「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

反日親韓を煽るインドドネシアの英字紙

2017-11-12 06:22:12 | 2012・1・1
韓国の文在寅大統領が先日、ベトナムのAPEC首脳会議出席に先立ちインドネシアを訪問している。わが国と直接関係ないので日本のマスコミはほとんど報道していないが、ジャカルタで発行されている英字紙「Jakarta Post」は4面全部を、韓国特集に使い、”インドネシアを捨てた日本企業と題する社説の中で、韓国が如何にインドネシアの発展に貢献している旨の論調を展開している。20年前の1997年、アジアを襲った通貨危機の際、日本企業は早々と中国に移転したが、韓国はサムソンなど大手企業は韓国にとどまり、インドネシアの発展に貢献したかというのである。

インドネシアでは通貨危機のことを「KRISMON」と呼んでいるが、僕はその最中、インドネシアのメダンに長期滞在していたが、日本企業が一斉に中国にシフトしたという記憶はない。スマトラの山火事で、街中をマスクをして歩いたのは覚えているが。日本の全面的協力で進められていたアサハン.アルミニュム.プロジェクトは、計画どおり進み、完成に近づいていた。

「Jakarta Post」の”反日”姿勢は今に始まった事ではない。2003年のスマトラ大地震の後、日本から自衛隊が国際緊急支援の一翼を担って現地に派遣された。この時も偶然、ジャカルタに滞在していたが、「Jakarta Post」の記事をみて、びっくり仰天したの覚えている。確か”日の丸の悪夢、もう一度”というものであった。英語がそれほど普及していない、インドネシアであり、部数も限られているとはいうものの、不快極まりない。