「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東京の410円タクシーの利用法

2017-11-01 05:19:50 | 2012・1・1
昨夜、久しぶりに夜の会合に出た。4年前、膝に人工関節を入れてから、大事をとって夜間はなるべく外出しないことにしているが、昨夜はやむをえない用事があって出かけた。わが家近くのバス停からは都心の東京駅まで乗り入れのバスがあり、都発行の「無料パス」(実際は年千円)を使えばタダで行ける。集まりの場所が大手町なので、昨夜はこれを使い東京駅からはタクシーをに乗ることにした。地下鉄なら一駅、現役時代は歩いたものだが、杖突き老人にはきつくなった。

今年1月から東京では23区と武蔵野市、三鷹市内に初乗り410円のタクシ―が出現した。従来730円だったので割安感があり、今まであまりタクシーに乗らなかった僕も最近利用する機会が多くなった。僕の場合は身障者手帳を持っているので、料金はさらに一割引きになる。先日もスーパーで重い買い物をして家まで帰ったら380円で住み助かった。しかし、初乗り距離、1.052キロというのは、利用者にとっては”クセもの”だ。料金は時間制を併用しているので、途中、交通渋滞で信号待ちに会えば、メーターは上がってしまう。昨夜も往きは580円、帰りは440円と変動があった。都心や交通渋滞の地域では考えて利用した方がよい。

でも、この410円タクシーのお蔭で東京のタクシー業界の統計によると、お客の利用回数は6.1%増え、売り上げも2.8%増加したという。僕みたいな最初からタクシーは高いとあきらめていた者も使用し始めたのだから導入は成功だったのだろう、