
昭和の初めまで、この辺りは荏原郡衾(ふすま)村といって江戸の近村の名残が残っていた。本門寺に遠慮したのかどうかは知らないが、毎年月遅れで行われる常円寺のお会式は、昔から近隣では、それなりに賑やかであった。陽が沈むと、近在から万灯講の善男善女が万灯をかざし、太鼓を叩いてお寺に集まってくる。
昔からの言い伝えで、常円寺のお会式が来ると冬が来るといい、わが家でも炬燵を出すメドにしていたが、暖冬異変なのだろうか、近年はまだ温かい日が多い。常円寺境内の大銀杏はまだそれほど、落葉が進んでいなかったようだ。夜間なので、僕は参拝せず、老妻にあれこれ色々ブログ用の写真の構図を注文し、大銀杏をバックに万灯の集合の写真を頼んだのだが、ここにお見せ出来ないの残念である。