読売産経日経は南北会談の合意を反故にしかねない社説・主張だな!
北朝鮮に非核化の具体化がないから
産経を読んでいると北朝鮮に「脅威」を与えているのは米国だと判る!北朝鮮は「抑止力」を向上させている!2016-02-18
アメリカにある5000以上のミサイルは脅威ではないのか!その他潜水艦・空母・B52などはどうなんだ! 2016-02-17
北朝鮮の核兵器政策を批判する日本の新聞社説に欠落していることは米国の核の傘に下にあることを隠蔽して憲法平和主義・非核三原則を具体化する立場だ!2017-07-05
北朝鮮の発言をよくよく読めば核兵器禁止条約締結と憲法9条平和主義で一致できる!何故対話を優先させないか!挑発圧力はどっちも止めろ!2017-04-29
米日韓は朝鮮半島の非核化ではなく北朝鮮の非核化を主張しているが、それはズルい!北朝鮮の非核化を言うのであれば核兵器禁止条約を批准すべきだろう!2017-08-28
国民は「北朝鮮の非核化」と「朝鮮半島の非核化」と東アジアの非核化」の違いは判っているか!核戦力を含むあらゆる能力を通じて日本の安全を守る日米同盟の抑止力を認めた安倍政権は退場!2017-08-19
北朝鮮も日米も核兵器政策では全く同じ位置にある!どっちも自分の核兵器保有を正当化しているじゃないか!憲法平和主義と非核三原則を使えば解決できるのに、この視点は不問だ!2017-03-31
読売 南北首脳会談/非核化の道筋はまだ見えない 2018/4/28
◆問われるトランプ氏の交渉戦略◆
北朝鮮の核実験やミサイル発射で高まっていた朝鮮半島の緊張が、南北の融和によって緩和されるのは歓迎できる。
未知の部分が多い北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の実像が垣間見えたのも収穫だ。
南北の合意を、6月初旬までに予定される米朝首脳会談に生かし、北朝鮮の非核化の具体的な措置に結びつけねばならない。
◆圧力の維持が大切だ
韓国の文在寅大統領と金委員長が会談し、朝鮮半島の平和と繁栄、統一をうたった「板門店宣言」に署名した。南北首脳会談は3回目で、約10年半ぶりだ。
最大の焦点である北朝鮮の核問題について、宣言は、「完全な非核化を通じて、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標」の確認にとどまった。金委員長の共同記者発表での発言でも、非核化に関する言及はなかった。
愛国者の邪論 画期的!「完全な非核化」とは、日米韓朝を含めていることを隠蔽するな!これなくして朝鮮半島の非核化をどう実現するか!言えないだろう!この合意の意味を理解すべきだ!
北朝鮮が現有する核兵器や核関連施設について、廃棄への道筋が示されなかったのは不十分だ。
金委員長は先に、核実験の中止や核実験場の廃棄を表明している。それ以上の非核化の措置は、米朝首脳会談を待って提示するつもりなのだろう。
核兵器を温存したまま、対話攻勢で制裁圧力を弱めようとしているのは間違いない。
愛国者の邪論 アメリカの核兵器を温存したまま、北朝鮮に非核化を云々できるか!恥を知れ!唯一無二の戦争被爆国のメディアとして恥ずべき責任転換だ!
段階的な廃棄で、制裁緩和や体制保証などの見返りを得ることも狙っているのではないか。国際社会は警戒を続けねばなるまい。
愛国者の邪論 どこの国が北朝鮮の体制を保証できるというのだ!国家主権の否定を読売は正当化するというのか!そもそもアメリカが北朝鮮の国家を保証するか、否か、決定できるのか!アメリカは世界の警察官でもないし、裁判所でもない!
トランプ米大統領は「非核化とは核兵器の除去だ」と明確に述べている。目標は「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄」だ。「過去の政権の過ちを繰り返さず、最大限の圧力政策を維持する」と強調するのは筋が通っている。
核兵器の解体や核物質の国外搬出、国際原子力機関(IAEA)による徹底した査察が行われる前に対価を与えるべきではない。
愛国者の邪論 アメリカの核兵器の温存をはかりながら北朝鮮の核兵器を除去は、あまりに身勝手というのものだ!そもそもアメリカが核兵器をつくり使用し、拡大強化してきたからこそ、世界に核兵器が拡散された!北朝鮮の思想と論理はアメリカと全く同じ思想と論理そのものではないのか!核兵器軍事抑止力論の正当化という点では、全く同じだ!
憲法9条は、国際紛争を解決する手段として、国家による戦争・武力行使・武力による威嚇は永久に放棄したことを世界に宣言した!更に言えば非核三原則は核兵器の保有を認めていない!核兵器禁止条約も同じだ!
