のないものになりかねない。客観的、合理的に議論を尽くしてもらいたい」と強調。燃料高騰を踏まえ自民党内で再稼働容認論が強まっているとの指摘に対し「(所属議員によって)いろいろな考えがあるようだ」とした。
知事選では70万票超を獲得し、相手候補に大差をつけた。「大変な数の信任票をいただいた。背中を押してくれたと受け止め、これまでやってきたことを前に進める」と述べた。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・ 選挙・新潟知事選挙】 2022年05月30日 13:12:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます