「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        民主党”帰化”議員の日本理解

2010-06-28 05:33:00 | Weblog
昨日、知人から「立ち上がれ日本」のyour tube(http://wwwyoutube.com/watch?v=
PIS5HPBny74)が送られてきた。内容を見たがひどい。「立ち上がれ日本」を支援する
石原慎太郎都知事の新宿での街頭演説に対する民主党の妨害の模様である。石原
知事の演説をかき消すようにして"ハクシンクン””ハクシンクン”の連呼である。”ハク
シンクン”とは白真勲氏の事で民主党比例区の候補者名である。

民主党は東京選挙区では蓮ぽう(舟篇に方)”仕分け”大臣が立候補している。蓮ぽう
氏は父が台湾人、母が日本人で多重国籍だが、台湾国籍は放棄している。白真勲氏
は父は韓国人、母が日本人だが日本に帰化している。僕は名前や国籍で人を差別す
るほど狭い心の持主ではないが、一つ気になることがある。

それは混血の人によくありがちな微妙な発想や感覚のズレである。僕はかってインドネ
シアに残留した元日本兵と現地の女性との間に生まれた二世たちの日本における就活
運動を支援したことがあるが、どんなに日本語が上手でも微妙なところで、お互いに意思
が疎通しあわない。発想や感覚が微妙に違うのである。

事業仕分けでの蓮ぽう氏の例の"世界一”発言も「日本人」の発想や発言ではない。少なく
とも戦前の教育を受けた僕らは、やはり世界の"二番目”では困るのである。

新宿での白真勲候補のとった行動は、それ以前のものである。日本には法があり、規律が
あり、ルールがある。日本に帰化したからには、きちんと社会秩序を守って貰わなくては困
る。選良の資格などない。