【北九州中学生殺傷】:近所の男逮捕 地域安堵「捕まって安心した」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【北九州中学生殺傷】:近所の男逮捕 地域安堵「捕まって安心した」
北九州市小倉南区のマクドナルドの店舗で中学3年の男女が殺傷された事件で、近所に住む男が容疑者として逮捕された19日午前、地域住民からは安堵(あんど)や事件への憤りの声が上がった。
同区在住の会社員幾野桂輔さん(49)は自宅で容疑者逮捕のニュースを聞いた。「(犯人だとしたら)何の面識もない人間をなぜ刺したのか聞きたい。犯人には重い罪を与えてほしい」と話し、憤りをあらわにした。
現場となった店舗付近を通りかかった無職合原吉明さん(88)は「早くどうにかならんのかと思っていた」と逮捕までの数日間を振り返り「捕まって安心した」と述べた。
同日午前の会見中、逮捕の知らせを受けた武内和久市長は「正確な情報を受けるまでコメントは差し控える」としつつ「一刻も早い犯人確保は、市民の安全安心のため、極めて大事なことだ」と強調した。
この日、市職員は朝から千人規模で子どもたちの登校を見守った。市立の小中高校などでは、18日までに延べ8千人以上が登校を見合わせており、安全・安心の確保と心のケアが急務となったためだ。
午前7時半ごろ、雨が降る中、同市小倉北区では青いベストを着た市職員が通学路に立ち、周囲を警戒していた。保護者と徒歩で登校したり、自動車送迎されたりする子どもの姿があった。
見守りに当たった市安全・安心推進課の担当者は「市民の不安は大きい」と話した。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【事件・疑惑・北九州市の中学生殺傷事件】 2024年12月19日 12:59:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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