路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【金口木舌・12.10】:名護にこだわった作詞家

2024-12-10 04:00:40 | 【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・文化の担い手である著作権】

【金口木舌・12.10】:名護にこだわった作詞家

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【金口木舌・12.10】:名護にこだわった作詞家

 名護市の初代バスターミナルは1970年代まで、現在の大西バス停付近(同市港1丁目)にあった。バス移動が当たり前の時代。交通の中心地には多くの人が行き交った

 ▼近くで69年に開店したのが「祖慶時計眼鏡店」。朝5時から営業し、修理の依頼で離島から訪れる人も多かった。店主の祖慶実政さん(84)は、バスを待つ客とのおしゃべりによく付き合った

 ▼伊是名や伊平屋から来る人たちとの会話は楽しかった。そこから歌詞が生まれ、曲が付けられた。「ガサガサおんど」「ハチャーガマクーグンボークンダ」として発表されている

 ▼時計の修理の傍ら「そけいとき」の名で作詞活動をしてきた。故・普久原恒勇さんと「豊年音頭」など名曲を作った。生まれ育った名護にこだわり、実際に見た光景を情緒的な詞に落とし込めていった

 ▼「詞と曲は両輪。作詞を続けられて幸せだった」と話す。作曲に比べ作詞家が取り上げられることは少ない。ただ、祖慶さんが紡いできた歌詞は沖縄文化の中で確かに息づく。作品の演奏会が22日に名護市民会館で開かれる。光る言葉の数々は多くの人を魅了するだろう。

 元稿:琉球新報社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【金口木舌】  2024年12月10日  04:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【被団協新聞】:オスロで号... | トップ | 【社説・12.10】:川崎米軍機... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

【学術・哲学・文化・文芸・芸術・芸能・小説・文化の担い手である著作権】」カテゴリの最新記事