河野外務大臣は奈良市で開かれた会合で講演し「ABC兵器とよばれる核兵器、生物兵器、化学兵器は使ってはいけないたぐいの兵器だ。ところが最近、化学兵器がいろいろなところで使われている」と述べました。
そのうえで河野大臣は、シリアで化学兵器が使用された場合、核兵器や化学兵器を持つ北朝鮮との関係が懸念されると指摘し「日本としてもひと事ではないというのが現実だ。しっかり情報収集し、安倍総理大臣とも対応を相談することになる」と述べました。さらに「化学兵器を使った国や人間はきちんと処罰を受けなければならないというのが日本政府の方針だ」と述べました。(引用ここまで)
朝日 河野外相、北朝鮮とのつながり警戒 シリア化学兵器問 題田嶋慶彦 2018年4月14日12時44分
https://www.asahi.com/articles/ASL4G42SWL4GUTFK001.html
青山弘之(東京外国語大学教授)シリア化学兵器使用疑惑事件と米英仏の攻撃をめぐる「謎」2018年4月17日(火)20時30分
テレビ朝日 北朝鮮 シリアに化学兵器の材料を輸出の可能性 (2018/02/28 05:51)
アメリカのメディアは、北朝鮮がシリアに対して化学兵器に使用可能な物資を輸出していた可能性があると報じました。27日付のニューヨーク・タイムズが未公開の国連調査団の報告書の内容として伝えました。北朝鮮からシリアに対し、不正な輸出が2012年からの6年間で少なくとも40回あったことなどが記されているということです。輸出品には弾道ミサイルの部品や材料に加え、化学兵器の材料とみられるものも含まれていたとしています。アメリカ政府は去年、シリアのアサド政権が反政府勢力に対し、化学兵器を使用したとしてミサイル攻撃に踏み切っています。(引用ここまで)
BBC 北朝鮮、シリアに化学兵器の製造部品を提供=国連報告書 2018年02月28日
東亜日報 北朝鮮2個部隊、シリア内戦でアサド政権を支援 Updated March. 24, 2016 07:37
http://japanese.donga.com/List/3/01/27/528362/1
韓国「米国がシリアへ攻撃開始したよ! 数ヶ月後の北朝鮮の姿だ」韓国人の反応 2018/4/14
http://kaigainohannou.info/2018/04/14/siria/
産経は訪米前の安倍首相の「信なくば」発言を「財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ疑惑などに関し」とゴマカス!問題だな!というか、苦し紛れの擁護浮き彫り! 2018-04-17 | 産経と民主主義
「信なくば立たず。国民の信頼を得るために、行政のトップである私自身が、一つ一つの問題について、責任を持って必ず全容を解明し、うみを出し切っていく決意と語る安倍首相を信頼する国民が圧倒的少数だな!! 2018-04-17 | 安倍語録
抑止力=威嚇=脅しは憲法9条違反なのに当然視する報道で思考停止に!
NHK シリアへの軍事攻撃 決断の背景は?影響は? 4月14日 12時33分 シリアに軍事攻撃
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180414/k10011403151000.html
今回のアメリカなどによるシリアへの軍事攻撃、決断への背景にはどのような事情があるのでしょうか。またシリア情勢、中東情勢にどう影響するのでしょうか。
なぜこのタイミングで
アメリカのマティス国防長官はアサド政権による化学兵器の使用について「確信している」と述べました。アメリカはシリアが科学兵器禁止条約に違反し、いわゆる「レッドライン」を超えたと判断したとみられます。またトランプ大統領としては秋の中間選挙を控え、国内向けに、強い指導者という姿を示したい狙いもあるかもしれません。前のオバマ大統領は、2013年、アサド政権に化学兵器を使った疑いが浮上した際、最終的に軍事攻撃をためらい、弱腰だという批判を浴びました。軍事攻撃もいとわない姿勢をとることでオバマとの「違い」や「決断力」を内外に示す狙いもあるとみられます。さらに史上初の首脳会談が調整されている北朝鮮に対する警告の意味合いもあるかもしれません。アメリカは必要であれば軍事攻撃も辞さないといった断固たる姿勢を示すことが、非核化を目指す姿勢に偽りがあることは許さないという警告となるからです。
今回の攻撃の規模は