米中央情報局(CIA)長官時代に金委員長と極秘会談したポンペオ氏が、国務長官にようやく就任した。米朝首脳会談の準備や今後の非核化交渉を主導する。早急に態勢を整えてもらいたい。
南北首脳会談で目立ったのは、融和ムードだ。
金委員長は北朝鮮の最高指導者として初めて、軍事境界線を越えて韓国に入った。文氏と2人だけで散策する場面もあった。
◆警戒必要な「平和協定」
宣言には、南北首脳が定期的に会談し、文氏が今年秋に平壌を訪問することが盛り込まれた。ホットラインでも通話を行う。
南北の当局者が常駐する連絡事務所を北朝鮮の開城地域に設置することや軍事当局者会談の開催で合意した。南北間の不可侵の順守も確認されたが、北朝鮮が合意を破り、韓国への武力挑発を繰り返した歴史を忘れてはなるまい。
愛国者の邪論 「北朝鮮が合意を破り」については検証する必要がある。一方的な北朝鮮悪玉論を吹聴してアメリカを免罪するな!
六者会合 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E8%80%85%E4%BC%9A%E5%90%88
Pars Today 韓国大統領が、北朝鮮の6カ国協議への復帰を強調 2017年08月08日20時35分
http://parstoday.com/ja/news/world-i33710
気がかりなのは、宣言が、休戦状態にある朝鮮戦争の終結と平和協定への転換に言及していることだ。南北と米国の3者、または中国を加えた4者による会談を積極的に推進するとしている。
核問題の解決のメドがつかないうちから、北朝鮮の体制の保証につながる平和協定に踏み込むのは、順序が逆ではないか。
北朝鮮は過去にも、平和協定への転換にからめて、在韓米軍の撤退を主張してきた。
拙速な締結は、日米韓の離間を招き、北東アジアの安定を崩すことになりかねない。トランプ氏は慎重に対応すべきだ。
宣言に、南北間の鉄道連結などの経済協力が盛り込まれているのも看過できない。韓国が国際社会の北朝鮮包囲網に穴を開けることがあってはならない。
愛国者の邪論 紛争を解決するためには対話と交流が必要だということを読売は隠蔽している!ことさら脅威と危機を煽っていつメディアが、国民をよからぬ方向へ誘っている!
安倍首相は南北首脳会談について、「前向きな動き」と歓迎し、「拉致、核、ミサイルの包括的な解決に向けて、日米韓で緊密に連携していきたい」と強調した。
◆日米連携を強化したい
日米は、金委員長の今回の言動を分析し、真意を見極める必要がある。トランプ氏に対し、適切な政策判断を下すよう、注意を促すのも首相の重要な役割だろう。
中国が南北の合意を歓迎し、非核化を巡る協議で存在感を示そうとするのは確実だ。習近平国家主席は、米朝首脳会談後の訪朝を計画中とされる。
中国で早くも、北朝鮮への制裁の緩和を求める議論が出ているのは要注意だ。
北朝鮮が挑発を自制し、対話に出た背景には、中国による制裁強化の効果が大きかったことに留意すべきである。
中国は、北朝鮮へのエネルギー供給や北朝鮮労働者の受け入れの制限を維持せねばならない。(引用ここまで)
愛国者邪論 民族主義を逸脱している大国主義が蔓延している!武力による威嚇は永久に放棄するといった憲法9条をどのように位置づけるか!具体的にすべしです。
毎日 北朝鮮の脅威で特需に沸く米軍需産業のソロバン勘定 2017年10月15日
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20171013/biz/00m/010/034000c
米国と北朝鮮が平和協定締結秘密交渉をしていた衝撃ー(天木直人氏)
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 2 月 23 日 15:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/709.html
非核化に向け厳しい議論ができない南北首脳会談の限界をいうのであれば
核兵器禁止条約の批准を問題にすべき!
拉致問題は
安倍首相自身が語り、交渉しなければならない!
産経 南北首脳会談/微笑みより真の非核化を/米朝会談に向け圧力継続せよ 2018/4/28
韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が軍事境界線のある板門店で会談した。
両氏が署名した共同宣言は、「南北は完全な非核化を通じて、核のない朝鮮半島を実現するという共通の目標を確認した」とうたった。年内に朝鮮戦争の終戦宣言をし、休戦協定を平和協定に転換するための会談を推進することでも合意した。
両氏が手を携えて歩くなど、融和の演出は十二分に行われたが、これで実質的にも大きな前進があったようにとらえるのは、大きな間違いである。
《「融和」にだまされるな》
安倍晋三首相は南北の共同宣言について、「前向きな動きと歓迎する」と語ったが「北朝鮮が具体的な行動を取ることを強く期待する」と、くぎを刺すことを忘れなかった。当然である。
金氏の言動は、先の中朝首脳会談の際の態度から大きく前進したわけではない。「朝鮮半島の非核化」をうたったことにも新味はない。とりわけ、北朝鮮の核放棄に向けた具体的な道筋が示されていない点を、冷静に受け止めなければならない。
さきの日米首脳会談では、核・生物・化学兵器とあらゆる弾道ミサイルの放棄を求めることを確認した。共同宣言がいう「非核化」がこれに合致するのかどうかは極めて疑わしい。
