「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

献本もなけれb挨拶もない著者と出版社の礼儀

2021-12-03 17:05:03 | 2012・1・1
小ブログでも何回か紹介したこともある、日イ80年の波乱の歴史を生きてきた長田周子さん(107歳)は今東京の老人ホームで悠々自適でおられるが、先日長女の方からメールで母親が数年前インドネシア語で出版された「メモアール一Siti  Aminah (長田さんのインドネシア語名)を日本語で紹介去れた本「南方の志士と日本人」(筑摩書房))が出版されたが、お読みになったか。自分の所へは連絡はないと知らせがあった。

最近スッカリ本のl購読量が少なくなってきて老生はまだ読んでいなかったら、知人から親切にも郵便で送っていただき、感想を聞きたいと言ってきた。一読した限りでは本の内容はほとんど長田周子さんの「メモアール」の拝借である。著者は長田さんと面識あるが、なぜかインタービュは失敗だったと書いている、何を意味するのか。長田さんの誇大妄想的発言に驚いたとの記述もある。

いずれにせよ、107歳の大先輩からお世話になっているのは事実だ。著書が長田さんにお会いできない事情があるのなら、出版社が献本するぐらいは当然の礼儀であり常識である。

長田周子さん「メモアール」出版元
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