立憲民主党の辻元国会対策委員長は党の代議士会で、「安倍総理大臣は訪米前に、『うみを出し切る』と言ったが、柳瀬元総理大臣秘書官や夫人の昭恵氏も同行しており、まるで『疑惑からの逃避行』だ。国民も『一刻も早く真実を究明してほしい』ともやもやしており、証人喚問を求めている2人とアメリカに行ってトランプ大統領とゴルフをするというのは、政権自体の感覚がおかしい」と述べました。(引用ここまで)
日テレ 内閣支持率26.7% “発足以来”最低に 2018年4月15日 19:43
この週末に行ったNNNの世論調査で安倍内閣の支持率は26.7%となり、第2次安倍政権発足以来、最低を更新した。安倍内閣を支持すると答えた人は前月より3.6ポイント下落して26.7%となった。内閣支持率が2割台にまで落ち込んだのは第2次安倍政権発足以来、初めてのこと。森友学園や加計学園の問題に対して安倍首相はどう対応すべきかについては「責任をとって辞任する」が最も高い34.8%、「真相究明と再発防止に全力をあげる」が31.7%だった。また、安倍首相が加計学園の獣医学部新設を初めて知った時期について、愛媛県の職員が作成した文書より安倍首相の国会答弁の方が信ぴょう性が高いと答えた人は8.6%にとどまった。次の自民党の総裁に誰がふさわしいかは、小泉進次郎議員が石破元幹事長を上回り初めてトップとなった。(引用ここまで)
日テレ 支持率2割台 与党内「危険水域に入った」 2018年4月16日 11:55
この週末のNNNの世論調査で、安倍内閣の支持率は第二次安倍政権発足以来、初めて2割台になった。これを受け、政府・与党内には危機感が強まっている。
菅官房長官は会見で、冷静に対応する考えを強調したが、政府・与党内には「危険水域に入った」との認識が広がっている。
菅官房長官「よく申し上げておりますように、支持率は高い時もあれば低い時もあります」
安倍首相周辺は、「こういう状態だからしようがない。しっかり政策を進めていくしかない」と話しているが、別の官邸関係者は「大変だ。こんなくだらない疑惑の追及ばかりやっていたら、日本の政治はメチャクチャになる」と嘆いている。
また、自民党の閣僚経験者が「分水嶺(ぶんすいれい)を超えた。支持率は回復しないと思う」と話しているほか、9月の自民党総裁選で安倍首相が三選を果たせるか「わからなくなった」という声も出ている。
一方、野党側は攻勢を強めている。
立憲民主党・福山幹事長「国民の安倍政権離れが加速していると感じます。もはや政権を維持できるような状況ではないのではないかと」
また、希望の党の泉国対委員長も「安倍首相が強弁を重ねる姿が、国民の信頼を失っている」と指摘した。
与党側は柳瀬元首相秘書官の国会招致について、来週以降、何らかの形で応じる考えだが、野党側はあくまでも証人喚問を求める方針。(引用ここまで)