「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         まだ解らない「後期高齢者医療」

2008-07-17 05:15:23 | Weblog
平成20年度「後期高齢者医療保険料(賦課)決定通知書」がやっとわが家にも届
いた。一年も半ばも過ぎた今ごろにだ。もうこの問題については文句を言うのは、
やめようとと思っていたが、相も変らぬお役所仕事なので、再びブログにした次第
だ。厚労省関係者は、本当に"老人”が理解できているのだろうかー。

届いた”「後期高齢者医療保健領」のお知らせです”という分厚い封筒には、肝心の
決定通知の他に、役所言葉の難解極まる文書が6枚も入っている。老妻と一緒に目
を通したが、その解釈をめぐって二人の意見が違い、口ゲンカになる始末。10月から
の年金天引きは解る。6月ー9月分の別途納入も解る。4月ー6月分が解らないのだ。

早速、区の後期高齢者係りの直通電話にダイヤルしたが、何度かけてもお話中。仕
方がないので、区の代表電話にかけたら”本日の業務は終わりました。勤務時間は
午後5時15分までです”とつれない録音。後期高齢者医療問題については、すでに4
月の時点で問題がどこにあるのかわかっていたはずだ。通知書が届けば老人からの
問合せが殺到するのは事前に予期されていたことだ。

どうも地方の出先機関は業務が硬直しているように見えてならない。他所との人事交
流がないせいかすべてに”淀んでいる”感じだ。大分県の教育委員会の教員採用をめ
ぐる汚職も"氷山の一角”にすぎない。”井の中の蛙”になっていて外がみえなくなって
いるようだ。