舛添茶番劇に”白タオル”を投げて終止符を

舛添東京都知事の政治資金「公私混同」茶番劇を追及する都議会の模様を昨日もテレビで見たが、率直な印象として、そろそろ、この茶番劇のリンクに”白いタオル”が投げ込まれる時期だと思った。答弁に立つ知事は、謝罪はしているが、同じ言葉の繰り返しで、その表情には疲れが見えて精気がなく倒れる寸前とも見て取れた。

タオルを投げるとはボクシング用語で”敗戦濃厚な選手がこれ以上戦えなくなったと見た場合、セコンド（付添人）がリンク内に白いタオルを投げ込み試合を止めさせる”ことだ（デジタル大辞泉］。僕がテレビ画面をみていると、舛添知事は終始、うつむき加減で顔を伏せ、時々”末期の水”を水を飲み、セコンドがいたら、タオルが投げ込まれる寸前に映った。（もっともテレビの解説者によると、これは知事の演技にすぎないそうだが）

都議会にセコンド制があれば、僕は自民党歴代内閣で法務大臣などを歴任した、舛添知事の大の仲良し、鳩山邦夫氏が最適任だと思う。平成２６年２月の都知事選挙前の鳩山氏の公式HPにこういった記述がある。「盟友、舛添氏の勝利のために大いに努力したいと考えている。そのために、私は私の事務所のエース○○（実名）を舛添事務所に送り込む。舛添氏は、大学の同期の親友である」

都議会は引き続き、総務委員会を開き、舛添知事を追及する構えだが、知事には”身を切る”気持ちはないようだ。全く意味のない知事の個人的な問題にただただ時間が消費されるて行くのは国の損失である。舛添知事の続投を阻止すために、鳩山邦夫氏が、一言、”辞めろ”とこの茶番劇のリンクにタオルを投げ込んだらどうだろうか。