北朝鮮に核・ミサイル戦力などを放棄させられるかは、6月上旬までに開催予定の米朝首脳会談にかかっている。
変わらぬことは、日本をはじめとする国際社会がトランプ米大統領が強い交渉力をもって臨めるよう、北朝鮮に対する「最大限の圧力」をかけ続けなくてはならないという点である。
今回の会談は、その重要性を知らしめたものともいえよう。
満面の笑みで向き合う両氏の姿には違和感を覚えた。同じ朝鮮民族として、「分断」を終わらせたいとの思いはあるのだろう。外交儀礼の側面もある。
だが、金氏は実力者だった叔父の張成沢氏を粛清し、兄の金正男氏を化学兵器で暗殺させた。そのような人物に、文氏は何もなかったように親しげに接した。
北朝鮮は、日本人を含む多数の外国人を拉致し、国内では政治犯の虐待を続けている。
金氏は、未明や早朝が多かった弾道ミサイル発射を念頭に、文氏に「もうたたき起こしません」と中止を約束したという。
周辺国を脅しながら、それを冗談のように語るのは極めて不謹慎である。非核化に向け厳しい議論ができない南北首脳会談の限界を示したように思われる。
核・ミサイルの挑発を繰り返していた北朝鮮がなぜ、微笑(ほほえ)み外交に転じたのか。それは文氏の言う「金氏の英断」などではない。
金氏はそうせざるを得なかったにすぎない。国連安保理決議をはじめとする国際社会の制裁が効いている。北朝鮮は、制裁緩和や援助といった見返りを期待しているはずだ。
これまで何度もうそをついてきた北朝鮮が相手の交渉には、慎重さが何より大切だ。金氏の言動に過大な期待を抱いては危うい。
《拉致はどうなったのか》
今回の「非核化」の表明を過大に評価せず、実際の行動を基準に判断していくべきである。
文氏は、先に金氏が核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験中止を表明したことを非核化への一歩とたたえた。
だが、北朝鮮が自身を「核保有国」とする立場は、南北会談を経ても変わらなかった。北朝鮮の核・ミサイルの脅威をなくす話し合いは、トランプ氏にゆだねられることになる。
共同宣言で注意すべきは、年内に朝鮮戦争の終戦を宣言して、平和協定を結ぶとした点だ。南北に加え、米中両国の4者協議を推進するのだという。
在韓米軍は、在韓国連軍でもある。朝鮮戦争の終戦は、朝鮮半島の安全保障環境を根本から変えることになる。核・ミサイル問題と同様、日本の安全保障を左右する問題であり、日本が局外に置かれることは受け入れられない。
文氏が安倍首相に対して取り上げることを約束した拉致問題は、共同宣言でも共同会見でも触れられなかった。どうなっているのか。日米韓の連携という基本を文氏は忘れてはならない。(引用ここまで)
みせかけの「非核化」に向けた行動を小出しに掲げ、
その度に経済支援などの見返りを求める恐れ
というのであれば
サッサと核兵器禁止条約の批准を求めろ!
日経 板門店宣言を北の完全非核化につなげよ 2018/4/28 2:00
北朝鮮の核放棄に向けた一歩となるのだろうか。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が南北の軍事境界線のある板門店で会談し、「完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島の実現」をめざすとした共同宣言を発表した。
南北首脳会談の開催はおよそ10年半ぶりで、今回で3回目だ。
もっとも過去2回の会談はいずれも平壌で開かれた。北朝鮮の最高指導者が軍事境界線を越え、韓国側に入ったのは初めてだ。共同宣言の署名後には、両首脳がともに記者発表に臨む演出もあった。南北融和を象徴する歴史的な出来事になったといえるだろう。
「板門店宣言」と題した共同宣言は、「完全な非核化」を通じて「核のない朝鮮半島」を実現する共通目標を確認したと明記した。朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に転換すべく、南北と米国、あるいは南北と米中4カ国による協議を積極的に進めるとしている。
南北間ではすべての敵対行為をやめるほか、文大統領の今秋の訪朝などでも合意した。金委員長は南北が「緊密に協力して良い結果を出すよう努力する」と述べた。
北朝鮮は先の朝鮮労働党中央委員会総会で、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の中止、核実験場の廃棄を決めたが、非核化の意思は示さなかった。宣言に「完全な非核化」が盛り込まれたことは一定の評価ができる。
ただし宣言は、北朝鮮の核放棄に向けた具体策は一切触れていない。北朝鮮としては、核問題については、6月初旬までに予定される初の米朝首脳会談で突っ込んで協議する腹積もりなのだろう。
北朝鮮は過去にも「非核化」や「核放棄」を約束しながら、結局はほごにしてきた経緯がある。北朝鮮に「完全な非核化」の意思が本当にあるのなら、こんどこそ米国が求めているような完全、検証可能で不可逆的な核放棄の実現につなげなければならない。
北朝鮮が南北融和にまい進する背景には、韓国を突破口に国際的な制裁圧力を緩和する思惑があるとみられる。金委員長は先の中国訪問の際に、非核化の条件として「段階的で同時的な措置」を挙げたという。みせかけの「非核化」に向けた行動を小出しに掲げ、その度に経済支援などの見返りを求める恐れは十分あり得る。
日米韓は引き続き北朝鮮への制裁圧力を維持しつつ、米朝首脳会談への準備を進めていくべきだ。(引用ここまで)