国防総省は日本時間の午前11時から行った記者会見で、ダマスカス近郊など3か所の化学兵器関連施設を狙ったと説明しました。すでに作戦は終了したとしていて、限定的な作戦だったと見られます。アメリカは、大規模攻撃でシリア、そしてアサド政権の後ろ盾のロシアと正面から衝突することを望んでいません。トランプ政権は化学兵器関連施設を破壊することで、今後の使用を食い止める狙いだと説明しています。今回の攻撃についてマティス国防長官は去年4月の「倍の規模だ」と述べていますが、限定的なことに変わりはなさそうです。攻撃は、懲罰的な意味合いが強いとみられます。
シリア・中東情勢への影響は
攻撃が限定的なものにとどまったとすれば、これによって全面的な衝突に発展することはないとみられます。シリアでは内戦そのものは、アサド政権側が圧倒的に有利な状況で今回の軍事攻撃によって、その戦況を覆すものにはなりません。また、トランプ大統領も、シリアの内戦に深入りすることを望んでいません。現地には今も2000人のアメリカ軍が展開していますが、先日もトランプ大統領が「近くシリアから出て行く」と発言し波紋を呼びました。なるべく早期に撤退しアメリカの負担を減らしたい、というのが本音のようです。ただ、今回の攻撃によってアサド政権の後ろ盾となっているロシアが反発を強めることは必至で、中東を舞台にした米ロの対立がさらに深まる可能性は否定できません。(引用ここまで)
北朝鮮の核兵器の「脅威」はどこへ行ったか!
核兵器問題は話し合いで解決する方向にきたので
核兵器問題では安倍政権は出番がなくなってしまったので
じゃ、「拉致問題」か!?
またまた「拉致」問題で政治利用か!
NHK 日米首脳会談 米朝首脳会談で拉致問題提起 最大限の圧力で一致 4月18日 9時51分 日米首脳会談
アメリカ南部のフロリダで初日の日米首脳会談が行われ、トランプ大統領は、史上初めての米朝首脳会談で、日本人の拉致問題を提起する考えを表明しました。また両首脳は、北朝鮮の核や弾道ミサイル開発計画の、完全で不可逆的かつ検証可能な形での廃棄を目指し、最大限の圧力をかけていくことで一致しました。
アメリカ南部のフロリダを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の午前4時ごろにトランプ大統領の別荘に到着し、出迎えを受けたあと、通訳だけを交えた首脳同士の会談に続き、出席者を限った少人数の首脳会談に臨みました。
会談に先立って両首脳は記者団の取材に応じ、安倍総理大臣は、「北朝鮮の完全かつ検証可能で不可逆的な方法での核・ミサイルの放棄に向けて認識を共有したい。また日本にとって大切な拉致問題について積極的に話し合いたい」と述べました。
これに対し、トランプ大統領は、「米日関係は非常に強いもので北朝鮮について意見は一致している。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との会談は6月初旬か、その前かもしれないが、うまくいくように願っている。うまくいかなかったら強い姿勢で臨みたい」と述べました。
続いて行われた少人数会談の冒頭、安倍総理大臣は、「2人きりで北朝鮮の問題、経済について相当深い話をすることができた。それぞれ非常に重要な点で認識を一致させることができた」と述べました。
これに対し、トランプ大統領は、「米朝首脳会談で、われわれは拉致問題を提起する。日本のために最善となるようベストを尽くす」と述べ、史上初の米朝首脳会談で日本人の拉致問題を提起する考えを表明し、安倍総理大臣は謝意を示しました。
またトランプ大統領は、「米朝会談を開く場所について、まだ決断していないが5か所を検討している。われわれは北朝鮮の指導者と直接的な話し合いをすでにとっていて、とても高いレベルの幹部と連絡を取り合っている」と述べました。
そして両首脳は、北朝鮮の核・弾道ミサイル開発計画の、完全で不可逆的かつ検証可能な形での廃棄を目指し、最大限の圧力をかけていくことで一致しました。
また安倍総理大臣は、アメリカなどによるシリアへの軍事攻撃について、「化学兵器使用はきわめて非人道的であり、わが国としても断じて許すことができない。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとするアメリカとフランス、イギリスの決意を支持する」と伝えました。
そして両首脳は、強固な日米同盟のもと国際社会の平和と安定に向けて連携していくことを確認しました。
両首脳は、2日目の19日はゴルフを行ったあと昼食をとりながら、両国の貿易や投資などについて議論したうえで、会談の成果などを共同の記者会見で発表することにしています。(引用ここまで)