「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

トントン トンカラリンと隣組

2006-04-06 07:27:09 | Weblog
きのう老妻が町会主催の日帰りバス旅行に行ってきた。交通費こみ
昼食つき、それにイチゴがりが楽しめて五千円。三十人ほどの参加
があったという。自分でいうのはおかしいが、僕の住んでいる所は
東京でも有名な住宅街、下町的な空気はない。建ぺい率その他の
規制がきびしく高い集合住宅がない。

トントン トンカラリンと隣組のころから、ここに住んでいる。
さすが歌にある”格子”(をあければ)や”生垣”のある家は
減ってきているが"顔なじみ"の多いのが幸いしているのだろう。
犯罪が少ないのが自慢だ。町会とか隣組というとお祭りの寄付
あつめ団体との悪名が高いが、わが町会にかぎって、そのような
批判はない。良いことずくめのようだが、それを支えているのは
ボランテイアの人たち。

近所同士が顔なじみであれば凶悪犯罪など起こらない。町会、隣組
というと、あの時代を想起するが、運営の仕方しだいでは、社会を
明るくし、犯罪防止の最大の策となる。