「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

人生流転 一期一会

2006-04-16 07:45:54 | Weblog
(第一幕)長野
第一場   善光寺平の小学校 A男とA子仲よく机を
      並べて勉強 音楽「信濃の国」 昭和10年代
第二場   警察署の記者クラブ B子、たむろする各社の
      記者にお茶を入れる 音楽「シェーン」
      時代は移って昭和20年代後半
第三場   A子、縁があってB子の兄と結婚、B子も記者
      クラブのA社A記者と結婚 音楽「北信流謡」

(第二幕)札幌
ナレーション  B子、A記者の転勤で東京へ。三人の子育てで多忙
        の毎日。A男 東京の大学を卒業 映画助監督を経て
        民放勤務
第一場   スキー・ジャンプ台が見える札幌の住宅街。A記者新聞から 
民放に移り、新しく出来た北海道の民放に。A男も東京の
      民放から出向で札幌に転勤、二人隣あわせの住宅に家族
      ぐるみ住む。音楽トワエモアの「札幌五輪賛歌」
      
 
(第三幕) 東京 
ナレーション  A記者、定年前に民放をやめ、故郷の東京で
        フリーの仕事。B子も子育てを終え、老後の
        趣味を楽しむ
第一場   老人クラブの日帰りイチゴがり・バス旅行の中。
      B子、隣の女性の妹さんが、50数年前、長野の記者
      クラブでお茶を出したB社のB記者であるのを知り
      驚愕。 音楽 とくになし。

(第四幕) ?
A男、A子は鬼籍に入った。が、幸い他の関係者は
       元気。将来の一期一会を期待。余生を楽しみたい。